第三次スーパー宇宙戦艦大戦―帝王たちの角逐―   作:ケット

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今回はちょっと手抜きというか閑話というか…
いい加減、独自用語や、マイナー作品の用語が多すぎるかもと。


用語

 先に、主に『永遠の戦士 シリーズ(マイクル・ムアコック)』に登場する用語を解説する。

 できるだけほぼそのままの意味で使っているつもり。

 

〈百万の天球〉

 多くの意味がある言葉のようだが、主に多数の平行時空が結合し、複数の「永遠の戦士」が出会うケース。

 

〈永遠の戦士〉

『永遠の戦士 シリーズ』に出てくる一連のキャラクター。

 メルニボネのエルリック、コルム公子、ホークムーン、ウルリッヒ・フォン・ベック、エレコーゼなどが著名。他にも膨大な人数がいる。

 全員が、単一の魂の転生。基本的に他の転生者の記憶は持たないが、エレコーゼは不完全ながら全員の記憶を持つ。

 極めて高い能力と不幸な人生。

 

 英語では「エターナル・チャンピオン」であり、「チャンピオン」はボクシングの世界王者などにも使われるが、「代理決闘者」という意味が強い言葉。

 身体不可侵があるが武人でもある王、また貴婦人などが決闘を挑まれた際に、代理の戦闘者を指名して決闘させる。当然強くなければならないし、深く信頼していなければならない。

 決闘裁判もあるため、代理が負けたら大きな不利益を負うこともある。

 それに似て、世界の命運を背負って戦う存在である。

 

 本作では、原作にその設定がない『スーパーロボット大戦OG』のギリアム・イェーガーやイングラム・ブリスケン、『宇宙海賊キャプテンハーロック』のハーロックらも、「永遠の戦士」だと設定している。

 また前作『スーパー宇宙戦艦大戦MW』で、アムロ・レイも永遠の戦士としている。

 

〈一なるn者〉

 複数の〈永遠の戦士〉が会う、それ自体が世界の秩序を乱す非常事態である。

 そして、〈一なる二者〉〈一なる三者〉と、〈永遠の戦士〉が統合される時に、それは複数の時空を破壊するほどの力となる。

 本人たちも、多くはその戦いを記憶にとどめられないほどのダメージを受ける。

 

〈黒の剣〉

 特にエルリックのストームブリンガーが有名である、あらゆる時空に遍在する存在。

 混沌の力で法を助ける、という概念があり、邪悪な魔法力で剣を作っているといえる。

 強力だが、たとえばストームブリンガーはエルリックが愛する人を殺してしまうことが多いなど邪悪な面もある。

 ある戦いでは、あらゆる世界の膨大な数の眷属を一度に集め、多くの魔王たちを殺戮するほどの力がある。

 

『ロードス島戦記』の魂砕き(ソウルクラッシュ)は古代王国の魔法使いが作った、人間の魔法による品だが、人や魔神の魂を食うなど明らかにストームブリンガーの影響を受けている。

 

〈タネローン〉

『永遠の戦士 シリーズ』で、守る対象、探索の目的として時々描かれる理想郷。

 常に戦いが続く戦士が安らげる場でもある。

 

〈法・混沌・天秤〉

『永遠の戦士 シリーズ』では、正義と悪ではなく〈法〉〈混沌〉〈天秤〉の対立を基礎とする。

 普通は法が善の側、混沌が悪の側だが、法も腐敗して邪悪同然になることもある。たとえばナチスなどは、秩序を過剰に押しつけようとする、腐敗した法という面もある。

 法と混沌がバランスよくなった状態が〈天秤〉だが、特に混沌はそれを崩そうとする。

 多く使われる、〈天秤〉を構成するモチーフは〈剣〉〈龍〉〈皿〉〈歌〉など。

 

______________________

 

〇以下、本作における独自設定の言葉。

 

〈共通歴史〉

多くの〈作品〉の世界は、1970年ごろまではほぼ同様の歴史をたどっている。

 旧シリーズでローダンの月着陸が1971年。

 

 ただし、『銀河英雄伝説』の核戦争につながる、二大超大国+いくつかの中立国の体制は下手をすれば第二次世界大戦の経緯から違っていそうだが…それは無視。

 

〈●●地球〉

 いくつもの平行時空に地球がある。地球がない時空もある(ギャラクシーエンジェル、スターウォーズなど)。

 地球がある場合、多元宇宙につながってからは紛らわしいので、適当に名をつけている。

 ただし、それは上から見ている本作の地の文のみであることもあるし、登場人物も普通に呼んでいる通称であることもある。

「ヤマト地球」「デビルーク・アース」など。「デビルーク・アース」は『To LOVEる』のデビルーク王国より。

 

〈ゲート〉

 複数の時空をつなぐゲート。

 基本的に本作では、一つの作品は一つの時空で営まれ、別作品と繋がることはない……が、この作品ではゲートなどが多数できた。

 他にもつながる方法はある、多くのゲートが作中にある作品(『ギャラクシーエンジェル』『スーパーロボット大戦OG』など)ではそのゲート網も利用される。

 以前の解説を引用する、

 

______________________

 

 ゲートそのものは、こんな現象である。

 恒星の近く……大体は住める惑星のやや外側の公転軌道に、木星大の新しい惑星が出現し、公転しているように見える。だが、それは重力を発しない。

 厚みもない。薄い円盤が、常に恒星をむいているだけに見える。

 光も、日光よりずっと弱い、虹色の光が出るだけだ。その光はどう解析しても無秩序情報で、反対側を観測することはできない。

 その円に恒星側から侵入すると、別の時空のゲートの「裏」から、恒星から離れる方向に出る。

 逆に、恒星から遠い側から入ろうとすると、奇妙な反重力にはじかれてしまう。

 艦隊でもそのまま入り、何事もなく別時空に行くことができる。

 交通整理の必要さえない、しごく便利なものだ。

 現在知られている限り、いかなる兵器でもその門を破壊することはできない……

______________________

 

