そこでマスターは彼女に何かお礼をしたいと考えて服屋に連れていく事にする。
彼女は色々な衣装を身に付けるが、何故か最後にはどれも買うのをやめてしまう。
そして彼女は別のものでも良いかとマスターに訊ねるのだが……。
ファントムオブキルの二次創作作品です。
今回はカドケウス&ケーリュケイオンの誕生日が5月10日にあったので、何か書きたいと思い立って筆を取りました。
(まあ、だいぶ過ぎてますが。……でもこれは一応言い訳もあって、カドケリュの公式誕生日絵がめっちゃ可愛くて、何か毒気を抜かれてしまって、筆が遅くなったと言うか何と言うか……はい。)
とりあえず、これを読んでケーリュケイオンに少しでも興味を持ってくれると嬉しいです。
ではでは。
スカートの裾に泥跳ねの跡をつけたケーリュケイオンが、マスターの真正面に立って落ち着いた声で話をしていた。
諜報のプロフェッショナルであるケーリュケイオンが、馬を操って駆け回り、戦場となっているこの周辺の情報をかき集めてきてくれたのだ。
「これで報告は以上よ」
ケーリュケイオンは話を終えた。
作戦本部にしている森の中の空き地は今、しんとした静寂に包まれていた。
マスターの右側にはシタとロンギヌス、そして反対の左側にはシェキナーとカドケウスが真剣な顔で黙って立っている。
マスターを見つめる彼女らの目はとても真剣で、マスターがこれから出すであろう指示をじっと待っていた。
マスターは眼を閉じて彼女の話を聞いていて、今それをじっくりと頭の中で整理していた。
彼女の報告により、これまでの、酷い濃霧の中で長いこと異族に翻弄されて、ずっと苦境の中にいた自分達の状況がはっきり見えてきた。
それにともなって、これから採るべき作戦による勝利への道筋も、マスターの頭の中で次第に明らかになってき始めた。
北に異族の大隊、さらに西に川を挟んで、異族の遊撃隊がいる。
今現在、こちらは挟撃を受けてはいるが、西は魔弾に弱い異族が多数を占めていると言う報告により、遠距離から川を挟んでの攻撃で、そちらは楽に倒せそうだとマスターは見当をつける事が出来た。
問題は北の異族の大隊だったが、彼女の報告で、どうやら剣持ちの異族ばかりらしいと、その正体までもが判明した。
剣持ちの敵ばかりならば、剣の呼吸をすでにスキルマさせているロンギヌスを先行させて突っ込ませても、彼女なら全く問題ないだろう。
マスターは決断を下した。
「よし!では作戦行動を開始する。西にはカドケウスとケーリュケイオンの2名で向かい、川向こうを移動する敵を岸に沿って追い、そいつらを遠距離から叩け」
「ほいほいっと」とカドケウスは敬礼をした。
おちゃらける余裕があり、彼女はまだまだ元気そうだ。
「了解したわ」
ケーリュケイオンは溜め息をつきつつ答えていた。その溜め息に彼女の体力の消耗と心労が見え隠れしている。
マスターはすまなそうに声をかけた。
「悪いな、ケーリュ。いまさっき偵察から帰ってきたところに、またもうひと頑張りしてもらう事になってしまって。だがな、カドケ一人だけでは少々不安でな。やはりお前のサポートが必要なんだ」
ケーリュケイオンは微笑んで首を横に振った。
「いいえ、まだまだ大丈夫よ」
そんな姉をカドケウスが少し心配そうな目で見つめていた。そして何かに気がつき、彼女はすぐさま姉の元に駆け寄っていった。
「あ!お姉ちゃん。服が……」
ケーリュケイオンのスカートの裾が大きく破れていたのだった。
「ああ、これね。異族から逃げる時に樹の枝に引っ掻けちゃったのよ。別に大したことないわ」
ケーリュケイオンは敢えてその箇所に目を向けずにいて、だいぶ強がっているように見えた。
カドケウスは、姉がどれほどこの衣装を気に入っているかを知っているので、姉の気持ちを思いやって代わりに自分が泣きそうになっている。
