影を失った光が、新たな影に再び出会った話   作:ゆう☆彡

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みなさん、お久しぶりです!
更新がまさかの3ヶ月ぶり……ほんっとうにすいませんっ!!
そして、待っててくださった方ありがとうございますっ!!

突然ですが、桐皇学園の一年生の名前を少しいじりましたので、再掲載致します。

真宮棕佑《まみやそうすけ》~花崎第一中出身、PG、166cm
上森藍雪《かみもり あき》~帝光中出身、SF、175cm
下川一樹《しもかわ かずき》~SG、182cm
前谷 楜宮《まえたに こみや》~PF、191cm
佐川桧《さがわ かい》~C、195cm

これからもたくさんオリキャラが出てきますが、なるべくルビをつけて見やすいようにしようとは思っていますので、よろしくお願いします!

では、最新作をどうぞ!!


元ライバル

 

―キュッ――ダンダンッ―――ダッダダンッッ

 

「ここですね、もう両チームいますよ。」

「始まるのは……後30分かぁ。早く着きすぎちゃったかもね。」

「まぁ、見逃すよりはいいですよ。」

 

午前8時。

誠凛高校の体育館に、真宮と桃井はいた。

 

「きーちゃんの所は、3年の笠松さんらが抜けた穴をうまいことカバーしなきゃいけないけど、テツくんの方は木吉センパイがいないとはいえ、今年からが本格的なチームだから……、、、」

「まぁ、自然に考えれば誠凛の方が有利ですね。」

 

昨年、1・2年のチームで全国制覇を果たした誠凛。

無冠の五将・木吉鉄平がいないとはいえ、昨年よりも脅威になるのは間違いなかった。

 

「番狂わせ、今年はうちの連中もきっと凄いですよ。」

「うちの連中?」

「はい。誠凛にも海常にも俺のチームメイトが進学したんです。」

「へぇ!!どの子どの子!?」

 

 

 

真宮くんが桃井先輩に話しているすきに、読者様にもお教えしましょう!!

 

誠凛高校バスケットボール部には、元花崎第一中マネージャーで真宮くんの幼なじみの橘雪ちゃん。

そして、元花崎第一中7番、身長192cm、ポジションはセンターの(たき) 夏棋(かづき)くん。

 

海常高校バスケットボール部には、こちらも元花崎第一中マネージャーの姫野(ひめの)柚子(ゆず)ちゃん。

そして、元花崎第一中6番、身長180cm、ポジションはシューティングガードで、柚子(ゆず)ちゃんの双子のお兄さんの姫野柚木(ゆうき)くん。

 

みなさんとても優秀な選手であり、マネージャーさんです。

 

 

 

 

「というわけですね。俺の勝手な意見ですが、滝も上手いんですけど、多分、姫野の腹黒さには叶わないですね。」

 

なんて苦笑いしながら、真宮は桃井に教えていた。

そんな桃井も突然、何か思い出したように言った。

 

「あぁ!それなら、帝光中の後輩たちもいるかも!!」

「あー、、らそうですよね。どの人ですか?」

「……そうくん、帝光中の人と何かあったの?」

「…いいえ?何も……。

あー、“帝光中と”ではなく“帝光中の一人と”ですね。」

 

真宮は再び、苦笑いしながら言った。

 

 

《真宮side》

 

 

“帝光中の後輩たちもいるかも!”

 

 

桃井先輩のその言葉で、顔がひきつるのを感じた。

ってか、桃井先輩に突っ込まれたし、実際ひきつってたと思う。

 

もしかしたらいるのか……あいつも。

 

 

できれば会いたくない、そう思っていた。特にバスケに関しての時は。

でも気づいてた。

青峰先輩の試合を見た瞬間から、……バスケを続けると決めた時から。

 

あいつはバスケバカだから―

 

―――きっとどこかで、会うことになるんだろう、と。

 

 

 

 

だけど今日じゃなくていい。

いつか会うとしても、それは今でなくていいよ。

 

「いたいた!!黒兎(こくと)くんと金夜(かなや)くんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――最悪だ

 

ひきつるを通り越して、普通に笑えなくなった。

 

頼むからこっち見るなよ、気づくな……「やっぱり、桃っちじゃないっスか!」…!!

 

そんな俺の願いはあっけなく消されることになった。

 

 

「きーちゃん!偵察に来たんだー!」

「それ言っちゃってイイんスか、桃っち……。」

 

そばに来たのはキセキの世代、黄瀬涼太さん。

 

「そんな正直者の桃っちにサービスっすよ。うちの後輩、めっちゃ凄いッスから、ちゃんと見ていくことをオススメっす!

