墓守達に幸福を   作:虎馬

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作戦の準備をするための会議。
その準備をするために会議をする回です。

そこまでやるか? って言われそうですが、それくらいやりたくなるものなんです。
特に責任が重くなったりすると、どれだけ準備しても足りないような気がしてきて藁にもすがる思いになってしまうのです(遠い目

関係無いですが、最近オバロ二次の復帰勢が目立ちますね!
嬉しい事です。



25.下準備

 時はセバスへの詰問を終えたその日の深夜、場所はナザリック地下大墳墓第9階層が作戦会議室。

 定例会議を行うその一室にデミウルゴスとアルベドの連名を以て招集されたナザリックの主だった守護者達が集っていた。

 

 目下の議題はネクロロリコンによって布告された大計『ゲヘナ』の作戦会議、その前準備である。

 支配者達は作戦会議の準備時間を与えようと配慮してか、休息を取る事を通知していた。

 

 ナザリックの総軍を以て行われる転移後最大のこの作戦は、正しくナザリックのシモベ達にとっての晴れ舞台であり、それ以上に自らの存在意義を賭けた一世一代の大一番であった。

 

 

 デミウルゴスのミスは見逃され、セバスの失態についても事なきを得た。

 しかし、これ以上至高の御方々の御慈悲にすがる事はシモベとして到底許される行いではないと声を上げる守護者統括に一同は神妙に頷く。

 続けてデミウルゴスが作戦の概要を説明していく。

 

「皆さん! この『ゲヘナ』は、ネクロロリコン様が私の提案を手直しして下さる形で遂行する事となります。提案当初の作戦概要と現在の状況、及びそこから推測される変更点については資料に纏めておきました、これに目を通しつつ私の解説を聞いて頂ければと思います」

 

 上奏した作戦を採用された事を羨む視線を送るものも少なからず存在したが、デミウルゴスの現状を考えると嫉妬する者は皆無であった。

 皆解っているのだ、彼が崖っぷちに追い込まれている事を。

 

 かつて取るに足らない人間如きに辛酸を舐めさせられたデミウルゴスは、もはや失敗の許されない立場である。

 ナザリック随一の知恵者ですら既に窮地に立たされているという現実を前に楽観視できる者は余程の大物か、あるいは近衛兵を預かるシャルティアと情報収集を行う恐怖公等の明確な実績を積み上げている者達くらいのものであろう。

 そしてそのシャルティア達が食い入るように配布資料を読み込んでいるのだから焦燥感を煽られる。

 

「この作戦では、ネクロロリコン様が自らの『我儘』を盛り込んでくださっています」

 

 転移してから不眠不休でナザリックの為に活動し続け、数多の功績を上げ続ける支配者様が、初めてシモベ達に『我儘』を言って下さっていると殊更に強調するデミウルゴス。

 

「ネクロロリコン様は大変慈悲深い御方です。他の御方々が次々とこのナザリックを去る中、モモンガ様と共に我々の許に君臨し続けてくださいました! また、皆さんの知る通り、転移してからも不眠不休でナザリックの為に心を砕いておられるのです!」

 

 会議室に集う一同が御方の慈悲深さに心を打たれ、己の不甲斐なさを恥じる。

 更に、これほどの功績を上げ続けた御方のささやかな我儘を叶えられずして何がシモベか、と声を上げるデミウルゴスに賛同の声が上がる。

 

「だからこそ、私は皆さんの御力をお借りしたい。御方々は仰いました! 『会議の場では多くの意見が欲しい』と。これは、より良き結論を得る為には、多角的な視点が必要であるという御方からの助言であったと私は認識しております」

 

 だからこそ、どうか少しでも『ゲヘナ』の目的とその前提情報を理解し、より深い議論が為せるよう一人一人が努力してほしいと懇願するデミウルゴスを目の当たりにした守護者達は必死になって資料に目を通す。

 

 その中には王国の協力者達から得られた情報やナザリックの傘下に入った有力者達を始め、本来であれば歯牙にもかけない程度でしかない現地における実力者等も記述されていた。

 更にネクロロリコン様が何を目的に動かれているのかを、推測を交えて事細かに解説されている。

 

 そして追撃とばかりに最も重要な情報が齎される。

 

「最後に、この作戦にはネクロロリコン様の御力を授かり、至高の御方々と共に数多の死線を潜ってこられた上位血族の方々も参戦なさるそうです」

 

 ある意味ナザリックのシモベ達が最も恐れている相手がこの作戦に参加する、その情報に思わず震えが走る守護者達であったが、これにはナザリック地下大墳墓の守護者であり続けたからこその理由がある。

