神楽「前回までのあらすじネ!」
新八「お願いね!神楽ちゃん!」
神楽「ほぼほぼ行き当たりばったりで作ってる話っていうのが全編を通して見え見えであるが、とりあえず思いついたネタをぶっ込んでいって後に引けない状態になっている作者であった。」
新八「·····やめてあげて?」
銀時「べ、別に盆休みで暇だから書いたんじゃねぇし!」
新八「なんのツンデレだよ!」
神楽「そもそも真姫ちゃんの別荘最初しか使ってなくないアルか?別に別荘じゃなくてもよかったんじゃないアルか?」
新八「·····そこはみんな気付いてるけどツッコまないであげて。」
-------------キリトリセン--------------
チーム『プリン隊』のターン
穂乃果「ん·····」
外を見ると·····朝日が差し込んでいた。
穂乃果「えーーーー!?」
ことり「どうしたの·····穂乃果ちゃん·····むにゃ·····」
穂乃果「ことりちゃん!朝だよ!穂乃果たち半日も寝てたよ!」
花陽も起きてくる。
花陽「おはよう穂乃果ちゃん·····お腹空いたね。」
穂乃果「そう言えば·····」
ぐきゅるるる·····
3人のお腹がものすごい音を出す。
ことり「·····とりあえず別荘戻ってご飯食べない?」
穂乃果「賛成!」
花陽「ペコペコだよ!」
3人は別荘に戻った。サンジがリビングでくつろいでいる。
穂乃果「ただいまサンジさん!」
サンジ「おかえり。ん、なんか嬢ちゃんたち腹減ってそうだな?」
ことり「実は·····あはは」
サンジ「待ってろ、すぐなんか用意してやっから。」
穂乃果「ありがとうサンジさん!」
リビングの椅子に座る3人。
ことり「ねぇ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「何?」
ことり「このまま絵里ちゃんたち帰って来れなかったら·····」
穂乃果「そんな怖いこと言わないでよ!きっと大丈夫だよ!」
花陽「そうだよ·····私たちは私たちのできる事を精一杯やろう?」
ほどなくしてサンジが料理を運んでくる。
サンジ「サンジさん特製の朝食だ。スープからゆっくり召し上がれ。」
わぁぁぁぁ!
フレンチトーストに目玉焼き、野菜たっぷりのコンソメスープがなんとも食欲をそそる美味しそうな匂いを放っている。
穂乃果「とりあえず今できるのは朝食を食べることだね!」
ことり「穂乃果ちゃんたら·····」
花陽「食べよう!」
いただきまーす!
夢中で食べる3人。
サンジ「おいおい、ゆっくり食べないと喉に詰まっちまうぞ?」
穂乃果「昨日の夜から何も食べてなくて!」
ことり「本当に最高の朝食です!」
花陽「花陽としては·····お米も欲しかったなぁなんて·····」
サンジ「そう言うと思ってほら。」
サンジはおにぎりを持ってきた。
花陽「うわぁぁぁさすがです!サンジさん!」
サンジ「クルーの好みや健康状態を知るのもコックの仕事よ!」
ことり「なんだろう·····すごく力がみなぎってくる!」
穂乃果「すごく元気になるね!」
花陽「それじゃ食べたら少し休憩して練習始めよう!」
·····そしてまた昼寝する3人であった。相変わらずマイペース。
だが、それでいい。
そして、それぞれの3日間を終えて·····
真姫の別荘にそれぞれのチームが戻ってくる。
ピンポーン
穂乃果「ん?誰だろ·····みんな戻ってきたのかな?」
花陽「花陽出てくるね!」
花陽が玄関に走って行き扉を開けると·····
「こんにちは。μ'sのみなさん。」
えぇぇぇぇぇ!!
玄関で驚く花陽の声を聞きつけて慌てて駆けつける穂乃果とことり。
穂乃果「どうしたの花陽ちゃん·····ってえぇぇぇぇぇ!!」
ことり「あっ!」
そこに立っていたのは·····
ツバサ「こんにちは。穂乃果さん。」
別荘を訪れたのはA-RISEの綺羅ツバサだった。統堂英玲奈、優木あんじゅの2人も一緒である。
穂乃果「·····と、とりあえず中にどうぞ!」
ツバサ「お邪魔するわね。」
リビングに入るA-RISEの3人。
ツバサ「あら、他のメンバーはいないのね?」
穂乃果「あぁ、みんなそれぞれ特訓·····練習してまして!」
花陽「お茶持ってきますね!」
ことり(穂乃果ちゃん、どうしよう·····絵里ちゃんたちのこと·····)
穂乃果(そ、そうだよね·····)
するとツバサはニコッと笑い穂乃果に話しかける。
ツバサ「大丈夫よ。私たちは実は事情を知ってるの。」
穂乃果たちは驚いた顔をする。
英玲奈「東條さんから事情は聞いている。大変なことになったな。」
ツバサ「それより銀·····矢澤さんはまだ戻って来ないのかしら?」
お茶を持って戻って来る花陽。
花陽「お茶どうぞ!みんなもうすぐ戻ってくるかな?」
その時、玄関の扉を開く音がした。
真姫「ただいまー」
海未「ただいま戻りました。」
同じタイミングで6人が戻ってきた。
穂乃果「おっかえりー!」
絵里(神楽)「お腹空いたアル〜」
