「おい、バーボン」
「? どうかしましたか?」
今日の仕事は俺と、新入りのマリー……コードネーム・キュラソーとの二人での仕事。――というより後始末だ。先日浅見君と一緒に潰した麻薬取引に関係する組織、その残党の動きの把握と処理が目的だ。相変わらず、普通の事務所のやることではないが、今回はまぁしょうがないと言うべきだろう。引き受けた依頼が偶然、大事に関わっていただけなのだ。
「……あの男は、なんだ?」
だが、彼女の眼にはやはり彼の存在は奇異に映ったのだろう。それもまた、仕方がない。
(――厄介事を引き寄せるのは君の特徴だが……せめてもう少しタイミングという物をだな……)
今ここにはいない弟分に向けて、口には出さずに愚痴を零す。
「体術に関してはそこまでではない。だが……あの早撃ちは――」
そうだ。そこは自分も驚いた。あの時、俺たちに銃口を向けた男達に向けて素早く銃――取引品の一つだったのだろうリボルバーを拾い、構えた浅見透は文字通り『目にも止まらぬ早撃ち』で相手のほとんどを無力化して見せた。誰一人怪我をさせず、見事に武器だけを弾き飛ばして。
(相も変わらず、怪しい所ばっかり増えていく。だが――)
普通に考えたら、あのような状況とはいえ銃を扱えるという技能を表に出すのはためらう所だろう。 だが、彼は何の迷いも見せずに銃を抜いた。俺やこの女、そしてあの家出少女のために。
(とりあえず、この女の印象をどうするか)
「えぇ、僕も驚きましたよ。まさかあそこまでの射撃能力を持っていたとは……」
「今まで見せた事は無かったのか?」
「もちろんです。射撃が必要になる様な事件はありませんでしたし、彼も拳銃を所持していません。今回は本当に特別なケースだったんです」
そうだ、彼自身は拳銃を持ったことは一度もない。今回はそこにあった物を拾って使っただけだ。
そういう意味合いを込めてそう言うが、それでもキュラソーの目から警戒の色合いは消えない。まぁ当然か。
「……身体付きなどから、鍛えてはいても体術の類は大したことないだろう。だが、あの射撃は間違いなく脅威だ」
「ですが、あの性格です。他人を振り回す事に嫌悪を感じる――十分に避ける事が可能なレベルです。我々が警戒すべき脅威は他にありますよ」
「……ライ。いや、赤井秀一か」
組織の№2、ラムの側近だけあって奴の事も聞いていたのだろう。眉をひそめたキュラソーは。
「間違いないのか? 奴が日本に再潜入したと言うのは」
「えぇ、確かな筋からの情報です」
実際会っているから――とは、口が裂けても言えない。そして奴には悪いが、囮になってもらおう。組織のトップ――『あのお方』と呼ばれる人物が恐れている相手がいるとなれば、どうしてもそちらに注意を向けなければならないだろう。
奴にも警告は出していたし、事務所からは距離を取るはず。
(――その隙に、可能な限りこの女を調べる)
俺自身の任務を達成するために。そして――
――弟分へ向かう害意を、減らすために。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
6月12日
最近人を紹介する人多くない?
今度は瑞紀ちゃんから人を紹介された。瑞紀ちゃんの知り合いで、沖矢昴という現在フリーターの人だ。
瑞紀ちゃんが言うには、シャーロキアンで且つミステリー関係の知識が深い人だという話。職探しに難航していて、知り合いの瑞紀ちゃんを頼ってきたらしい。
瑞紀ちゃんが言うには、観察力がずば抜けていて、瑞紀ちゃんの手品のネタも少し考えれば見抜けてしまうらしい。
正直、ちょっと悩んだけど優秀な瑞紀ちゃんの紹介だ。加えて、就職難……就職難というか、人によっては延々面接を繰り返しているかもしれない人達の事を考えると――
とりあえず、瑞紀ちゃんと同じ体制で雇おう。
6月15日
なぜ沖矢さんがフリーターだったのか疑問に思わざるを得ない。え、なにこの人、ストーリーに関わる人じゃないの? 安室さんや瑞紀ちゃん、マリーさんとほぼ同レベルなんだけど。
簡単な調査を選んだと思ったら短期間で簡単に証拠を抑えて、かつ報告書も不備なし。強いて言うならアフターフォローを軽視する傾向があるが、俺がむしろ気を使い過ぎなのか。
とりあえず、先日俺と安室さん、マリーさんに加えて昴さんも鈴木財閥絡みの調査に入れてみたけど、普通にこなした。え、マジで? 手の感じとか雰囲気とか、すっごい諸星さんに近い。――いや、でも違う……違うよね?
