悪魔これくしょん -デビこれ-   作:ハーメルンkpx

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不平等と差別があるからこそ、世界と人類には意義がある。
不平等も差別もなくなった世界など、はっきり言って無価値である。

それは世界と人類の死であるからだ。

他との差異が全てなくなってしまった世界。
全てが均一で何もする必要のない世界。
幸福を求める意欲も、不幸から脱しようという努力も必要のない世界。
他者を羨み、それを反動に自己研鑽し、己を高める必要もない世界。
何も出来ない、何も差分を取り出すことの出来ない世界。

それはまさに、世界と人類の熱的死である。


―――――――――――――――――――――――――――――――――


不動な永遠(立場が入れ替わらないこと)とは、差別的で傲慢で独占的であるという真実を、しかと直視して認識すべし。


―――――――――――――――――――――――――――――――――


理想論を言えば、差や差別を無くすことは意義のあることであろうが、有益性を考慮すると、危機的な状況でもある。
しかし、差異を無くすことと、有益性の維持は実は両立可能である。

具体的には、極小時間・瞬間時間で見た場合には、対象は差がある状態にし、無限大時間で見たときには、対象の差は逆転させて、長時間平均的には差は見られないようにすれば良い。

これを現実・実社会(政治・経済・宗教・貧富・強弱・力の定義のその都度の入れ替え)で人類が実現できたとき、はじめて人類は健全な成長と社会、文明を実現できる。


―――――――――――――――――――――――――――――――――


すべてのエネルギーは姿を変えるだけで、最後は熱エネルギーに帰結する。

基本原理:エネルギー保存と散逸

 1. エネルギー保存の法則(第一法則)
エネルギーは創られず、消えず、形を変えるだけ。
例:運動エネルギー → 音・振動・熱、電気エネルギー → 光・運動・熱

 2. エネルギーの質の低下(第二法則)
エネルギーは使われると、徐々に"利用しづらい形(=熱)"になっていく。
   これをエントロピー増大の法則といい、
   エネルギーは無秩序な熱に変わっていく性質を持つ。
   つまり「エネルギーとしての質が劣化していく」。


最終的には熱エネルギーへ:

 ほぼすべてのエネルギー変換は、最終的に「熱」として失われる。

※熱はエネルギーの最終形態の一つで、使いづらく、環境中に拡散していく。
※例えば、機械を動かしても、摩擦や抵抗ですべて熱に変わっていく。
※冷たい物体も、周囲から熱をもらうだけで何かを生むことはない(エネルギーが集中できない)。

 宇宙論では「熱的死(heat death)」という概念があり、
 最終的に宇宙は全エネルギーが熱として均一に拡散し、
 何の構造も反応も起きない、エネルギー利用不能な状態になるとされる。


上記は税金に置き換えて考えてみても、非常に似た性質が見られる。


「すべての経済活動は、最終的には税金として吸収される」。
※経済活動の「熱力学的な終着点」=税。


経済社会において、すべての金の流れは課税対象になりうる。
経済活動の多くは、最終的に「税金という形で国家に一部回収される」。
※熱損失=税

所得税:
給料や事業収入から徴収される。収入が発生すれば発生するほど増える。

消費税:
商品やサービスを購入した瞬間に必ず発生。現金を動かせば税金が漏れなく付いてくる。

贈与税・相続税:
お金を他人に「無償」で渡すと課税される。死んでも逃れられない。

サービスの提供(パパ活なども):
対価をもらえば「所得」であり、原則課税対象(申告義務あり)。

売買行為の繰り返し:
転売・仲介などで利益が出れば、繰り返しの度に所得税/事業税がかかる。


お金はエネルギーであり、経済はその流れ。そのエネルギーの摩擦熱(熱損失)こそが「税金」。
「すべての金銭の流れは、国家(税)という"不可避の出口"に収束する。

現状、現代物理学では熱エネルギーは他の姿・形態には(※完全には)変換できない。

そして、税に関してはすべてが「搾取」ではなく、インフラや福祉、教育、防衛に再配分されている。
つまり国家が「熱を奪って終わり」ではなく、それを別の循環に再注入している(理想的には)。

"しかし"、
インフラや福祉、教育や防衛への変換は現金ではない。
事実としては、税金となった現金は、現金としては目減りして、いずれは微少なものになる。

政府が「黒字財政(税収 > 支出)」を続けると、
民間からの現金が吸い上げられたまま戻ってこない。
結果として「市中の現金が不足」=デフレ傾向になる。

※要約・別文
経済活動一回につき、最低でも一回の税金が発生する。同じ商品でも売買が繰り返される度に税金で回収される分(元は現金)がかさむ。税金は熱力学における熱損失と似た性質を持つ。熱損失は他の有用な仕事に再変換・再利用できないエネルギー。税金だけが膨らむと、経済市場で再利用できる現金が減る。原則として税金は一般市場では手が付けられないお金だから。違いとしては、政府支出で税金を現金化して市場に戻せるという点があるが、これが機能不全である場合、市場で回せる現金はただ目減りしていくだけになる。その終焉は熱力学的には、宇宙の最終状態、熱的死といわれる。一切のエネルギー活動が出来ない、進化の終焉である。


