平成のワトソンによる受難の記録   作:rikka

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112:リシ君から上司への定期報告、および高校生と小学生の活動記録

――あぁ、リシ君。どうだい浅見探偵事務所は? 上手くやっているかい?

 

 

 

 

 

――ふむ、ふむ。あぁ、十分だ。アイリッシュから聞いているとは思うけど、機密を探ったり漏らしたりする必要はないからね?

 

 

 

 

 

――ん、彼かい? すでにこっちに来ているよ。あぁ、私の居場所もじき見つけるだろう。

 

 

 

 

 

――心配することはない。むしろ楽しみで仕方ないよ。彼とまた、命と命を全力でぶつけ合う時が来たのだから。

 

 

 

 

 

 

――あぁ、だから気にすることは何もない。君はそこにいて、ただそこで思ったことや感じたことを知らせてくれればそれでいいんだ。

 

 

 

 

 

 

――親戚の叔父さんに手紙を書くようなつもりで、ね。

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

「ハァイ。聞いたわよ本堂クン、世良サン。なんでも、騒ぎになってた強盗を捕まえたらしいじゃないデスカ」

 

 玉之助君の一件を無事に片づけた僕たちが学校に着いて教室に向かっていると、英語教師のジョディ先生が声をかけてきた。

 

 先日浅見探偵から言われたこともあって少し肩に力が入ってしまうが、仲良くすればいいだけだと思い直して肩の力を抜く。

 考えてみれば、枡山さんに言われてこの事務所を探っている時の方がよっぽど緊張していた。

 あの時は、周囲の人が全部敵に見えていた。

 

「ジョディ先生。いえ、僕はあんまり……ほとんどコナン君と世良さんの推理のおかげですし」

「何言ってるんだい瑛祐君、君の観察力だって大したものだったじゃないか!」

 

 実際ろくなことは出来ていないと思ったんだけど、世良さんはやたらと僕を褒めてくれる。

 犯人を見抜いたのはコナン君、逃走経路を補足していたのは鳥羽さん。そして身軽な犯人を捕まえたのは世良さんだ。

 

 僕も出来ることをしようと、前に浅見さんに言われた通り思ったことをとにかく口に出していくっていう、まぁ、ごく当たり前のことしかしていなかったわけで……。

 

(み、瑞紀さんが褒めてくれたんなら素直に喜べるんだけどなぁ)

 

 とても可愛らしくて、自分と同じようにちょっと抜けているところがあってもここぞという時の機転は一級品で、実際格闘訓練を見学していた時でもあの沖矢さん相手に勝つことはなくても耐えきることはできて、それでいてすっごく優しくて、可愛くて、子供が喜んでいる所が好きで、子供が手品で驚いて喜んでいる顔を見てはにかんでるのがすごく印象的で、お洒落でいつもほのかな香水のいい香りがして……。

 

 ロシアに付いていったようだけど大丈夫かなぁ。

 

 いや、そもそもあの人、車に跳ねられそうになった僕を抱えて飛びのけるくらいの力はあるし、刃物持って暴れる犯人取り押さえられるくらい強いし……。

 自分がもっと強ければなぁ……。

 

(僕も、恩田さんみたいに訓練頑張ってみようかなぁ。あれ、別に僕でも参加していいみたいだし)

 

「大したものデスネ、貴方達。さすがは、浅見探偵事務所の調査員って所デスカ?」

「よしてくれよジョディ先生。そもそも僕たちはアルバイトだし、基本的に調査に出るのは緊急性の低いちょっとした案件か、蘭君の時みたいなよっぽどの事態だけさ」

「…………まぁ、たまたま事件に出くわしてそのまま気が付いたら現場に入り込んでること多いですけどね。世良さんとか小泉さんとかコナン君とか」

 

 ホント、巻き込まれ率がひどすぎる気がする。

 コナン君と一緒に巻き込まれると保護者役押し付けられるし、世良さんと一緒だとなんか振り回されるし、小泉さんの時は執事というか従者というか、まぁ、そんな感じの扱いをされるし。

 

(……あれ? 散々疑ってたし無茶苦茶やる人だけど、浅見さんが一番僕の扱いまともなんじゃあ……)

 

「Oh? 浅見探偵はあまり貴方たちを頼ってないのデスカ?」

「まぁ、僕らは高校生だしねぇ。ちょっとした調査ならいいけど深夜帯に働くのはダメだって透兄が……。見張り調査の時とか交代制だし」

「……僕もそういう事することになるのかなぁ」

「なると思うよ? 透兄、君には随分と期待しているみたいだからさ」

「うわぁ、丁重にお断りしたい……」

 

 悪い人じゃないのはもうわかったけど、行動が滅茶苦茶なんだよなぁあの人。

 手伝うくらいならいいけど、付いていったら地獄を見る事になりそうだ。

 