マスターはこの仲の良い二人を見ていて、気の毒になったが、今はそうも言っていられない状況だと、心を鬼にして言った。
「すまん、とりあえず今は戦いに集中してくれ。服は街に帰ったら俺が面倒をみる。あと今回ケーリュに頼りきりになってしまった点も、お詫びとして俺が後で何でも望みはきこう」
それを聞いて、ケーリュケイオンとカドケウスの目が光ったような気がした。
「いま何でもって?」
マスターは背筋がぞくりとして慌てて付け足した。
「いや、まあ、常識の範囲内でな」
「……分かったわ。考えておく」
ケーリュケイオンは静かにそう言った。
「良かったね。お姉ちゃん」
カドケウスは他人事なのに、とても嬉しそうだ。
マスターは控えている残りの3人に声をかけた。
「よし、それでは北側はシタとロンギヌスとシェキナーの3人で当たる。ケーリュの報告で剣タイプの敵ばかりだとすでに判明している。よって、基本ロンギヌスが先行して敵を蹴散らしてくれ。シタとシェキナーはそのフォローだ」
「はいっ!」とロンギヌス。
単独先行だと言われても、剣タイプの敵が相手だと分かっているなら怖くはないと言った感じだ。
「了解しました」とシタとシェキナーが落ち着いた感じで答えた。百戦錬磨の2人は静かに闘志を燃やしている。
マスターは号令をかけた。
「ではこれより強襲をかける!これでこの戦いを終わらして、皆で街へ戻るぞ!」
「「はいっ」」
皆気合の入った声で返事を返した。
マスター達の隊は、全ての異族を想定通りに蹴散らして、無事に今の戦いを終える事が出来ていた。
そしてマスター達はその日の内に、自分達の住む街に辿り着く事が出来たのだった。
マスターの一行が街の中心部に入る頃には、もう夕暮れ時が近づいてきていて、夕焼けが空を赤く染め始めていた。
隊の全員が疲れ果てながらも、ホッとした様子でお喋りをしながら街の大通りを歩いていた。
マスターは帰りの道中、ずっとケーリュケイオンの様子をちらちらと窺っていた。
彼女はいつも大人しいが、今は塞ぎこんでいるような感じを受けた。
彼女の悲しげな目が、自分の服の破れた箇所をじっと見つめてはまた背けるのを、もう何度も繰り返している。
マスターはそれを見ていて、どうにも胸が痛み、我慢できなくなってきた。
マスターはケーリュケイオンに近づくと、いきなり彼女の手首を掴んで言った。
「行くぞ!ケーリュ」
「え?何?」
ケーリュケイオンは珍しく驚いたような声を出した。
「いいから、こっちだ」
マスターは彼女の手をグイグイと引っ張って、別の通りに向かって歩き出した。
そして後ろを振り向いて、自分たち二人を見送る仲間に向かって声をかけた。
「後の処理は任せた。シェキ、シタ。俺はケーリュに少し用がある」
皆はマスターがずっとケーリュケイオンの事を気にしていたのを知っていたので快く送り出した。
「はい。後の事はお任せ下さい」
とシェキナーは答えた。
「いってらっしゃい」とシタとロンギヌスは手を振っていた。
カドケウスはとても嬉しそうな顔をして二人を見送っている。
ケーリュケイオンは神妙な顔をして、大人しくマスターに手を引かれ、その後ろに従って歩いていた。
マスターが彼女を連れてやって来たのは、この街で一番の大きさを誇る巨大複合施設の「UN-ei」と言う名の店舗で、ここの衣料品フロアには、世界中のありとあらゆる衣装が揃っていて、更には発注をかければ、どんな衣装でも作って貰えると言ったとても夢の詰まった場所なのであった。
マスターは衣料品フロアの店員をつかまえて、ケーリュケイオンを引き合わせて言った。
「こいつに似合う服を一緒に探してくれないか」
「マスター……」ケーリュケイオンは少し戸惑ったようにマスターを見つめた。