ともあれ、これだけのスキル持ってる人間がフリーター。これは日本に革命を起こさざるを得ない。
や、多分例によって例のごとく進まない時間のせいだと思うけど……。
とりあえず今度正式に社員として雇用させてもらおう。
いやぁ、すごい人が入ってきたもんだ。
6月16日
更に人員が追加されました。元看護婦さんです。鳥羽初穂という年上の方だが、やはり元看護婦。応急手当などに関しての知識は大したものだ。若い時に苦労した人の様だし、採用。
こう、なんというか――妙にウマが合う所があった。
今はまだ猫を被っているのだろうが、時間が経てばいい関係を築けるのではなかろうか?
とりあえずは下笠姉妹に任せておこう。技術に関してはとりあえず安室さんが色々と教え込むらしい。
今日はマリーさんと、とあるお偉いさんの元にきた脅迫状の送り主を探す調査依頼を受けて来た。
具体的な調査はこれからになるけど、とりあえず指紋を調べる所から始めようか。
そうだ、今日は久しぶりに水無さんと一緒に飯を食ってきた。コナンが一緒だったが。
いい機会だから、例のサングラスの人がどこにいるか聞いてみたが、分からないと言う事。
やっぱりあの人が狙撃犯だったのだろうか。そうなると水無さんは? 敵にしては、こちらに有益な行動をやけに取ってくれる様な……。とりあえず多少は警戒しながら動いた方がいいか。
そういえば、水無さんに少し似た男の子が蘭ちゃん達の高校に転校してきて、かつウチの事務所に顔を出すようになった事を話した時に、僅かに顔色が悪くなった様に感じたけど――やはり何か関係があるんだろうか?
本堂瑛祐。……水無さんと直接会わせてみようかな。
コナンはコナンで、本堂瑛祐が気になっているらしいし。水無さんとなんらかの関係があるのならば、彼の立ち位置もひょっとしたら重要な物かもしれない。――例えば人質ポジとか。
6月17日
今日はマリーさんと仕事をしていたら銃撃された件について。先に気が付けたから隠れられたけどさ。
あの時の狙撃手かと思ったけど、捕まえてみたら全然違った。ただのストーカーだった。いや、ただのストーカーがなんで銃を……今更か。
マリーさんはともかく俺が顔を知られていたため、探偵が自分の事を調べに来たんだと感づいて俺を殺そうとしたらしい。行動力のある奴ってどっかでやっかいなんだよな。マジで。
それにしてもマリーさん強いわ、マジで。咄嗟に隠れた後、弾を込めてる一瞬の隙をついて物陰から飛び出して即確保。さすが安室さんが紹介した人だ。キャラが立ち過ぎてるのと合わせて最強に見える。
で、飛んできた千葉刑事と一緒にこいつを連行したら、別の仕事についていた瑞紀ちゃんと昴さん、ふなちは殺人事件を解決して来ていた。この街ときたら本当に……。
6月19日
キャメルさんのスキルアップが著しい。最近白鳥さんと訓練をしている時があるのは知っていたが、瑞紀ちゃんや安室さんから様々な技術を吸収しようと頑張っている。
鍵開けや演技、簡単な変装なんかはもちろん、休日には、公共の多目的施設の体育館を借りて体術の訓練を重ねている。今日は流れで自分も参加することに。
……すみません、探偵ってなんですかね? 今更ですかそうですか……
安室さんやマリーさんが強いのは知っていたけど昴さんも強いっすね。あっさり取り押さえられてしまった。今の所、俺とキャメルさんでいい勝負だろうか? ……いや、まだまだ自分が下か。
小沼博士は、今日から阿笠博士と一緒に飛行機械の開発・研究を行うため明日から一週間ほど有給を取っている。
あの二人は気が付いたら生活がずぼらになりそうだから、美奈穂さんと初穂さんに様子を見てもらうように頼んである。自分もちょくちょくコナンと一緒に様子を見に行くか。
6月22日
最近、あの瑛祐君がよくウチに顔を出して来る。今日は蘭ちゃんに連れられて一緒に事務所に遊びに来ていたので、仕事に一区切り付いていた初穂さんとマリーさんも連れてご飯を奢ろうとした所に、青い車が女の子を引き殺そうとする事件に遭遇した。
間一髪でマリーさんが少女と、その傍にいた女性を救出。俺はたまたまポケットに入っていたやや大きな六角ナットを運転席に向けて思いっきり投げつけた。
罅が入って視界を奪うのに成功したのか、車はそのまま逃げて行った。ナンバーは一応確認したんだけど警察に確認した所ただの盗難車。
念のために、皆で彼女の家まで送っていくことになった。……まさかの不動産王、片寄王三郎の屋敷だったけどな! 紅葉御殿って呼ばれている屋敷で、今は季節外れだが素晴らしい紅葉が見られると噂の屋敷だ。
女の子と一緒にいた女性は片寄家の運転手の須坂衛子さん。そして問題の女の子は王三郎さんの養子という中北楓ちゃん。
金持ちの家に招待され、しかもそこに関係する小さい子が殺されかかる。この時点で本編と判断したが、どの様に展開するか謎だった。念のために、王三郎さんと色々話していくうちに一晩泊っていくことになり、楓ちゃんと王三郎さんの両方に注意を払っていたが何にもなかった。
屋敷に一緒に住んでいた王三郎さんの長男・長女の方(あからさまに遺産を狙っていた)には瑛祐君と初穂さんに注意を払ってもらっていたが、翌日になってもやはり何も起こらず。
事件が起こるのを未然に防げたのだろうか? ――いや、紅葉御殿での事件だから、時期が合わなかったと考えるべきか。まぁ、状況が大きく変わるから、これから先の展開になんらかの変化が起こるのは間違いあるまい。今回の事件のおかげで、ウチの家に居候が増えたのだから。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
『お兄ちゃん! 朝ごはん出来たって桜子さんが呼んでるよー! 早く起きなさ―い!』
「うぇーぃ……」
子供は元気がいいなぁ。何歳だっけ? 8歳か。俺? 永遠のハタチだよ! ははっ!
