=追記=
4月の浅見君のけだるさ描写ですが、モチベ維持のために違う機会に誰かの視点でやろうと思っています。(越水かコナン?)
今回、違和感があるでしょうが、ご了承ください。
022:剣と毒
3月15日
大学と探偵事務所の二足のわらじももはや慣れたもんだ。今日は安室さんと一緒にストーカーの調査というか確保。ちょっと米花町も杯戸町もストーカー多すぎない? いや殺人事件も多すぎるってレベルじゃないけどさ。そもそも毒も拳銃も手に入りすぎててビビるわ。それこそ今日とか、ただのストーカーが拳銃ぶっ放してきた時は死ぬほどビビった。安室さんが囮になって作ってくれた隙にいつも通り鍵を投げつけて撃鉄の隙間に差し込んだ。
拳銃が撃てなくなり、撃鉄の所に引っかかった鍵を外そうとしている間に安室さんが一気に接近して気絶させて解決。高木さんを呼んで逮捕してもらったわ。いや本当にこの町おかしい。
銃口こっちに向けられて引き金引かれた時は死ぬかと思った。世界の全てがスローになって飛んでくる銃弾が見えたような気がして必死に体動かしたら、どうにか頬にかするだけで済んだ。これなんて言うんだっけ、走馬灯? 俺死ぬところだったじゃん。
警察から帰ってきたら越水が超心配してた。うん、そりゃそうだよね。いやマジでゴメン。
今度どっか連れて行くからさ。
3月20日
割と物騒な案件が結構あると言う事で、そういう覚悟がある人を募集しようといつも通り広告出していたら、早速人が来た。向こうで刑事をやっていたという人相の悪いアメリカ人だ。名前はアンドレ=キャメル。ちょうど3か月前から日本に住みだしたらしく、仕事を探していたらここを見つけたと言う事。かなり身体は鍛えているみたいだし、向こうでは発砲なんて日常茶飯事だったから動けないなんてことはないと言う事。
安室さんがちょっと怖い顔で見てたけど、体付きからしてキチンとした訓練を受けているのは間違いないと、能力に関しては太鼓判を押してくれた。採用。
なんでも一番の特技は車の運転らしく、運転手は任せてくださいと笑っていた。たまに来る警護依頼の時とかはぜひお任せしよう。
とりあえず、歓迎会という事で下のレストランで簡単な食事会。うん、かなり気にいってもらえたらしい。なんか感動していた。一瞬演技かと思ったけど、あれガチっぽかった。安室さんも呆気にとられてたし。今日は車で来てたからお酒は飲めなかったけど、今度は飲みに行きましょうって言ったら是非と言われた。うん、顔は怖いけど悪い感じがする人じゃない。多分大丈夫だ。
3月24日
最近園子ちゃんは安室さんにお熱のようだ。放課後寄った時に安室さんの手料理を食べて感動していた。
そして西谷さん、俺の陰に隠れるのは百歩譲っていいとして肩を全力で掴むの止めてくれませんかねぇ……。痛いっす。いや、元気になったって分かるからいいけどさ。安室さんも気づいているのか気づいてないのか上手く流すからなぁ……。
今日はキャメルさんとコンビを組んで動いていたら……またかよ殺人事件。んでもって念のために辺りを調べようとしたら――いたよコナン。少年探偵団と一緒に。んでもって、目暮警部が来るまでに出来るだけ調べて、目暮警部に頼み込んで俺が容疑者の取り調べに同行。この時の音声と映像は全部コナンの眼鏡に転送して情報を共有。その後、証拠品探しを少年探偵団に頼んでスピード解決。キャメルさんから尊敬の目で見られるようになった。うぇーい。
