オーバーロード 粘体の軍師   作:戯画

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原作11巻が発売されましたね。
劇場版総集編も製作中らしいし、まだまだオーバーロードの世界は広がりそうで嬉しい事です。


第23話 帰還報告

 ナザリック地下大墳墓の最奥、玉座の間の扉の前に二つの人影があった。

 

 戦闘メイド(プレアデス)の副リーダー、ユリ・アルファと第1〜第3階層守護者、シャルティア・ブラッドフォールンである。二人は任務完了の報告のため、このナザリックの支配者たる至高の御方々の下へと参じていた。

 しかし後者の表情は信号機のように陰鬱な表情やら不愉快そうな表情やらにコロコロ切り替わって、まるで落ち着きが無い様子だ。

 下手に藪をつついて蛇に襲われるのはごめんだったので、ユリは黙して入室の許可を待つ事にした。

 

 このシャルティアの挙動不審の原因は三十分程前、ナザリックへの帰還の時点まで巻き戻る。

 

 

 

 

 

 

「ペストーニャ、ユリをよろしく頼みんす」

「かしこまりました。…………わん」

 

 ナザリックに着いた直後に≪ゲート/転移門≫を最大限駆使して第九階層へ行き、ペストーニャにユリを預けた。ペストーニャ・S・ワンコはナザリックのメイド長である。一目で異形と分かる犬の頭部には正中線上にツギハギのような縫い目が並んでいる。

 神官として高い能力を持っており、一般メイドたちの統率も()っている彼女への信頼は厚い。

 アンデッドであるユリに回復魔法を掛けてもダメージを与えるだけだが、ナザリック地下大墳墓のギルド拠点としての機能を使用すれば短時間での全回復は難しいことではない。

 

 もっとも、現在はアインズからナザリック全域に施設運用のコストカット命令が下っている。本来ならば罠やフィールドエフェクトといった攻め手の数と精神力を容赦無く削り取る仕掛けが無数に起動しているのだが、その中でも重要度の高いものだけを稼動させている。他の部分は各員の技量で埋め合わせをしている状況だ。

 緊急事態宣言が出されてからナザリックに殴り込みを掛けてくる勢力はいまのところいなかったので、平常時に比してどの程度の防衛力があるのかハッキリしないが、至高の御方々から注意喚起が無いのなら当面問題無しと言うことだろう。

 

 とにかく、いまのナザリックにおいては無駄な資源運用はご法度なのだ。そのためユリの回復に要する施設運用も、ペストーニャに臨時の使用権限が与えられており、緊急時を除いて至高の御方の承認を必要とする。

 これはぶくぶく茶釜が暫定的に決めたルールであったが、暗黙の内に正規の運用システムとして機能しつつあった。と言うのもペストーニャがその役目を喜んで引き受けたことと、そもそも施設の使用を必要とするような事態は日常的に発生していなかったのでペストーニャへの負担がほとんど無かったためだ。

 

「あとで迎えに来んす」

 

 そういった事情があって回復に掛かる時間は短くとも一息ついてはい終わりと言う訳にはいかなかった。

 少なくともこれでユリの体の心配はもう要らない。次の用事のために歩を進めるが、シャルティアの気持ちは時を追うごとに重苦しくなっていった。だが気は進まなくとも駄々をこねてどうなるものでもないので早々に諦めることにした。ユリに怪我をさせたことなどがバレたら、何を言われるか分かったものではないが。

 

 ユリの回復が済めばすぐ報告に行かなければならない。気をとり直して目的の階層へ向かった。

 

 

 

 転移門(ゲート)を抜けて出た先は、少し前にも階層守護者がアインズの指示で集まった円形劇場(アンフィテアトルム)。辺りの様子を探るように、少し鼻を鳴らしながらぐるりと視界を回す。

 どうやらここの守護者である双子はどちらもこの場にいないようだ。奥の居住区にいるのかも知れない。

 