 ネクロロリコン様直轄の兵団、その中でも更に研鑽を積み上げた果てに更なる力を与えられた上位血族と言えばシモベ達にとっては羨望の的であった。

 まず、ナザリックの外部で至高の御方々と共に敵に立ち向かい、その身を盾とする事はこれ以上ない誉であると言える。それを長年こなし続けた彼等はいうなれば歴戦の猛者である。

 その為至高の御方々から、実績を積み上げている血族達がいればシモベ達は不要であると思われれば捨てられてしまうという状況も容易に想像できるのだ。

 たとえ特別な失態が無くとも、である。

 更に彼等を率いるのは神算鬼謀の将ネクロロリコン様である。知も勇もあり余っているのだ。

 

 本当の意味で危機感を全員で共有した瞬間であった。

 

「では、『ゲヘナ』の概要の説明に移ります」

 

 

 

 

 

 

 時を同じく第9階層吸血騎士団待機所『円卓』にて、守護者達の話題に上がった血族達もまた来る作戦を前に会議を行っていた。

 

「大計『ゲヘナ』は大きく3つの段階に分ける事が出来ます」

 

 会議を取り仕切るは最初の血族『メイド忍者』コルデー。

 最も長く主人であるネクロロリコンと共に戦い、幾度となく窮地を切り抜けた彼女を軽視する者は、レベルが上の《始祖》達にもいない。

 

「うむ、我らが主ネクロロリコン様がブラム・ストーカーとして八本指の拠点を襲撃する初期、協力関係にある貴族達を用いて八本指を追い込む中期、そして反攻作戦に出てきたところを叩き潰す後期作戦であるな。デミウルゴス卿の献策を流用した作戦であったか」

「元々は国家転覆を謀る貴族達が行った悪魔召喚が失敗して大量の悪魔が王都を襲撃した、という表向きの理由で有力貴族を纏めて始末するという筋書きだったかしら? 本当、よく考えるものよね」

「その通りです、『公爵』殿、『伯爵』殿。追い込まれた結果安易に他者に頼るという哀れな愚者を作り上げ、ナザリックの戦力を表立って行使できる環境を作り上げるという見事な作戦です」

 

 ネクロロリコンの血族達の中でも特に上位の吸血鬼である『名前持ち/ネームド』達、彼等は同時に外部で活動できる数が限られるため最大保有数に比べて実数は僅かである。

 何せ支配者系のスキルによる恩恵を得たネクロロリコンであってもレベル90まで上げられる《始祖》ならばただ1体のみ、80まで上げられる《真祖》であっても3体しか連れていけないのだ。一段落ちた《吸血鬼》であれば10体連れていけるが、こちらの最大レベルは60までしか上げる事は出来ない。

 その為上級の血族は何かに特化した者を数人作ってそれを使いまわす方向にシフトしていき、多くの上位血族の候補者達が作られては消されていく事となった。

 ちなみに通常の上限以上に上げる為には経験値を消費した糞レートでの経験値譲渡以外に方法は無い。それでも上位血族へ5レベルの追加が限界である。

 

「その見事な作戦に我々は参加させていただくのです。皆さんご存じでしょうが、旦那様は失態に対しては寛容ですが無能な者へかける慈悲は皆無です。世界が、環境が変わった以上、これまで通りに我々が重用されるなどという幻想を持つべきではありません」

 

 冷然と告げるコルデーの台詞を冗談と捉える者は無い。

 当然だ、これまで幾人もの血族候補が『不要』の烙印を押され消去されてきたのだから。

 守護者達が抱く以上に、彼等血族達の危機感はシビアなものであった。

 要らなければ、気に入らなければ、即座に消去されるという現場を幾度となく見てきたのだから。

 

「では、作戦初期に動かすであろう人材ですが」

 

 

 

 

 

 

「ここはセバスに任せてやろうと思う」

 

 与えられた自由時間を使い、至高の方々と呼ばれる2人もまた今後の検討に入っていた。

 

「ええ、今頃悔やんでいるでしょうし、ここらで発散させてあげた方が良いでしょうね」

「そんじゃまずは俺がセバスを率いて娼館に突入、一暴れしてガゼフに付きだす訳だな!」

「ここでカルネ村の一件が効いてくる訳ですか! さっすがネクロさんです」

「いや、偶々だって。まあアレよね、日頃の行いって奴?」

「恥ずかしげも無く良く言えますねぇそんなこと?」

「フッ、この身は常に正義と共にある!」

「よっ! カルマ値500」

 

 和気藹々としつつもそこはナザリックの支配者(ロール)達、自分達が考えられる限りで道筋を予想していく。

 

 現状置かれている状況からネクロロリコンが案を提示しモモンガが修正を加えていくその結果は、拙いながらも守護者達が立てる方針に近いものであった。

 元々デミウルゴスが発案した貴族派強制排除プランを手直しした作戦なのだから大きく異なる事はそうそう無いのだが。

 

 

