東方日常記   作:ぬんちゃくティッシュ

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☆東方project二次創作です

こちらは書き方とか語りとか一切こだわってません。完全な台詞だけで構成されているような物語となっています。

以上のことが、アカン…わしゃぁ…もうダメや…状態の方はブラウザバック推奨です


東方薬醒鬼

───魔法の森、霧雨魔法店───

 

─side 霧雨魔理沙─

 

「よっしゃあ!やっと完成したぜ!」

 

今自宅で歴史的瞬間であることが起きたぜ!長い時間費やして研究した甲斐があったってものだ。

 

「…あとは実験台だが、今日はもう遅いし眠いから、明日博麗神社に言って霊夢にでも飲ましてやろう…イヒヒヒ」

 

おっと、悪い魔女のような笑いをしてしまった。私は皆に好かれる真面目で良善な魔法使いだからな!

 

「…寝よ」

 

 

───翌日、博麗神社───

 

─side 博麗霊夢─

 

「ったく、この前は酷い目にあったわ」

 

「悪かったわよ、でも借金を返さない霊夢も霊夢じゃない?」

 

珍しいことに博麗神社にアリスが一人で訪れた。いつもなら魔理沙と来るのだけど、行ってもここ最近ドアすら開けてくれないらしい。まぁ良いんだけどね、どーでも。

 

「正論ぶつけられると何も言えなくなっちゃうじゃないの…。まぁ私だって返そうと思ってるわよ。でもいざ返す金を用意すると、なんか抵抗が生まれてね…」

 

「はぁ…金癖の悪い巫女にも困ったものよ」

 

「あぁ!?あんたあまり調子こいた事言ってんじゃないわよ!」

 

「あなたのために言ってやってんでしょうが!なんなら幽香にも言ってあげましょうか?霊夢は借金を返す気はないと開き直ってたって」

 

「うぐ…」

 

こいつ…小癪な手を…!まぁ返してない私が悪いんだし、素直に受け止めるべきかしら?

 

「そうだぜ霊夢、借りたものは返さなきゃな!」

 

「あら、魔理沙。窃盗犯のあんたがいつそんな偉そうな説教たれるようになったのかしら?」

 

状況がゴチャゴチャしてる中さらに絡まりそうな奴が来やがった。何しに来たのだろう?

 

「窃盗犯?一体何の事だぜ?」

 

「しら切っても無駄よ魔理沙、あなたが紅魔館の地下図書館から本を盗んでるのは変わり様のない事実なんだから」

 

「人聞き悪いこと言わないでくれ。私はただ死ぬまで借りてるだけだ」

 

何回目よこの台詞、いい加減聞き飽きたわ。と言うか、魔理沙は最近姿を見せてなかった様だが…。

 

「はいはいわぁったわよ!んで?最近姿を見なかったけど、どこで何してたのかしら?」

 

「そうよ、私が家に行っても返事すらなかったじゃない」

 

「くくくく…、それはな…これを作るために閉じ籠ってたのさ!」

 

「「ふーん…」」

 

「(あり…リアクション薄…)」

 

予想していた返答が返ってきてアリスと同様白けた相槌を打っていた。だって、魔理沙が魔法の研究してて姿を見せない…なんて、紫は鬱陶しいこと以上にいつも通りだし。

 

「で、でも!この薬品は凄い発明だぜ!」

 

「ほぅ…?聞いてやろうじゃない、その凄い発明とやらを」

 

「よし!耳ん穴かっぽじってよく聞けよ!…」

 

─少女説明中─

 

「…と、言うわけだ」

 

「つまり…?どんっなに弱くて⑨でも最強になっちゃうクスリ、で良いの?」

 

「でもまた何でこんなの作ったの?」

 

「強くなりたい…それはみんなの希望だろう?だからその後押しだな」

 

…この理由は絶対嘘だ。アリスは気づいてないようだが、目が完全に嘘をついてるわ。博麗の巫女には嘘は通じぬってね。

 

「それで何でそのクスリを持ってきたのよ?」

 

「実け…」

 

「「絶対に飲まないし実験台にはならないわよ!」」

 

なんと口が揃った。余程魔理沙の薬品は信用されてないのね。何で作ったのかしら?

