ローラの手紙により、各国の貴族や魔法使いが船に乗り、〈ロトの子孫〉が操る船に先導されて、その浜を見上げる沿岸に集まった。
誰もが恐れる、禁断の大陸。
ラダトーム王国からは、現在王位継承権三位の、ローラの叔父に当たるラレル王子が。
ムーンブルク王国のマリア王女、クツキ将軍、大貴族のレアヤ。
閉ざされたデルコンダル王国からも、覆面に顔を隠した貴族が。
そしてルプガナ、ムーンペタ、ペルポイ、再建されつつあるベラヌールなど各地からも。
そこには、普段は表に出ない、北のお告げ所やムーンペタの予言者たちも、紋章も鮮やかに姿を示していた。
彼らの御座船が次々に巨大豪華客船に接し、移乗する。ルーラによりヘリポートに呼び寄せられる者もいる。船の桁外れの巨大さだけでも、人外魔境にも等しい衝撃だ。
また、ヘリポートにはこの世界とは、別の世界の王侯貴族たちも次々に出現する。
ざわめきと、時ならぬ奇妙な大宴会。ローラの奇妙な誘いに惑う世界首脳陣たちは、おそろしく強い酒と素晴らしい料理に舌鼓を打ち、素晴らしい舞台を堪能していた。
そこに、一陣の風とともに水平線の彼方から、小さいが恐ろしく速い船が航ってくる。
船のマストに輝くロトの紋章。そして〈下の世界〉では誰も知らない紋章。アリアハンの王位継承権のない王族と、ネクロゴンド王国の王族を示している。
その船は、いくつもの船の間を鮮やかに縫って、禁断の大陸の、砂岬に半ば乗り上げた。
「ああっ!」
貴顕たちの船から悲鳴が上がる。
この大陸は、近づいても、上陸しても陸で眠らなければ問題はないが、陸で眠れば確実に死ぬ。例外なく。ゾーマ以前から何百年も。
そして、一人の青年が大きな袋を担いで船から降り、砂浜を駆け上がり、岬の先端にある岩に立った。
「諸国の皆さん!突然のお呼び立てにお集まり頂き、ありがとうございます」アロンドの大声が、拡声器で響き渡る。
「あの大陸は精霊ルビスの名のもと、われら人間に、条件つきで開放されました!」その叫びは、軽い嘲弄を生むだけだった。
「人は眠らなければ死にます、水を断つと同様早く、例外なく。もっとも残酷な死刑です。二十日眠らなければ、確実に死にます。皆様もご存知のはず!」
魔法使いたち、そしてもっとも残酷な拷問や処刑を楽しむ貴顕の腹心たちがうなずき合う。
「ここで二十日過ごします。一歩も出ず。それが、何よりの証となるでしょう。ご不便をおかけしますが、どうか四交替で見張ってください。マホトーンもかけつづけてください!」
その言葉に、貴顕のそばにいる魔法使いが、次々と呪文を唱える。アロンドはそれを受け入れた。
「効いています」という言葉に、ムーンブルクのマリア王女は怯えながらアロンドを見ていた。
アロンドは平然と、袋からハンモックと分厚い毛布を取り出し、岸辺に生えた二本の木に登ってハンモックを縛りつけ、毛布を載せる。
すぐそばに泉が沸いているのを見て、一口すすってうなずく。
そして小船の縄を、木に複滑車をかけて、長く歩いて引き上げる。
それから、袋から釣り道具を出し、岬の岩に座って、平然と釣りを始めた。
次々と大きな魚が釣れる。
それを見て、船の貴顕たちも楽しそうに釣りを始めた。
大物をいくつか釣ったアロンドは、尾を握って流木がたまっているところに行き、数本抜いて少し移動して組んで火をつけ、木を削って串にして魚を焼き、食べる。
食べ終わって満腹になり、日も水平線に赤く沈む。アロンドはハンモックによじのぼり、毛布を身にかけた。
