墓守達に幸福を   作:虎馬

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名前だけです。
アトリエシリーズはアニメで見た事があるだけなのでそれっぽい所とかはありません。
むしろアトリエしているのは姉妹の方ですが、あくまで彼がメインです。


全く関係ないですが漂流者の新刊を読みました。
あのいろんな場所で無関係な人々が同時に同じ方向を向くみたいな展開はゾクゾクしますね。鳥肌が止まりませんでした。
オーバーロードが気に入った人なら展開は気に入るのではないかと思います。絵柄や時折入るギャグを込みでも。

続きを読むためにもう1年生きてみようと思えますね。


21.ンフィーのアトリエ ~開拓村の錬金術師~

 カルネ村。

 本来はなんの変哲もないただの田舎村であったが、騎士団の襲撃とその撃退により村の様子は大きく変化した。

 もっとも大きな変化は何かと聞かれれば、村人たちは口を揃えて村の防備だと答えることだろう。

 

 事実、カルネ村の防備は他の村の比では無い。

 城砦都市として知られるエ・ランテルとは比べるべくもないが、村の外周をぐるりと囲む土塁とその上に建てられた防壁は簡素ながらも頑丈な仕上がりである。更に言えばその土塁を作るために土砂を掘り上げられたため空堀がその周りに出来上がっており村の防備を更に固めている。

 村の唯一の出入り口である正門は一際頑丈だ。特別深く掘られた空堀の上にかかる跳ね橋が村唯一の出入り口であり、鉄製の門が外敵を阻む。そんな鉄門の両脇は長く伸びる櫓となって外敵を迎え撃つ備えである。

 

 しかし本当に大きな変化があったのは村人の心境であろう。

 野良仕事をこなしつつも朝夕の弓の鍛練を怠る事のない村人達は、ある意味王国の正規兵をも上回る気迫を見せていた。

 これも当然だろう、彼等は己の身を守るために死に物狂いで力を欲しているのだから。

 

 そんな村人達が更なる力を求めてヴィクター博士の下を訊ねるようになるのも自然な流れだった事だろう。そしてその内容が徐々にエスカレートしていく事も。

 

「博士から貰った『疲労がポンと取れる薬』は最高だ! 一日中休みなしで働けるようになったぞ!!」

「そんなものより『筋力増強剤』の方が凄いぞ! それまで以上に弓が強く引けるんだ!」

「俺はこの間オークの細胞を腕に移植して貰ったんだが、明らかに腕力が増したよ。皆も改造手術を受けた方が良いって!!」

 

 そんな話が村中で聞かれるようになったのだ。

 村人たちは薬品の製造に必要な薬草を村で栽培できるように試行錯誤を始め、村に派遣されたドラキュラ商会の研究員であるヴィクター博士への協力を惜しむことは無かった。

 

 そんなカルネ村に新たな薬師が加わる。ンフィーレア・バレアレとその祖母リィジー・バレアレである。

 彼等は新たなポーションの作製を目的としていたが、村人の協力を得る為に、そしてそれ以上にヴィクター博士とその背後に存在するドラキュラ商会の御機嫌取りの為に各種薬品の製造を行っていた。

 

 勿論彼等も嫌々やらされていた訳ではない。

 ヴィクター博士から薬品の製造作業中に様々な知識を教授して貰う事ができるのだから。

 知識を欲する彼等は、それこそ肉体労働であっても喜んで従事していた事だろう。

 

 今日もドラキュラ商会薬品研究所において博士の講義は行われている。

 

「―――そういう訳ですので、空気中に存在する酸素を除く事で薬品の保存期間を飛躍的に延ばす事が出来るのです」

「まさか空気に触れる事で薬品が劣化するとは思わなんだ!」

「神の血のポーション、その容器にも秘密があったのですね。機密性は確かにただの栓では得られないでしょうね。そして容器の構造によるものなので〈道具鑑定〉でも解らなかった訳ですか」

「他にも薬草などの生体由来の素材をそのまま使用した薬品の場合、暫くすると薬効成分が失われてしまいます。それを」

「しっかつって言うんだよね! そうならないためにせーせーぶんりしてゆーこーせーぶんを取りだすんでしょ?」

「ええ、その通りですよネムちゃん。『私が作った飴ちゃん』をあげましょう、頭を使うと糖分が必要になりますからね! これを食べれば『頭の回転が良くなります』よ」

「わーい!」

 

 ブラム氏の推薦によって薬品作りの助手としてエモット姉妹が働き始めて暫く経つが、何処でここまで差が付いたのだろうか? と姉のエンリは考える。

 年長であるという慢心か、ゴブリン・トループを率いて薬品の採集をするエンリと薬品製造を行うネムとの環境の違いか、あるいはそもそもの才能が……?