キャメルさんが来てくれたおかげで学校がある時でも昼の事務所の運営が楽になった。いくつか話してみて、彼は純粋な調査に向いているように思える。なんと言えばいいのかな、『刑事は足が命』っていうキャラっていうか……コナンや安室さんみたいに万能超人ではないが、聞きこみや調査のような堅実な手法にはかなり向いてるようだ。良い人が入ってくれたなー、いやまじで。一番欲しかった人材だ。
3月26日
今日はどうしても人手がいると言う事で、キャメルさんは瑞紀ちゃんの手伝いに行っている。週末を利用しての一泊二日である。
なんでも、一度目の調査で、最低二人いないと仕掛けが解けないようになっている隠された地下通路があったらしい。三水吉右衛門の絡繰らしいが……すっげぇな三水吉右衛門。厄介な家とか金庫の内の三割くらいは間違いなくあの変人絡繰じーさんの作品な気がする。それをまた片っぱしから解いていく瑞紀ちゃんもマジぱねぇっす。
キャメルさんもまた、瑞紀ちゃんの鍵開けスキルに惚れこんだらしく、瑞紀ちゃんの手が空いた時は俺たち全員で講習を受けている。報酬は穂奈美さんか美奈穂さんの夜食。瑞紀ちゃんがすっげぇ気にいっているらしい。今では、彼女らが作ったものならば苦手な魚料理もいくつかは食べられるらしい。先日瑞紀ちゃんのお母さんという人が家の事務所を訪ねて来て、下笠姉妹に頭を下げてレシピを伝授してもらってた。そういや、この間出版社の人からレシピ本出さないかって話が来てたな。下のレストランと下笠姉妹に。どうするかは飯盛さんに決めてもらうつもりだけど……。
……あれ? うち探偵事務所だよね?
3月28日
なんだろう。キャメルさんが最近可愛く思えてきた。皆が色んな方面で活躍するたびにすっごい感動してくれる。最初はかなり警戒していた様子の安室さんも、なにかある度に「しょうがないですねぇ……」とか言いながら色々キャメルさんに教えている。憎めないじゃなくて……なんていうんだろう、あのタイプ。
うん、ただふなちからオタクの知識教えられて「日本の文化はすごいですね!」って感心するのは止めてほしい。見かけた時は必ず妨害しているが……。越水にも相談しておこう。いやマジで。
明日からしばらく瑞紀ちゃんは来れないらしいし、マジックショーもしばらく中止か。
代わりというのも変な話だが、堂本音楽アカデミーの一揮さんから紹介されたヴァイオリニスト、山根紫音という女性をたまにステージに上げることになった。なんでも、神経質な子らしくて、ヴァイオリンの腕はいいんだが小さく縮こまってしまう癖があるらしく、うちのステージで弾かせて自信をつけさせてくれと言うことだった。
写真を見る。
むっちゃ美人。
俺の好みのドンピシャリ。
二つ返事でOKした。一揮さんは元ピアニストの、現オルガニスト。音楽という芸術の場の第一線で活躍している人だ。ある依頼で会ったことがある人だが、熱い情熱を持っている人だ。そんな人が紹介した人なら信用できる。だから大丈夫、大丈夫なんです。
ねぇ、理由はあるんだから安室さん、ため息とセットのいつもの目は止めてくれませんかね?
