やはり俺の福引旅行はまちがっている。   作:EPIPHANEIA

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今回からは数回にかけて、個別ヒロインの物語になります。
また、『ある作品』のキャラ達がゲストとして登場しますので、予めご了承下さいw

宜しかったら、是非、閲覧のほうお願い申し上げます。

いつも、閲覧して下さる皆様、感想を書いて下さる皆様、お気に入り登録して下さった皆様、ありがとうございます。


第6話

~札幌市街・札幌駅付近~

 

八幡「ゼェ……ゼェ……ちょっ、ちょっと待ってくれ……。」

 

雪乃「あら。ギブアップかしら?荷物持ち谷君。」

 

いろは「そーですよ、先輩。いつもの生徒会で重い荷物を平気で持ってくれる先輩は、何処に行っちゃったんですかー?」

 

八幡「いや……それは学校の中だけの話だろうが……。流石に8人分の買い物の荷物を持って街の中を歩くなんて、したことねぇぞ……。」

 

結衣「でも、バスに着くまでの我慢だからね、ヒッキー。」

 

沙希「まあ、頑張りなよ。それでさっきの件は水に流すって約束だからね。」

 

めぐり「そうだよ、比企谷君。もう少しの辛抱だからね。」

 

……そういう訳で、俺は女性陣全員の買い物の荷物持ちをしていた。

 

さっきのマッカン間接キス事件の罰として、札幌駅と繋がっているショッピングモールで全員の買い物を持ってもらうという事で、俺の処分を決めたらしい。

 

まあ、それまで散々な目に遭ったのは、言うまでもない。

 

っていうか、たかが間接キスだけじゃねぇか……。それなのに、どうしてこうなるんだよ……。

 

陽乃「あれ?この後の商店街や市場でも、荷物持ちをやりたいのかな?比企谷君。」

 

八幡「い、いいえ。謹んでお断り申し上げます。」

 

あの、俺ってそんなに考えが読まれやすいですかね?ふと思っただけで、こういう風に言われちゃうし。

 

小町「まったく……これだから、ゴミぃちゃんは……。」

 

留美「……バッカみたい……。」

 

小町も呆れた表情で、留美も頬をぷくーと膨らませながら、俺を見ている。だから、何でルミルミも俺の心の中が読めるんだよ?小町はなんとなく分かるけど。

 

奈呼「あの、本当に申し訳ございません。八幡様。」

 

璃夢「大丈夫ですか?八幡君。本当にごめんなさい。」

 

そんな時、奈呼さんが璃夢さんが、申し訳なさそうに俺に謝ってくる。自分達のせいでもあると思っているのだろう。

 

八幡「いえ、大丈夫ですよ。一色も言ってましたけど、部活や生徒会で重い物を持つのには慣れてるんで。それに悪いのは勧めた俺で、奈呼さんと璃夢さんのせいじゃないですから。」

 

そんな戸塚に負けず劣らずの天使の2人に対して、俺はそう彼女達に言った。しかし、その次の瞬間

 

八幡「……ん?ヒッ!」

 

雪乃・結衣・いろは・陽乃・沙希・留美『…………』

 

城廻先輩と小町を除いた他のメンツが、俺に対してゴミを見るような視線(陽乃さんは冷たい笑顔)で見ていた。

 

めぐり・小町『ハハハ……』

 

城廻先輩と小町はと言うと、ただ苦笑いしているだけだったが。

 

八幡「な、何だよ?」

 

陽乃「比企谷君。いつの間に、奈呼さんと璃夢さんから名前で呼ばれるようになったのかな?お姉さん、スッゴク知りたいんだけど。」

 

八幡「……はい?」

 

雪乃「そうね。私達が準備している間、お2人と楽しそうにお話しをしていたみたいですものね。私も凄く気になるわ。」

 

八幡「あのな、これは……。」

 

璃夢「あ~。ごめんなさい。それは私がお願いしたんですよ。」

 

俺が反論しようとした時、璃夢さんが雪ノ下と陽乃さんに対して、俺の代わりに答えていた。

 

結衣「えっ?璃夢さんがですか?」

 

璃夢「そうなんです。同じ『比企谷』の姓の方が、お2人いらっしゃいますから、仮にお名前をお呼びする場合、混乱しちゃうかなって思って。一応、『八幡』と『小町』でいいって、八幡君からのご了解は頂いてます。」

 

いろは「そうだったんですね。それならそうと、先輩も早く言ってくれればいいのに。」

 

いや、俺、言おうとしてたからね。いろはす。

 

