悪魔これくしょん -デビこれ-   作:ハーメルンkpx

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破壊こそ、創造の母である。


Streak 009-010

 ~ Streak 009 ~

 

 

 

特別資料室

 

 

夕張

「…………ふむ……」…パタン…

 

 

明石

「……何かそれっぽいのあった?」ペラ…

 

 

夕張

「ぜーんぜん」スッ ←資料をしまう

 

 

明石

「ですよね……」タハハ…

 

 

夕張

「そっちは?」

 

 

明石

「同じくです……」

 

 

夕張

「だよね……」

 

・・・・・・

 

夕張

「やっぱり、あんな突飛なこと言われてもねぇ……」

 

明石

「う~ん……」

 

夕張

「……今、如月ちゃんは?」

 

明石

「……長門さんが詳しく話を伺っているそうです……」

 

夕張

「まぁ、そっか……。

 ……この話ってまだこの鎮守府内だけで止まってるのよね?」

 

明石

「正確には、ついさっきまで如月ちゃんと一緒に遠征に出ていた子達と

 長門さんと陸奥さん、あとは大淀だけですね。

 長門さんの判断で、今は話を止めているみたいです。

 ダンテさんには、これから陸奥さんが話をしに行くって言ってました」

 

夕張

「ふむ……ま、当然か。

 ……今回のことは流石に、あんまり不用意に触れ回るべきじゃないわよね……」

 

明石

「新敵性体の登場以来、摩訶不思議なこと続きでしたけど、

 今回のことはさらにそれに輪をかけて、前代未聞なことですからね……。

 まさか……」

 

夕張

「……声の力だけで敵の駆逐艦を退けた、なんてね……」

 

 

現体制の発足、そしてそれに関連する情報の整理は、そんなに古い物ではなく、実の所はここ数年に急ぎで整えられた。

なので、現戦火中にまとめられている情報というものはそれほど多いものではない。

 

二人としても、聞いたことすらなかった話ではあったが、それでも何かしら類する事例があったりはしないだろうかとこの場に赴いた。

 

・・・・・・

 

夕張

「……う~ん、やっぱりだめ!

 そんな前例なんて載ってないっ」パタンッ

 

明石

「……」ペラ…

 

夕張

「やっぱり私たちも直接、如月ちゃんから何か聞いてみた方がいいのかも……」

 

明石

「……そうかもですね。

 行ってみますか。 たしか人の来ない作戦部で話をされているはずです」パタン

 

夕張

「よし、そうと決まったら急ぎましょう。

 実は個人的にはかなり興味もあるしっ」

 

明石

「まぁ、こちらも否定はしませんけど……」

(声、か…………音……特定の周波数、とか……?)

 

 

 

 

 

 

 ~ Streak 010 ~

 

 

 

陸奥

「ちゃんと覚えてきた?」

 

ダンテ

「……ああ。 おかげでちょっと寝不足だけどな……」ファ~…

 

陸奥

「試験の予告自体はずっと前からしてたじゃない……。

 まぁ、徹夜の甲斐はあるといいわね。

 それじゃ始めるわ」

 

ダンテ

「……おう」

 

・・・・・・

 

陸奥

「ん~……」

 

ダンテ

「……」

 

陸奥

「……よし、それじゃまずは私の名前を書いてもらおうかしら」

 

ダンテ

「またかよ……。 何回目だ。試験リハのときにでも何回も書いただろ。

 さすがにもう覚えてるぜ? 一画も間違えたりしねぇよ」

 

陸奥

「今日は試験本番です。

 意見発言の際は挙手して許可を得るように。

 また、試験官に対し、逆らったり無遠慮な態度を取ることは好ましくありません。

 最悪、ペナルティが課せられます」

 

ダンテ

「……」

 

陸奥

「ほらほら、わかったらさっさと書いて。

 テストなんだから、ちゃんと覚えてるってことを証明することが大事なのっ」

 

ダンテ

「わかったよ……」

 

・・・・・・

 

つ[陸奥]⊂

 

陸奥

「……うん、十分ね♪」ササッ…

 

ダンテ

(毎回持ってくよな、その紙端だけをよ……)

 

陸奥

「それじゃ次は口頭試問よ」

 

ダンテ

「Hum..」

 

陸奥

「あ、でもその前に一応もう一度、試験をする意味のためにおさらいね。

 この試験自体の意義は前にも言った通り、今後この鎮守府の皆と

 コミュニケーションを取っていくわけだけど、それを出来るだけ

 円滑にするためには皆のことについて、ある程度の基本的な情報を

 予め知っておくことが望ましいわけで、その知識を身に付けること、

 また本当に覚えられているかどうかの確認をするというものよ」

 

ダンテ

「……ああ、わかってるさ…」

 

陸奥

「よろしい。

 正誤判定はその都度で、間違った問題については、

 正解はすぐその場で教えるから覚えてね」

 

ダンテ

「Ok.」

 

陸奥

「では、問題です。

 金剛型四姉妹を長女から順に答えなさい」

 

ダンテ

「コンゴウ、ヒエイ、ハルナ、キリシマ」

 

陸奥

「あら、正解ね」フフフ

 

ダンテ

「さすがにな……」huh..

 

陸奥

「榛名と霧島のどっちかで間違えるかと思ったけど」

 

ダンテ

「会ってまだ数日の頃だったらありえたかもな。

 むしろキリシマは一番上かくらいに思ってたぜ」ha

 

陸奥

「ふむ。 では、次。

 軽巡洋艦、大淀の姉妹艦の名前をすべて答えなs」

 

ダンテ

「いない。オオヨド一人だ」

 

陸奥

「む…」

 

ダンテ

「HA-」

 

陸奥

「……この私、戦艦陸奥の姉妹艦の名前を答えn」

 

ダンテ

「ナガト。長女と次女、お前ら二人の姉妹だ。

 ナガト型、だろ?」ha

 

陸奥

「……正解」

 

ダンテ

「こんなンばっかりか?

 おいおい、簡単すぎだろ」Ha Ha-

 

陸奥

「……そこまで言うのならいいでしょう。

 次からはもう少し、難しめの入り込んだ問題にしてあげるわ」

 

ダンテ

「huh... さっさと終わらせて、もう一眠りさせてもらうとするかな」

 

陸奥

「言ってなさい……!

 問題! 現在、当鎮守府で保有している航空戦隊には第何番があるか、

 すべて答えなさい!」

 

ダンテ

「第一・第二・第五があるな」

 

陸奥

「っ……そのうちの第五航空戦隊の正規空母の名前は!?」

 

ダンテ

「ショウカク、ズイカク」

 

陸奥

「第二航空戦隊の正規空母の名前はっ!」

 

ダンテ

「ヒリュウ、ソウリュウだろ?」

 

陸奥

(これも答えるなんてっ……!)

「第一航空戦隊の正規空母のうち、食事の量がより多いのは?!」

 

ダンテ

「あー………カガ、だな」

 

陸奥

「っ! ……で す が !」

 

ダンテ

「……」

 

陸奥

「その加賀の大好きなたb――」

 

ダンテ

「ミ○ク・ジャガー」

 

陸奥

(!)

「不正解っ! …って誰!?」

 

 

 

 

 

 

 

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