4月2日
コナンが昨夜、泥棒と対決したらしい。珍しくすっげぇ燃えている。なんでもブラックスターという真珠を狙って動いたらしいが、初戦は完全に向こうにしてやられたらしい。19日に再戦するらしく、今度は必ず捕まえると言っている。で、頼まれたのが……俺たちには出ないでくれとの事。なんでも、サシで勝負をつけたいらしい。あ、これ引き分けで泥棒は捕まえられないパターンや。服部君とは違う、今度こそ本当のライバルポジションか。
じつは鈴木朋子さんからも依頼が今日来たのだが……代わりにコナンを推薦するという形を取った。やっぱり向こうも小学生を推薦するなんてって怒ってきて、朋子さんと賭けをすることになった。もし宝石を盗まれたら、この事務所は朋子さんの直属になると言う事。まぁこれもOKしたけど。代わりにこっちも条件を提示した……。
で、この事を一応次郎吉さんに報告しておいたら、電話の向こうで超爆笑してた。『結果を楽しみにしとるぞ!』とのこと。あ、それでいいんすか。ちょっとは怒られると思ったけど……。
4月15日
枡山会長に会食にお呼ばれした。なんだろう、お偉いさんと二人っきりで会話って初めてな気がする。
何の話題を振ろうと考えていたら、どうして探偵業を始めたのかという話から切り出された。上手く答えられねぇ。いや、だって……気が付いたら始まってたんだもん。スコーピオンの事件から安室さんが登場するまでの流れの大体を正直に話したら、なんか受けがよかったから良いとするが。
それより、ここしばらく瑞紀ちゃんの休みが増えているのが気になる。例の紫音さんが今は毎回ヴァイオリンを弾いてくれているから別にいいが……タイミングというのは重なるもので、他の二人のマジシャンも休みだ。
今では、瑞紀ちゃん自身と有名な真田さん、それに黒羽君と土井塔さんの4人で交代しながらショーをやっている。今度は演奏家の方を増やしてみるか。紫音さんのヴァイオリンも人気だし……。
あ、最近ようやく紫音さんが喋ってくれるようになった。最初は弾き終ったらすぐに帰ってたけど、俺と越水、安室さんには話してくれるようになった。……もうちょいアプローチしてみようかなぁ。
そして、なんか気が付いたら鞄に口紅で『約束の件をお願いします』って書かれた手紙が入ってた。越水から紫音さんの事と一緒にすっごい問い詰められてる……いや、マジで分かんねーんだけど。
4月20日
久々に瑞紀ちゃんが帰って来たけど風邪のようだ。マスクをしている状態で出勤。穂奈美さんが生姜湯を作って渡してた。休んでいいって言ってるのに、ここの仕事がしたかったと言ってすぐさま調査に行っちゃった。……本当にいい子だなぁ。
例の勝負も、予想通りコナンと泥棒――怪盗キッドってやつとの引き分け。朋子さんに電話をかけようと思ったら、本人が直接事務所に乗り込んできた。『まったく、想像通り生意気な顔をしていますわね』というのが事務所に入って最初の一言だった。一緒に鈴木財閥の会長さんまで来てたけど……大丈夫なの、鈴木財閥? こんな探偵事務所にわざわざ来る前にもっとやることあるんでね?
その後しばらく朋子さんとやり取りして、今後、ウチの事務所にちょっかいは出さない。との事で決着はついた。その後も色々話していたが、鈴木会長がウチラのファンだと言ってくれたのがちょっと嬉しかった。
4月29日
この一週間、安室さん、キャメルさんと一緒に不正の疑いがある会社に夜間に連日潜入していた。夜の間に少しずつセキュリティを書き換えて、昨夜、ここ3年の帳簿と裏帳簿の両方のデータを吸いだして次郎吉さんと鈴木会長に提出してきた。どうも、陰でこっそり麻薬や他社の研究データなどを取り扱っていたようだ。
今回は鈴木会長が会社の動きを取り押さえてから、こっちで警察に提出する手はずになっている。ちょっと卑怯臭い気もするが、混乱を最小にする工作だと言う事で安室さん達に納得してもらった。というか、安室さんが最初に言い出したことだけど……。
キャメルさんが「日本の探偵ってこんなこともするんですか?」って少し青い顔しながら言ってたけど、うちでは良くあること良くあること。鈴木財閥の内部をこっそり調べることはある。少なくとも、余所の汚くないデータを盗むスパイの様な真似はしないから安心してほしい。
そうそう、今日は報告書を全部まとめてからキャメルさんと飲みに行ってきた。今までの仕事の内容とか聞かれて答えてたけど、なんでちょっと顔色悪かったんだろう。この一週間の物はともかく、他の仕事は結構普通だと思うんだけどなぁ……。
5月3日
なんでも、今日は小五郎さんが奥さんと食事をするらしい。蘭ちゃんが言うには別居中だとか。写真も見せてもらったけど……これ妃先生じゃん。裁判所で見たことある。検事の九条さんから事件の説明をお願いされた時に、法廷で会っていた。本人も罪を認めているのがあって、かなり減刑されたようだ。後で九条さんが「さすが妃英理」と悔しそうに褒めていたのを思い出す。……九条先生、元気かね。向こうも忙しくてなかなか会えない人だけど。
そういや最近、越水と飲む機会が増えた。なんでも、酒を教えてほしいとの事、なんじゃそら。飲兵衛の自分が言うのもなんだが、酒呑み過ぎるとあまり良い事はない気がするが……。小五郎さんを見てるとそう思う。他の奴に酔いつぶれた姿を見せるのもあれだから、基本家飲み。……まぁ、少しだけお酒の制限が緩くなったからいっか。ただ毎回毎回、俺の目の前でダウンしてるけど……ベッドまで運ぶ俺の身にもなってくれ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
――キキィッ!