でも、璃夢さんのお陰で、アイツらの視線が普通に戻ったし、陽乃さんの冷たい笑顔もなくなった。城廻先輩も小町も感心していたし。

 

俺が言うと、こうはいかないんだろうな……。少し泣きたくなったぞ。

 

璃夢「あ、あと雪ノ下様にも同じ事をお願いしようと思っていたんです。雪ノ下様も私達や八幡君達と同じように姉妹じゃないですか。八幡君に聞いたら、雪ノ下様のご了解を得てからにしてくださいって言われましたので。」

 

陽乃「なるほど、そういう事ですね。雪乃ちゃんはどうなの?」

 

雪乃「私?別に構わないけれど。」

 

陽乃「でしたら、私達も名前で呼んでいいですよ。『陽乃』と『雪乃』で。」

 

璃夢「ありがとうございます。でしたら……陽乃ちゃんと雪乃ちゃん?」

 

八幡「ブフッッ!!」

 

璃夢さんの呼び方に思わず吹き出してしまう。『雪乃ちゃん』は陽乃さんからよく聞くからいいけど、『陽乃ちゃん』だぜ?確かに璃夢さんの方が年上だけど、まさか魔王がそんな風に呼ばれるなんて思わないじゃないか。

 

奈呼「り、璃夢!いくら何でも、それはお客様に対して失礼でしょ!!『八幡君』はまだいいとしても!!」

 

璃夢「でも、八幡君の妹は『小町ちゃん』でいいって言ってたじゃないですか。大丈夫ですよね、小町ちゃん?」

 

小町「はい!小町も璃夢さんの意見に賛成しますよ!」

 

奈呼「で、でも、流石にそれは馴れ馴れし過ぎると思うのですが……。小町様にも悪いですし……。」

 

小町「あっ、奈呼さん。その『小町様』というのは、小町的にポイント低いですよ。」

 

奈呼「ポ、ポイントですか?」

 

小町「そうです。確かに小町達はお客様かもしれないけど、この旅行でずっと奈呼さんと璃夢さんは同行してくれるわけじゃないですか。小町達が楽しい旅行を過ごす為には、奈呼さんと璃夢さんと親しくなる事が重要だと思うんです。」

 

奈呼「…………。」

 

小町「だから、『様』というのはちょっとどうかなって。奈呼さんにも『ちゃん』、せめて『さん』付けで呼んでくれた方が、小町的には嬉しいし、ポイント高いです。」

 

陽乃「私も小町ちゃんや璃夢さんの意見に賛成ですね。奈呼さんは仕事の出来るガイドさんなんですから、もう少し璃夢さんみたいに砕けてもいいと思いますよ。それに、『陽乃ちゃん』なんて呼ばれるのもそんなに無いですから、面白いなって思ってます。」

 

流石、魔王……。あまり関わっていないのに、奈呼さんが仕事の出来る人だって事を見抜きやがった。この人、絶対父親の会社継いで、社長になるだろ……。

 

奈呼「……分かりました。それでは『陽乃さん』と『雪乃さん』と呼ばせて頂きます。あと、『八幡さん』と『小町さん』とも。」

 

璃夢「でしたら、私は『陽乃ちゃん』と『雪乃ちゃん』って呼ばせて頂きますね♪」

 

一応、これで呼び方に関しては、解決したかのように思われた。

 

陽乃「……それはそうと、さっき『陽乃ちゃん』って璃夢さんが呼んだ時に、どうして吹き出したのかな、比企谷君?」ゴゴゴ

 

……やっぱりスルーしてくれないのですね、分かります。

 

その件で俺が魔王に問い詰められている間、由比ヶ浜や一色も「あたし達の事も名前で呼んでください!」と奈呼さんと璃夢さんにお願いしていて、結局、奈呼さんと璃夢さんは全員を名前呼びにする(奈呼さんは『さん』、璃夢さんは『ちゃん』(俺のみ『君』))事になった。

 

由比ヶ浜や一色に理由を聞いたら、『なんかヒッキーやゆきのん達だけ不公平だと思うしー。』とか訳の分からない事を宣っていた。

 

そのついでに、由比ヶ浜と小町が奈呼さんと璃夢さんに『やっはろー』(更には陽乃さんも『ひゃっはろー』)を教えていたのは、全くの余談である。

 

わざわざ旅行で知り合った人達に、しょうもないバカな挨拶、教えんなよ……。

 

 

 

 

~札幌市街・商店街~

奈呼「皆様、こちらが札幌の有名な商店街、○小路商店街です。」

 