誰もが、ざわざわと騒ぐ。死ぬか逃げるかだ、と各国の使者たちはことごとく見ている。
アレフガルドの貴族や、石像を人に返す大魔術を見たムーンペタのヤフマさえも。
「無謀な冒険をする人もいるんですな」
「ありえませんよ」
「どんなトリックでしょうね。それにしてもこの酒、素晴らしい強さと香りですな」
「この、肉に近いようですが甘い菓子のような塊も素晴らしい。それだけでも、この茶番につきあわされたかいはありました」
などと、ざわざわと騒いでいる。
翌朝、日が昇ったとき、アロンドは平然とハンモックから起きた。
「まさか」
「トリックですよ、または魔法」
「いえ、マホトーンが効いています!」
「寝たふりをして耐えているだけじゃ、すぐ馬脚を現すわい」
ざわざわ、と船の、各国の貴顕は騒ぐが、まだ現実感がまるでない。
アロンドは平然と泉水を飲み、荷物からツルハシとシャベルを取り出して穴を掘り、腰から下だけが見えないようにトイレを済ませ、草で手を拭いて土をかぶせ、手に酒をかけて洗った。
陸に引き上げてあった船から乾パンを出し、食べる。そして斧を取り出し、近くの木を切り倒し始めた。
日が高くなる頃、腰ほどの太さの高木を一本切り倒して休み、船から見えなくならない程度に野を走り、草と戯れ、花を摘む。
そして丈の高い草、若い潅木を掘り取って、切り倒した木のそばに植えた。
一本木を切れば十本植えろ。四分の一は森を切るな。瓜生が町を作る条件としてハイダーに命じ、ロト一族の掟として引き継がれている。
それからしばらく木の枝を落として、日が傾く頃に釣りを再開する。
今度は魚を大きな木の葉にくるみ、灰の下に埋めて焼いて食べた。
それを見ている各国の使者たちは、呆れながらも無視して、賭博遊びに興じているふりをしている。横目で熱く見ながら。
アロンドは日が暮れる頃、また眠った。
翌日、丸太を複滑車の力で岩場に運ぶ。こぎつけた小さな船の〈ロトの民〉が、岩の頭を少し溝に削り、丸太をはめた。
三日。四日。五日。木を切って運び、釣って食べて眠る。
その奇跡に、そしてアロンド自身に貴顕たちは心は完全に魅せられていたが、まだ笑い続けている。
十日。もう、小さな桟橋は形になり始めていた。岩ががっちり固めた、内陸にまで通じる道の延長。急に深くなり、かなりの大型船が停まれる、しかも砂岬に守られた岩の塊から、安全なところまで頑丈な丸木の道が伸びつつある。
十五日。人間が、眠らずにいられる絶対の限界。それを過ぎても、アロンドは元気に食べ、眠り、働いていた。
もう、船の貴顕たちは誰一人、少なくともアロンドが眠るときと目覚めるときは、目を離さなかった。
十九日。小さい桟橋が、できあがった。
二十日。アロンドは一日、静かに断食のまま瞑想していた。
翌日の夜明け。それは瓜生が測り直した、正確な冬至の朝だった。だが、各国は暦がずれており、正月は何日も後だ。
アロンドは朝日が昇る直前に飛び起き、服を全て脱ぎ捨てて海に向かい、泥に汚れ引き締まった裸身を海水に沈めて全身隅々まで砂と木片でぬぐった。
そして朝日と共に陸に上がり、泉に向かい、オルテガの、ロトのかぶとで汲んだ真水を浴びて、かぶとをかぶり、手を掲げて叫んだ。
天から、いくつかの流星がアロンドの目の前に落ちる。
まばゆく輝く全身鎧。青く小ぶりの盾。黄金の長剣。
「あ、あれは返納されたはずの、ロトの装備」
「失われていた盾も!」