真姫「あなた、ほとんど食べてばっかりなのによく太らないわね·····」
希(新八)「もう·····修行したくない·····」
凛「なんか悟りを開いた気分にゃ·····」
リビングにいるA-RISEの3人を見て驚く真姫。
真姫「A-RISE!どうしてここに?」
後から入ってきた海未が穂乃果に近付き耳打ちする。
海未(穂乃果、絵里たちの事は·····)
穂乃果「海未ちゃん、A-RISEのみんなも知ってるみたい。」
海未「え·····?」
ツバサ「こんにちはμ'sのみなさん。実は東條さんに全て聞いています。それよりも·····矢澤さん。」
後からリビングに入ってきた銀時(見た目はにこ)に話しかける。
にこ(銀時)「·····なんだ?」
ツバサはニヤリと笑うと
ツバサ「疲れたでしょう?一緒にお風呂に入りましょう!!」
全員「えぇぇぇぇぇ!!?」
ツバサ「さぁほら、一緒にお風呂で愛を·····じゃなかった友情を確かめあいましょう!」
海未「は、破廉恥です!やめてください!にこの中身はご存知ですよね?」
真姫「そうよ!なんで一緒に入るのかイミワカンナイ!」
ツバサ「あら、私はただ練習で疲れた矢澤さんの背中を流してあげようかと·····」
希(新八)「いやいやいやダメでしょォォ!!事情知ってるってことは中身がオッサンって事も知ってるんだよね!?」
絵里(神楽)「女子高生とオッサンが一緒に風呂とか鳥肌どころか鮫肌ものアル·····」
しかし銀時は冷静に言った。
にこ(銀時)「お前、さっちゃんだろ?」
ツバサ「ぎくっ!」
希(新八)「今ぎくって言った?ぎくって普通に言う人初めて見たわ!ってエェ!?」
そう、綺羅ツバサは源外のカラクリで変身した猿飛あやめだった!
ツバサ(あやめ)「さすがね·····銀さん。もう少しでお風呂でくんずほぐれつ·····」
希(新八)「女子高生たちの前で何言ってんだァァ!」
穂乃果「くんずほぐれつて何?ことりちゃん。」
ことり「わかんない(・8・)ちゅん」
海未「破廉恥です!」
絵里(神楽)「ということは、他の2人も変身してるアルか?ロボ子、お前は誰アルか!」
希(新八)「ロボ子言うな!本人だったらどうするの!」
絵里(神楽)「だってアニメでロボみたいな喋り方してたネ。だからロボのメスでロボ子アル。」
希(新八)「おいィィィ!失礼にも程があるだろォォ!」
英玲奈「··········」
絵里(新八)「ほら·····怒ってるよ·····謝って神楽ちゃん。」
すると英玲奈はカッと目を見開きこう言った。
英玲奈「ロボ子じゃない!桂だ!」
にこ(銀時)「なんだ、ヅラか。」
英玲奈(ヅラ)「ヅラじゃないロボ子だ!·····間違えた桂だ!」
希(新八)「····················ってエェェェェ!!桂さん!?」
穂乃果「すごい!喋り方も本物だよ!」
海「カツラ·····?ヅラ·····なのですか?」
ことり「ふさふさだよね?」
希(新八)「いやいや苗字の話で·····あれ?ということは·····」
あんじゅは後ろからプラカードを取り出す。そこに書いてあったのは·····
あんじゅ『完っ全にエリザベス♪』
希(新八)「エリザベス先輩ィィィ!!喋れない人変身させたらダメだろォォ!」
あんじゅ「·····るせぇな。ミンチにすっぞ。」
希(新八)「はい、ごめんなさい。」
真姫「何?どういう事?A-RISEも全員中身は別って事?」
海未「そういうことらしいですね。」
凛「完全にカオスだね!」
花陽「どうなってるの·····?」
すると事のいきさつをゆっくり話し始めるヅラ。
英玲奈(ヅラ)「俺とエリザベスはロンダルキアの洞窟からハーゴンの城を目指していた。」
希(新八)「何の話!?」
英玲奈(ヅラ)「運よくロンダルキアを抜けたのだが、あれ?稲妻の剣取り忘れてね?·····と思い出してまた洞窟に戻り、運悪く落とし穴に落ちて気づけばこの姿に·····」
希(新八)「なるかァァァ!!しかもドラクエ2のネタなんてほとんど誰もわかんねぇだろォォ!!」
·····整理すると、ツバサになった猿飛あやめ。英玲奈になった桂小太郎。あんじゅになったエリザベスの3人だった。
ツバサ(あやめ)「この姿でここに現れたってことはわかるわよね。」
にこ(銀時)「·····A-RISEの3人も地球の外って事か。」
ツバサ(あやめ)「そうよ·····しかもハメック星。」
希(新八)「·····もう偶然というレベルじゃないですね。」
ツバサ(あやめ)「私たち御庭番衆も独自に調査してるわ。ただこれだけは言えるわね·····」
ツバサは少し沈黙すると言った。
ツバサ(あやめ)「何者かがライブを中止させようとしている。」
穂乃果「えっ·····」
ことり「そんな·····」
全員に衝撃が走る。
つづく
あやめの言葉に驚愕するμ's。
いよいよ黒幕が動き始める。
盆休みあまりにすることなければ続き書くかもしれないし、寝てるかもしれないでふ(白目)