璃夢「こちらの商店街は、140年以上もの歴史を持つ北海道で最古の商店街の一つです。また、その規模も最大級で約200軒もの店舗があります。8月に行われるお祭りをはじめ、イベントなども色々と行われているんですよー。」

 

奈呼さんと璃夢さんが、次のスポットである商店街の説明をしている。

 

この商店街も結構大きなアーケード商店街で、雨や雪の日でも安心して買い物が出来る商店街である。

 

その説明をしている最中に、俺の中で事件が起こる。(因みにさっきの買い物はバスの中に置いてきた。)

 

八幡「(……あれ……?)」

 

あんまり言いたくは無いのだが、『急にお腹が痛くて、お手洗いに行きたくなった』のだ。こればっかりは、急にくるときはくるからな。

 

八幡「(……これ、ヤバイんじゃねぇか……!?)」

 

このままだとマズイ事態になる。仕方なく、俺は奈呼さんに声をかける。

 

八幡「あの、奈呼さん。すいません。」

 

奈呼「はい、いかがなさいました?」

 

八幡「ちょっとあそこのド○キで、お手洗い行きたいんですけど、いいですかね……?」

 

奈呼「あっ、はい。大丈夫ですよ。」

 

八幡「……すんません。すぐ戻りますから。」

 

そうして、俺はお手洗いを借りる為に、ダッシュでド○キに向かった。

 

沙希「……あの―――――」

 

 

 

 

 

~ド○キ店内~

 

八幡「……はぁ……危なかった……。」

 

お手洗いで用を足した俺は、安堵の溜息をついていた。

 

八幡「……とにかく済ませたし、すぐ戻らねぇとな。」

 

そうして手を洗い、お手洗いを出たところに

 

八幡「……あれ?」

 

沙希「……あっ……。」

 

俺と同じようなタイミングで、女子の方から出た川崎と鉢合わせした。

 

八幡「あれ、お前もだったのか?か……か……川谷?」

 

ゴチン‼

 

八幡「痛ってぇ~……!何すんだよ!?」

 

何故か問答無用でげんこつを喰らってしまった。真面目に痛い。

 

沙希「デリカシーの欠片もないアンタに、問答なんているのかい?名前も覚えられないんだったら、もう一発行くけど?」

 

八幡「すいませんでした。やめてください、川崎さん。」

 

沙希「……まあ、アタシもアンタが行く直前ぐらいに、『きちゃった』からね……。」

 

八幡「そっか。まあ、しょうがねぇよな。」

 

沙希「と、とにかく、急ぐよ。みんな、先に商店街に行ってるから。」

 

八幡「あっ、ああ。そうだな。」

 

そうして、俺と川崎は店内を出ようとした時だった。

 

「ヒック…………グスッ…………。」

 

八幡「……ん?」

 

俺達の目の前に、小さな女の子が泣いている姿があった。

 

出ようとしたけど、何故か気になって、俺は立ち止まってしまう。

 

沙希「…………?どうしたの、比企谷?」

 

八幡「川崎、あそこで小さな女の子が泣いているのが分かるか?」

 

沙希「うん。それがどうかしたの?」

 

八幡「ちょっと気になってな。話聞いてくるから、悪いけど川崎は戻っててくれ。」

 

沙希「あっ、比企谷!」

 

そうして、俺はその女の子の所に向かい、女の子に声をかけてみる。

 

 

八幡「どうしたんだ?」

 

?「……グスッ……えっ……?」

 

八幡「どうして泣いているんだ?良かったら、俺に話してくれないか?」

 

?「……あのね、私、お兄ちゃん達とはぐれちゃったの……。お兄ちゃん達と旅行に来ていて……。」

 

なるほど、この子も俺達と同じように観光客というわけか。

 

そして、ここら付近で兄貴達とはぐれてしまい、迷子になってしまったって事だな。

 

八幡「そうか。だったら、俺と一緒に探そうか?そのお兄ちゃん達を。」

 

?「えっ……?いいの……?」

 

八幡「大丈夫だ。俺も観光客なんだけど、小さい子どもが困っているのに、放っておくわけないだろ?」

 

?「……うん、ありがとう。えっと……。」

 

八幡「八幡だ。俺の事は『八幡』って呼んでくれ。もしくは、『はーちゃん』でもいいぞ。」

 

イ○ヤ「ありがとう、ハチマン。私、イ○ヤって言うの。」

 

イ○ヤ……?なんか、どっかで聞いた名前だな……?

 

よく見てみると、容姿も何かで見た覚えがある感じだ。銀と白の中間のようなロングヘアーに、紫色のコートと帽子を被っている小さな女の子だ。しかも外国人の。

 

あれ、やっぱりこの子、どっかで見た事あるような……?