 

「私、薬草の磨り潰しが終わったので採集に行ってきます!」

 

 恐ろしい考えが浮かび始めたエンリは即座に思考を切り替え採集に向かう事を決める。どうせ考えたところで何も変わらないのだから、せめて有益な事をしよう思い立ったのである。

 決して現実逃避をしている訳ではない、と自分に言い聞かせて。

 

「え?! あ、その……」

「―――ンフィーレア君、幾つか薬草の生態について気になる事があるので見てきてもらえないかな? このメモの通りに頼むよ」

「! ハイ、任せてください!! エンリ、僕も一緒に行っても良いかい?」

「うん、解った。それじゃあ一旦私の家に行って道具を取ってくるから」

「門前で集合だね! じゃあおばあちゃん、博士の御言葉は」

「解っとる! 一文字残さずノートに書き込んでおくわい。こんな重要な知識をこの頭に入れるだけで終わらせてたまるもんかい!」

「作業中でなければノートを取ってくれても構わないですよ? 私としては作業の合間の雑談と言うか、暇つぶしの意味合いが強いのでね?」

「ありがたい申し出じゃが仕事はきちんとこなさねば! これほどに貴重な知識を! タダで! 教授して貰っているのじゃ!! 手を抜く訳にはいかん!」

「そうです! 新たな薬品の研究を行いつつその知識も得られるだなんて全ての薬師の夢です!」

「ああ、うん。やる気があって実に結構、これからもよろしく頼むよ?」

「勿論じゃ!」

「……それじゃあ私はお先に失礼しますね?」

「ああ、待ってよエンリ。僕も行くから!」

 

 ンフィーレアがエンリと共に薬草採集に向かうのは何時もの事だ。

 これはゴブリン・トループを率いるエンリが村1番の戦力として採集に適しているという事が1つ、それなりの知識と体力を持っているのがンフィーレアとヴィクター博士しかいないというのがもう1つ、そしてヴィクター博士は薬品の製造と薬草の分析で忙しいため必然的にンフィーレアに御鉢が回ってきているという形になる。

 勿論老婆心も少なからず込められた人材配置ではあるが、老婆も博士もその事をあえて語る事はない。知らぬは本人達ばかりである。

 

 

 門前に集う採集班は、その数20を超える規模であった。特に装備は生半可な冒険者をも上回る事だろう。

 ゴブリン・トループは鉄製とはいえしっかりとした装備がドラキュラ商会より貸与されており、ンフィーレアに至っては全身をマジックアイテムで固めている。

 特に目立つのは腰に下げられたボーガン『ハイドラ』であろう。これは本来「アサシン」等の暗殺者系のクラスでないと使用できない特殊装備であり、「ポイズンメーカー」等のクラスが無いと使用時に〈猛毒〉を喰らうという特殊装備でもある。吸血鬼となったンフィーレアは〈毒無効〉のスキルを持っていたが、表向きにはタレントによって無効化されたことになっている。

 他にも隠密等にボーナスがある上に視覚的に見えにくくなるというリアル効果を持つ森林迷彩のマントは本来「スナイパー」や「ニンジャ」等の特殊職専用装備であり、他にも「スニーキングブーツ」や「黒装束」等の隠密型の装備を全身に纏ったンフィーレアは見る人が見れば森林専用のガチ装備をした「レンジャー」にも見えなくはない程のものであった。

 更に「テイマー」でないと使えないはずの仲間モンスターと長距離で意思疎通が可能なアイテムである「犬笛」まで持たされているという念の入れようである。

 勿論これらは全てブラムことネクロロリコンが新たな血族のタレントの検証ついでに与えた森林探索用の装備である。他にも新血族のお祝いとして射程を延長して命中率を上昇させる眼鏡や敏捷性を上昇させるバンダナ等をモモンガから贈られている。

 正にいたれりつくせりであった。

 

 そんなンフィーレアが参加する採集チームは今日も安全にトブの大森林を探索している。

 元々森の賢王が治めていたトブの大森林南部は現在ネクロロリコンの眷族が各所に配置されており、モモンガの命によりアウラもまた時折見回りを行う領域であるためモンスターはほとんど存在しない。もしいたとしてもほとんどは吸血鬼化したガチ装備ンフィーレアからすれば相手にならないほどの敵である。

 実際近くを彷徨っていた【悪霊犬/バーゲスト】は密かに忍び寄ったンフィーレアに気付く事もなく一撃で葬られていた。

 

「凄いわンフィ! また一撃だなんて」

「そ、そんなことないよ。僕の実力というよりブラム様から頂いた装備の御蔭だから」

「しかし、見たところ毒矢の効果が無くたって一撃ですぜ? やっぱりンフィーレアの旦那の腕前もありますよ!」

「だってンフィ! どんなに良い道具でも使いこなせなきゃ意味無いもの」

「そ、そうかな? ありがとうエンリ、僕も少しは自信を持てそうだよ!」

 