 ちなみに本作品のルールとして、「別時空への通信は基本的にレンズのみ」がある。

『エンダー』シリーズを厳密に読むと、アンシブルとジェイン航法は時空お構いなしにも思えるが……

 

 もうひとつ「不老不死は『ローダン』の細胞活性装置のみ」ともしようと思ったが、『ノーストリリア』『デューン』『銀河鉄道999』などが将来加わるかもしれない。また『都市と星』のダイアスパーも、耐えられないから千年でリセットしているだけで不老不死は可能に思える。

 

〈コーデリア盟約〉

 コーデリア・ボサリ・ジェセック(『ヴォルコシガン・サガ』の登場人物、エレーナ・ボサリ・ジェセックの娘、幼児)の名を取った、多元宇宙における同盟関係。

『ギャラクシーエンジェル』〔UPW〕所属国=トランスバール皇国、EDEN、セルダール王国など

『レンズマン』銀河パトロール隊

『銀河英雄伝説』ローエングラム帝国、エル・ファシル自治領

『ヴォルコシガン・サガ』バラヤー帝国

『銀河戦国群雄伝ライ』智/『都市と星』ダイアスパー、リス/『超時空要塞マクロス』メガロード01同盟

『To LOVEる ダークネス』デビルーク王国

『銀河戦国群雄伝ライ』新五丈

『宇宙戦艦ヤマト』地球、ガルマン・ガミラス帝国、イスカンダル王国

*ちなみに本作ではスターシヤ一家は生存し、滅亡に瀕していたイスカンダルもボラー連邦などの難民を受け入れてかなり復興しつつある

『宇宙の戦士』人類

などが正規に所属している。

 

 完全な所属でない国家には、『スタートレック』惑星連邦、『銀河乞食軍団』東銀河連邦、『海軍士官クリス・ロングナイフ』知性連合、『ヴォルコシガン・サガ』エスコバール、ベータ植民惑星、セタガンダ帝国などがある。

 国家以下の勢力として、『スターウォーズ』反乱同盟、『エンダー』ルシタニア独立星、ジェイン、バガー、ペケニーノなど。

 実際には勢力下にあるのが『銀河戦国群雄伝ライ』練など。

 

 この同盟は、コーデリア・ジェセックの誘拐事件をきっかけとして結ばれた。

 成文はまとまっていないが盟約をなす約束として、

「相互不可侵」

「どこかが危機なら助け合う」

「戦いで敵から手に入れた技術は山分けにする」

「参加国はできるだけ、虐殺・拷問・略奪を避ける。まともな警察・裁判をする。成員の最低限度の生存を保障する」

「共通の信号法・貿易法を守る」

「相手の領域では相手の法、また王族や皇族などの身体不可侵を尊重する」

「レンズマンの活動を尊重し、かわりに主権者に説明義務は負わせる」

 などがある。

 

〈神剣〉

 第一次タネローン攻防戦で、『ロードス島戦記』で多くの人に見られ、記録された剣技。

 スカード王子ナシェルを器とし、ギリアム・イェーガー、コルム公子ふたりの〈永遠の戦士〉が〈一なる二者〉として統合され、〈黒の剣〉の眷属である反逆者(トレイター)を中心とした剣を手に、魔神、さらに上のとてつもない存在が統合した敵と斬り合った。

 ベルドとファーン、二人の伝説的な英雄が認めた天才が多くの〈永遠の戦士〉の剣技を統合した、多元宇宙でも突き抜けた水準の剣術である。

〈ジェダイの騎士〉のライトセイバーのフォームとしても、ある程度学ぶだけでダークサイドを制御できるほど、ヨーダらジェダイたちには想像もできなかったほどの高みでもある。

 

 柄が長め、刃が短めの両手剣に適合しており、斧や槍にも容易に応用できる。

 

〈ジーニアスメタル〉

『海軍士官クリス・ロングナイフ』の、スマートメタルを本作の高度技術で改良した品。

 原作では、艦の装甲などにも用いられる、自在に変形する金属素材。特に、普段は薄くして広い部屋で生活し、戦時では装甲を厚くするかわりに部屋が狭くなる、などの利用法があった。

 

 本作ではそれに多くの世界の技術を入れて、未参戦だが『ターミネーター2』のT-1000のような、極めて高い変形能力・機械的なパワー・計算力を持たせている。

 

〈マッスルスーツ〉

 未参戦の『スプリガン』のアーマード・マッスル・スーツから概念をもらっているパワードスーツ。

 厚手の防寒着上下+手袋とブーツ+ヘルメット+下着として売られ、完全に身に着ければ宇宙服にもなる(その点は『クラッシャージョウ』のクラッシュジャケットと同様)。

 下着も多くのナノマシンが仕込まれ、大小便も処理される、事実上完全な循環系機能もある。循環宇宙服は未参戦の『天冥の標』からアイデアを得ている。

 

 パワーそのものはトップスポーツマンの数十倍程度だが、実際問題人間の大きさ・形である程度以上の力があっても、地面などが崩れるため無意味。

『現実』でもクレーン車は、厚い鉄板を敷いてそこに太い鉄脚を下して作業している。


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