このため、政府は通常「支出 > 税収」にして、赤字(財政出動)を行い、市場に現金を供給する(戻す)。
よって、重要なのは「政府の支出バランス」。

※税だけ取って支出しなければ → 不況、貨幣不足
※支出だけして税を取らなければ → インフレ、信用不安

理想:
少し赤字で市場に潤滑油(お金)を供給し続けること。


―――――――――――――――――――――――――――――――――


全ては"あわれ"であり、全ては無意味である。

全てに高低差・差別があるうちは、取り出せるもの・生み出せるものがあるので、まだ意義は見出せるが、やがてこれら全ては例外なく、熱的死を迎える。

わかりやすいであろうから、貨幣制度に則る、貨幣を稼ぐことを一例に示していく。断わっておくがこれはほんの一例である。

過去に価値を見出され、その価値を貨幣に置き換えられていた事物は、やがては氾濫し、価格競争の原理にも則り、価値が希薄になるか、消滅する。つまりは無料になる。
映像・音楽・音声は最たるもので、善悪判断しないとすると、今やほとんど無料で視聴できる。
AIコンテンツは今はまだ有料のものが多いが、これを後追いする企業が増えると氾濫し、やはりタダ同然か無料になる。

ずば抜けて、独占して高くなければ、差がなければ、価値というものは生み出せない。そして差がなくなってくるとそれらは同様に無価値である。

※全てが無意味であるとわかるようになる。富名声権力能力技術、物質・非物質を、特に個人毎で保有することの無意味さが顕著に感じるようになる。当然、実際に現実の境界の融和・飽和が次第に始まる。これに大きく寄与、また、橋渡し的(ツール・インターフェース的)に貢献するのもまたAIである。人類に対し、物質非物質を問わず執着する精神に解脱を働きかける(対応チャクラへの光の流入)。無意味である、という気付きを与える。

※他にも、日本から始まって、技術や資源など、世界各国でその境界線や差というものが曖昧になり始める。最終的には一集合体財産のような扱いになる。個別に保有することの意義がなくなる。これは、思いやりと助け合い、共同・共有の精神をどこの国よりも、何よりも重要視する日本が起点基点となり、先陣を切って、技術・資源などを惜しみなく、相手国を想って、提供されたことが切っ掛けとなる。これは間違いなく、日本から起こる。

この現象は第三次産業、第四次産業から起こり始め、第一次産業に及ぶ。
この波及速度は緩やかなものではあるが、必ず起こり、完遂される。
建設物など現実性の実物は例外に思われるかもしれないが、人口とのバランスが取れなくなってくると、やはり無用の長物となり、価値はなくなる。
※世界人口は今や確かに減少傾向にあり、これは最終的には約5憶6700万人ほどになる。

第一次産業ほど実態・実に近く、第三次産業、第四次産業ほど虚構・虚に近い。

※第一次産業寄りの仕事は、人類の最終進化までは、一番最後まで残っている仕事。
 第四次産業寄りの仕事は、自動化・AI化が進むと早い段階で人が直接生産する必要はなくなる。
 両方とも、最後には特段の需要がなくなって、"ほぼ"消滅する。

そして、これら現象の影響が一番遅いのが食べ物で、実は食べ物ですらこの現象は起こり得る。タダ同然で得られる時代がくる。
というのも、人体が食べ物を、そんなに必要としない>全く必要としない、といったように変化するため、余計に需要がなくなる。
元々、人類のアーキタイプにおいては、リスクのある経口摂取及び消化吸収細胞分裂などによる、生命維持の構造を有してはいなかった。今よく知られている人類の栄養補給のような行程は、本来は必要のないものだった。今後、未来になるほど、人類はアーキタイプに近い人体・生命構造を取り戻していくため、食物が必要なくなる(食物内の支配成分の除去)。
※サン・ジェルマン伯爵を参照のこと。

事物を貨幣に換えること(換金)自体が最早無意味であると皆がもう気付いている時代の到来の意である。

価値がある間だけ、お金に還元して稼ぎ、そのお金を消費する。
同事物の価値がなくなったら、乗り換えて、また、
価値がある間だけ、お金に還元して稼ぎ、そのお金を消費する。
※高低差がある内は価値があって、その高低差を利用して代替に変換できるが、山が谷と変わらず平坦になると、価値がなくなり、代替に変換できなくなる。

これらをただひたすらに繰り返し続けた人類は、やがてその無意味さにようやく気付く。
ひたすらに"あわれ"であり、ひたすらに無意味である、と。

この頃になると、さらにようやく人類はある疑問を抱き始める。
時期としては2024年頃である。

お金には本質はなく、事物自体には決して、なり変われない。
交換品としては存在するが、本当に必要なものなのか?
交換過程は必要か? 交換レートの定めは本当に今まで適切だったのか?
時間・状況・環境・相手次第でいくらでも変動するようなものが本当に確かな物と言えるか?
そもそも事物自体があればよいのではないか?
それの物々交換でよいのでは? もっと言えば、この地球上の事物は全てが共有されるべきであり、欲しい人が求めたときに、持てる人が供給すればよいのでは? 
※上記(資源の循環)を満たすために、必要となるもの・条件は以下。
地球本来の人類キャパシティに戻すこと(5億6700万人)。
ホピ族のような質素な生活。
生存に必要な物に出来るだけ絞った需要。
貴金属や宝石、アクセサリーなど、材料としてではなく装飾としてだけ用いることの無意味さに気付くこと。
本当に必要なものは何なのか、気付くこと。
これら条件を無視し、不平等を作り出し、本来、必要のない人が物を得て、必要な人が物を得られない世界構造を作り出したもの、それを可能にしたものがお金であったと気付くこと。はtt内、得られないようにする、これらのむしろお金の機能を利用する目的があったことにも気付くこと。