「誰かおらんかえ? おーい、小娘ー。チビー」

 

 大気が揺れたかと思う程の地響きと共に、砂煙がこちらへ猛烈なスピードで迫ってきた。その中から飛来したものの着地点は、シャルティアの丁度足元だ。

 

「おっと」

 

 ひょいと()()()ごと器用に身を躱し、手をはたはたと振って(けむ)()なポーズを取る。

 

「いるじゃありんせんか」

「あんたにチビ言われたかないわ! つーか呼ばなくてもここに来た時点で分かるっての。ドギツイ臭いプンプンさせて」

 

 怒りの旋風を纏って現れたのは、二人いる第六階層守護者の片割れ。闇妖精(ダークエルフ)の姉の方アウラだ。製作者の設定のせいか、この二人は仲が良くないということになっている。決して憎み相容れないということではなく、気の合う部分が無い訳でもないのだが、そうあれと生み出された以上、対立的な側面は常に存在する。それが互いに分かっているから挨拶代わりの小競り合いは毎度のことだ。

 

「モノのはずみというやつでありんす」

「この……! まあいいや、そんで何? あんたが理由も無しにあたしに会いに来るワケないよね。…………ナニソレ?」

 

 シャルティアが担いでいるモノが珍しく、目を丸くしながら観察する。傍目にはただの人間にしか見えない。かと言ってただの人間をシャルティアがわざわざ外から攫ってくる理由が無い。さらには何でそれをここへ持ってきたのか。

 

「詳しい話は省くけど、わたしとユリは至高の御方々の命を受けてある能力を持つ者を見付けるために外出しておりんした」

 

 アウラが疑問に頭を捻っているので、最低限の説明はしてやることにした。

 

「で、この人間がそうなの? どういう能力?」

「なんでも『武技』とかいうらしいでありんすが、詳しくは知りんせん。とにかくこれの扱いが決まるまで、逃げ出したりしないよう拘束しておいてほしいんでありんす」

 

 興味があるのか無いのか、アウラは無表情にブレインを観察している。形はどうあれ自分の頼み事を素直に引き受けるとは思えない。多分取っ組み合い一歩手前の口喧嘩の末にやっと話がまとまる光景が容易に想像出来た。軽く衝突するのが嫌と言うことは無いが、ユリを迎えに行って早く報告をしないといけない状況には正直気が焦るのだ。神経と時間を擦り減らしていていいものだろうか。

 しかしそれは結局元から是非も無い話なのだから、できる限りさっさと切り上げるのが賢い選択だろう。

 アウラの反応を待つ間にとりとめも無いことを考える。

 

「いいよ。とりあえず逃げないようにしとけばいいんでしょ」

 

 拍子抜けな返答に思わずアウラを凝視してしまう。

 

「な、なによその顔。だって至高の御方々からの指示なんでしょ? それに協力しないワケないじゃん」

「おチビ……わたしはちょっぴりだけぬしを誤解していたかも知れんせん。ほんのちょっぴりだけ」

「おチビゆーな! そんでクドい! もーいいからさっさと行きなって」

 

 背中を押して追い出そうとする力は決して強くはない。もうそろそろユリの回復も終わる頃だろう。思いの外ちょうどいい時間潰しになった。

 

「くれぐれも逃げ出したりすることが無いようよろしく頼みんす」

「分かってる。あんたがそんだけ埃っぽくなってまで捕まえてきたのをパーにする程意地悪くないって」

「い、いま……何と言いんした」

 

 唇をわななかせ、絞り出すような声で問い質す。明らかに様子がおかしい目の前の同僚にアウラの頭には再び疑問符が浮かぶ。

 服のあちこちを掌でしきりに打ち払い、ついには元々血の気の無い顔をさらに青ざめさせて頭を抱えて(うずくま)ってしまった。流石にただ事ではない雰囲気だ。

 