寝そべっている自分の腹の上で寝そべっている源之助の首を毛布の上からつまみあげる。すると源之助は不満そうに『なーご……』と小さく鳴くと、一度俺の腹の上に着地して、そのまま毛布をずるずると引きずっていく。おいこら、持っていくな。あと5分。あと5分だけ……
「こーらっ! 起きなさ―い!」
バンッ! と俺の部屋のドアを勢いよく開けて出て来たのは楓ちゃんだ。王三郎さんからの依頼で、彼女を預かってほしいとの事。まぁ、あからさまに命を狙われているからしゃーないだろう。
学校も、ちょうど帝丹小学校に転校させる所だったという話だし、それならと引き受けたのだ。
一応彼女の生活費に少々色を付けた額を毎月いただく形で話が付いた。放課後は、ウチの探偵事務所の人間が付いた上で須藤さんが車で迎えに来て、そして紅葉御殿まで顔を出しに行くが……まぁ、今の所襲撃は無いし問題ないか。
「オーケー、分かった。分かったよ楓ちゃん、今起きるからちょっと待ってね?」
「ご飯を食べる前にちゃんと手を洗うの忘れないでね!?」
「……はーい」
預かってからの数日で痛感していたが……どうしよう、小学生に面倒見られてる大学生がいる。言葉にすると情けなさが半端ない。
とりあえず着替えて、下に降りようとした時に玄関のインターホンが鳴る。
彼女の護衛を兼ねた面子――まぁ、要するにウチの所員である。
「おはようございます、所長」
「おはよう。……浅見さん、やっぱり寝起きだったね?」
ちょうど降りて行った先にこの数日で完全におなじみになった顔が二つ並んでいる。安室さんとコナンだ。その足元には、クッキーが全力で尻尾を振って二人を出迎えていた。
「所長、やっと起きたんですね? あ、安室さんおはようございます。コナン君もおはよう!」
そこにエプロン姿の桜子ちゃんがダイニングのドアを開けてくる。基本、紅葉御殿への送迎は安室さんかマリーさんのどっちかが付いている。そして学校や通学路ではコナンが注意を払っていると言うわけだ。や、登下校の際も出来るだけウチの所員一人は付けているけどさ。
「安室さん、コナン君も上がってください。朝食は出来上がってますので」
「えぇ、御馳走になります」
「桜子さん、ありがとう!」
そして、コナンと付いて来た所員がうちで朝飯食って行くのも、もはや恒例になりつつある。なんだろうこの光景。そして一応家主の俺の扱いが軽い気がするのもいかがなものか。――いや、いつものことか。
「ほーら浅見君、さっさと顔と手を洗って来てよ。皆を遅刻させる気?」
はいはい、今行きまーす。だからちょっと待って下さい越水さん。
「……もう完全に大家族だよな。浅見さんの所」
「そしたらお前は長男だぞ。小学一年生」
「あぁん?」
「そしたらコナン君は私の弟だね!」
「――えぇっ!?」
「漫才している暇があったらさっさと顔と手を洗って来なさーーいっ!!!」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「「マリー様、おはようございます」」
「おや、マリーさん。おはようございます」
事務所に着くと、双子のメイドと眼鏡をかけた優男――沖矢昴が出迎えた。
「軽い物で良ければ朝食のご用意は整っております。いかがいたしますか?」
「あぁ、いただく」
「「かしこまりました」」
この事務所に潜入してそれなりの時間が経つが、相変わらず慣れない。
この事務所に来れば大体双子のメイドが出迎えて、色々と世話を焼いてくれる。世話好き共め。
あまり不審に思われてもやりづらいから、それなりに愛想良くするように努力しているが――クソッ……。
しばらく経ってから、双子の片方がトレイにトーストが乗った皿に、ベーコンエッグとベイクドビーンズ、そしてサラダが盛られたプレートを乗せて私のデスクに来る。
もう片方は、オニオンスープと紅茶が入ったティーポッド、そして温められたティーカップをトレイに乗せてその後ろを付いてくる。
「ありがとう。それで、今日の仕事は?」
「今日は、僕と組む事になるみたいですよ?」