「へぇ。本堂クン、あの浅見探偵にトテモトテモ気に入られてるのネ?」

 

 ジョディ先生がからかうようにそう言ってくるが、浅見さんとの事を考えると狙いはなんとなくわかる。

 

(仲良く。……仲良く、かぁ)

 

「そうだ! ちょうど今日は授業早く終わるし蘭も部活ないし、一度着替えてから皆で街に行かない?」

「うわっ!? 園子さん……いつの間に?」

 

 最近、妙にテンションが高い。……いや、張り切っているというべきか。

 そんな園子さんが、蘭さんと一緒にいつの間にか後ろに立っていた。

 

「ジョディ先生もどうです!? 先生も日本に来たばかりで、あんまり街とかわからないでしょ?」

「ちょ、ちょっと園子……。ごめんなさい、ジョディ先生」

「ノーノー、問題ありません」

「ほら! ついでに最近こもり気味のガキンチョも連れていきましょうよ! ついでに外で食べてさ!」

 

 こういう時の園子さんは上手いなぁ。蘭さん一人だと断りそうな所だけど、コナン君を上手く巻き込んで断りづらくしてる。

 蘭さん、コナン君の事も心配してたからなぁ。

 そのコナン君、思いっきり昨夜も事件に絡んでたけど。

 

「例のクールキッドも来るんデスカ? 彼とは話してみたかったのデ……ン~~~」

 

 何事か考えているそぶりを見せているが、多分、先生来るんだろうなぁ。

 

(浅見探偵、上手く仲良くするって言葉は簡単ですけど……なかなかに苦労しそうです)

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

「つまりなぁに? 俺らと別れた後、ラスプーチンの子孫を名乗るどこぞの教祖様の用心棒を引き受けてたらいつの間にか斬鉄剣をすり替えられたと」

「うむ」

「で、斬鉄剣を質に取られて渋々師匠はその……ラスプートン? とかいうふざけた名前のエロ親父の用心棒を継続することになってたと」

「……うむ」

「そーんで隙見て取り返そうとしてたら肝心のその教祖様が突然狙撃されておっ()んで、しかもソイツは手元に斬鉄剣持ってなくて、在りかが分からなくなったと」

「…………うむ」

「師匠。あの森で自分と生活してた頃、男児たるものいついかなる時でも得物を手放すな油断するな常在戦場也って俺に散々説教してましたよね?」

「………………うむ」

「それがバット持たずにバッターボックスに入っちゃった四番打者みたいになっちゃって恥ずかしくないんですか師匠?」

「……………………うん」

「やめてやれよトオル。お前さんの師匠、あぐらから体育座りに移行して顔うずめちゃったじゃない。大丈夫? 五右衛門泣いてない?」

 

 灰原哀という子……おそらく、あの薬の開発者――あの子の娘が攫われた先に目星をつけてから透と共にルパンと拠点に戻ったら、そこにはルパンにしがみつく不審な男がいた。

 まさかそれが、あの十三代目石川五右衛門だとは夢にも思わなかったが。

 

「まぁ、探すのは手伝います。まがりなりにも自分、師匠の弟子ですし。ですが今はこっちを優先させてください。知人の命……はまぁ大丈夫なんでしょうが、身の安全がかかってます」

「……あいわかった。かたじけない」

 

 本当に頼りになるのか?

 いっそこの男をシベリア海に叩き込んだ後に、次元大介を呼び戻して作戦を練り直すべきなのでは?

 

「そんでトオルとメアリーちゃん。そっちの首尾はどう?」

「ちゃん付けは止めろ、ルパン三世。ともあれ、確認した」

「入国した際には、どうしても灰原の事を誤魔化さなきゃいけなかったはずだと思ってな。そこにボロが出ると思って探ってたら、近くの荷物搬入口付近の監視カメラにヒットした」

 

 偶然なのか、あるいはわざと残したのか。

 ぐったりと気を失っている女性と女の子の二名をバンの中に運び込む所が監視カメラの映像に残っていた。

 

 一人は香坂夏美。もう一人は……間違いない、やはり灰原哀は、あの子の――

 

「もう跡は追ってるんだろ? どこにたどり着いた?」

「……少なくとも、哀の方はわかった。どういうわけかロシア軍が一度破棄した軍施設だ。データ上は兵舎しかないって事になってるんだけど……」

「……偽装、だろうな」

「多分。……なぁ、ルパンさん。そっちが追っている奴、軍に渡ると相当不味い物だったりする?」

 

 カリオストロの偽札もそうだったけど、この一味が動くときは妙にデカい事件になることが多いと先日浅見透が銭形というICPOの特別捜査官と話していたのを聞いた。

 

 まさかと思うが、本国でも警戒されている二人がこうしてここにいる。やはり――

 

「あぁ、お前さんに言った通りの事態になったってこった」

「やっぱり?」

「あぁ、まったく。厄介なことになったもんだ」

 

 どうやら、自分が偵察に出ていた時に二人はある程度詳細を話したのだろう。

 さっさと私にも話せという意味を込めてさっきから透を睨みつけているのだが、奴はルパンから渡された何かのメモと写真を見て難しい顔をしていて気づかない。

 

「世界を変える石ころ、かぁ。よりにもよってウチのお隣で面倒な……」

 

 ……石ころ?