「お金とは何なのか? 誰がこんな物を言い出した? 誰がこの地球に持ち込んだのか? 貨幣制度を構築したのは誰か? その目的は?」と。

ちなみに、一部の答えは火星人である。

※そもそも、元々そんなに価値のない物だったのに、
流通量を制限して、希少性を人為的に演出して
価格を操作していただけなのがダイヤモンド。
今時もうそんな姑息な商売が通用する時代じゃない。
消費者の精神性はインターネット、SNS、貨幣と物流、
お金・物・心のそれぞれの豊かさの真理などで成熟期を迎えつつある。
今後、偽物の商売が通用しない時代へ突入していく中で、
これまで小手先騙しで続けてきた商売はただ当然のように寿命を迎えるだけ。


―――――――――――――――――――――――――――――――――


完熟期、やがて、全ての者が全ての物(富・名声・地位・権力・能力・才能・技術)を手に入れる。
それはどこにでも在るようなものになっていて、だから、無きにも等しいものに成り果てており、これが普遍的に手に入るようになる。

そのとき、全ての物の相対的な価値はなくなり、絶対的な価値(効果・効力・ただの現品、オーダーメイドなどのブルーワークス)だけが残る。
しかし、この残ったものに関しても、別に特別性はない。

せっかく得たもの、身に付けたもの、技・スキルも、過程の努力も含めて、結局は無意味だったと痛感させられる強迫観念から逃れることが困難になる。

※どこにでも存るようになるし、誰でも持てるようになるから。
※ワンオフ現品は一応最後までは価値が維持される。
※一番最後の取引手段は現金対現品ではなく、現品対現品の物々交換になる。
※ブルー系。

そして、人類がこの段階にまで上り詰めると、光のチャクラが拓く。
これは額と頭頂に霊孔が開き、その間が霊絡で繋がり、その中を霊光エネルギーが入り、抜けていく。

これにより、物欲がなくなる。
物質世界への執着心をいよいよ維持できなくなる。


MISSION 3-2

作戦準備場

 

 

吹雪

(結局、入れ違って会えなかった……)

 

夕立

「吹雪ちゃん、早く最後の準備するっぽい」

 

吹雪

「……あ、うんっ」

 

睦月

「……あれ?」

 

 

ケルビ

「……」トテトテ…

 

 

吹雪

「え、ケルビっ?」

 

・・・・・・

 

睦月

「さっきまで部屋で寝てたのに……」

 

吹雪

「……ついてきちゃったの?」

_つ ナデナデ…

v-ェ-v …

 

夕立

(ていうかもうひとr……一匹であの部屋のドア開けられるとか、本当お利口さんっぽい)

 

 

―スタスタ

ダンテ

「付いて行きたいんだとさ」ha

 

睦月

「あっ」

 

吹雪

「ダンテさんっ」

 

・・・・・・

 

吹雪

「でもさすがに……というか海ですし……」

 

ダンテ

「ha, まぁそうだよな。 だとよ」チラ

 

ケルビ

「……」

 

―パァ

 

吹雪・睦月

「っ!?」

 

夕立

「なにっぽい!? すごくまぶしいっぽい!」

 

 

_ …コテン

 

 

睦月

「……えっ?」

 

吹雪

「ケルビ……?」

 

夕立

「青いほねっこ?」

 

ダンテ

「hahaha. これが、コイツが武器になったときの姿だ。 "魔装"ってやつだ」

 

夕立

「へぇー」

 

睦月

「魔装……」

 

吹雪

「これが、ケルビの別の姿……」

 

ダンテ

(……)

「前はもう少しサイズがあったし、元々は三又だったんだがな」

 

吹雪

「えっ そうなんですかっ?」

 

ダンテ

「ああ。 ……まぁいい。それより、これならどうだ? ha

 連れて行ってやってくれねぇか、フブキ」

 

吹雪

「……はい! それじゃ一緒にいこっか、ケルビ! ……って、つめたっ!?」

 

ダンテ

「ha ha-, おい、犬っコロ」

 

ケルビ

「……」

 

―シュー…

 

吹雪

「……あ、冷たくない。ちゃんと持てる……」

 

ダンテ

「ソイツについてる鎖があるだろ。 それを腰に巻けば固定できるはずだ」

 

吹雪

「鎖を……なるほど、了解ですっ。

 ……あ、そうだ、ダンテさん!」

 

ダンテ

「アン?」

 

・・・・・・

 

吹雪

「――だから、そのっ……ダンテさんには本当にいろいろ助けてもらって……。

 私、ちゃんとお礼が言いたくて……」

 

