・日の本には、このレベルの魂が最も多い。
※龍神がこの格以上の格の高い魂を日本に集めようとしていくため。そして、同時に、蛇(西)はそれを挫こうとする。既に日本で産まれてしまった魂>命に対しては、暗殺か大虐殺などで対応する。
・魂の年齢・レベルがある程度の段階まで進むと、一回毎の受肉期間中の肉体年齢や精神年齢、祖父母両親兄弟姉妹子供、他血縁や、友達や周囲の人々、生活環境、人生境遇などの影響の度合いが反比例して小さくなっていく。これは特に複雑な話ではなく、魂の年齢が数千年クラスにまでなれば、たかだか100年前後の人生経験や知識などは比較して小さいものであるからである。
※肉体年齢は実際ほとんど関係ないケースの方が珍しくはない。魂の年齢で見ると、下は0歳から数万年歳などあって、上を見ると8万年歳などなど、さらに上もある。"1回分"の肉体年齢ではせいぜい100年前後の修行時間が稼げるが、人(魂)によってはこの程度の年数では、魂の年齢数的に影響度がほとんど零に近いという人もいる。逆に魂の年齢が幼い人ほど、肉体受肉間(一回分の人生)の影響度が大きい。肉体受肉間の影響度とは、具体的には人生の間における生活環境や親の影響などなど。魂の年齢が幼いと、生活環境や親の影響、立場や肩書、富み・名声の影響を大きく受けて、卑しき立場にあれば卑しき者となり、驕れる立場にあれば驕れる者となる。家が貧乏であれば、余裕もない荒んだ心の持ち主として成長したり、家がお金持ちだったとして成金的な精神の大人になったり、傲慢な王さまになったりする。魂の年齢が高い場合は周りの影響はそれほど受けなくなり、これまで自分で超長年培ってきた精神や矜持、魂の道へと、最終的には結局突き進んでしまう人生になる。お釈迦さまは釈迦族の王子として、不自由ない生活を送られていたというが、その生活と約束された将来に溺れることはなく、結局は王族を捨てる。ウサーマ・ビン・ラーディンも家は裕福で約束された人生だったが、彼が結局選んだ道は知る人ぞ知る所。魂の年齢が上がれば上がるほど、結局の所、その人は周りの影響を受けにくくなり、その人の魂の道に進んでいく。
※では逆に、幼い時期の魂において、遠い将来、そういった道に進むように肉体受肉間の周りの影響や親、人生の機会や転機はある意味、その魂毎に作為的に全て用意され仕組まれていたことなのでは疑問が出る。この答えは是である。
・この魂のレベルの中には、才たる者に限り、管理官と相談の上、ある程度、任意の転生環境を選べるようになる。どういった人生の中で魂の修練を積むか、選択できるということである。つまり、逆説的には転生後の自分の人生の環境や展開、行く末を既に了承しているということである。そこに自分の身を置く事を覚悟の上で、両親を自分で選び、転生する。身代わりや練習と称して、中絶や堕胎、流産予定の母体に入ろうとする者もいるが……。このケースの場合は、総じて魂のレベルが高い者によるもので、事後はすぐさま、次の母体の後並びをする。なので、実は中絶や堕胎、流産などはそれほど深刻に考えることはない。レ○プによる出産に関しても、実は同様。
・レベルの高い魂ほど、一回の人生の影響度、経験値量が相対して少ない。そもそも、自分でどういった人生の修練を積むかを選択して転生してるので、魂の本質から大きく捻じ曲げられるということははっきり言ってない。人の本質を決めるのは、肉体でも精神でも人生でもなく、その者の魂なのである。※厳密には一回程度の人生要素ではない、ということ。積み重ねから形成はされる。が、選択した道の運命や事象に多く見舞われることにはなるので、魂がその道に傾倒し続けていく、ということはある。というかほとんど。
※有数の富豪の一族として生まれ、敬虔なスンナ派のイスラム教徒として育ち、首都リアドに次ぐ大都市ジッタの一流大学に進学し、経済学や経営学を学び、サッカーが大好きで、プロチームのファンで、人もうらやむような典型的なエリート富裕層の若者であり、そのまま父の仕事を継いでいれば、大金持ちの経営者として自由気ままな人生を送れていたであろう若者も、結局はその魂に従い、国際的なジハーディスト組織のテロリストリーダーとなってしまうことも、別段不思議なことではない。具体例として挙げた一例。この者に限っては3つ目の魂ではない。