 ウチ……日本を指しているのか? いや、これが実質奴の国と言えるカリオストロの隣という意味ならば……。

 

(ヴェスパニア……か)

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

《江戸川コナンの日記》

 

 

〇9月15日

 

 浅見達がロシアに行ってもうすぐ一週間がたつが、今のところ進展はないようだ。

 別行動をしているらしいから、念のために安室さんにも電話を掛けてみたんだけどやはり同じだ。

 

 どうも、安室さん達には夏美さんの捜査を優先させて本人は灰原を追いかけているみたいだ。

 まぁ、安室さんが組織の連中だろうってのがあるから、それは理解できるけど……。

 浅見が言ってたらしい、頼りになる戦力と合流したってどういう意味だろう。

 

 

 

〇9月17日

 

 蘭のクラスに転校してきた高校生にして舞台役者、伊東玉之助さんの事件は無事解決した。

 殴られて気を失い、病院で寝かされていた玉之助さんの息の根を止めに来た江戸小僧。

 本堂がその可能性に気づいて警察を動かし、初穂さんが警察が確保に失敗した場合の逃走ルートを割り出し、そして俺と世良が高木刑事と一緒に一番の本命に張り込んでいたらドンピシャだった。

 そのまま江戸小僧を確保して、高木刑事が現行犯で奴を逮捕。

 

 主力こそいないけど、事務所の人間や情報が使えるのはやっぱり便利だ。

 最近じゃあオッチャン眠らせなくても、事務所の方から情報回してもらって、それこそあとは子供の振りで多少オッチャンや刑事の人たちを誘導すれば解決できることが多くなった。

 

 それに、今回もそうだけど本堂。あの人の弟は、ドン臭い所はあいかわらずだけど、やっぱり頭の回転は速い。

 アルバイトとはいえ事務所に入ったことで、今までのように一人で動くのではなくあの双子メイドのバックアップを受けれるようになったのもあってか、以前よりも発言するようになった。

 

 自分は……どうするべきなんだろう。

 

 

〇9月20日

 

 園子がいつも以上に蘭を振り回している。 

 蘭も、そんなに付き合いがあるわけではないが、親しくしていた夏美さんと、一応知り合いでもある灰原が攫われたことに気が滅入っているようだから、園子が蘭や俺たちの気分転換にといろいろ頑張ってくれている。

 

 今日は俺も誘って街に遊びに行ったのだが、また殺人事件が発生した。

 しかも、蘭たちの所に赴任してきた英語教師――浅見が言っていた、例のFBIまでが付いてきていた。

 というか、園子が遊ぶ相手は多い方がいいだろうと誘っていたようだ。

 本堂や世良を呼んだのも、大勢ならば気がまぎれるだろうという考えか。

 

 そんで出かけた先でまた事件が起こってれば世話がない。

 今回の事件はゲームセンター。

 近々発表されるコクーンのような、体験型ゲームの後追いがたくさん出ている。

 その中の一つである、実際に軽く手足を動かす格闘ゲームのプロとして有名だった……まぁ、ガラの悪い男が殺害された。

 

 事件そのものは解決。まぁ、自分のほかに世良と本堂がいたのだから容易かったのも当然だ。

 特に、本堂瑛祐。

 浅見が期待を寄せるのもわかる。頭もキレるし観察力もしっかりしている。わずかな証拠でも見逃すことなくキチンと把握している。

 

 今回の事件も、凶器が消えたトリックに真っ先に気が付いてそれを俺達に教えてくれたのはアイツだった。

 

 浅見が言うにはちょっと自分に自信がなくて、思ったことを上手く口にするのが苦手だからそこらへんに気を付けてくれとは言われていたけど……。

 

 自分にも言えることだが、自分の状況をある程度把握している上で協力してくれる人間がいるだけで、かなり楽になっているハズだ。

 

 この前の江戸小僧騒ぎの時だって、自分や世良との連携は見事だったと思う。

 安室さんや沖矢さんと一緒に捜査していた時と全く遜色ない。

 

 いつもなら最近増えた安室さんのファンが騒いだりするから、それに比べれば今日は静かでやりやすかったし……。

 