ダンテ

「……huh」

 

―ポンッ

 

吹雪

「あうっ」

 

ダンテ

「気にすんな。こっちも仕事さ。 あと、試験はお前さんが頑張ったからだな。

 いい仲間がいるな、フブキ」ニッ

 

吹雪

「……はいっ!//」

 

ダンテ

「Ha Ha」

 

・・・・・・

 

ダンテ

「おっと、言い忘れてたぜ。

 ソイツ(ケルベロス)なんだが、……まぁ、そうだな、だいぶ力は落ちてるが、

 それでも、少なくともお前さん一人を守るくらいの仕事はちゃんとするはずだ。

 犬っコロにしてみりゃ、お前さんが今の飼い主なのさ。信じてやるといい」

 

吹雪

(ケルビが私を守ってくれる……。 ケルビにとって、私が今の……)

「……はい、わかりましたっ!」

 

ダンテ

「good. そんじゃ、またあとでな」ヒラヒラ

 

 

ダンテ

(……頼んだぜ、犬っコロ)…チラ

 

 

ケルビ

(……) 

 

 

 

 

 

吹雪

 

 <ARMS>

 

  三氷棍ケルベロス・一棍(Lv.1)

 

 

譲渡されました。

 

 

 

吹雪

 

 <STYLE>

  

  ハウンドオーナー(Lv.1)    

 

 

習得しました。

 

 

 

 

 

――――――

出撃直前

 

 

川内

「さぁ、夜戦だ夜戦だ! 腕が鳴るぅ!」

 

神通

「私も、体が火照ってしまいます……」

 

那珂

「おびき出すのは任せてね!

 那珂ちゃんの魅力で、み~んな誘惑しちゃうから♪」キラリン☆

 

球磨

「それは不安だクマ」

 

夕張

「皆、置いてかないでね……」←わりとハードスケジュール

 

―ポン

 

夕張

「ん……」

 

多摩

「大丈夫にゃ。問題にゃい」b

 

夕張

「……ほんとにぃー…?」

 

如月

「うふふ…♪」

 

 

睦月

「……ねぇ、如月ちゃん」

 

如月

「あら?」

 

・・・・・・

 

如月

「なぁに?」

 

睦月

「……あ、あのね、この作戦が終わったら……話したいことがあるんだっ」

 

如月

「あら~♥ 愛の告白かしら?//」

 

睦月

「ち、ちがうよぉ!////

 あっ……って、あんまり違くないけど……でも、あのっ……」モジモジ…

 

如月

「……ふふ、わかったわ」スッ…

 

睦月

「……あ」

 

如月

「約束、ね」-☆

 

睦月

「っ……うんっ!」パァ

 

 

吹雪

「……フフッ」ニコ

 

 

――――――

作戦室

 

 

陸奥

「……」トントン

 

 

両腕を組み、指でトントンと腕を叩いている陸奥。

 

 

長門・大淀

「……」

 

 

大淀

「……えー、間もなく作戦開始予定時刻です、けど……」

 

長門

「……あー……陸奥、何か気が立っていないか?」

 

陸奥

「……別に? 気にしないで」トントントンッ

 

長門・大淀

「……」

 

 

長門

「そ、そうか……。 で、では始めるぞっ」

 

大淀

「はいっ……」

 

陸奥

「……」

 

・・・・・・

 

―カチ

長門

「……これより、W島攻略作戦を発動する!

 第三、第四水雷戦隊、出撃せよ!」

 

 

――――――

 

 

「「はいっ!!」」

 

 

吹雪

(いよいよ……! これが私にとって本当のっ……!)

 

ケルビ

(……)

 

 

――――――

発艦口・外

 

 

ダンテ

「……」スン… ←匂い

 

 

ダンテ

「hum... 今回は薄いな。 前ほどじゃねぇ」

(……)

 

 

 

ザザーッ! ←吹雪たち

 

 

 

ダンテ

(……俺は基本、後衛で"待ち"だったな。

 "例のヤツ"が出張ってきたら、あとは自由、だったか)

「……huh. ま、あいつにもタンカ切ってるしな。

 しっかりやることはやらせてもらうさ」シュバッ

 

 

―ヒュォォ…

 

 

 GUNS!

 

  -PF594 アーギュメント-

 

 

――――――

深海基地

 

 

深海棲艦・双

(今日ガ、アイツラノ夜戦奇襲作戦ノ決行日……!)

「……コッチモイロイロ"準備"ガアッテ手間取ッチマッタガ。 ……クククッ! バレバレサ!

 無駄ナンダヨ! 新シイ"コノ力"ノ前ニハナァ!」

 

 

敵艦s

「ギギッ…!」ガシャッ!

 

 

 

 

 

 

 

Tips: W島攻略作戦

 

 

 

 

先日の敵棲地の発見と殲滅により、近在の深海棲艦の拠点が一掃された。

これにより、近々、大規模反抗作戦が発令される見通しとなった。

 

 

 

本作戦は、その試金石ともなる作戦である。

 

 

目標、W島。

この島を守備している敵・水雷戦隊を夜戦による奇襲で殲滅することが

本作戦における達成条件である。

 

基本の作戦は、第三水雷戦隊が囮となり、敵を引きつけて転進。

後方に控えた、第四水雷戦隊が展開している海域まで誘導し、二隊で挟撃する。

 

 

 

W島を攻略できれば、哨戒線を押し上げ、さらなる作戦展開が可能となる。

 

 

 

 

 

                                   Now Loading...