彼女はこの店に置いてある衣装の値段の高さを多少噂で耳にしていたのだ。
マスターはそんな不安そうな表情の彼女を見て微笑むと、店員に向かって言った。
「支払いは、このカードで頼む」
マスターは虹色に光るカードを取り出した。
店員の表情と態度が一変する。店員は一歩下がって二人に慇懃に礼をしてきた。
マスターが出したカードはマスターカードと言う名のカードで、それがあればいくらでもクレジットで買い物が出来るという魔法のカードであった。
ケーリュケイオンは、マスターがそれを出してきたことで、今回の彼の本気さが分かった。
ケーリュケイオンはマスターを上目使いで見つめておずおずと訊ねた。
「ホントにいいの?マスター」
「ああ、好きなの選びな」マスターは頼もしく笑って答えた。
「……うん!分かったわ」
ケーリュケイオンは嬉しそうに笑うと、弾んだ声で返事をした。
そして彼女は店員を引き連れて、様々な衣装が飾られている売り場を色々と物色しながら、どんどん店の奥へと入っていった。
マスターはしばらくその場で待ち、その内に店員に呼ばれて店の奥にある試着室の前に行った。
試着室のカーテンの向こうで人の動く気配がある。
ケーリュケイオンが中で着替えているのだろう。
案の定カーテンの向こうから声がした。
「マスター、そこにいる?」
「ああ、いるよ」
「それじゃあ、開けるね」
ケーリュケイオンはそう言うと、試着室のカーテンを勢いよく開いた。
そこには、珍しく清楚系の可愛らしいワンピースを着たケーリュケイオンが立っていた。
彼女の着ているその服は、夏によく似合うような涼しげな感じのワンピースで、色は淡い空色でスカートの裾はふわりと軽やかに広がっている。
そんな可愛らしい衣装を着て、はにかみながらこちらを見つめる彼女の姿がとても新鮮で、彼女と目を合わせているだけで、マスターは何か胸がドキドキしてきた。
「……どうかな?」
ケーリュケイオンはためらいがちに訊ねてきた。
「ああ、よく似合うよ。可愛い」
マスターは思った事をそのまま正直に言った。
ケーリュケイオンはその言葉に素直に喜び、輝く笑顔を浮かべて、その場でくるっと回ってみせた。
そしてケーリュケイオンは、次の服もまた見てねと言いながら、何度も衣装を着替えてマスターに見せてきた。
彼女にしては、何となく甘えたような口調で、とても珍しい振る舞いだった。
上機嫌な彼女が着る服はいつもと違い、ゆったりとしたセーターとスカートの少女らしい服を着たかと思えば、チャイナドレスのようなピタリとした体のラインが出る服を華麗に着こなし、更にはフードに猫耳がついたとても愛くるしい着ぐるみまで着て出てきた。
どれを着たケーリュケイオンも、とても可愛らしく綺麗で似合っていた。
最後になってマスターは少しの間、待たされる事になった。
何でだろうと思って待っていると、やっとカーテンが開いて彼女がその姿を表した。
マスターはしばらくの間、彼女のその姿に見とれてしまっていた。
ケーリュケイオンが最後に選んだ衣装はドレスだった。
それもウェディングドレスと呼ばれるものだ。
彼女の好きな色の薄紫色をしたドレスで、裾の部分には凝ったフリルがふんだんに使われている。それに背中が大きく開いているので、結構大人っぽく、そしてだいぶ色っぽく見える。
ケーリュケイオンは白いブーケを手に持って、少し恥ずかしそうな笑顔でマスターに微笑みかけた。
マスターはまばたきを忘れたように彼女に見入っている。
彼女はマスターのそんな反応を見てとると、とても満足そうな顔になり、可愛らしく手を振ってカーテンを閉めた。
はっと我に返ったマスターは、たぶんケーリュケイオンはあのドレスを選ぶだろうと見当をつけた。
何故ならそれを着ていた彼女は心から嬉しそうで、そしてとても彼女に似合っていたからだ。