「ちょ、ちょっとどうしたの」

「……臭う?」

「は? いやそりゃもーいつもの」

「いやああああどうしようどうしよう湯浴みもせずにアインズ様たちの前に立つなんて無理ぃいいいいい! はっ、そうだいまからでも遅くは」

 

『シャルティア様、ペストーニャです。ユリの治療が終わりました。時間も無いので第9階層玉座の間の前で合流とのことです。至高の御方々をお待たせする訳には行きません。ユリはさっき出ましたのでお急ぎください…………わん』

 

「あああああああああああ!!」

 

 無慈悲な≪メッセージ/伝言≫が頭の中で反響すると、ほとんど絶叫のような声を上げながら転移門(ゲート)に飛び込んでいった。

 本人のうっかりとは言え、敬愛する相手にわざわざ汚れた姿で会いたい者がいるはずもない。女性であればなおさらである。顔を合わせれば憎まれ口ばかりのシャルティアに、このときばかりは同情を禁じ得なかった。

 

「さて、と……」

 

 残された人間に目を落とす。警戒するような脅威にはまるで見えないが、至高の御方々が直々に指示を出した任務ならばきっと自分には分からない理由があるのだろう。

 図らずも至高の御方々の役に立てることになり、気分は上々だった。

 

 

 

 

 

 

 で、もうどうしたらいいか分からないままにとにかく行かなければと玉座の間の前でユリと合流。部屋の前には多少面食らった様子のリュミエールがいた。

 

「お二人揃われたようですので、至高の御方々に入室の許可をいただいて参ります。……シャルティア様、その、よろしいですか?」

 

 基本的に戦闘技能の無い一般メイドにすら心配されるとは、一体自分の顔色はいまどうなっているのだろうか。

 よろしいですかと問われればよろしい訳が無いが、かと言って湯浴みしてくるから至高の御方々にはお待ちいただきたいなどとは口が裂けても言えない。また思考が袋小路をぐるぐる回ってしまう。

 

「シャルティア様……」

「あう、その、も、もちろん。至高の御方々をお待たせはできんせん」

「かしこまりました。では少々お待ちください」

 

 これ以上は差し出がましいと思ったのか、精一杯の虚勢が痛ましささえ感じるシャルティアに頭を下げると、リュミエールがノックしたあと玉座の間へ消える。もう後戻りは出来ない。

 

 十分程にも感じられた緊張の後、音も無く玉座の間の扉が開いた。中から出てきたのは当然リュミエール。

 

「お待たせ致しました。どうぞ」

 

 頷いて歩を進めると、邪魔にならないようリュミエールが扉を開いてくれる。

 ナザリックの心臓とも言えるこの部屋に入ると、いつも眩さに目を細める。照明のせいではなく、敬意のためにそうせずにはいられない。表現は違えど他の者たちも共通する感覚はあるのではないだろうか。それを確信できるほどに、至高の御方々とは偉大で、大切な、輝く存在なのだ。

 

 もうシャルティアから湯浴みのことは頭から抜けていた。胸を張って報告するべく、御前(おんまえ)に立つ。

 

 

 

「おかえりー」

「戻ったか。シャルティア、ユリ」

 

 玉座とその横で二人を待っていたのは先日長期間の不在を経てナザリックへ帰還した至高の御方々が一人ぶくぶく茶釜と、唯一ナザリックを離れることなくいまなお君臨する慈悲深き不死者の王モモンガ改めアインズ。

 

「ユリ、ペストーニャから先んじて連絡を受けたが身体は大丈夫か?」

「はっ、お気遣いいただきありがとうございます。体調は万全です」

 

 ユリがそつなく答える。声のトーンはやや明るく、アインズの言葉に喜びを禁じ得ないといった雰囲気だ。

 

「アインズ様、ぶくぶく茶釜様、ご機嫌麗しゅう。階層守護者シャルティア・ブラッドフォールンならびに戦闘メイド(プレアデス)所属ユリ・アルファただいま帰還致しんした」