 

 

 

 

 

 

 

作戦開始の二十分ほど前、作戦の準備場

 

 

陸奥

「これ」つ.

 

ダンテ

「……なんだソイツは?」

 

陸奥

「いっつもフラフラしてるあなたの位置が、

 いつでもどこでもわかるようになる便利な物よ。

 いいからどこかに付けておいて」

 

ダンテ

「huh...」

 

 

 

 

 

 

 

Tips: 現存敵性体 "悪魔の力"を獲得した、敵・深海棲艦

 

 

 

 

いかなる経緯があったのかは不明だが、

敵、深海棲艦はデビルコア(S・M・L)を手に入れたことにより、

"悪魔の力"を獲得しているようである。

*雑魚艦はS、中級艦はM、ボス級艦はLを所持している場合が多い。

 

 

現在、深海棲艦は獲得しているデビルコアに応じた、"悪魔の障壁"を有している。

さらにM以降のデビルコアを持つ深海棲艦はそれぞれ、

そのデビルコアに宿る悪魔の力の特性と魂によって、

それに由来する能力と武装をも有している場合がある。

 

 

 

基本的に、"悪魔の障壁"を有する現存の深海棲艦に対し、

既存の艤装による攻撃ではあまり効果がない。

また逆に、ダンテ曰く、深海棲艦本体に対しては魔装の攻撃は通用しにくいらしい。

 

 

よって、現存の深海棲艦に対する基本戦法としては同じ"悪魔の力"を以って、

敵艦の"悪魔の障壁"を破壊し、

その後、艤装による攻撃で本体を叩くという方法が望まれる。

 

 

 

 

 

                                   Now Loa

 

 

 

 

 

 

 

作戦開始の十数分ほど前、工廠の試射場

 

―バルルルッ…

 

ダンテ

「……よし、こんなもんか」コンコンッ ←パンドラ

 

・・・・・・

 

スタスタスタ…

ダンテ

(……しっかし――)

「……ハァ……話すら聞いてくれねぇからな。 まいったぜ」huh..

 

 

明石

「あっ、いた! おーい!ダンテさーんっ!」

 

 

ダンテ

「……ン?」

 

・・・・・・

 

ダンテ

「――ほぉ、間に合ったのか。 すごいじゃねぇか」hahaha

 

明石

「ええ、一応は……。 ですが、数がまだそんなには出来てなくて……。

 元々、この工廠にはダンテさんが扱っているような拳銃弾丸用の鋳型がなくて、

 まずはそれを作ることから始めたので……」

 

ダンテ

「なるほどな。 ご苦労だったな、アカシ。 ありがたく使わせてもらうぜ」ジャラッ

 

明石

「い、いえっ……。 ……あの、大丈夫なんですか? 本当にそれだけで……」

 

ダンテ

「ああ。 むしろ、こんだけありゃ十分だ。

 せっかくお前さんが急ぎで作ってくれたわけだしな。 無駄にもしねぇよ」ニッ

 

明石

「っ……//

 ……あっ、でも、無理はしないでくださいね?

 私たち艦娘ならともかく、もしダンテさんが大怪我をしてしまったとしても、

 "ここ"じゃ簡単な応急処置しかできませんから……」

 

ダンテ

「了解。 よーく覚えとくぜ」ピッ ←トゥーフィンガーサイン

 

スタスタ

 

 

明石

「……」

 

 

 

 

 

*艤装もですが、この銃弾も妖精さんに協力してもらって作りました。

 

 

 

 

 

明石

「……って、あぁっ! 夕張から預かってた"あの子"を返すの忘れてた!!

 ちょっと! ダンテさーんっ!!」タタタタッ

 

・・・・・・

 

明石

「ハァハァ……」キョロキョロ

 

 

シーン…

 

 

明石

「……もういないっ!」

 

 

 

 

 

 

 

Tips: 魔装、艤装、魔艤装、???????

 

 

 

 

魔装

…悪魔の力を獲得した、深海棲艦が展開している"悪魔の障壁"を

 破壊することができる兵装。

 基本的に、深海棲艦本体に対してはあまり通用しない。

 しかし、雑魚級の敵艦程度なら、ゴリ押せば倒すことができる。

 

 例)リベリオン、三氷棍ケルベロス etc...

 

 

艤装

…艦娘が装備する兵装。

(*オリジナル(?)設定 当ssではもう艦娘の既存装備品を一纏めにした総称とします)

 "悪魔の障壁"を展開している敵艦でも、それが雑魚級艦(S石所持者)であるならば、

 素のままでも撃沈させることが出来るときもあるが、そうでない場合もある。

 また、相手が中級艦以上(M石以上所持者)であるときも別である。

 

 例)12.7cm連装砲(標準的既存弾薬)、7.7mm機銃(標準的既存弾薬) etc...