マスターはその場で、ケーリュケイオンが出てくるのを待った。
しばらくして彼女が奥の扉から出てきたが、彼女はいつも着ている自分のお気に入りの服装で出てきた。それに彼女は手に何の衣装も手荷物も持っていない。
マスターは疑問に思った。
彼女はてっきりここで買う衣装を着てくるか、もしくは荷物として手に持って出てくると思っていたからだ。
何も買ってないのかとも思ったが、先程の店員が彼女の後ろに付き従っていて、一応何か会計の用紙のようなものを持っている。
ケーリュケイオンがマスターのそばにやって来て、楽しげに腕を組んできた。
マスターは店員から請求書を受け取ると、それを眺めた。するとマスターの眉が不信げに寄った。
その紙に書かれた請求額が、自分が思ったよりも、かなり安かったからだ。
そんなマスターを見て店員が説明してきた。
「お連れ様の衣装の、破れた箇所の修繕費でございます」
マスターはハッとして、隣で腕を組んで身を寄せているケーリュケイオンに目をやった。
彼女は笑ってスカートの裾をひらひらと見せてきた。
破れた箇所がすっかり元通りに直っていて、クリーニングもきちんとされているみたいだ。
マスターは勘定をすますと、そのままケーリュケイオンと腕を組んだ格好で店の外に出た。
外はもう薄暗く、空にはいくつかの星がキラキラと瞬いている。
街灯の灯りがぼんやりと辺りを照らし出し始めていて、いつもの街並みが少しロマンチックに見える。
いわゆるトワイライトタイムと言うやつだ。
街の通りのいたる所から夕飯時の美味しそうな匂いが漂い出してきている。
マスターは屋台でフルーツジュースを買ってケーリュケイオンに手渡した。
彼女はそれを受け取り美味しそうにストローで飲み始めた。
マスターは改めてケーリュケイオンに訊ねた。
「……ケーリュ、いいのか?別に良かったんだぞ。何か新しい服を買っても」
ケーリュケイオンはストローを手でもてあそびながら答えた。
「ううん。気持ちだけで充分。色々着られて楽しかったし」
彼女はじっとマスターを見つめてきた。
「でも最後のあの衣装、綺麗だったでしょ?」
「ああ、ウエディングドレスか。確かにな」
「ぐらりと来ちゃった?」
「……少しな」
彼女はふふと軽く笑った。
「でも、あれを買ったら100万近くいったかもね」
「む……、まあそんな所だろうな」
このマスターにとってもそれはかなりの額なので、少し苦笑いをしていた。
ケーリュケイオンは近くのベンチにちょこんと座り、少しためらいがちに言い出した。
「……その代わりと言っては何だけど、別の事でその対価を貰っても良いかしら?」
「ん?何か他の物が欲しいってか?それは別に構わないが」
彼女は上目づかいにマスターを見つめて言った。
「んとね、一生物になって、それも100万もするドレスの代わりに私が欲しいもの……それは、私が1日だけマスターのお嫁さんになりたいって言う事なのだけど……、どうかしら?」
マスターはかなり困惑して、何度もまばたきをして聞き返した。
「な……に?俺の嫁さん?」
「そう。言うならば、1日だけのごっこ遊びみたいなものね」
「……え?お前はそんなものの為に100万のドレスを棒に振るって言うのか?」
マスターは理解しがたいと言った感じの表情だ。
「まあ、そういう事になるわね。……駄目かしら?マスター」
「いや、駄目って言うか、……え?本気か?」
マスターは考え込んだ。
ケーリュケイオンが突然言い出したこの提案と、100万のドレスを天秤にかけてみると、それがまるで欲のない提案に思えてくる。
ケーリュケイオンが出してきた、このごっこ遊びと言う提案に100万もの価値があるとは到底思えないが、もし彼女が本当にそれを望むなら応えてやりたいと思った。