 【悪霊犬】の一撃必殺は「ドクター」のクラスを持つンフィーレアが高確率で急所を打ちぬく事が出来るという事が原因であるためエンリの言葉は的を射ていたのだが、そんなことはそこそこクラスの知識を持つプレイヤー以外は知らない知識であるためンフィーレアは素直に喜んでいた。

 新たな血族を作っては削除するネクロロリコンや、彼と共に新たな戦力のビルドを考察する事が晩年の唯一の楽しみであったモモンガ等であれば「ドクター」の〈クリティカル上昇〉はある意味常識と言える知識ではあるのだが、意外と知らない人も多い豆知識である。

 

 危なげなくトブの大森林を探索する一行は薬草の分布や生える場所の特徴等を細かく記録していく。これは新たな群生地を探すときの手掛かりになる他に、人工的に栽培する際の参考にもなる。カルネ村の新たな産業として盛り立てて行きたい現状としてはエンリの視点も中々重要だった。ンフィーレアもそれを重々承知していたため時折彼女にアドバイスを貰っている。

 実際のところこれはンフィーレアのエンリに対するアプローチを目的として命じられたものであったのだが、残念ながら彼に気付く様子は無い。ヴィクター博士も少々歯がゆく思っているのだが、これ以上手を出す余力が無く成り行きに任せていた。

 

 こうしてカルネ村は今日もにぎやかだが平和な日常が過ぎていく、表向きは。

 

 

 

「ほう、大分綺麗に仕留める事が出来るようになりましたね」

「ありがとうございます、博士!」

「そろそろ〈局部麻酔〉も使えるようになったのではないかね?」

「いえ、申し訳ありません。まだ動く相手の急所を正確に狙うまでは」

「いずれは〈全身麻酔〉もかけられるようになって貰いたいところだが、まあいきなり出来るようになる訳もない。今日も【悪霊犬】の〈死後解剖〉をして経験を積むとしよう」

「はい! よろしくお願いします」

 

 夜のトブの大森林、そこには医学を追究する師弟の姿があった。

 

「良いかい、ンフィーレア君。【悪霊犬】の足の神経はここで一旦まとまっており、ここから脳に向かっていく。後ろ両足の神経がまとまるのがこの位置だ。つまりここを破壊する事で後ろ足の動作を止める事が出来る、解るかね?」

「はい、先生! それでは〈全身麻酔〉を掛ける場合はここでしょうか?」

「んー、そこでは余程巧く穿たなくては内臓の機能も停止してしまいますね。もう少し手前、このあたりを針で刺せば良いでしょう。さあ、開いて御覧?」

「はい。……おお、これが四肢の神経ですね?! そしてその先に、あった! ここで内臓の神経が合流する訳ですね?!」

「ええ、その通りです。生物の身体の構造はある程度法則性がありますから、慣れてくれば見ただけで直ぐに解るようになりますよ」

「はい、先生!」

 

 彼等が行っているのは「ドクター」のスキルである〈死後解剖〉の実演である。

 ユグドラシル時代においては死体オブジェクトを消費したレベリングとして利用されるとともに、「ドクター」系クラスの戦闘方面における最大の長所である〈クリティカル上昇〉を発揮するために行われていた。この〈死後解剖〉を行う事によって同系統モンスターへの〈クリティカル上昇〉効果が蓄積されていくことは知る人ぞ知る隠し効果である。

 

「ンフィーレア君も大分経験を積みましたし、そろそろ初見のモンスター相手でもある程度は急所が解るようになったのではありませんか?」

「はい、重要な臓器の位置でしたらある程度は解ると思います」

「それは結構。では近日中にこの辺では見ないモンスターを送って貰いましょう」

「宜しいのですか?」

「ええ、夜間であれば人目もありませんから。それに上級モンスターの場合ンフィーレア君の装備では殺しきれませんので、即座に回復すれば問題ありません」

「その、ブラム様にご迷惑にならないのでしょうか?」

「フフ、大丈夫ですよ。むしろ君がより優秀な「ドクター」になってくれた方が御方々はお喜びになるでしょう。勿論「ファーマシスト」としても大成して欲しいところですね」

「はい! 頑張ります」

 

 ンフィーレアの歩みは止まらない。

 むしろこの世界においてはもっとも早足で『経験』を積んでいると言っても過言ではないだろう。

「薬師」としての知識を先達であるリィジーとヴィクターから教授され、「ウェポンマスター」としての技を磨き、「ドクター」としての経験を積んでいく。文字通り寝る間も惜しんで。

 全ては愛する人と永遠を過ごすために。

 

「エンリ、待っててね。直ぐに君も永遠にブラム様にお仕え出来るようにしてあげるからね?」

 

 ンフィーレアの歩みは止まらない。

 その無限の命が尽きるまで。

 




いやぁ、純愛って良いですね!(

ンフィーレア強化計画第一弾が終了しました。
前々から気になっている人が多かったカルネ村のその後も書くことが出来て満足です。本編も現在準備期間と言うか頭を悩ませている最中なので丁度いい感じに挟み込む事が出来ました。
半アンデッドな私としても、セバスが追い詰められる展開を書こうとすると心が痛むのです。下手すると彼が自害するレベルに発展してしまうのです。
・・・ネクロさんもモモンガさんも少し落ち着いて、ナザリックは盤石だから!