 

「まだじっけとしか言ってないぞ。分かった!妖精にでも飲ませてこよ」

 

魔理沙は去っていった。気にかけるのも面倒だわ、見て見ぬフリをするのが吉ね。

 

「(…霊夢、絶対放ったらかす気ね。もし問題が起きたらどうしようかしら…はぁ)」

 

 

─妖精の湖─

 

「大ちゃん!あたい凄いこと思い付いちゃったよ!」

 

「ハイハイスゴイデスネードウデモイイコトデスヨネワカリマス」

 

「何かと酷くない?大ちゃん」

 

まぁ無理もない話である。⑨なのだから。

 

「で、何を思い付いたの?」

 

「大ちゃんって話しててさ、ムカッて来ることあるでしょ?」

 

「まぁあるにはあるけど…」

 

「そんなときさ、怒りを拳に込めてぶん殴ると良いよ!そうすればとてもすっきりするよ!」

 

「…。なら、試しても良い?」

 

そう言うと怒りを拳に込めて、チルノをめがけて全力投球!ストライーク!

 

「だって、⑨を振り撒いてるくせして最強だの天才だの笑わしてくれるねチルノちゃん」

 

─side 霧雨魔理沙─

 

なんだ?今大妖精がチルノを思いっきり殴ってたが…。

 

「おーい、チルノ大丈夫か?」

 

…数分後。

 

 

「と言うことで、この薬飲んでみないか?」

 

「私は遠慮します。見るからに怪しいので」

 

「え、そうかな?あたいにはイチゴジュースに見えるんだけど…」

 

さすが⑨だぜ、このピンク色の薬液をイチゴジュースなんて言いやがるからな。

 

「とっても美味しいから、是非飲んでみてくれだぜ」

 

「いっただっきまーす!グビグビ…」

 

良い飲みっぷりで飲み干してくれた、お前の犠牲は無駄にはしないぜ!

 

「おー!体が熱い…パワーがみなぎるよ!うおぉぉぉぉぉ!」

 

なんだなんだ?パワーがみなぎるのは良いが、なんかおぞましい見た目になっている気が…

 

「が…が……」

 

大妖精なんか唖然として言葉失ってるし…。

 

「魔理沙!今私何でもできるよ!」

 

完全に声も低くなってるし…、これからこのチルノはガチルノと呼ぼうか。なんとこの薬の副作用はおぞましい姿になると言うものか、良いデータ画像取れたぜ!

 

「あははは!これぞ最強!これぞあたい!これなら霊夢にも勝てるぞ!うおぉぉぉぉぉ!」

 

「あぁ、行っちまった…」

 

まぁ霊夢が負けるわけないか。この事態は時間が解決してくれるだろう。

 

「魔理沙さん!」

 

大妖精…かなり怒った顔をしていらっしゃるけど…。

 

「チルノちゃんを何とかしてください!あのチルノちゃんはチルノちゃんじゃありません!」

 

…まぁこうなるよな。とにかくガチルノは霊夢を倒しに行くみたいだから博麗神社に行くか。

 

 

───博麗神社───

 

アリスも帰って、縁側で大の字で寝ておられる霊夢のもとに、おぞましい姿のチルノが現れた。

 

「霊夢、霊夢!」

 

「ん…んぅ?」

 

─side 博麗霊夢─

 

「………」

 

な…何なのこいつ?見た目は…チルノなの?それにしても、泣く子もわめくチルノって感じね…一体どうしたってのよ。

 

「霊夢!あたいは最強のパワーを手にいれた!これでお前を倒して幻想郷を支配…ぎゃああ!」

 

「良い度胸してんじゃない。幻想郷を支配?やるなら相手になるわよ?」

 

「おーい、霊夢!」

 