 

金夜っちーー!!」

「!?」

 

俺たちがいるのは二階のロビー。

黄瀬先輩は、そこから1階の体育館に向かって、大声で叫んだ……

 

 

 

 

 

 

……俺のできれば聞きたくなかった、その名を。

 

 

ほぼ全員の視線がこちらに向く。

それはもちろん、名前を呼ばれたやつも例外ではなかった。

 

「涼太先輩、そんな所にいないで早くアップしてくださいよー。」

「まぁまぁ、そんなお堅いこと言わないでっス☆」

 

 

気づかれないように、俺は深く帽子をかぶっていた。

下にいるならきっと見えないだろうし、試合が始まれば、俺のことなど気づかないだろう。

 

「涼太先輩、迎えに来ました。」

「……。

 

ぎゃあああ!金夜っち!?なんでいるっスか!?」

「キャプテン命令です、“早く戻れ、このくそウザ馬鹿”。」

「ひどっ!」

「お久しぶりです、桃井先輩。」

「久しぶり!金夜くん!相変わらず優等生だねー。」

「そんなことないですよ。」

 

……本当だよ。そいつの優等生は絶対にありえない。

相変わらず上手い演技してるんだな…。

 

 

「そういえば、桃っちの隣にいるのって……誰っすか?

まさかっ!桃っちのボーイフレンドっスか!?」

「!!」

「ち、違うよっ!

 

この子は元花崎第一中の真宮棕佑くん。大ちゃんの相棒になる子だよ!!」

 

 

棕くんだって、凄いんだから!!

いやいや!花崎第一中なら、こっちにも強者が入ったスよ!

 

 

そんな会話を大きな声でしている、二人の先輩。

 

 

 

そしてそんな中、気づいた。

 

一人の視線が、

 

目が、

 

 

俺から全く離れないことに。

 

 

「…………。」

「……何ですかね?」

「えっ……、まさか他人の空似?いやいや、でも名前まで一緒だし、、、。」

 

そうだった、こいつはこういうやつだ。

端的に言うと馬鹿でアホなんだよ。

 

 

「相変わらずバカなんだな、金夜は……。」

「へっ!?……じゃあ、、、本当に棕……?」

「元花崎第一中で桐皇学園の真宮棕佑。お前が言う棕は、ミニバスの時から一緒の俺のことか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――ギューーーーーっ

 

金夜が飛びついてきて、

 

「棕!!会いたかった!

高校ではやらないかもって、棕のお母さんから聞いてたから、もう会えないかと思ってたけど、まだバスケやってたんだな!!だよな!棕はやるべきだよ!!」

 

弾丸のごとき喋ってきた。

黄瀬先輩も桃井先輩も、金夜のこんな姿、始めてみたのか放心して、若干パニックになってる。

 

「……うるさい、金夜。俺はできれば会いたくなかったよ。」

「なんで!?」

「理由も言ったじゃん、うるさいからだって。」

 

それでも結局、金夜は抱きついたまま離れようとしなかった。

 

 

「離れろ、ば金夜。さっさとアップしろ。」

「ちぇっ、相変わらず冷たいんだから。

まっいいや、ちゃんと見とけよ!」

 

金夜は再び黄瀬先輩の元に戻って行った。

 

 

 

―――多分、キャラ崩壊したな……まっ、俺には関係ないか。

 

 

「そうくん、金夜くんとお友達なの?」

「あー、友達、、、何ですかね?

なんというか、まぁ、ライバル……でした。今は金夜がすごくなりすぎて、俺なんか相手にもなりませんけどね。」

「そうくんがそんな風に言うなんて、よほど凄いんだね。」

 

 

「そうですね、金夜はミニバスの頃から凄かったですけど、中三でもう一回、開花したタイプですね。」

 

 

そう、あいつは強い。

バスケが心から好きで、楽しんでる。

 

だからこそ、俺なんかが隣にいれないと思ったんだ。

いつからか、あいつのライバルだと、言えなくなっていった。

 

 

「今日は、いい偵察日になりそうですね。」

「そうだね!!」

 

 

【誠凛高校VS海常高校】―――練習試合……開始




《新キャラ》
【誠凛高校】
・橘雪(たちばなゆき)~マネージャー。真宮の幼なじみ。観察のスペックがめちゃ高い。

・大友黒冬(おおともこくと)~フォワード。元帝光中6番で上森のライバルで親友。

・滝夏棋(たきかづき)~センター。元花崎第一中7番。なぜか、黒冬とすごく息があう。


【海常高校】
・天野金夜(あまのかなや)~フォワード。元帝光中7番。

・姫野柚子(ひめのゆず)~マネージャー。元花崎第一中。 柚木の双子の妹。

・姫野柚木(ひめのゆうき)~フォワード。元花崎第一中6番。柚子の双子の兄。
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