「しかしセバスの一件、無事に済んでよかったですよ」

「あー、俺もう二度とやらん。胃に穴が開くわ、あんなの!」

「流石に次は無いと思いますがね」

 

 作戦会議が一段落付いた二人の話題は今日の一件に移っていった。

 

「咄嗟にツアレを配下にしようとしたのは驚きましたよ、何か特殊な能力でもあったんです?」

「いや、ありゃあただの元村娘だよ。ただの、犯罪者につかまっていただけの、哀れな村娘さ。そんな娘を助けて地下組織に戦いを挑むとか、正に正義の味方じゃね? 悪を倒すのが正義ってもんよ!」

「うわぁ、あくどい! カルマ値500から来る脅威の腹黒っぷり!」

「正義の味方は白ではない、相手を塗りつぶす別の色って訳よ!」

 

 悪の華ウルベルトのロールプレイを想わせるネクロロリコンの正義論に納得しつつも、思わずかつて自分を救った別の正義に思いを馳せる。

 彼もまた己の理想を貫かんとしてゲームをしていた。

 悪を貫くPKプレイヤーだったウルベルトと方向性の違いから度々ぶつかっていたが、彼等の起点もきっと同じだったのだろう。

 彼等がここにいれば、王国を救ったのだろうか? それともかつての言葉通りに世界征服に邁進したのだろうか? あるいはリアルに……。

 

「ネクロさんは、リアルに戻りたいと思いますか?」

 

 ぽつりとこぼれた言葉に思わず焦るモモンガだったが、

 

「えっ、モモンガさん帰りたかったの?」

 

 しまった、と言わんばかりの顔で問い返されてしまう。

 はいと答えた場合、彼なら本気で帰還方法を見つけ出しかねない。空想科学をこよなく愛する彼であれば、思いもよらない方法を引っ張り出してくるかもしれない。

 

 しかしモモンガの答えは決まっている。

 

「いえ、私は全く帰りたいとは思いません。ただ、正義という言葉で彼を思い出してしまいましてね?」

「たっちさんかぁ、あの人は帰りたがるかもねぇ。嫁さんに御子さん、あと地位もあるっぽいし。こっち来てたら未練タラタラだったろうよ」

「……ネクロさんは無いんです?」

 

 探りを入れるような質問。

 これほど踏み込んだ質問をした事は、ユグドラシル時代を含めても無かったことだ。

 

 もし、ここであると言われたら自分はどうするのだろうか?

 帰らないでほしいと懇願するだろうか?

 あるいはナザリックの総員を導入して帰還の道を探すのだろうか?

 

 おそらく自分は今回も同じように

 

「ねぇよ! そもそもネトゲを末期の末期までやり続ける廃人がリアルにしがみ付く訳ャねぇじゃん?」

 

 だからそんなすがりつくような目で見んのは止めろ、と笑い飛ばされてしまう。

 

「目玉無いですけどね?」

「表皮もねぇな!」

「顔色も真っ白ですし!」

「死相が出てるぜぃ?」

 

 最近のトレンドである死体ジョークを交わしてのばか騒ぎをしつつ確信する、彼も同じだったのだと。

 去りゆく仲間達を黙って見送りつつ、少しでも楽しい今を続けるために策を練り続けた。

 結果は残念ながら寂しい墓守しか残らなかったが、それでもここに残ったのは1人では無いのだと。

 

「『ゲヘナ』、成功させましょうね!」

「応ともよ! ここらでナザリックの支配者が俺達だってことを見せてやろうじゃねえの!」

「ええ、私達2人で!」

 

 決意を新たにする支配者達を余所に、波紋は広がっていく。

 

 それはナザリックの外部にまで波及している事を2人は予想すらしていない。

 

 

 

 

 

 

 『黄金』のラナーはその明晰な頭脳をかつて無いほどに振り絞り現状の把握に努めていた。

 

 愛するクライムに予め接触を図った上で、その報告を受けたラナーの下を現れるという悪辣かつ周到な根回しにさしものラナーも戦慄していた。

 

 愛するクライムが初対面の実力者に手ほどきを受けたと聞いたその日の夜に、至高の御方に仕えるという悪魔が訊ねてきたのだ。それらが無関係であると考えるなど余りにも愚かしい。

 

 ドラキュラ商会の一員である件の実力者は、王国屈指の騎士であるクライムをして別次元の実力者であるという。

 また貴族派の者達を失脚させられるだけの証拠品を携えて訊ねてきた悪魔は、話を聞く限りラナーと同格の知恵者である事が窺えた。

 そして彼等を束ねるのは、集団操作系のタレントを持つと思われる全てを裏から操るブラム・ストーカーである。

 

 武力・知恵・民衆の3つの方面でいかようにでも王国を動かす事が出来るという事が解ってしまう。

 