 あぁ、でもそういや、英語教師のジョディ先生が俺や本堂に妙に絡んできてやりづらかったな。

 次からああいう相手はどうにか園子に押し付けるか。

 

 

〇9月21日

 

 久々に毛利探偵事務所に帰ると、以前元太達が捕まえた宝石泥棒の亀倉さんが刺身の盛り合わせと炊き込みご飯、それにちょっとした料理を持ってきてくれていた。

 

 どうやら浅見がウチの事にも気を回してくれていたみたいだ。

 聞けば、数日に一回はお酒と料理を持って遊びに来てくれていたとか。

 

 そういえば、前に元の声で電話をかけた時に『今は少し家事が楽だから』とか言ってたな。

 あの底抜けに人の良い亀倉さんなら、自然に蘭やおっちゃん達を気遣ってくれるだろう。

 

 そうか、だから浅見は亀倉さんにこっちの事務所の事を頼んだのか。

 相変わらず、細かいフォローが上手い。

 

 おっちゃんも、最初は浅見や恩田さんの事を心配してかなり落ち込んでいたけど、亀倉さんが遊びに来るようになってからは少し元気になったようだ。

 

 

 ……書いててふと思い出したけど、そういえば最近あの美人の事務所員見てないな。

 小泉さん、だっけか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




・浅見透、ジュディ=スコットという美人から、灰原哀に関する情報を提供される。
・ジュディ=スコット。浅見透との会話から、自分に遠い親戚がいたという事実を知り驚愕する。

・小泉紅子、単身観光客としてロシアに入国。浅見達のアジトをなぜか突き止め、合流。




『以下、前回忘れていたキャラ紹介』
すみません、前回コラムで紹介するハズだった人間が二人抜けておりましたので
ここで紹介させていただきます



〇『トマス・シンドラー (Thomas Schindler)』(52)/声優:津嘉山正種
『劇場版名探偵コナン ベイカー街の亡霊』

 IT産業界トップのシンドラー・カンパニーの社長。業界の帝王と呼ばれている。
 劇場版では非常に珍しい、最初から犯人が分かっているタイプの犯人。

 樫村忠彬を殺害した後にノアズアークによる反乱が起こり、コクーンを乗っ取られ子供を人質に取られる。
 当の本人はとある事実を隠すために「いっそ皆死んでしまえばいい」と言ってしまう、作中でも地味にトップレベルにやべー奴。
 そうなった場合の事件後の会社運営とかどうするつもりだったんだろうか。


 ……今思うと事件解決した後の影響ヤバいですな。

 割とコナンワールド、デカい会社や財閥がヤバイ事になること多いからニュースを聞いて阿鼻叫喚に陥って首くくる投資家とかめちゃくちゃいそう。これで一年以内とは()


 天才少年のサワダ・ヒロキ君を養子として迎え入れるが、子供に下手な社畜よりもブラックな現場送りにしたため彼は自殺をしてしまう。
 そのために実の父親である樫村が動くことになってしまうという、お前もうちょっと前段階で上手い事舵取りできなかったんかい案件。

 犯罪者であるトマスも勿論だけどコナンワールド、信頼関係の構築で大事故起こしてる人間多すぎ問題。


樫村(かしむら) 忠彬(たたあき)(39)/声優:平田広明
『劇場版名探偵コナン ベイカー街の亡霊』

 本編最強の便利アイテムと化している人工頭脳『ノアズアーク』の生みの親であるサワダ・ヒロキの実の父親。
 そしてコクーンの開発主任である。
 詳細は分からないですが、ヒロキ君の教育などが理由でヒロキ君は奥さんと共に渡米。おそらく離婚? その後妻だった人は亡くなり、ヒロキ君はトマス・シンドラーの養子になる。

毛利のおっちゃんが説教に失敗した子供たちを叱ったりと威厳たっぷりの方だし声がいつき陽介だったので重要キャラかなと思ったら重要すぎてその数分後に亡くなられた方。

なんとコナン世界最強のパパ(銃を撃つ方ではない)のお友達だったことがその後判明。
あのパパさんが、大学時代の友人とか親友ではなく悪友と呼ぶとはいったいどういう人だったのか。

なお、中の人は他のコナンキャラも演じていらっしゃるのですが、その中の一人が以前ここで紹介し、今回ちょろっと登場させた(ある意味)コナンの天敵、『亀倉雄二』(アニオリ225話:商売繁盛のヒミツ)でした。
(なお、225話の次に放送されたのがジョディ初登場となるバトルゲームの罠)
 
 うーん、強い。
 なお、他に演じていらっしゃるキャラも、常連キャラでこそない物のリアルタイム世代なら「あーーー」となる人物が多いので、気になる方はチェックを。




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