ちなみにンフィの装備は大体コルデーさんのお下がりだったりします。血族に上級の装備を渡せなかった頃のネクロさんが購入した公式武装などがメインで、もっと言うとアサシン・ニンジャ系ばっかりなのもそのせいです。

ヴィクター博士は基本的に知識を追い求めるキャラ設定ですが、そこはナザリックのシモベの一人であるので主命が第一です。つまり主の契約である『エンリをやる』を彼なりに解釈して実行しています。
他の血族も大体そんな感じに動きます、出ていませんが。


最後にオリ設定等

ンフィーレア・バレアレ LV.24(21)
「ウィザード」3・「アルケミスト」(ジーニアス)4・「ファーマシスト」(ジーニアス)4・「ドクター」1/「吸血鬼」1/「アルケミスト」2・「ファーマシスト」3・「ドクター」3・「ウェポンマスター」3
吸血鬼になった後で色々な経験を積んだのでレベルアップしています。()の数字はユグドラシル基準のレベルです。
WEB版のブレインと違い【吸血鬼】としてのモンスターレベルでは無く〈血族〉として「種族レベル」と「職業レベル」で取っています。そのためブレインは下がったと思われる職業レベルもそのままとして扱っています。
また、ユグドラシルでは戦闘以外でも経験値を所得できた説を採用し、日々の薬品製造と狩りによって各職業レベルを所得したということにしています。現地のレベルアップは考察の対象ですが、ンフィがそうそうモンスター討伐をやっていたとは思えないので研究をしていればレベルは上がると考えました。
あとどうでもいいですが(一般)が無印職業レベルの3割程度と言う事なので(ジーニアス)は6割と計算しています。勿論これもオリ解釈です。

エンリ・エモット LV.6
「ファーマー」2・「サージェント」3・「コマンダー」1
農民としての知識と経験を日々問われており、またゴブリン・トループを使役する日々を送るため原作より基礎的なレベルが高くなっています。配下のゴブリンが得た経験値もエンリが受け取る説を採用しているので更に増えます。覇王炎莉将軍閣下にはなれなくても既に血濡れのエンリには十分なれるレベルです。

ネム・エモット LV.3
「ファーマー」1・「ファーマシスト」1・「ケミスト」1
カルネ村期待の新星。全部ヴィクター博士が悪い。
彼特製の『頭の回転が良くなる飴』を食べ続けた結果INT値が上昇してしまいンフィ顔負けの薬師と化しています。
正確に言うとINT値が上昇した状態で「ケミスト」としての作業を手伝った結果職業レベルを手に入れてしまいました。エンリは優しいお姉さんなので自分が貰った飴ちゃんを全て妹に与えてしまったのです。それが全てを決してしまいました。つまり環境の違い。

「ドクター」とそのスキル
普通に独自解釈です。
「ドクター」はニューロニストとンフィが取っているクラスですが全くそれらしい描写が無いので好き放題にオリ設定を入れています。
ですが、昔どこぞの平和を作るマンガで『殺し屋は急所を知っている。だからもっとも医者に近い(意訳)』と言う台詞を見て感銘を受けたもので、『医者と言えば急所を知っている』みたいな先入観があります。
〈クリティカル上昇〉
勿論内臓の位置を知っているという事もありますが、血管や神経の通り方も熟知している医者や殺し屋以外はそうそう得られない強力なスキルです。
〈死後解剖〉
モモンガさんが魔法を覚える為に消費したらしい死体オブジェクトを消費して経験値を得るスキルとなります。また、同じ種類のモンスターに対して多くの知識を得ることが出来ます。その結果が〈クリティカル上昇〉等です。
〈全身麻酔〉と〈局部麻酔〉
リアルで考えれば薬を使うところですが、ゲーム的に急所を殴って動きを止めます。
〈死後解剖〉をした種族であれば成功率が上昇します。
ついでに〈生体解剖〉は〈死後解剖〉の強化版となるため〈全身麻酔〉を覚えておけばレベリングや〈クリティカル上昇〉の準備がしやすくなる、みたいなオリ設定です。
遠からずンフィが覚えることになります。それも人間用の物を。

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