インスピレーションで書いてます。
誤字脱字あったら報告お願いします☆〜(ゝ。∂)
私の超能力は”サイコメトリー”と呼ばれるものに近い。
近い、というのは通常のサイコメトリーが触れなければ思念などを読み取れないのに対して私は触れなくてもほぼ考えていることを読み取れるのだ。
よほど強固に心を閉ざしていない限りは触れなくても読み取れるし、直接触れてしまえばその人に取って見られたくない記憶とかまで読み取れてしまう。
ホントに、不便な能力である。強弱のようなものはあってもオンオフがないのだ。
閑話休題
IS学園はさすがプロ野球やサッカーがアホらしくなるくらいの超高倍率を勝ち抜いたからか学費やその他諸々超一流級の設備が3年間タダだった。
それを賄っているのが日本国民の血税だというのだからなんとも言えない部分もあるが……
まあ、なんにしろ私としては嬉しいところである。
能力のこもを打ち明け、微妙な関係になったあとも両親には学費を出して貰っていたからね……こんな親不孝な娘で申し訳ない気持ちばかりだ。
さて、今日はIS学園の入学式。最後の学生生活3年間の始まりである。
「皆さん、入学おめでとう! 私はこのクラスの副担任の山田 真耶です! これから一年間よろしくお願いしますね」
『……………………………………』シーン
「あ、あれ?」
「(おいおい………気持ちは分からないわけじゃないけど……)」
ガン無視だった。
知ってる限り当たり障りのない日本ならほぼ共通で行われるであろうスタンダードな挨拶。
だがしかし、私たち生徒からの反応は皆無だった。
しかしそれもしょうがないのかもしれない。
伝わって来るのは2.3ヶ月前の受験シーズンに突如として現れた本来ならありえない”男性”IS操縦者である織斑一夏に対する好奇心が9割、残りの1割はこの女尊男卑になった世界で男と関わらずに生きてきた故の戸惑いや男だから、と見下している感じだ。なあ、そこのアニメみたいな外人さん。頼むからあんまり黒い考えないでくれ。明るい思考ならまだいいんだけどな。暗いやつとかは気が滅入るから。というか金髪縦ロールとか本当に存在したのか。
反応がまったくないから諦めたのか、目を涙で潤ませながら1番の子から順番に自己紹介をしていくように促していた。
______________そういえば、ウチの担任は何をしているのだろうか。
「お、織斑一夏です…」
女子よりも低めの声。俗に言う”イケボ”というやつだろうか。伝わって来るのは現状への戸惑い以外は善の面しかないような何処の聖人君子だと言いたくなるようなものしかない。
______あ、やばい。織斑くんの頭の仲が真っ白になった。ま、待て!その一言を言ったらダメだ!
「い、以上です!!」
その一言で私と織斑くんを除く(山田先生含む)クラスメイト全員がドリフのようにずっこけたのは言うまでもない。