アロンドは平然と、神の装備を身につける。
「ロトの眷属よ!」
アロンドが叫ぶと共に、水平線からいくつもの巨大な、見慣れぬ様式の鉄船が帆に風をはらみ、船団の中心を断つ。
また、船団の中から、ローラの船が最初に、できたての桟橋に着く。
アロンドが桟橋を歩いて迎えに行き、ローラを抱いて大地に戻る。
小さな息子が、笑いながら走り、父親の足にすがりつく。
赤子を抱いたリレムとキャスレアが、ローラの左右に控えた。
次に巨大な船から、次々にボートが吊り下ろされる。鎧こそ軽い革鎧だが、細長い鉄槍を何本も持ち幅広の曲刀を差した屈強の男女が次々と上陸する。
万に及ぶ数が、浜辺の広い平地に整然と並ぶ。老人や子供もいるが、巨体の男と、小さいが凄まじい存在感の男が、その全体を見事に統率しているのがわかる。その大声と旗の一振りで、全員がぴしりと直立不動。
「なんて体格」
「統率が取れている、鍛え抜かれた精鋭か?」
「あの細鉄槍と刀、わがペルポイ北の、草高原の遊牧民のようだ」
「あ、あれは確か、あの閉ざされた大灯台の島の民」
別の船が桟橋に着き、数人の男女がアロンドに近づき、かなり広い野原を囲んで、砂を静かに振りまく。
すると、空から光の嵐が巻き起こり、千人以上の人々がその場に出現した。
「こ、これほどの人数が、正確にルーラだと。半分以上が優れた魔法使いでなければ無理ではないか」
魔法についての常識がある王族が、衝撃に身をひきつらせた。
あっというまに、整然と人々は場所を整える。
アロンドとローラ。ローラの後ろには一歩引いて、ローレルと、赤ん坊のサムサエルを抱えたリレムとキャスレア。
ゴッサが、〈ロトの民〉全員を従える。サラカエルとサデルが、〈ロトの子孫〉全員を。
アダン、そして瓜生とジジが、アロンドを囲む。
静かに、数分。
「す、凄まじい魔力が、天地に充満しています」
船から見ているムーンブルクの宮廷魔術師が、悲鳴を上げた。
どこかから飛んできた、楕円形の小さな、固い雲……飛行船。それが低く、船の皆によく見えるように高度を下げて固定されると、その船腹の大型ディスプレイに、アロンドが大写しになる。
それにも船の、各国の人々が、呆然と目を吸い寄せられる。
大陸の広い野原、海を見下ろす小高い丘の上。
アロンドの後ろに瓜生が立ち、革ポンチョを脱ぎ賢者の額冠をさらす。
「わが前方にミカエラ」アロンドが叫ぶ。そこに稲妻が落ち、女の影が生じる。
「わが前方にラファエル」右を向き、叫ぶと霧が巨人の姿になる。
「わが前方にガブリエラ」左を向き、叫ぶとそこにあった若木が葉を輝かせ、そのシルエットが妖艶な美女になる。
「わが前方にウリエル」後ろを向き、瓜生の額に触れた。
五人が、歌い始める。歌詞のない歌を。
瓜生とガブリエラが、背後のジジやロト一族が、膨大な呪文を唱える。全力で。ジジを石から戻したときよりも激しく、早く。
ミカエラとラファエル。別の世界で生涯を終えたのであろう、二人の神霊が降り、その絶大な存在感を見せる。その存在を、瓜生とアロンドが魔力を振り絞って維持する。
ジジとアロンドの魔力が、この世界の根である世界樹と一体化したガブリエラの神霊を召喚し、若木にのりうつらせ、人の姿を保たせる。
ミカエラは光のドレスをまとい、差し上げた手は無数の稲妻を集めた十字剣と輝いていた。
ラファエルがひざまずき、敬虔に祈る。その深い信仰と豊かな人格が、全ての人に安らぎを与える。