※ノルウェーの上流階級出身で、学者で外交官でもあり、パリやロンドンに駐在することもあるほどの父親を持つ、ある男は将来、ノルウェーの多文化主義やイスラム系移民から同国を守るためにと大儀を掲げるが、これもまた己の魂の声に忠実に従った結果に過ぎない。具体例として挙げた例の二つ目。この者に限っては3つ目の魂ではない。
・このレベルの魂が最も多い、この日の本に国においては、国民・大衆に共通のある心理傾向がある。これには、人口の99.999%近くが当てはまる(日月神示には100人に1人の割合と示されている)。例外は本当に数えられる程度の人間となるわけだが、これらの人間はそもそもこのレベルの魂ではなく、もっと上位の魂である。
共通の心理傾向とは、蜂の巣から出てきた蜂の存在には気付くが、蜂が生まれる大元となっている蜂の巣には一切気付かないというものである。
事故や事件の起因、犯罪を犯した人に対しては明確に強く糾弾はするものの、なぜかそれらを生み出した原因であろう存在のことは頑なに無視、あるいは気付くことができないのである。着想すらない者も非常に多い。
これにはおそらくは視野の狭さと知能の未熟さも大きく影響していると思われる。
※間違いなくはっきりと言っておくが、真に問題とすべきは、蜂ではなく、蜂の巣についてなのである。
世の中の体制が不健全であれば、必ずや無敵である人や、過激な人間、凶悪犯や狂人、テロリスト、そして革命者を生む。
そしてその度に、罪もない人が傷付けられたり、命を奪われるのだ。
不健全な体制こそ根絶すべきなのである。
人類がこの絶対の真理にいつまでも気付かない間は、これらは絶対に不変である。
また、人類がこの大元の問題点を解決できない内は、世界は第二のウサマ・ビン・ラーディンやアンネシュ・ベーリング・ブレイビクを必ず再び誕生させることだろう。
これは予言ではない。ただの因果であり、予定調和である。
そしてこれは、星(世界・国)と魂の循環による自浄作用システムの機能、その一環でもある。
不健全な状態が続いている世の中に対し、その状態を強引に壊すために、一定期間・一定量の割合で、その目的のために(用意)作り上げられた魂が送られてくるのだ。
・凡百の愚衆の構成群体。上記等の特徴により、実は識別が非常に簡単である。因果関係のある問題に対して、結果にしか目が及ばず、原因の方にまで視野が広がらないというのが最大の特徴である。蜂には気付くが、蜂の巣の存在にまでは意識が広がらない、気付かない。これに当てはまれば、確実に3つ目以下の魂である。
以下の傾向が最も顕著に現れる段階。
・自分より上位の者の持つ光に焦れる。自分よりもはるかに強い光量を有するため、本能的に惹かれる。元々、瑣末な魂である羽虫が光に群がるのとまったく同様の習性である。
・羽虫などには最もたかられにくい時期。羽虫は本能的に光量の多い魂の方に惹かれるため。
・(多くの場合、程度の低い、低俗なものを対象とした)偶像崇拝傾向、他者依存傾向、深慮や根拠もなしに容易に他者を崇拝しがち。ただし、魂レベルが比較的近しい場合に限る。高上位存在とは格が違いすぎるため、理解も光量も受け入れられない。高上位存在と物理的距離が近すぎると、睡眠欲が過剰に高まるケースまである。
・偶像崇拝に似た傾向で、ソーシャルゲームに最もハマりやすい。※上位の魂に成長するほど、技術・芸術系の趣味に傾倒していく。
・仮想体(VRChatなど)、偶像体(Vtuberなど)に傾倒しやすい。虚ろな者。自分を持たない。自分よりも他者に魅力を感じすぎる。本来、低レベルの魂ほど、この傾向がある。
・1~3段階目の魂は、その幼さ・未熟さにおいて、正直なところ、どれも大差がなく、性質や特徴が似通うことは多々ある。結局のところ、人レベルは5段階目以上であり、4段階目でも未熟、3段階目以前となるとまだまだ極めて未熟である。
朝
提督室
ダンテ
「…………Hu-mm.