─side 霧雨魔理沙─

 

なんか霊夢がガチルノの首にお祓い棒かけてるが、何となく想像が付くな。

 

「何よ魔理沙、今こいつを焼くか煮るか炙るか決めてるところなの!」

 

「悪魔かお前は!まぁ良い」

 

「あたいは良くない!霊夢を倒してあたいが最強になるんだ…ぎゃああ!締め付けが強く…あががが…!」

 

「あなたは1回本当に黙らした方が良いかも知れないわね」

 

「すいません!嘘です!めっちゃ嘘です!調子こきました!」

 

「こいつは私の薬を飲んでこんなになっちゃったんだぜ。ただ、戻し方を研究してないからわからないんだ」

 

「あんたもこのチルノと一緒に映姫の所に送ってやろうかしら?」

 

「すまん霊夢、こうなったらパチュリーの所に行ってみるしかないぜ」

 

「それもそうね。さっさと行ってその姿戻してもらうわよ」

 

「うぃ」

 

───紅魔館、地下図書館───

 

「パチュリーいるんでしょ!」

 

「おうよう来たな」

 

我らがパチュリーことパッチェさんは聞き入れることが困難なガラガラ声でコテコテの関西弁である。魔法と物理を同時にこなす天才魔女だ。喘息は克服。

 

「ところでいきなり来るなんて珍しいやないか。いつも神社に籠りっぱなしやから姿を見ることなかったがそこのワレ何笑っとんのじゃ?」

 

ガチルノは腹を抱えて笑うのをこらえている様子。

 

「いや霊夢この声笑わない方が無理だって!ひくっ!声めっさひくっ!マジおもしろぎゃああぁぁぁ!」

 

「初対面に向かっで随分失礼なやっちゃ…このまま首晒しにかけたろうか?」

 

「だからあれだけ笑うなと言ったのに…。⑨に言ったって無駄か。で、パチュリーに頼みがあるのよ」

 

「頼み?何や、言うてみ。出来る限り尽くすで」

 

「あたいの姿が元に戻らないの!」

 

「知らん」

 

「そんな…パッチェさんなら戻してくれると思ったのに」

 

「何とかならないの?こんなおぞましい化け物が幻想郷にいるとなるとマズイのよ」

 

「まぁ出来る限りやったるわ。どうせ元はチルノやろうから、ほなら一発キッツいのかましたろか!」

 

「…ゑ!?」

 

「おらぁ歯ぁ食い縛らんかい!」

 

「ちょっと待って待ってぎゃああ!」

 

─数分後─

 

「これだけ攻撃受けてもピチュらんとは、身体は丈夫に出来とるんやな」

 

「姿が戻らないけど…?」

 

「当たり前や。殴りとうて殴ったんやけぇ」

 

「そんな…あたい殴られ損じゃん…」

 

「アホ。私の声を笑ったやつは問答無用でぶっ潰す。…まぁ姿戻すんは魔法でどうにかしてみるで」

 

パチュリーが適当に本棚から本を取りだし、適当にページをめくると、ガチルノを中心に魔方陣が形成された。

 

「えぇか?その姿では力がごっつぅ強い。その逆の発想や。極限にまで力抜いてみぃ」

 

「…こうか?」

 

すると、おぞましい化け物の姿は小さくなっていき、いつもの可愛らしいチルノに戻ったのだった。

 

「おー、おー!戻った!この美少女こそあたい!」

 

「さすがは魔物(まぶつ)のパッチェさんね」

 

「結構あてずっぽうで行ったねんけど、うまくいったわ」

 

「もう1回力を込めれば変身できるかな?うおぉぉぉぉぉ!…おぉ!変われた!これでパチュリーとも対等に戦え…ぎゃああ!」

 

「お前のそのきっしょい姿で対等なんてふざけんのも大概にせぇや」

 

「すいませんすいません調子こきましたぎゃああぁぁぁ!」

 

「…私、もう帰って良いよね?」

 

 

 

 

 

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