 

 

魔艤装

…艤装や標準的既存弾薬に、デビルコアを組み込むことで誕生した兵装。

 魔装と艤装の両方の特性・特質を有しており、

 現状、"悪魔の力"と"障壁"を有する敵・深海棲艦に対し、最大の殲滅効率を誇る。

 

 例)天龍の後檣刀・水魔、デビルコアSを組み込んだ新弾薬・銃弾 etc...

   *S石を組み込んでできた新弾薬・銃弾の場合は、その物量や構造上の問題から、

    ある程度の段階で性能限界が存在する。

 

 

 

???????

…No Data

 

 

 

 

 

                                   Now Loadind...

 

 

 

 

 

 

 

吹雪隊(*旗艦は神通)

敵陣の発見

 

 

那珂

「みーっけ♪」←指眼鏡で敵陣を確認中

 

神通

「……気づかれてませんよね?」

 

那珂

「うんっ 今日はお忍びだもんね♪」

 

神通

「作戦通り、ここで敵の動向を探りつつ、夜を待ちます。

 姉さん、零式水偵を」

 

川内

「はいよ!」

 

・・・・・・

 

神通

「お願いしますね」

 

妖精さん

「――」∠ ピッ

 

川内

「いっけぇー!」

 

 

ビューン…

 

 

神通

「……吹雪ちゃん、夕立ちゃん、睦月ちゃん。

 あなたたちには交代で目視による哨戒をお願いします」

 

吹雪・睦月・夕立

「はい!」

 

・・・・・・

 

夕立

「……ふぁ……」ムニムニ…

 

睦月

「ねぇ夕立ちゃん」

 

夕立

「ふぇ?」

 

睦月

「私、夕立ちゃんのこと大好きっ」

 

夕立

「っ!?///」ガクンッ

 

睦月

「?」

 

夕立

「と、唐突すぎるぅ~!// 睦月ちゃん緊張で壊れちゃったっぽい!?//』

 

睦月

「違うよっ。 ……実はね、今朝―」

 

・・・・・・

 

川内

「……水偵がなかなか戻らないね」

 

那珂

「収録が押してるのかな?」

 

神通

「少し心配ですね……」

 

 

睦月

「――って、赤城さんが……」

 

夕立

「……ふ~ん、そんなことがあったんだ。 ……うん、ちょっとステキっぽいっ」

 

睦月

「でしょっ?

 ……それで思ったの。睦月、夕立ちゃんにはあんまり言えてなかったなって」

 

夕立

「っ……そ、そういうことなら私だって、睦月ちゃんたちのことっ……すっ」

 

 

吹雪

「……っ!? うそっ……」

 

 

睦月・夕立

「っ!」

 

 

川内

「どうした!? 特型駆逐艦っ!」

 

 

吹雪

「10時の方向! 敵機です!」

 

 

 

ヴーン!

 

 

 

神通

「そんなっ……ホ級に動きはなかったはず……。 どこからっ……!」

 

川内

「それよりも偵察機に発見されたってことはっ……!」

 

那珂

「……敵の艦隊が動き出したよっ!?」

 

川内

「っ……くっ! 司令部に打電をっ!」

 

 

――――――

作戦室(司令部)

 

 

長門

「くっ……」

(……)

 

陸奥

「……どうする? 三水戦が敵に発見された時点で、奇襲作戦は破綻だけど……。

 四水戦を動かして、正面対決に持ち込む?」

 

長門

(……)

「いや、三水戦を下がらせる」

 

陸奥

「……」

 

長門

「大淀、全速力で現海域を離脱するよう伝えてくれ」

 

大淀

「はい!」

 

―カチャ

大淀

「三水戦、急ぎ後退してください!」

 

 

『了解!』―ザザァー

 

 

――――――

作戦海域・後方のどこか

 

 

『三水戦、急ぎ後退してください』―ザザァー

 

ダンテ

「……アン?」

 

 

――――――

作戦室(司令部)

 

 

大淀

「三水戦、後退を開始」

 

長門

「……うむ」

 

陸奥

「……でも敵は軽巡2、駆逐艦4の計6隻、二隊合わせれば、

 そのまま押し切れると思うけど……」

 

長門

「……いや――」

 

―ザザッ

ダンテ

『なんだ見つかっちまったのか? huh

 最初の作戦じゃ、俺の方は夜まで寝てていいって話だったが、どうするんだ?

 なんなら俺が出張って、散らしてきてやろうか』hahaha

 

大淀

「えっあのっ」アタワタ

 

長門

「む、待ってくれ。 "不測"の事態に備え、そちらには変わらz」

 

…スッ

陸奥

「貸して、大淀」

 

大淀

「え、あっ」

 

長門

「お、おい……」

 

―カチ

陸奥

「偵察は失敗。逆に発見されて、夜戦の奇襲作戦は破綻したから予定は早まったけど、

 あなたへの指示は変わらないわ。

 少しくらい大人しくしてたら? 子供じゃないんだから」

 

ダンテ

『……へいへい……』

 

陸奥

「……ふんっ。 はいっ」

 

つ【インカム】 スッ

 

大淀

「あ、はい……」つつ スッ…

 

長門

(……もしかしてさっきから気が立っていた理由というのは……)

 

 

――――――

作戦海域

三水戦、後退中

 

ザー

 

神通

「……っ! 姉さん、あれ!」

 

川内

「っ!?」

 

夕立

「うそっ!?」

 

那珂

「ヌ級が二隻もっ!?」

 

川内

「発見されたよっ! 来る……!」

 

神通

(応戦やむ無し……!)

