超次元戦士ウルトラマンティガ   作:ほにゃー

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各国の視察

ゴダイがGUTSに入隊して一週間がたった。

 

現在、ゴダイとアイエフ、そしてネプテューヌの三人とそして、コンパ、ネプテューヌの妹ネプギアがGUTS作戦司令室に集まっていた。

 

「皆さん、今日集まってもらったのは他でもありません。例の巨人のことで話があります」

 

全員を集めたイストワ-ルが一回咳払いをして語り出す。

 

「実は例の巨人は大昔にゲイムギョウ界に現れたことのある存在でした」

 

「いーすん!それは本当!?」

 

「はい。あの巨人は、かつてゲイムギョウ界が危機に瀕した時、突如現れました。その時も、怪獣と呼ばれる生物がゲイムギョウ界を襲い、その度に巨人は現れ、ゲイムギョウ界を救いました」

 

「やっぱり正義の味方だったんだ!私は間違っていなかった!」

 

ネプテューヌは椅子から立ち上がり叫ぶ。

 

「ですが………」

 

「ねぷっ?まだあるの?」

 

「はい。文献に書かれてる巨人と今回現れた巨人は見た目がかなり違うんです。今回現れた巨人は体色が銀・赤・青紫ですが、前回表れた巨人は銀と赤。それに、顔の形も違いますが、何より、その能力にも違いが」

 

「それはなんですか?」

 

アイエフが尋ねると、イストワールはスクリーンにティガの画像を三枚映し出す。

 

それはマルチタイプ、パワータイプ、スカイタイプのティガの画像だった。

 

「この巨人は三タイプに変身ができます。この赤と青紫、銀のを通常タイプとします」

 

そう言い指示棒を取り出し、パワータイプを示す。

 

「こちらの赤いのは前回のデータから、攻撃に特化したタイプと考えられます。事実、赤くなったら、力が二倍の怪獣相手に互角に戦いました。そして、こちらの青紫はスピードに特化したタイプらしく、赤色のと比べると威力は下がりますが、その分驚異的なスピードを誇り、そのスピードはマッハ7です」

 

「マッハ7ってことはガッツウイング1号より早いですね」

 

そう答えたのはネプギアだった。

 

ネプギアもまたGUTSの一員で、戦闘よりも兵器・特殊装備の開発や、ライドメカの設計・開発をメインに行っている。

 

「つまり、前回現れた巨人と、今回現れた巨人は全く違う存在ってことですか?」

 

ゴダイがイストワールに尋ねるとイストワールは頷く。

 

「前の巨人はゲイムギョウ界を救ってくれました。ですが、今回現れた巨人もそうなのかといわれると断定できません」

 

「どうして!?姿は違っても、もう二度もプラネテューヌを救ってくれてるんだよ!」

 

「現段階では味方であるとはいえないんです。国民の中には、あの巨人も敵だと思ってる人もいるんです」

 

イストワールの言葉にネプテューヌはしぶしぶ納得した。

 

会議が終わると、ゴダイとアイエフは一緒に本部内を歩いていた。

 

「やっぱりそう簡単に巨人を信じろって言うのは無理があるな」

 

「しょうがないってのはわかるけど、あの巨人は私たちを守るために戦っているのよ。それを理解できないなんて………」

 

アイエフはぶつぶつと文句を言いながら歩く。

 

「で、アイエフ。これから何処行くんだ?」

 

「今日から暫くプラネテューヌを空けるわよ」

 

「え?」

 

「これからラステイション、ルウィー、リーンボックスにあるGPCの支部に行って国の様子を見るの。GPCはゲイムギョウ界の平和を目的とした組織だから、定期的に本部の人間が出向いて、国の様子を視察するのよ。で、今回はついでにアンタと各国の女神様の顔合わせしとこうってこと。ねぷ子がGUTSにいるなら今後も顔を合わせるだろうし、今のうちに挨拶しなさいって」

 

「なるほど、了解」

 

「予定だと一週間ほどは帰れないと思うからその分の着替えとか必要なもの、用意しときなさい。じゃ、一時間後に地下格納庫に」

 

アイエフはそう言い、本部内にある自室へと向かう。

 

「俺も準備するか」

 

ゴダイも自室へと向かい、準備をする。

 

一時間後、地下格納庫にやってきた二人はガッツウイング1号に乗り込み、発進準備をする。

 

後部座席にゴダイが乗り、前部座席にアイエフが乗り込む。

 

ヘルメットを被り、計器のチェックを行う。

 

「こっちのチェックはOKだ」

 

「こっちもいいわ。いつでも出れるわよ」

 

「了解」

 

ゴダイは通信機に手を伸ばし、通信室に連絡を入れる。

 

「こちらゴダイ。ガッツウイング1号発進準備完。発進許可をお願いします」

 

『こちら通信室、発進許可どうぞ!』

 

「了解」

 

発進許可をもらうと、ガッツウイング1号は移動を開始し、ゲート前まで運ばれ、そして、目の前のゲートが開かれる。

 

GPC本部は海の中にあるが常に海の中にあるわけではなく、普段は海上にその姿を出している。

 

「ガッツウイング1号、発進します」

 

アイエフがそう言い、エンジンを起動させ、本部からガッツウイングが飛び出す。

 

「じゃ、まずはラステイションからよ。ラステイションはブラックハート様が納める国で、ブラックハート様はネプテューヌみたいに緩い方じゃないから気をつけるのよ」

 

「わかった、あったら気をつけるよ」

 

そんな会話をして、二人はラステイションを目指した。

 




ゴダイとアイエフが被ってるヘルメットはティガの原作でGUTSが被ってるヘルメットをイメージして下さい。

第三話からのヘルメットです。
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