東方日常記   作:ぬんちゃくティッシュ

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東方幽人救労─伍─

 

 

───数時間後、紅魔館中庭───

 

 

 

─side 四季映姫・ヤマザナドゥ─

 

 

まったく…ここの門番と来たら、ウチの死神と変わらないサボり魔だからどうしても照らし合わせてしまいますね…もとい、合致するから説教意欲が…ムラムラと…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただいま一時的に画面が乱れましたので頭を奮って幽々子さまのヌードを…

 

 

 

 

「失礼な!ロリコンどもがこぞって倒れる私のアへ顔を規制画像扱いするなんて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本題に戻ります。○?●?圧倒的●

 

 

 

 

 

さて、ここに来たのはあの門番を説教するためではありません。白玉楼を長期に渡り空にしておいて、更には音信不通で現状把握さえ儘ならないとなったらば事情を何としても問いたださねば!手段は選べません。

 

 

とは言ったものの、あくまでも噂でここに妖夢が働いていると聞いたので、いると言う確証がないのです。門番には聞きそびれましたし、仕方がありません…。一人で探してみるしか方法はありませんね。

しかし、いる"かもしれない"中で探すって言うのはいくらなんでも五里霧中過ぎますね。ただでさえ広い紅魔館の中を初見の私が歩けば間違いなく迷う自信100%です。自慢じゃないですが、私結構な方向音痴で白黒はっきりさせる能力が裏目に出ているのか方向選択肢はいつも2つなので迷っちゃうんですよね!(*´ω`*)

 

 

 

なに私はバカなことを口走って…。脳内で口を動かす間があれば広い敷地を少しでも探しましょう。妖夢は白玉楼においては炊事洗濯掃除等々、まるでこの屋敷で言うところメイドの立ち位置を担っていますが、肩書き上は『庭師』ですから。庭師としての腕は私も一目置いていますし、案外、紅魔館の庭を探していたらすんなりと………。

 

 

「さーて、今日も美鈴さんが丹精込めて造り上げている庭を整えるぞー!こうしてる間があのチチお化けの事を忘れ…ん?」

 

 

いた。めっちゃすんなりと見っかったやん…。

 

 

「え…閻魔様ぁ!なななななぜこちららららら…!」

 

 

「落ち着きなさい妖夢!私はなにも貴方に説教を持ってきたわけではありません!(大嘘) 実質白玉楼を仕切っている貴方にお話を聞きたいのです」

 

 

「え…?は…。話ですか…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───紅魔館、応接室───

 

─side 魂魄 妖夢─

 

 

 

「こんなところまで邪魔させていただいて、感謝いたします。レミリア」

 

 

一応仕事中ではあったけれど、相手が相手で事情も事情なので、咲夜さんに相談したらレミリアさんに話を上げてくださったらしく、今テーブルを挟んで閻魔様と私が向かい合っている…。何しに来たんだろ…。お話を聞きたいって絶対嘘でしょ…。

 

 

「そんな水くさいこと言うのは野暮よ閻魔様。この問題は私ら生を持っている者は関与出来ないわ。ゆっくりね」

 

 

…とレミリアさんは去っていった。さぁ、思い空気が張り詰めていく。例えるなら、おじいちゃんが精神を研ぎ澄まして完成させた盆栽を稽古で綺麗に真っ二つにしてしまった後のような空気の重さだ。

 

 

「まぁ…難しく聞くつもりも多く語る気もありません。ただ、山ほどある貴方に聞きたいことを1つに要約して伺います。今、白玉楼は何があってああなっているのか納得の行く説明をしてください」

 

 

まぁそうなりますよねぇ…。今まで定期的に活動報告を上げていたのに忽然と音信不通になるわけですし…。何から説明したら…。

 

 

「はい…。まずこうなった経緯から…」

 

 

 

──少女説明中──

 

 

 

「と…言うわけなんです」

 

 

「なるほど…。事情はわかりました。ただ、貴方達は1つ勘違いしていますね」

 

 

「勘違い…ですか?」

 

 

「そうです。あなた方は経済不調に陥って活動が薄れた白玉楼は不必要と見なし、冥界から切られる…と思っているんですよね?」

 

 

「はい、その通りです」

 

 

「はぁぁぁ…」

 

 

何だろ…めっちゃデカイ溜め息つかれたんだけど…。こっちは死活問題だから形振り構っていられないのに!