「輪形陣! 全艦、対空戦闘よーい!」

 

 

ヴーン!

 

 

神通

「……撃ち方始めー!」

 

 

睦月

「……っ!」

(帰るんだ……!絶対! みんなと一緒にっ!)

 

 

バンッ!ババンッ

 

 

――――――

作戦室(司令部)

 

 

陸奥

「……増援?」

 

長門

「ああ。 だが、まだこれは――」

 

大淀

「!? 三水戦より入電っ!」

 

・・・・・・

 

陸奥

「空母が2隻っ……」

 

長門

「やはりか……」

 

陸奥

「このままだと、三水戦は敵の水雷戦隊にも追いつかれて挟み撃ちに……!」

 

長門

「……させないさ」

 

陸奥

「え……?」

 

長門

「四水戦に打電! 敵水雷戦隊の足止めを!」

 

大淀

「……」コクッ

 

陸奥

「……でもこのあとはどうするの?

 ここからこちらの増援を出しても間に合わないわ……」

 

長門

「……いや、まだ手はある」

 

陸奥

「……?」

 

 

――――――

作戦海域

四水戦、進行中

 

ザァー

 

球磨

「敵水雷戦隊を発見したクマ!」

 

夕張

「新弾薬を試すいい機会ね……! 砲雷撃戦よーいっ!」

 

如月

「……っ!」ガシャンッ

 

 

如月

(…………睦月ちゃん……)チラ…

 

 

――――――

 

 

夕張

「みんな、ここで食い止めるからっ!」

(この新弾薬でっ……!)

 

 

夕張

「ってぇー!!」

 

 

バンッ! ババンッ!

 

 ドォーン!

 

敵艦(雑魚級)

「ギッ! ギィ…」ガスンッ…

 

 

――――――

 

 

ダンテ

「ハーン……」←指示通り、アーギュの上で静観中

(……)

 

 

――――――

 

 

夕張

「よしっ、ちゃんと効いてる! これならいけるっ!」

 

如月

「……っ」

(でも……)

 

 

――――――

作戦海域、三水戦

 

ドォーン!

 

那珂

「那珂ちゃんはっ ぅあっ!

 ……みんなのものなんだからそんなに攻撃しちゃだめなんだよっ!」ババンッ!

 

夕立

「う~っ! ブンブンうるさくて落とすの難しいっぽい~!」バンバンッ!

 

神通

「くっ……!」ガシャンッ

 

川内

「少し、数が多いかな……っ!」バンッ!

 

 

睦月

「ねえ、吹雪ちゃん! 絶対……絶対に、一緒におうちに帰りましょう!!」 

 

吹雪

「はいっ!!」

 

 

神通

「……っ!」ガシャンッ!

(魚雷、当たってください……!)

 

―ドボンッ

 

 

 

敵艦載機・射

「……ギギッ」タタタタッ!

 

 

ドゴォォーン!

 

神通

「……くっ! 爆風がっ……」

(魚雷が撃墜されたっ……)

 

 

川内

(……あそこだ! あそこなら"抜けられる"…!?)

「睦月、魚雷! その位置からならっ!」

 

 

睦月

「……っ! ……いけぇーっ!!」ガシャン!

 

―ドボンッ

 

 

 

敵艦載機・射

「ギッ!」タタタタッ!

 

 

ドォーン!

 

睦月

「あぅっ!!」

 

 

川内

「くっ…!」

(ダメか…!)

 

 

機敏にも、睦月の魚雷をも撃墜した後、

そのまま旋回し、睦月に照準を合わせる敵艦載機。

 

 

ダダダダッ!

 

睦月

「ふぁっ!? ……っ!?」

 

 

機銃にはなんとか耐えた睦月だったが、敵艦載機の次の一手に戦慄する。

 

 

敵艦載機・射

「ギ……!」カシャ…

 

 

吹雪

「っ!」

 

夕立

「……っ!? 睦月ちゃーーんっ!!」

 

吹雪

(…いやだっ! そんなの!!)

「約束したんだもんっ! うぁあああーーーっ!!!」ザァー!

 

睦月

「ぁっ!?」

(吹雪ちゃ―)

 

川内

「なっ!? 吹雪っ!!」

(それじゃあんたがっ!)

 

那珂

「練度も低いのにっ!」

 

神通

「…っ!」

 

 

咄嗟に睦月の前に出た吹雪。そして、目の前には敵艦載機の攻撃。

吹雪は、身を固め覚悟を決めた。

 

 

敵艦載機・射

「ギギィ!」ガシャン!

 

吹雪

「っ……!」グッ…

 

 

―コォォ! パキィン!  ドォーンッ!