thx, オオヨド」
つ[] ピラ
大淀
「あ、はい」つつ[] ハシッ
(私の渾身の英訳資料……必要なかったみたいですね……。
そういえば日本語でもたしかに……)
陸奥
「――ずいぶん思い切ったわね……」
長門
「……だが必要なことだ。
今後のことを考えていけば、どうしてもな……」
陸奥
「……そう、よね……」
長門
「それで、さっそく相談なんだが――」
ダンテ
「……huh. そうだな…」ポリポリ…
・・・・・・
長門
「――なるほどな……」
陸奥
「まぁでも普通に考えれば、それが妥当よね」
大淀
(……ふむ)
「あの、質問なんですが、その割合というのは
今後、例の特殊兵装の開発が進めば適時変更させていくんですか?」
ダンテ
「この割合も、今はまだ持ってる奴のが
断然少ねぇから仕方ないってこともあるんだが、
この先、割合を減らして小隊を増やすべきなのか、
隊は減らすことになっても、割合を重視すべきなのか、
どっちがいいのかそこまではまだわかんねぇな」
大淀
「……あえて経過をみる、ということですか?」
ダンテ
「それがいいだろうな。
取り敢えず、これで組ませてみて、どんなもんになるか、だな。
ヤッコさんとの相性もあるだろうし、お前さんらカンムス同士の相性に
関して言えば、俺は完全に専門外だ。
細かくどうなるのかまでの予測は、悪いが俺には難しいぜ」huh..
長門
「ふむ…」
陸奥
「まぁ元々、あなたもそんなに細かくいろいろ考えて動くような
タイプじゃないでしょうし、一先ず、小隊編成の方針が
決められただけでも十分なんじゃない?」
長門・大淀
(あっ……また……)
ダンテ
「……huh, 言うじゃねぇか、ムツ」
陸奥
「あら、違った?
ペンもほとんど握らない人が、
普段何を考えてるっていうのかしらねぇ…?」フフフッ
ハーン?
ンフフフ…
長門
「……ずいぶんと仲良くなったものだな、本当に……」ボソ…
大淀
「ええ、そうですね……」ボソ…
(でも、流石に会議中にいちゃつくのは勘弁していただきたいものですねぇ……)
――――――
工廠
―テクテクテク
夕張
「――はぁ~……昨日はホントに焦ったんだから……」
明石
「あはは……すみません……」
夕張
(……)
「……いいけど、次は注意してね。
いつもすぐに気付いてあげられるとは限らないんだから」
明石
「うん……」
夕張
(……まぁ、私達みたいなタイプは集中しちゃうと、どうしてもそういう部分が
出て来ちゃったりするから、多少は仕方ないのかもしれないけど……。
……これは、しばらくは様子見かなー)
「それじゃ、私も昨日の作業に戻るわ。
明石、今日のお昼は一緒に食べましょう。約束よ」ヒラヒラ
明石
「あ、はい…」
(……夕張……)
明石
(……いろんな人から、なんですよね……。
当然のことだけど――)
「改めて……」
――――――
天龍型の部屋
天龍
「――うっし! そんじゃ龍田! オレもう行ってくるわっ!」
龍田
「はいは~い…」ファ~…
(ホントに元気ねぇ…)
ガチャ バタンッ
――――――
金剛型の部屋
霧島
「――つまり、出没自在な方で、提督室でもいらっしゃらないことが多いので、
それを見越して最初から四人で手分けして――」
比叡
「見つけ次第――」
榛名
「お茶会にお誘いする! ですね、お姉さま!」
金剛
「イエースっ! 流石、理解が早いネー!