 そんな彼等が今、八本指を潰そうと動いている。

 その為に力を貸せと、王国最高の知恵者と自覚するラナーの下にやってきた。

 おそらくはその先にある本当の目的への協力こそが本来の目的だろう。

 クライムと接触を図りつつ、永遠の命も働きによっては与えられるという解りやすい飴まで用意して。

 

 表情の抜け落ちた顔で思う先は、王国の未来などではない。

 如何に自分を売り込めばクライムと永遠を生きる事が出来るのか、その一点である。

 その上で、主従と言う関係が続けば尚良い。

 

 ラナーの脳裏に絶望は無い。

 このまま時間が過ぎればどこぞの貴族に降嫁させられるか、王国が潰れて王女の立場を失うかしか無かった。

 そうなればクライムとの関係は大きく変化するだろう。断絶も有り得る。

 それを想えば、王国を残す意思を見せているブラム・ストーカーの計画に乗る事は決して悪手ではない。

 

 市井の民の人気を集めよう画策するブラム・ストーカーが望む先を引き寄せつつ、クライムと共にある未来を勝ち取るにはどうすればいいのか。

 

 思考を加速させるラナーの貌には、久しく見ない本物の感情が浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 日を改めてレエブン邸。

 そこには愛する我が子と積み木遊びに興ずる大貴族の姿があった。

 

「おとうさま、どだいはよっつずつです」

「うんうん、そうだね。よっつ並べてやれば上に置きやすくなるね! 相変わらず賢いなぁぁあああ!」

「おとおさま、もっとたかくしたいです」

「うんうん、そうだね。もっと積み木がいるね。

 おい、ブラム氏に至急手紙を送れ! 積み木をもう1セット、いや3セット発注するんだ!」

「もう既に3セットも届いていますよ?」

「3セットの積み木程度ではこの子の想像力に追いつかんのだ! 何故そんな簡単な事が解らない。子供の才能を伸ばすのは親の義務というものだぞ!」

「そ、そうですね。とりあえず発注しておきます。ところでお仕事の方は?」

「全て夜の内に済ませているから何も問題ない! 嗚呼、こんなに清々しい気持ちで仕事をするのはどれだけぶりだろう!」

「眠らなくて本当に大丈夫なのですか?」

「ああ、ブラム氏から贈って貰った『疲労がポンと取れる薬』の御蔭で疲れ知らずの睡眠要らずだ! 120時間働けます、だ!」

 

 謎の老人ブラムに対して始めのうちは不信感しか無かったレエブン侯であったが、息子の快気祝いにと贈られた知育玩具『積み木』を見て考えを改めていた。

 

 高級家具を作る際に用いる木材を画一的な大きさに切り出し、幼児が扱っても怪我をしないようにと丁寧に鑢掛けされた表面は熟練の匠の技だ。角も十分に丸められている。

 最初に見た瞬間、所詮子供の玩具だと侮る事の無い徹底した仕事ぶりに感銘を受けたものだ。銘にヤルダバオトと彫られていたが、彼お抱えの職人なのだろう。

 子供の想像力を刺激するこの発想も素晴らしい。

 

 同時に信頼と実績のバレアレ薬店製の解熱剤や下痢止め等の子供用薬剤セットなども贈られており、子供への深い配慮が窺える。

 更にはレエブン侯が試しに舐めてみたところ普段より仕事が捗ったためその効果を認めた頭の回転が良くなる飴『ヴィクターズオリジナル』があったが、これは自身が舐めた1つ以外は全て愛する我が子に与えている。

 

 聞いたところによると、孫娘のソリュシャンはラナー王女に匹敵する程の美貌と類まれな知性を併せ持った才媛であるとか。

 今では是非とも自宅に招いて子育て術について御教授願いたいとすら思っている。

 全て子供の健やかな成長を望む研鑽の成果なのだろう、これほどまでに子を想う心を持つ男を疑った我が身が恥ずかしい。

 王都に蔓延る八本指を掃討したいと言う協力要請にも喜んで協力したいところだ。

 

 これまで王国を存続させるために腐心してきたレエブンは今、心からの幸福を享受していた。

 




まさかのレエブン侯オチです。
オバロ二次創作は数あれど、レエブン侯が幸せになれそうな作品がどれだけあっただろうか?(なれるとは書いてない

賛否両論あるかと思いますが、本作の守護者達は見捨てられないために必死です。
そしてオリキャラ軍団である血族達も、これまでトライ&エラーで血族を作っていたネクロさんを間近で見続けていたので必死です。
お互いがお互いを意識しまくっています。

しかし相手の足を引っ張る事はしないかと思います。原作でも自分が目立つように足を引っ張ると言う発想は無いようですし。
実際にやった場合、一時的には有用性を認めて貰えるでしょうが、将来的には有害のレッテルを貼られてしまいますしね。

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