キャメルさんが運転するワゴンが、ブレーキ音を立てて目的地にたどり着いた。米花中央病院だ。
車を回してくるというキャメルさんを置いてけぼりにするような形になるが、一緒に来ていた安室さん、越水、瑞紀ちゃんの4人で病室を聞きだしてそこに向かう。622号室だ。歩きながら、瑞紀ちゃんがキャメルさんにメールで病室番号を教えている。――着いた!
ノックが少々乱暴になってしまったが勘弁してほしい! 中からどうぞという事が聞こえるのと同時に中に入る。
「目暮さん! ご無事でしたか!」
ベッドに横たわっているのは、いつもお世話になっている鬼警部、目暮さんだ。傍には白鳥刑事も一緒にいる。――なんで帽子被ったままなんですか、目暮さん?
「おぉ、浅見君……越水君達も来てくれたのか」
「お久しぶりです、目暮警部。……お体の方は」
「心配無用だよ、安室君。この通り、ピンピンしとるよ」
「これお見舞いの品です。こちらに置いておきますね?」
「あぁ、瀬戸君もありがとう」
目暮警部が襲われたという話を聞いたのはついさっきだ。今日はここ数日の依頼に関する書類作成が主だったもので、俺たちは全員デスクに向かって仕事をしていた。佐藤刑事から電話がかかってきたのはそんな時だ。
目暮警部が、朝のジョギング中にボウガンで撃たれたという知らせが。
そこからは、すぐにキャメルさんに車を出してもらって、こちらに急行したわけだ。
多分、そろそろ小五郎さんも来るはずだろう。そっちには白鳥さんが連絡をしたらしいし……。
傷の具合を聞くと、急所を外れていた様で、命に別状はないと言う事。ただ、数日はやはり入院が必要らしいが……。
白鳥刑事から話を聞いている内に、小五郎さんに蘭ちゃん、コナン――で、なぜか少年探偵団も来ていた。……そういや、コナンが皆でハイキングに行く予定って言ってたな。
同じタイミングでキャメルさんも到着し、これで面子は揃った。
「それで白鳥、捜査の方はどうなっている?」
やはり小五郎さんもそっちが気になっているのだろう。目暮警部の無事な様子にホッとすると、早速白鳥刑事に話しかけている。
「はい、まず凶器についてですが、ハンドガンタイプのボウガンの様です」
「ハンドガンタイプ……片手で使える軽い奴って事か」
「はい。狙いが目暮警部だったのか、たまたまそこにいた人間を狙ったのか……その両面から、捜査を開始しています」
「警察官なら誰でもよかったと言う可能性もあるのでは?」
キャメルさんが自分の考えを口にすると、安室さんが、
「その可能性も無くは無いと思うけど……もしそうなら、分かりやすい制服警官を狙うんじゃないかな? 目暮警部はその時はジョギング中。格好だって恐らく運動着だったのでは?」
「あ、あぁ。いつも着慣れたジャージを着ておったよ」
「ならば、警察官への無差別だとは考えにくいよ。それで警察官と分かったのならば、つまり目暮警部の事をよく知っている事になるからね。ほら、そうなると無差別という前提は崩れるだろう?」
「な、なるほど……」
キャメルさんはひとしきり感心した後に「すみません、余計な口を挟んで」と小さくなってしまった。安室さんも慌ててフォローを入れているが……なんだろう。知り合いが襲われた時に不謹慎だけど、和むなぁ。
「それと実は、犯人がボウガンを発射したと思われる場所にこんなものが落ちていました」
そういってサイドテーブルからビニールに入った何かを摘みあげる。
「……剣、ですよね?」
「ダンボールで作った物にしてはかなりしっかりと作っていますね……」