ガブリエラが美しく舞い、瓜生とともに歌う。二人の魔力が、無数の白光となり全天を繰り返し照らす。
「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーアーーーーーーーーーーーーオーーーーーー」
歌声が響き続ける。悲しみと喜びに満ちた。永遠に向けて呼びかける魔力の、神々の歌が。
海岸の広野にひしめく人々も、その歌に激しく声を合わせる。
「ルビス!神竜!ゾーマ!シドー!ミトラ!ベムス!世界樹よラーミアよ!エルフの女王たち!海の神々!王国をことほげ!」
アロンドが神々の、禁じられた名を叫ぶ。強大な魔力が稲妻の嵐となり、あちらこちらに荒れ狂う。
天から、凄まじい、言葉ではなく咆哮が響く。
そして天地海の区別すらない、いたるところに、いくつもの巨大な霊が、神々が存在していることがはっきりと伝わる。
美しい女の幻。天を覆い尽くしても足りぬ巨龍。絶望をもたらす氷と闇の大魔王。六つの腕と広い翼、無限の力をぶちまける狂った破壊神。果てしなく高く大きな古樹。美しく鳴く不死鳥。風に混じる美しい女の面影。海の底の、形なき魔神たち。
予言者たちが、魔法使いたちがおののき、狂ったように絶叫する。
「竜王の子孫よ、恩讐を越え大地を分かち合おう!」アロンドが叫ぶ。それに、凄まじい声が答える。
『〈竜王殺し〉勇者アロンド。わが祖母の瞳、光の玉でゾーマを倒した勇者ロト、ミカエラの子孫よ。血筋を交え、永遠にこの大陸を共に治めん。この大陸の竜は人とその家畜を食わず、相応しき人は背にも乗せよう。馬たちに種を与えよう。されど水と土と大気を穢すな。半ば以上耕すな。竜を殺すな!』
凄まじい轟音で、人のものとは思えぬ声が天地に響き渡り、空を絶大な雷炎の白光が二分する。
力に、貴顕たちも吹き飛ばされるように圧倒される。
至近距離の稲妻や大地震の、桁外れの力に圧倒されるように。
目が潰れそうになる光と、天地を揺るがす音楽。それがやんだとき、大陸は、海は静かで、空は青く晴れていた。
アロンドのとなりに、赤子を抱えたローラが、そしてローレルが寄り添う。
ジジと瓜生が、リレムとキャスレアが、サデルたちのところまで下がってひざまずく。
かぶとを外し、豊かな金髪を振り乱すアロンド。その頭、そしてローラの頭にも、天から、緑の葉と紫の金属で編まれた冠が光に導かれて漂い降り、かぶさった。
〈ロトの民〉〈ロトの子孫〉が三度アロンドとローラの名を絶叫し、ぴたりと不動を保ち、武器を掲げる。
アロンドが、静かに力強い声で語りかける。その声が、禁断大陸の陸上で耳を傾ける千人近い〈ロトの子孫〉や数万の〈ロトの民〉たちすべて、そして海上の船で怯え打たれる各国の貴顕たちに、耳元で言うように響く……瓜生の仕掛けたスピーカーによって。
「アロンド王とローラ王妃、ルビスの意もて王位に就いた。
この王国は乳と蜜流れる働かなくてもいい理想郷ではない。神が成功を約束した丘の上の都でもない。どうなるかわからない、だからこそまとまり、ためし、励み、生きることを楽しもう!
〈上の世界〉のネクロゴンド王国の病院に書かれた言葉、『ランダム化プラセポ対照二重盲険法だけを信じろ』…恐れるな勇者たちよ!試そう!妄信するな!うまくいくことをまね、いかないことは記してやめよう。
人と世を知り、人のさがと抗え。自分の頭で考えて、正しいことを貫け。命令であっても虐殺・拷問・強姦に手を染めるな!