まったく、頼りになる妹たちデースっ!」ダキー
「「////」」
ワイノワイノ
・・・・・・
金剛
「――名付けて、オペレーション "D-ホールド大作戦" デース!!」
榛名
「榛名、腕が鳴ります!!」
霧島
(オ、オペレーション大作戦……?)
比叡
(作戦名からしてもうただの拉致臭しかしてませんけど!)
「比叡もっ!気合!入れて!いきますッ!」
霧島
(…まぁ、とりあえず)
「それではまず、分担から決めていきましょうか。
誰が、始めはどこから当たっていくのかを」
比叡
「どこから?」
金剛・榛名
「?」
霧島
「はい。 この鎮守府は、他の鎮守府と比べてとても大きいです。
加えて、ターゲットは神出鬼没な方。
ともすれば、いくら四人で手分けしたとしても
当たることが出来る捜索エリアとタイミングによっては
入れ違いになって見つけられないことも大いに考えられます。
そこで――」
ピラッ つ[] /⊂ ハシッ
言いながら、霧島は手近にあった紙とペンで図示して三人に説明する。
金剛
「……Oh!!」
比叡・榛名
「おーっ」
霧島
「――まずこのように、鎮守府を円のようにイメージして、その円を四半円に分けます。
次に、その四半円の一つ一つを私達姉妹の内の一人で担当します。
そして、四人で同時に、各人が担当している四半円のエリアを
順繰りに巡っていく、という戦術です。
四人で無闇に一点ずつ当たっていくよりかは効率的なはずです」
比叡・榛名
「ふむふむ…」
金剛
(……)
霧島
「もう一つ、これは考えにくいことではありますが、
ターゲットもほぼ同速で円状に移動する、というケースも考慮し、
一人分の担当エリアの捜索が完了したら、今度は逆回転で再捜索を行う。
これらの方法であれば、発見出来る確率は大分高まるのではないかと」
比叡
「お~っ!」パチパチパチ
榛名
「すごいです! 霧島!」パチパチパチ
金剛
「さすがは姉妹の Brain ネっ!」
霧島
「」キラーン
霧島
「ふふふふふふ……。
いやいや、この程度のことなら造作もありませんよ、金剛お姉さま。
必勝の信念・周到なる計画・渾身の努力……!
平常より、これらを根底に掲げているこの霧島にとってはっ!!」クィッ ←メガネ
比叡
「出たーっ!! 霧島の座右の銘!」
榛名
「かっこいいですっ! 霧島!」
霧島
「ふふふのふっ! 知識探求、知恵深謀こそ私の領分というもの……!
金剛お姉さま、よろしければ本作戦の指揮……どうか、この霧島めにお任せをっ!」
金剛
「へ……? え、ええ…では、よろしくお願いしマース……?」
霧島
「はいっ!
では先程も言ったように、分担を決めましょうっ。
それで、四半円の往復周回にかかる時間を仮に想定して、
見つからなかったとしても、一旦はこの部屋に再度集まって――」
比叡・榛名
「なるほどーっ!」
金剛
「……」
(……)
――――――
提督室
長門
「――よし。 では次は、その編成方針に則り、実際の編成をしよう。
まず、始めの2隻の組合せについてなんだが」
大淀
「現在、特殊兵装を所持している艦娘は
金剛、比叡、天龍、吹雪、島風の5隻ですね」
陸奥
「艦隊としてのバランスは特殊兵装を持っていない他のメンバーで
一応の調整はするとして、先の2隻は戦法のスタイルで組ませるのよね」
ダンテ
「ああ、そうだ。
俺の見立てだと、コンゴウとフブキ、テンリュウとシマカゼだな」
大淀
「ふむ……」カキカキ
陸奥
(組合せとしては戦艦と駆逐艦、軽巡と駆逐艦ね。
まぁでも特殊兵装を持ってる子達の場合、
これまでの戦況報告を聞いた限りでは、敵とのことも合わせて
その艦種の違いもあまり意味をなさなくなってきてるみたいだけど)
長門
「理由を聞いても?」
ダンテ
「テンリュウはまだまだ戦い方にムラがある。
そこにはあえて、シマカゼを充てて補わさせるのさ。
シマカゼがヤッコさん共を引っ掻き回してる間にテンリュウが仕留める。
コンゴウとフブキに関しては、こいつらは二人とも攻防のバランスがいいからな。
いっそこの二人をまとめて、フォワードメンバーでも作っちまった方がいいと思ってな」
陸奥
「フォワード……攻め型の部隊ってことね」
大淀
「防御面も信用できるということであれば、その攻めにも安心して任せられますね」
長門
(現状の戦下において、安定した戦隊となりうる、か)
「なるほど。 ではあとは残りの編成だな」
ダンテ
「そこからはまかせるぜ。 俺は門外漢だしな」
長門
「ふむ、わかった。
ただ一応聞いておきたいのだが、予め助言などはあったりするだろうか?