 

 出立前に挨拶に来たとき同様、優雅な動作でお辞儀をする。報告は基本的にシャルティアが行ったが、≪血の狂乱≫が発動していた時のことなどはユリが主となって報告した。

 

 全ての報告を終えると、アインズはしばし考えを整理するように黙した。そして鷹揚に頷くとシャルティア達に視線を戻す。

 

「見事な働きだ。シャルティア、ユリ、ご苦労だった」

「も、もったいないお言葉!」

「いや、本当に良くやってくれた。捕獲してきた人間についてはこのあとすぐ見に行くとしよう。アルベド」

「はい、アインズ様」

「コキュートスも連れていくから連絡しておけ」

「かしこまりました」

 

 指示を受けたアルベドにさらになにやらぶくぶく茶釜が耳打ちをする。内容は聞こえてこないが、アルベドはふむふむと頷き、了解の意を返しているようだ。

 

 シャルティアはどうしても聞いておかなければならないことがあった。できれば触れたくはない話だが、万一があっては取り返しのつかない失態を演じる羽目にもなりかねない。

 

「あ、あの、アインズ様……」

「うん? なんだシャルティア」

「その、報告の中にあった女の持っていたポーションのことでありんすが」

「あー……えーと、それは、だな」

「はいはいはいそれは私が説明しましょう!」

 

 答えにくそうにしていたアインズの横から割って入ってきたのはもう一人の至高の御方であるぶくぶく茶釜だ。触手を頭の上に伸ばしてシルエットが歪なYみたいになっている。

 

「実は何を隠そうあのポーションは、アインズさんがとあるコネクション作りの一環で意図的に放出した物なんだよ」

 

 恐れていた最悪の事態を他でもない至高の御方の口から聞き、シャルティアは頭をぶん殴られたような衝撃を覚える。いまとなってはユリの言う通りあの場で殺さなくて良かったが、至高の御方々のために尽くすべき守護者が、あろうことかその妨げになることをしてしまうなんて。

 なんだかこちらに向けられる全ての目が自分の愚行を責めているように思えてくる。アインズ、ぶくぶく茶釜、アルベド。いやアルベドは元々こんな目付きだったかなと現実逃避的な思考が湧いてきた。

 

「……ただ、コネクションの切っ掛けはもうできたからそのポーション自体はどうでもいいんだよね。てゆーか消費されたのが確実に分かってむしろラッキーみたいな?」

「そ、そうなんでありんすか? でもあの女は」

「シャルティアの顔見られてないんだし大丈夫大丈夫。ね、アインズさん」

「そうですね。いくらでもとぼけようはあります」

「ただ、痕跡を残さないというご命令は守れなかったでありんす」

「それは問題無い。と言うより、今回はこれでいい」

 

 頭に疑問符を浮かべて小首を傾げるシャルティア。他のトラブルの原因になるという理由で痕跡は残さないよう指示が出ていたはず。それを言ったのは他ならぬアインズなのだ。それを今度は全く逆にいいと言う。狐につままれているような感覚の中で思考を巡らせるが、答えが出ることは無かった。

 放っておくと頭から煙が出そうな顔をしているので、少し心配になったアインズは順を追って説明してやることにした。冒険者モモンとして人間社会に紛れている事はこの前伝えているが、ぶくぶく茶釜がバレアレ商店に乱入して以降のモモンの動向をシャルティアは知らない。もっと言えば、この話の肝心な点である冒険者の格付けシステム自体を知らないのだ。

 

 かなり端折(はしょ)りながら説明したものの、モモンの活躍する場面には目を輝かせて興奮している様子だった。

 

「…………とまあ、それでいまに至る訳だ」

「流石は至高の御方。そのご威光は変装してもなおご健在でありんしょう」

 