越水と瑞紀ちゃんが見た感想をそれぞれ言う。実際にその通りだ。強いて言うなら、剣と言うには少々短すぎる気がするが……。
『おいコナン、どう思う?』
こそっとしゃがんで、小声でコナンに意見を聞いてみる。今までずっと黙っていたから、ちょっと気になったんだ。
『さすがにまだなんとも……ただ、あの作り物の剣。どっかで見たことある気がするんだよなぁ』
『……何か違う事件で、とか?』
『いや、そういうのじゃなくて……』
それ以上は考えても出てこないらしい。いつもの考えているポーズのまま、じっと何かを思い出そうとしている。
「しかし、警察官を堂々と狙うか……」
それも、間違いなく重要人物の一人が。
これは……来たな。
「キャメルさん、安室さん、今日は空いてる個室で待機してもらえますか。……一応、念のために」
「了解しました」
「僕はそのつもりでしたよ。まだニュースの扱いは小さいですが、刑事を狙うなんて物騒な事件。我々が見逃すわけにはいきませんからね」
キャメルさんも安室さんもしっかりと返事をしてくれた。
その後の安室さんの発言に、キャメルさんは「探偵ってなんだっけ?」って首をかしげていたが……。
越水と瑞紀ちゃんも、何か相談している。後でどう動くつもりなのか聞いておこう。
『コナン、何かあったらすぐに連絡を頼むな?』
こっそりそう言うと、コナンも頷いて。
『あぁ。こっちこそ、何かあったら色々お願いすると思う』
どうやら、コナンも少し嫌な予感がしているようだ。
……こりゃマジでヤバいかも。まだ現状を把握していないふなち達にも身辺に気をつけろって言っておいた方がいいかも。
それと、コナンとも連絡を密にしておこう。あのダンボールの剣の事も何か思い出すかもしれない。
そう考えながら、俺たちは事務所へと戻り、それぞれの準備を始めていた。
そして、俺たちは事務所で一夜を明かし――その日の昼前に、妃先生に毒物が盛られたという話を電話でコナンから聞かされた。
『戦慄の楽譜』より
○堂本一揮
堂本音楽アカデミーの創始者。俺、最初はこの人犯人だと思ってましたすんまっせんorz
○山根紫音
劇中、余りにセリフが少なすぎてコイツ犯人じゃないなと思った子(笑)
この考えが当たっているかどうかは是非作品をご覧になってくださいw
いや、すっげぇ可愛い子で印象に残ってた。もっと出番の多かった千草ららのほうは……個人ではなくシーンで覚えている模様(ラストのアメイジング・グレイスの所ですね)
○真田一三
File96 追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件
14巻File1-4
結構覚えている方も多いのではないでしょうか? 最近では出番がないですが、ブラックスターの事件ではキッドに変装をして寸劇を行ったマジシャンです。
初登場の事件でのマコさんとかも正直出したかったのですが、あの人は既に罪を犯している方ですから、残念ながら断念。
割とコナンの中にはキッドの存在があるからか、マジシャンの登場人物は多いですよね。
○九条玲子 33歳
File264 法廷の対決 妃vs毛利小五郎
アニメの方を見ている方ならば知っていて、かつ印象に残っている方も多いのではないでしょうか?w
『検察のマドンナ』と称される東京地方検察庁きってのエリート検事。『法廷のマドンナ』と呼ばれる妃先生のライバルキャラであります。
むちゃくちゃ好きな人で、下手したらこの人がレギュラーになってたかもしれませんww