特殊兵装を持つ二人と残りの4隻について、注意すべき点やら
こうしておいた方がいい、など」
ダンテ
「テンリュウとシマカゼの組は、気心の知れた相性のいい奴ら同士で
組ませた方がすぐに連携も取れていいんじゃねぇか?
コンゴウとフブキの組は……まぁ本当に、何でもいいな。
とりあえずこの二人を中心にさせときゃ大丈夫だろ。どうとでもなると思うぜ。
だから組ませるなら、とにかく攻めに向いてる奴らだな」
大淀
「当鎮守府が受け持っている、現状の海域においては、
これまで通りの兵装と編成では遠征も危ぶまれていましたが、
現在の天龍・島風の編成隊であれば、この問題はクリアされそうですね」
陸奥
「そうね。
そして、金剛・吹雪の編成隊が今後の作戦においては
戦力の要の部隊になっていく、というわけね」
長門
「……しかし、うーむ……攻め向きの者達か……」
ダンテ
(……)
「なんかまずいのか?」
長門
「いや……なんと言えばいいのか……」
陸奥・大淀
「……」
ダンテ
「戦闘慣れしてて、もし突っ込むことになっても
物怖じしないヤツらならどいつでもいいと思うがね。
もちろん、その艦隊としての相性とやらも込みでな。
性格も強気なくらいが丁度いいだろうよ」
長門
「う、うむ……」
ダンテ
(……)
「……ムツ、今思い付くのでそういうヤツらはいるか?」
陸奥
「……いることにはいるけど……」
大淀
(その条件で、当鎮守府で該当する艦娘といえば……)
ダンテ
「じゃあそいつらでいいんじゃねぇか。 上から4人」
長門
「…!」
大淀
「即断即決ですね……」
陸奥
(……)
ダンテ
「……ま、俺は推しとくぜ」スクッ ←立ち上がる
陸奥
「わかったわ。
……って、どこか行くの?」
ダンテ
「多分な」huh
「「?」」
―ガチャッ!
天龍
「おーっすダンテ!! いるかーっ!?」
ダンテ
「ha.. 朝から元気だな。
じゃ行ってくる」
長門
「…ん、そうか。 わかった」
大淀
「編成が完了したら、一度書面にて報告しますね」
ダンテ
「おう。
……あぁ、オオヨド」
大淀
「はい?」
ダンテ
「コンゴウとフブキの隊には、名前の後に"FB"って付けといてくれ」
大淀
(?)
「はぁ、構いませんけど。 記号ですか?」
ダンテ
「ああ。 俺が覚えやすいようにな」ニッ
陸奥
「……どういう意味なの?」
ダンテ
「"F"が"フブキ"で、"B"が"コンゴウ"だ」
陸奥
(…なるほどね)
大淀
(…なるほど)
陸奥・大淀
(……ん?)
天龍
「…あ、わりぃ。 会議中だったか。
……もしかして出撃か?」
大淀
(あ……)
長門
「あぁいや、そうではないな……」
ダンテ
「お前もすぐにわかるさ。 行くんだろ?」
天龍
「あっ…おうっ!」
・・・・・・
ガチャ パタン
陸奥
「……」
長門
「――よし、では天龍の部隊の編成と他の部隊も進めていこう。
一度、作戦部に戻るぞ」
大淀
「はい」
陸奥
「……」…
長門
「陸奥?」
陸奥
「……了解」
陸奥
(…………そういえば備品類、そろそろ揃え始めないといけないわね……。
テレビとか……娯楽だけじゃなくても、ニュース確認もできるし……)
――――――
工廠
明石
「……スゥー……」
明石
(……)人
明石
「……」つ【ハンマー】カタン
明石
「……フッ!」ファッ!