 

 

「良いですか妖夢。なぜ私が輪廻を待つ霊の管理をあなた方に任せていると思っているのですか?それはあなた方がきちんと管理してくれるからです。確かに幽々子はああ言ったところはありますが、彼女は霊力が非常に強い亡霊です。私はそこを評価しています。昔も、今もね。経済不調なら地獄が面倒見ますよ。白玉楼は無くなられたら困りますから」

 

 

「…ぇ?つまり…?」

 

 

「べつにあなた方は下界で働く必要はありません。分かったらさっさと冥界に戻り自分の仕事につきなさい」

 

 

「…!はい!…でも、この紅魔館の方々に…」

 

 

こんな私をここまで面倒観てくださった紅魔館を辞めるだなんて…このまま住み込みも考えて相談していたのに…。

 

 

「何言ってるの妖夢!」

 

 

「…ぇ?」

 

 

「貴方には戻るべき家があるのでしょう?貴方を本当に必要としてくれている大切な人が、そこに」

 

 

「レミリアさん…」

 

 

「妖夢。寂しくなるけど、妹が出来たようで楽しかったわ。またいつでも来てくれたらレシピ教えてあげるからね」

 

 

「咲夜さん…」

 

 

「さぁ行きなさい。フランに見つかったらワガママ言って泣き出しそうだから、そっとね」

 

 

「皆さん、ありがとうございます!大変、お世話になりました!」

 

 

「さぁ、行きますよ妖夢」

 

 

こうして、私の紅魔館メイド生活は終わりを遂げた。

 

 

 

「所で戻るって言ってましたけど、幽々子様はどうなさるんですか?」

 

 

「あぁ、それなら心配要りません。帰れば分かります」

 

 

「…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───冥界、白玉楼───

 

 

 

 

 

久しぶりに帰ってきた白玉楼。数ヵ月に渡り放置していたから埃も被っていて草木も生え放題になっている。これはまた苦労しそうだ…。

 

 

「そういえば、戻れば分かりますって何があるんですか?」

 

 

「気になるなら居間に行くことをおすすめします」

 

 

「…?」

 

 

言われるがまま、いつも宴のように料理が並ばれていた居間に向かった。そこには予想だにしない人が…。

 

 

「幽々子様!?どうしてここに!?」

 

 

「妖夢にはまだ言った事無かったですね。幽々子は1ヶ月間、腹の1割に満たない食事しかしなかったら半気絶状態で最後に満腹になった場所に帰巣します。まぁ動物の帰巣本能の様なものです」

 

 

「……」

 

 

「こう言った財政難で白玉楼が破滅しかけて下界で働こうって良い始めたのはこれが初めてではないのです。ただ、こんな感じに半気絶状態になった幽々子は一連の記憶がすべて消えます」

 

 

「つまり…」

 

 

「彼女はこの数ヵ月の事を全く覚えていませんし何事も無かったかのように食事を要求してくるでしょう。まぁ、食べ物を見せない限りこの状態から戻りませんが」

 

 

「なら答えは1つですね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………しばらくは放置してよう

 

 

               終わり

 

 

 

 

 




いやぁ…言い訳の余地も弁解の余地もございません。申し訳ございません!

お待たせいたした幽人救労も完結しました!長すぎだろ!Σ( ̄皿 ̄;;

まぁこれからもゆっくり上げていくんで暇潰し程度にしかならない価値のない自由な作品ですが、よろしくお願いします
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