「本当にそんなんで良いのか?」
「ええ。そんなのが良いの」
ケーリュケイオンは笑って気さくそうな感じで言ってきた。
それを聞いたマスターはあまり深く考えずに承諾してしまった。
「まあ、お前がそれが良いって言うんなら……」
「……!本当に?いいの?」
ケーリュケイオンは念を押すように訊いてくる。
「ああ、男に二言はない」
マスターは胸を張って答えた。
ケーリュケイオンはマスターの目をじっと見つめて言った。
「約束よ。お嫁さんごっこね」
「おうよ」
マスターは鷹揚に頷いた。
ケーリュケイオンは心から嬉しそうに笑顔になってマスターに抱き付いてきた。
「ありがとう!マスター。これで私の夢が何個も叶うと思うわ」
「おいおい、大袈裟じゃないか?」
「いいえ。だってマスターのお嫁さんなら、マスターに対してどんな大胆な事しても許される訳でしょう?」
その言葉を耳にして、マスターはその場でぴたりと身動きを止める事になった。
「……え?」
ナンダッテ。イッタイナニヲイッテイルノカナ。
ケーリュケイオンはマスターの傍らで、夢見る少女のようなまなざしになっている。
「新婚さんだとしたら、いつでもどこでもマスターに引っ付いていて、どんな格好でマスターと何をやっても、おかしくはないわよね。私いくつかやりたい事あったんだ。例えば、そうね……私マスターにお料理を作ってあげたかったの。あの伝説の格好をして」
マスターは彼女の話を聞いていて、何か嫌な予感しかしなかったが一応訊ねてみた。
「……その格好って?」
「うん。裸エプロン♪」
マスターは、やはりとうなだれた。
「あとは、やっぱり一緒にお風呂ね。マスターの背中を洗ってあげたかったの。あの噂の方法で」
ケーリュケイオンは口元に指を持ってきて楽しそうに、その姿を想像している。
マスターはうっすらとその答えを想像出来たが、また一応訊ねてみた
「……その噂の方法とは?」
「自分の胸を使って、相手を洗ってあげるんだって♪」
マスターは、やはりと少し前屈みになった。
「他にも、前からやりたかった事が色々あったけど、普段にそれをやったら怒られそうなものばかりだったから」
ケーリュケイオンはマスターを見つめて、ふふと笑った。
マスターは背筋がぞくりとした。そして彼女の何やら少し妖しく見えるその笑顔を前にしてゴクリと生唾を飲み込んだ。
これはえらい約束をしてしまったものだ。
ケーリュケイオンの策に嵌まったとは思いたくないが、まさしく彼女の思い描いた通りの展開になってしまっている。
彼女が前に言っていた言葉がふと思い起こされた。
『欲しい物は何だって取れちゃうんだけどね。君の心とか♪』
ケーリュケイオンは心底焦り始めたマスターの耳元に口を近づけてそっと囁いた。
「大丈夫。私は口が固いから。……それに何かの本にも書いてあったわよ。先っちょだけならセーフなんだって」
ケーリュケイオンは身を離すと、楽しげに笑って付け足した。
「私には何の事か分からないけどね!ふふ♪」
ケーリュケイオンはマスターの手を引っ張ってきた。
「さ、おうちに帰ろ。マスター……ううん、ア・ナ・タ♪」
マスターはケーリュケイオンに手を引かれ、ふわふわした足取りで夜の街を歩き出した。
マスターの胸の中には、不安と期待と後悔と興奮が入り交じった様なよく分からない感情が、ぐるぐると渦巻いている。
そしてケーリュケイオンにはとても短く、そしてマスターにはかなり長く感じるような夢の時間が始まったのだった。
{終わり}
お嫁さんごっこ(大人の)……何かいいよなぁ。
ケーリュケイオンの☆6拡張、あと新しいイラストを期待している今日この頃です。
あと、書いて欲しいキル姫いたら感想欄にでもどうぞ。
書けたら書きます。
(新しい姫はチトきつい)