―カァンッ!
明石
「……フゥー……」
――この間、わずか約7秒。
明石
「……スゥー……」
明石
(……)人
己とは、皆のおかげで在るものであるということ。
それは"生ける"誰もが同じで例外はない。
彼女が普段から、自身が強く感じていた皆への限りなく大きな恩。
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが、
昨日より、明石自身が編み出した、この新技工。
明石
「……」つ【ハンマー】カタン
明石
「……フッ!」ファッ!
―カァンッ!
"感謝の鍛造法" である。
明石
「っ………ぷはっ!」
同じ"家"に住む、皆への感謝の気持ち、そして万感の想い。
己の持つ全てを込めて、ハンマーを振るう一回一回を全力で、
加工用の資材に打ち込める。
昨日から続くその数はもう既に数千回に及び、
費やした時間はゆうに二万七千秒を超える……!
今日一日、彼女がさらにこれをこのまま続けていくのであれば、
今日の夜は倒れる様に寝ることになってしまうのは免れないだろう。
そして、起きてはまた叩くを繰り返す。
……日々になるのかもしれない。
明石
「きぃいぇぇえぁぁああーーーっ!!!」ファッ!
また、たまにその感謝心が暴走する。
――カァーンッ!
――――――
提督室前
霧島
「霧島です」コンコン
…シーン…
霧島
「……」
――――――
提督室
―コンコンコン
「霧島です。 失礼いたします」
―ガチャ
霧島
「……ふむ」パタン…
霧島
「……まぁある意味予想通り、ですね。
しかし、まさかいつものお三方の内のお一人もいないとは……」
霧島
(……別に、これまでにも一度もないというわけでは
ありませんでしたけど……)
「……ふむ……」
――――――
甘味処 間宮
間宮
「――いえ、ここにはいらっしゃってはないですねぇ…」
榛名
「そうですかぁ…」
利根
「なんの用だったんじゃ?」ハムハムッ
筑摩
「あっ…姉さん、喋りながら食べてるとまた……」スッ…
榛名
「あぁいえ。 用といいますか……うふふっ。
すみません、ひみつですっ♪」
利根・筑摩・間宮
「……」
榛名
「お騒がせしました。 それでは榛名はもう行きますね。
間宮さん、ありがとうございましたっ」ペコリッ
間宮
「あっ、いえいえっ」
タタタターッ
利根
「……珍しいの」
筑摩
「ええ……」
間宮
「私もここではもうそれなりに長いつもりではありますけど……」
利根
「……まさか、あんなにもはっちゃけた榛名が
見られる日が来ようとはな……」
筑摩・間宮
「……」
利根
「……フフッ」
筑摩
「姉さん……?」
利根
「……いや何、本当に良い顔をしておったと思ってな」
間宮
「…ふふっ」
筑摩
「…そうですね。 姉さんも今は同じ顔をしていますね」ウフフ
利根
「ハっ。
…………本当に、良い者が来てくれたのやもしれんな……」
筑摩
「……ですね」
間宮
「いっそう、賑やかになっていきそうですねっ!」
利根
「うむっ!」
・・・・・・
利根
「それにしてもじゃ! 本当に美味いのっ! この"すとろべりーさんでー"とやらはっ!