 さっきまでの泣きそうな顔はどこへ行ったのか、まるで自分のことのように誇らしいと言わんばかりの様子で胸元に掌を置き、大きく頷きを繰り返している。

 すぐ後ろではユリが大人しくいかにもお姉さんという雰囲気の微笑みを浮かべているものだから、シャルティアの子供っぽさがさらに際立つ絵面になっていた。知らぬは本人ばかりなり。

 

「その現れた冒険者たちはエ・ランテルの所属と言っていたのだろう? 当然吸血鬼(ヴァンパイア)の話は冒険者組合へ伝わる」

「そしてそれを解決するのは最近売り出し中の冒険者漆黒の戦士モモンってわけですね。なんと言うマッチポンプ」

 

 アインズの言葉をぶくぶく茶釜が繋ぐ。ここでやっとシャルティアも理解が及んだらしく、驚きで開けた口を失礼の無いように小さな手で隠している。

 自分のミスだと思っていたが、至高の御方は既にそれを折り込んだ方策を練っていた。なんと言う先見の明。なんと言う懐の深さか。

 

「とにかくだ、そういうことだからお前たちの任務は大成功だ。褒美は追って連絡する。ご苦労だった」

「私たちは至高の御方々に尽くすのが喜びでありんす。褒美など……」

「いや、信賞必罰という言葉もある。成果を出した者には相応の対価があるべきだ」

 

 冒険者として金を稼ぐ身になったアインズからしたら他人事ではない。

 

「そんなに泥だらけになるほど頑張ったんだろう?」

「え……あ……ああああああ!!」

 

 たちまち顔を青く、そして朱に染めて、器用にもアインズたちの正面を向いたまま玉座の間の入り口扉まで高速で後退するシャルティア。

 

「報告は以上でありんす! し、し、失礼致しんす!」

「シャルティア様!」

 

 ユリが止める間も無く銀色の髪は視界から消えた。アインズたちにぺこりと頭を下げると、ユリもまたシャルティアを追うように退室していった。

 

 残された4人はそれぞれがそれぞれの理由でフリーズしていた。骨と蠢めく触手。それとアルベドとリュミエール。

 

「な、なんなんだいきなり……ねえ茶釜さ……うおっ」

「アインズさんあんた……ないわ……ないわぁあ……」

「乙女心を弄ぶアインズ様……く、くふー! いけないわそんなこと!」

 

 横を向いたらほぼ密着する距離まで迫るピンクの肉壁。空気が震えていると錯覚するほど迫力のあるドアップと、怨嗟でも込められているんじゃないかと思うほどドスの利いた声で批難されて流石のアインズもたじろぐ。精神抑制が発動するくらい驚いてしまった。

 アルベドに助けを求めようにもさっきのシャルティア以上に顔を赤くしている。こちらの視線に気付くとさらに両手で顔を隠してイヤイヤと身体をくねらせている始末であった。

 

(ああ……耽美なる白磁の(かんばせ)、いと眩しき最も情け深き慈愛の君にとっては階層守護者の方々すらもその心を縛る蜘蛛の糸からは逃れられないのね)

 

 入り口に控えていたリュミエールの頭の中ではアインズの人物像が第一宇宙速度で現実との乖離を始めていた。

 

 妄想から立ち直ったアルベドに呼ばれたコキュートスが現れるまで、ぶくぶく茶釜からこっぴどく説教を受ける羽目になるアインズであった。




今回の独自要素
・ナザリックの回復施設
ゲーム的に考えて、拠点なら全回復機能があってもおかしくないかなと思って追加しました。特にユグドラシルは時間回復でしかMP戻らないらしいので重宝します。種族や耐性を完全に無視してHPとMPが全回復、状態異常も解除されます。ただし補助系も剥がれるので順番を間違えると二度手間で悲惨な事になります。
ノーコストではなくギルド所有の金貨を消費します。

2018/1/21 ナザリック内転移に関する記述を修正しました。
2018/11/4 行間を調整しました。
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