竜との約束を守ろう。大地は半ばまでしか耕さず穢さず、木を切れば植え、竜を殺すな。
何より家族や隣人、戦友、目の前の困っている人に手を差し伸べ、自分や最愛の者と同じように害をなさず与え合おう。
財産は保護される、そのためにも、誰も飢えず働ける者には暮らせる仕事と秩序を、子には保護と教育を、一人一人が保とう。
一人一人が勇者だ!悪と戦い、勤勉に耕す勇者となろう!」
最後の叫びに、〈ロトの民〉、〈ロトの子孫〉がいっせいに絶叫を上げ、武器を高く掲げてからひざまずく。
「各国の皆さん。わが王国は、この大陸の上空大気圏と地下、沿岸二百海里、飛び地として大灯台の島、鬼ヶ島、テパ南のゴム園を領土とします。他国を攻めることはありません。正直に交易し、共に富み栄えましょう。移民も歓迎します。長らくのおつきあい、ありがとうございました。どうか本国に、全てをお伝えください」
その言葉と共に、多数の船がルーラの光に包まれ、故郷に向かって飛んだ。
着いて、船を操っていた水夫たちが皆ルーラで消えたとき、乗客たちは気がついた。
船一杯の美しい、変わった仕立ての服や色鮮やかな布地。美しい磁器やガラス器、漆器。複雑にカットされ輝く宝石に彩られた、美しい金やプラチナの宝飾品。香り豊かな香水。
だが誰も、その一番底にあった、小さな種や土砂をいくつか入れた皿の中身は、何も考えずに捨てた。トウモロコシ・大豆・セイヨウアブラナ・サトウダイコン・アルファルファ。何種類かの、その比率で焼き固めれば鉄高炉に耐える耐熱煉瓦となる土や砂。船が沈むほどの純金すら比較にならぬ価値を持つ、本当の贈り物には。
それがロト伝説に彩られた、王国の始まりであった。
アロンドの即位、禁断大陸の解放。それは、全てを報告した貴顕たちの口から、またもっと早く、アロンドが最初に目覚めた朝に船から飛び立った魔法使いたちから、詳しく報告されて巨大なセンセーションを巻き起こした。
平行して各地の大きい町では、数多くの吟遊詩人が、また紙芝居や劇の形で、その凄まじい即位の奇跡が生々しく語り継がれ始めた。
それらも、ガライ一族やジジが手なずけた売春宿や盗賊や香具師たちの、長い練習も含めた準備があってのことだった。無論それは、その人々にも莫大な富をもたらしたのだ。
緘口令は不可能だった、先に庶民が知っているのだから。
「あの大陸が解放されたというなら、アレフガルドの流れ者などではなく、さっさと攻め取るべし!」と叫ぶ将軍もいる。
「だが、とんでもなく精強そうな人々が何万人も従ってたんだ!」
「神意に逆らうな、あれは正統な王国だ、と予言者たちは口をそろえています」
「しかし、新しい国などと、そんな、たかが数万人で」
「神々と言っていいほどのとんでもない魔法だ!数万人と言っても、このペルポイが全力で戦おうにも、一万人の軍勢は無理じゃ」
「それに、何千もの魔法使いがいた。冗談ではない!世界でもっともおそろしい戦力だ」
「あの勇者アロンド。間違いなく王の気迫を出していた」
「嘘だ、全て何かのまやかしであろう」
「第一、自ら斧を振るって木を切るような王などあるか!卑しく働く者ではないか」
「そういえば、あの者は子供の頃、汚らわしき便所を作る仕事をしていたという噂もあるぞ」
「公衆便所王と国交などとは!これは大笑いだ、はっはっは」
「デルコンダルは、アレフガルドは」
「デルコンダルは相変わらず何も動きません。アレフガルドは、もう娘の王国に祝福の使者を出したとか」
「ムーンペタも真っ先に大使を派遣したそうです!豪商ヤフマの長男を」
「ベラヌールは、もとより解放されたのは勇者アロンドのおかげと、感謝と共に大使を派遣したと」