間宮! おかわりじゃっ!」
筑摩
「姉さんっ……冷たい物をあんまり食べ過ぎると今度はお腹を…」
間宮
「あはは…。
気に入っていただけてなによりです」ニコ
間宮
(……秘訣の話、本当でしたね)クスッ
――――――
食堂
ガヤガヤ
比叡
「……」キョロキョロ
比叡
「……うーん、いないかぁ……。
まぁそもそも、これまでも食堂で見かけたりすることって
ほとんどなかったもんなぁ」
不知火
「――ですから、そういった場合などにはもう、
サイトの方で射角をつけてしまうというのも有効である、というわけです」
翔鶴
「なるほど……!」
瑞鶴
「……」
(翔鶴姉が駆逐艦から講習受けてる……)
比叡
「……ん~?」
・・・・・・
不知火
「ちなみにこのような方法は、海戦においては
進航している敵艦に対し、魚雷を斜め前方位への
射角をつけてから発射するという――」
翔鶴
「ふむふむ……」
瑞鶴
「……」ハァ…
(朝ごはん食べてからもう一時間以上も……。
今日は大半の人がオフで、一斉行動の日じゃなかったから、)
食堂も人がまばらでよかったけどさぁ…)
陽炎
「まーた、始まったわね。 不知火の講釈が」
浜風
「ですが、さすが不知火です。 勉強になりますっ」
陽炎
「あんたも真面目ねぇ、はは…。
って、あれ? 比叡さん?」
比叡
「こんにちはー」コツコツ
陽炎・浜風
「こんにちは」
浜風
「お一人ですか? 珍しいですね」
比叡
「あぁ、まぁ…うん。 ちょっとね」アハハ…
陽炎・浜風
(?)
比叡
「……」チラ
不知火
「そのようなことも含めて考えてみると、やはり何事も――」
翔鶴
「あぁ、確かに。 それは私も本当にその通りだと――」
瑞鶴
「……」
(ていうかあたしの知らない間に翔鶴姉、いつの間にガンオタになってたの……?)
比叡
「……あっちはあっちで、なんか珍しい組合せだね?」
陽炎
「うーん……まぁ、そうかも?」
浜風
「実は最近、私が翔鶴さんとは
任務外でもご一緒させていただくことが多くてですね、
今朝、姉妹三人で食堂まで歩いていたときに
翔鶴さん姉妹も向かっておられるところだったようなので――」
陽炎
「そこで普段のこの子には珍しくも大胆に、
二人を朝食にお誘いして、なんか気付いたら翔鶴さんと不知火で盛り上がって、
で今に至る、ってわけ」
比叡
(翔鶴さんと浜風ちゃんが任務外でも二人で? ……あぁ~)
「へぇー…」
浜風
「珍しくも大胆って……」
陽炎
「別によかったんだけど、突然だったから面と食らいはしたわねぇ。
いつの間に仲良くさせてもらってたのよ?」ニヤニヤ
浜風
「……別に、同じ鎮守府にいるのですから、
誰と仲良くなっていてもおかしくはないでしょう」
陽炎
「ん、まぁたしかに。 それもそっか」
比叡
(……)
陽炎
「それにしても意外だったわ~。
翔鶴さん、鉄砲なんかに興味があったのね」
浜風
「厳密に言えば間違いではありませんが……。 せめてハンドガンと言ってください。
それだと、初期には火縄銃を指して言っていた用語になります」
陽炎
「え~違いなんてよくわかんないし、細かいことはいいじゃないっ」
浜風
「まったく……」
(これで腕前はかなり良いというのですから不公平です……)
比叡
(盛り上がったっていうのはミリタリー系の話に火が付いてってことなのかな?)
陽炎
「それで、比叡さんはどうしたの? 遅めの朝食?」
比叡
「あ、そうだった! えっと、ダン……新司令って見かけなかった?
今朝、一度はここに来てたとか」
陽炎
「あの外人さん?
えーっと……私は見なかったけど……。
浜風、あんたは? もしかして食堂に来てた?」
浜風
「いえ、私もお見かけはしていませんね……」
比叡
「そっかぁ…。
……うん、仕方ない。 よし!次っ!