そう言ったのは沖矢昴。こっちは離れたデスクで、こちらはカップに入ったコーヒーを飲んでいる。
「ある企業のお偉いさんが、脅迫状を送り付けられたそうです。詳しい内容は知りませんが、どうやら警察には内密にという事で……極秘裏に解決するために、我々に依頼をしたという訳です」
「……なるほど」
この男も、要注意人物の一人だ。格闘術に優れていて、恐らく私やバーボンとほぼ互角だろう。加えて高い洞察力と推理力を持つ存在。敵には回したくない男だ。
このような人材が集まっていく事を考えると、やはり浅見探偵事務所は到底無視できる存在ではない。
(安室透――バーボンはいいとして……)
浅見透、越水七槻に瀬戸瑞紀、アンドレ=キャメル。どれも優秀で、無視するには危険すぎる存在達。
(……しかし、カルバドスを隠しているような痕跡はない、か)
この事務所は3階部分にかなりの居住スペースがある。下のレストランの従業員や、浅見透の友人仲居芙奈子は実際ここに住んでいる。未だ行方が掴めないカルバドスがもし浅見探偵事務所の人間に捕まっているとすればここだと思ったのだが――
(まぁいい。カルバドスはそこまで重要ではない。私の任務は浅見探偵事務所を隠れ蓑に、この事務所の物も含めての諜報態勢を構築する事。そして――)
「あぁ、もっとも今回はあくまでも打ち合わせ。所長達が来てからはまた違う仕事になる様ですよ」
私にかけられた沖矢昴の声で、思考の海から自我を引き戻す。
「浅見所長が来てからは?」
「まずは――こども防犯プロジェクトの続きで、少年探偵団のポスター撮影、及びパンフレット用の写真撮影の付き添いですかね?」
「……少年探偵団? この事務所は子供も使うのか?」
子供相手ならば、警戒を緩める人間もいるだろう。計算して組織をしているとなると――浅見透、やはりやっかいな相手だと言う事になるが……。
「まさか、違いますよ。帝丹小学校の生徒――ほら、例の江戸川コナン君の友人達が勝手にそう名乗っているだけです」
江戸川コナンという名前を聞いて、ようやく思いだす。子供っぽい様子を見せるが、バーボンに負けず劣らずの観察眼を見せる奇妙な子供。その周りをウロチョロしている3人の子供。
(……あのうるさい連中か)
江戸川コナンはまだいい。あれは聞きわけがあって接しやすいが、あの三人は奔放かつ自由で――苦手だ。
「その後は、今調査に出ている初穂さんとキャメルさんの二人と合流して、場合によっては本格的に脅迫状の調査に入るらしいです」
「……了解」
なんにせよ、当面の間はできるだけ従順に従っておく必要がある。
浅見透からの信頼を得つつ、キールと共に動かなければ……
(面倒だ……。果てしなく……)
次回は瑛祐視点も含めた話になります! そしてキャラ紹介!
○鳥羽初穂
TVオリジナル file716,717
「能面屋敷に鬼が踊る(前後編)」
とある美術館の館長の専属ナース。28歳です。
割と好きなオリジナル回。ただし、いくつか首をかしげざるを得ない部分がちょくちょくありますがが、それが吹っ飛ぶほどのラストの推理ショー!
観た人は分かるでしょうが、非常に印象に残るシーンでしたwww
「はいは~~い♪ お・待・た・せ」
○中北楓(8)
○須坂衛子(48)
○片寄王三郎(68)
TVオリジナル file638,639
「紅葉御殿で謎を解く(前後編)」
同じく妙に気にいっているTVオリジナル回。ただし、最後がなんかやるせない。
これ最後楓ちゃんどうなるの? ってすっごい疑問に思った回。
結局事情は知らないまま事件は終わっているけど、知った時がなぁ……。
どうでもいいけど運転手の須坂衛子ってなんか描き方がルパン世界のソレに見えてしまうw
楓ちゃんは、コナンとすぐに仲良くなるちょっとボーイッシュな女の子です。
さて、どんどん酷い事になっていく事務所ですが大丈夫なんでしょうか?
……大丈夫なんでしょうか、色んな意味で(汗)
多少変更があったとはいえ、予定通りに進んでいるハズなのに……
いつも誤字報告をして下さる方はありがとうございます! 非常に助かっておりますw