悪魔これくしょん -デビこれ-   作:ハーメルンkpx

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「NS○の監視は『安全』ではなく権力のためのものだ」

エドワード・スノーデン


陰謀の実存は、もう既に2013年12月17日に実証が完了している。


影の秘密結社にとっては、陰謀論肯定派の存在ほど疎ましいものはなく、逆に陰謀論否定派の存在ほど好ましいものはない。

また、影の秘密結社に一番助力する存在は陰謀論肯定派ではなく、陰謀論否定派である。

陰謀論否定派のおかげで、のさばる事が出来るので、影の秘密結社は陰謀論否定派を増進させるための費用には莫大な比重を置いている。


Streak 012

 ~ Streak 012 ~

 

 

 

吹雪

「……」トテトテトテ

_v-ェ-v …

つu u⊂

 

・・・・・・

 

吹雪

「……」トテトテトテ

_v-ェ-v ……

つu u⊂

 

 

ケルビ

「…………おい、フブキ」

 

吹雪

「ん? 何? あ、お腹すいた? 間宮さん、行く?」

 

ケルビ

「……抱えてもらわなくとも大丈夫だ。

 降ろすがいい」

 

吹雪

(!?)

「だ、だめだよっ!

 目見えてないんでしょ!? 今度は両目の所に傷が……」

 

ケルビ

「何度も言ったが、問題ない」ヒョイッ

 

吹雪

「あっ…」つつ..

 

ケルビ

「開いていないだけで、"何も"見えていないわけではない」シュタ

 

吹雪

「……本当に、大丈夫……?」

 

ケルビ

「心配無用。 それに何より、お前の匂いは独特だからな。

 鼻さえあれば、たとえ他すべての感覚が失われようとも見つけ出せよう」フシュッ

 

吹雪

「うぇえっ!?

 えっ……私ってそんなに匂うの……?」

 

ケルビ

「ああ。 ここにいる娘の誰よりも強力だ。

 ウミ……と言ったか、あの水のような物ばかりが広がっている世界も

 物凄い匂いを発してはいるが、それにも掻き消されぬ」

 

吹雪

「」

 

・・・・・・

 

吹雪

「……」ズーン…

 

ケルビ

「……む? どうした?」

 

吹雪

「いや………あはは……。

 ……うぅ~……私ってそんなに臭いかなぁ……」スンスン…

 

ケルビ

「臭い……不快という意味のか?

 いや、そうではないな。逆だ」

 

吹雪

「…え?」

 

ケルビ

「……説明が難しいな……」

 

吹雪

「……私の匂いって説明しにくい匂いなの?」

 

ケルビ

「うむ」

 

吹雪

「……なんか、それはそれで……」

 

ケルビ

「……強いて言うなら、入り乱れているのだ」

 

吹雪

「入り乱れる? ……匂いが?」

 

ケルビ

「そうだ。 しかし、入り乱れているからといって、

 それらは決して混ざり合っているというわけでもない。

 とかく多くのそれぞれの匂いが、お前からはしているのだ」

 

吹雪

「……」

 

ケルビ

「それも十、二十の数ではない。 百……いや、それ以上か……。

 それほど多くの匂いがお前を覆っている」

 

吹雪

「……う、う~ん……」

 

・・・・・・

 

吹雪

「――あー、そういえばさ」トテトテ

 

ケルビ

「ん?」テテテ

 

吹雪

「初めてケルビに出会ったあの日のことなんだけど、

 どうしてダンテさんの所に帰らないで、私だったのかなって。

 お話できるようになってるんだし、せっかくだから聞いておきたいなーって」

 

ケルビ

「ふむ……。

 ……我がお前に初めて会ったとき、やはり気になったのがその匂いなのだ」

 

吹雪

「さっきの?」

 

ケルビ

「うむ」

 

吹雪

「えぇ……そんな初対面のときから私の匂いって強烈だったんだ……」

 

ケルビ

「気に病むことはない。

 そもそもそれは悪いものから来ているものでは決してない」

 

吹雪

「え、そうなの?」

 

ケルビ

「ああ。

 そうだな、……フシュッ、その匂いもまた説明し難いものではあるのだが……。

 それは誇り高く、気高い……何か強い意志か心………そう、魂だ」

 

吹雪

「っ…!」

 

ケルビ

「それを感じさせる」

 

吹雪

「……」

 

 

 

自然と、吹雪は右手を自身の胸に当てていた。

 

 

 

吹雪

「……っ」ググッ…!

 

 

 

思わず、その右手に力が入る。

 

 

 

ケルビ

(……)

「……フブキよ」

 

吹雪

「……ん…なに?」

 

ケルビ

「今はもう、お前は我に力を示し、我はお前を認めた。

 我が魂を手に"先"へと進め。

 我が牙の加護は常にお前と共にある」

 

吹雪

「ケルビ……」

 

ケルビ

「何者にも臆する必要はない。

 お前の道を阻む輩は、全て我が噛み砕いてやろうぞ」

 

吹雪

「……うん、わかった。 頼りにしてるからねっ、ケルビ!」

 

ケルビ

「…フシュッ」

 

 

 

 

 

ケルビ

 

 <CERBERUS>

 

  サテライト

   -フリッカー

 

 

ケルベロス Lv3(青の閉眼)

 

…その"こうべ"は未来を象徴し、その閉じられた両眼には霊化の力を宿らせている。

 今の両眼では、以前ほど物を見ることは出来なくなってしまったが、

 それは代わりに霊化の力を顕現するための対価である。

 主の意とは別に、任意で主の周囲に縦横無尽の棍撃の壁を作り出す役目を担う。

 全ては主のために。

 進行を阻む者は全て叩き弾いて活路を切り開き、

 主が邁進できるように尽力することを惜しまない。

 たとえ己の"全て"を賭す事になろうとも、主に光明を捧ぐことを約束する。

 

 

 

 

 

地獄の忠犬 ケルベロス

 

…3つの"こうべ"と、

 それぞれの"こうべ"の持つ、過去の保存の力・現在の再生の力・未来の霊化の力、

 それら全てを取り戻して、三位一体を果たし、真の姿を再び顕現させた存在。

 3つの力を巧みに操り、自在に扱えるのであれば、

 その可能性は事実、無限大のものとなるかもしれない。

 

 

吹雪とケルベロスの力の可能性

 

…かつての"存在"の無念と願いの想いが、その瞳から涙となって溢れ出し、

 海に沈んでとけ広がってしまったのであれば

 過去に遡り、保存の力を以って手繰り寄せ、現在にそれを再生し、

 未来へと託されたそれは霊化の力により、声も想いも蘇らせる事が出来る。

 過去に流された涙の全てを現在に取り戻し、それを未来に繋ぐための力。

 

 

 

 

 

 

 

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