二人ともありがとねーっ!」フリフリ
タター
陽炎
「あれ……行っちゃった……」
浜風
「どんなご用件だったのでしょうか……?」
陽炎
「……さぁ?」
――――――
鎮守府・グラウンド
―ドサッ
天龍
「――だぁーっ、やっぱ勝てねぇよなぁ。 まともに剣すら抜かせられねぇし」
ダンテ
「ha. まずはお前の基本的な動き作りからやってるからな。
言っちゃなんだが、まだ剣でやり合うような段階じゃねぇよ。
お前のこれまでの動きを見た限りじゃ、そもそもお前、
取っ組み合いで相手とやり合ったこともほとんど無いみてぇだしな」
天龍
「……まぁ、そりゃあこれまで相手にしてきたのなんて
普通の深海棲艦で、オレが遭遇するのは遠征で軽目の雑魚とか
ばっかりだったしな……。
……初めてだったぜ、海であんなにもハッキリと人型で剣士で、
あんなにも強い奴に出会ったことなんて……」
ダンテ
「……」
天龍
(……)
「……ま、でも陸じゃ、もっと先に出会ってたけどなっ!」ニハッ
ダンテ
「huh...
安心したぜ、もうそんなに気落ちもしてねぇみたいだな」
天龍
「ったりめーだろ! んなヒマもねぇしなっ!
とっとと強くなって、オレはアイツにリベンジするんだっ!!」
ダンテ
「その意気だ」ha ha-
・・・・・・
そして、しばしの休憩中
天龍
「――んあーっ…………ふぅ……。
……あぁー、でも、まだ無理だってのはさすがにわかってるけど、
いつか、せめて一回くらいはお前の本気のヤツとも闘ってみたいぜ……w」
ダンテ
(……)
「……仮の話をしてやるとだな、
俺がその本気ってのを出したとして、それでお前とやり合う場合、
お前が最低でも22人はいる」
天龍
「……え……?」
ダンテ
「……で、その22人で同時にかかって来れてからが、
やっとある意味"対等"ってことで闘えるな」
天龍
「……マ、マジなのか? それ……」
ダンテ
「ああ」
(そうでもなけりゃ、
俺からしたら文字通り"退屈過ぎて"あくびが出ちまうからな……)
天龍
「…………」
ダンテ
(実際のところは、それでもまだまだなんだろうが)
「そこからがやっと実力の勝負だ。
今のままじゃ、ついさっきまでのと同じ結果になっちまうけどな」
天龍
「……ん……う~ん…………?」
ダンテ
「…huh.
あと1時間もしたらメシ時だな。
それまでにもう一回くらいはいっとくか?」
天龍
「あ、おうっ!」
「あーっ!? やっと見つけたデースっ!!」
天龍
「んあ?」
ダンテ
「……」ha..
――――――
工廠
夕張
「――うぅ~……」
【???】
夕張
「……あぁ~もう~っ。
だめっ、手詰まり! 思いつかないっ!」
・・・・・・
―テクテク
夕張
「お昼にはまだ早いわよねぇ……。
まぁでもいっか。 様子だけ一度見てこようっと」
――――――
明石の方
―ヒョコッ
夕張
「……」
明石
「……スゥー……」
夕張
「……ん?」
(あれは……座禅、みたいなものかしら……?)
明石
(……)..人
夕張
「あ……合掌した……」
明石
「……」つ【ハンマー】カタン
夕張
「……」
明石
「…………いぃぇえぁああっ!!」ファッ!
―カァーンッ!
明石
「…………フゥー……」
夕張
「」
夕張
「…………え、なにこれは……」
・・・・・・
【???】..
明石
(……)
夕張
「……あ、あの……明石?」
明石
「っ……あぁ、夕張。
あれ? もうお昼時?」
夕張
「あぁいや、そうじゃないんだけど……。
……えっと……なにやってたの……?」
明石
「なにって、開発ですけど?」
夕張
「…………えぇ……」
明石
(?)
「…あ、そうだ。 夕張」
夕張
「っ……ん、何っ?」
明石
「昨日は本当にありがとう。
ていうか、いつもありがとうっ」にひっ!
夕張
「え……あ……う、うん……?」
明石
<STYLE>
???????(Lv.1)
習得しました。
本編中にある、22人という数ですが、一応は算出値です。
ちなみに実際には上限値でもないので、まだ上はあります。
決して、D-ホールド大作戦 = デビルホールド大作戦 ではないのであしからず。
・{IMG21204}