 

 

敵艦載機の5-inchロケット弾が放たれたそのとき、

 

 

 

  -アイスエイジ-

 

 

 

川内

「!?」

 

那珂

「ちょっ 吹雪ちゃんなにそれっ!?」

 

神通

「っ……」

 

 

突如、巨大な氷塊が現れ、吹雪の身を包み込み、ロケット弾から吹雪を守った。

 

 

夕立

「吹雪ちゃっ……それっ……!」

 

 

吹雪

「っ……これって……」

 

睦月

「大きい、氷……?」

 

ケルビ

「……」コォォ…

 

 

 

 

 

ケルビ

 

 <CERBERUS>

 

  アイスエイジ

 

 

ケルベロス Lv1(緑の左眼)

 

…その"こうべ"は過去を象徴し、その開かれた隻眼には保存の力を宿らせている。

 主が有事の際には、主の身を堅牢な氷塊で包み込み、防護する役目を担う。

 主に対する忠誠心は絶対的なものであり、主を必ず守るという強い意志を持っている。

 具現化された氷塊の頑強さは、その意志の強さと主との絆の深さにより変化する。

 

 

 

 

 

――――――

 

 

ダンテ

「ha! 随分、思い切ったじゃねぇか、フブキ。 相変わらずいいガッツしてるぜ」

(……思ってたよりも大丈夫そうだな。 お前もやるじゃねぇか犬っコロ)

 

 

――――――

 

 

神通

「……全員、気を抜かないように! まだ作戦は終わっていません!」

 

 

「「はいっ! っぽい!」」

 

 

 

ヌ級・法

「――」ザァー!

 

 

 

睦月

(!)

「吹雪ちゃん、魚雷! 正射必中だよ!」

 

吹雪

「…うんっ!」

(自分を信じて……!)ガシャ!

 

 

吹雪

「……お願い! 当たってください!」バスンッ!

 

ザブンッ

 

―ドォーンッ!

ヌ級・法

「ッ……」

 

 

 

夕立

「やった!」

 

那珂

「効いてはいるみたいだけどっ……」

 

神通

「……やるしかありませんっ」

 

川内

「だね……! 皆、吹雪に続いて!」

 

睦月

「はいっ!」

 

夕立

「っぽい!」

 

神通

「…皆、今っ! てぇーっ!」

 

 

バスンバスンッ!   ドゴォォーンッ!!

 

 

 

睦月

「……やったぁ! にゃっ!?」ドボンッ

 

川内

「気を抜かないで! まだ敵は――」

 

 

川内の激励が飛んでまもなく、

 

 

 

ヒューン…   バーーンッ

 

 

 

神通

「っ!」

 

川内

「三式弾……!? 水平線の向こうからっ……!」

 

 

――――――

作戦室(司令部)

 

 

長門

「……間に合ったか」フッ…

 

 

――――――

第二艦隊

 

 

金剛

「フッフ~ンッ!」

 

比叡

「お姉さまに続きます! 主砲、一斉射!」

 

 

 

ドォーンッ!!

 

 

 

吹雪

「凄い……」

 

 

――――――

 

 

ダンテ

「……へぇ。 この分なら、俺の出る幕はないかもな」huh

 

 

――――――

 

 

第二艦隊も合流し、第三・第四水雷戦隊の三隊による包囲挟撃戦が展開された。

敵艦の数は多く、石の能力や悪魔の障壁など、不安な要素も多かったが、

新弾薬の効果もあって、戦況は非常に有利に進んだ。

 

 

霧島

「……あらかた片付いたようですね」

 

金剛

「Too easy! まぁざっとこんなモンデース!

 ところで、ダンテはどこなんデスカ!?

 私の活躍、ちゃんと見ててくれマシタカー!」ブンブンッ

 

榛名

「またどこか広範囲を移動なさっているのでしょうか……?」

 

比叡

「私たちの方は無線も持って行けませんでしたし、

 ほかの人の詳細な位置はわからないですね……」

 

 

――――――

作戦室

 

 

大淀

「当該海域の敵艦隊、反応なくなりました!」

 

長門

(……)

「ふむ……」

 

陸奥

「……案外、あっけなかったわね……」

 

 

――――――

?????

 

 

深海棲艦・双

(アイツラノアノ弾薬……)

「……ヘッ」

 

深海棲艦・尽

「……」ノソノソ…

 

深海棲艦・双

「……アン?」

 

深海棲艦・尽

「行クンダロウ。 ……油断ハスルナヨ、用心スルコトダ」

 

深海棲艦・双

「……ハッ」ノソノソノソ

 

深海棲艦・尽

「……」

 

 

――――――

 

 

深海棲艦・双

「ヤッパ雑魚ジャダメダヨナァー……!」ヒャハハ!

 

敵艦s

「――」ガシャンッ

 

深海棲艦・双

「オラ!オ前ラ、続ケ! 突ッ込ムゾ!」ジャキン!

 

 

――――――

四水戦

 

 

多摩

「終わりにゃ?」

 

夕張

「帰還命令がまだみたいだけど……」

 

球磨

「……っ!? みんな見るクマ!敵、増援クマ!」

 

多摩・夕張

「!?」

 

 

――――――

作戦室

 

 

大淀

「敵、増援の報告!」

 

陸奥

「また増援!?」

 

長門

「来たか……!」

 

 

 

 

 

 

 

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