 

沙希「待ちなよ、比企谷。」

 

そんな事を考えている時に、川崎も俺に声をかけてきて、思考を中断させる。

 

八幡「あれ?戻ってなかったのか?川崎。」

 

沙希「『戻ってなかったのか』じゃないよ。アンタ、どうしようとするつもりなんだい?言っておくけど、アタシもここで全部聞いてたからね。」

 

マジかよ……?だったら、隠してもしょうがねぇか。

 

八幡「俺はとりあえず、この子の兄貴達を探してくる。アイツらにもそう伝えてくれないか?」

 

沙希「……だったら、アタシもついていくよ。なんかこの子、けーちゃんみたいで放っておけないからさ。」

 

八幡「えっ?いいのか?」

 

沙希「この子も観光客なんだろ?せっかくの旅行なのに、迷子になって楽しめなかったら、可哀想じゃない。」

 

八幡「……悪いな。ありがとう、川崎。」

 

沙希「べ、別にお礼はいいよ。アタシがやりたくてやってるだけなんだから……。」

 

俺がお礼を言うと、川崎は頬を赤くしながら、顔を背ける。

 

イ○ヤ「あの、ハチマン?このお姉ちゃんは……?」

 

八幡「あっ、ああ、このお姉ちゃんは川越……」

 

ゴチィンッ‼

 

沙希「イ○ヤって言ったっけ?アタシの事は『沙希』って呼んでよ。アタシもコイツと一緒にイ○ヤのお兄ちゃん達、探してあげるからね。」

 

八幡「~~~~~~~!!」

 

イ○ヤ「う、うん。ありがとう、サキ。」

 

痛ってぇ~~~~!!よりによって、さっき殴ったところと同じ場所をピンポイントで殴ってきますかね!?川崎さん!マジで涙出てきましたよ!!

 

八幡「ってぇ……。とりあえず店を出て、アイツらにも言ってこようぜ。」

 

暫く痛みで悶えているのち、俺と川崎、そしてイ○ヤという女の子の3人でド○キを出た。

 

しかし、俺と川崎は『ある事』を失念していた。

 

そのせいで、アイツらに言えないまま迷子探しをしてしまう羽目になるとは、この時の俺には知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

―――――おまけ・第4話―――――

 

~同時刻・札幌市街・商店街付近~

 

かおり「父さん、これから何処に向かうの?」

 

折本父「やはり、サッ○ロビール博物館だな。私にとっては、今回のメインイベントみたいなものだからな。」

 

かおり「何それ、ウケるwでも、父さんが飲んじゃったらどうするの?」

 

折本母「大丈夫よ、かおり。お母さんが運転するから。でも、ほどほどにしてくださいね、お父さん。」

 

私は車の中で、家族団欒の会話をしていた。

 

母さんは忠告していたけど、きっと父さん飲み過ぎて帰りの車の中で寝ちゃうんだろうな~。楽しみなのは分かるけど。

 

そんな会話をしながら、スマホを取り出して、札幌市街の中で信号待ちをしている時だった。

 

かおり「あれ……?」

 

車窓の外の街の景色を見ようと横を振り向いた時、私にとって信じられないものを見た。

 

かおり「(あの女の子達……って、えっ!?)」

 

それは、以前の合同クリスマスイベントで見た事ある女の子達が、札幌の街を歩いていた光景だった。他にも何人か見た事無い女の子達が一緒にいたから、幻かと思って目をこらして見ても、確かに彼女達がいたのだ。

 

かおり「嘘でしょ!?マジで!?」

 

折本父「な、なんだ!?」ビクッ

 

折本母「どうしたの、かおり!?」

 

かおり「あっ、ごめん、父さん、母さん。千佳からウケるメールがきてて。ハハハハ……。」

 

私は思わず大声をあげてしまい、ビックリした両親に笑いながら謝る。ちょうどスマホを持ってた事だし。

 

信号が変わり車が走り出して、彼女達の姿が遠ざかる。

 

でも、間違いない。同性の私から見ても見惚れちゃいそうなレベルの彼女達の姿を、見間違うなんてあり得るはずもない。

 

―――――雪ノ下さん、由比ヶ浜さん、一色ちゃん、あと演劇の主役をやっていた子、確か留美ちゃんだったかな。

 

私がクリスマスイベントの時に出会った彼女達を、まさか地元ではない旅行先で見るなんて、夢にも思わなかった。

 

空港で『知り合いに出会うなんて無い』って思っていた私に対して、こう言いたい。

 

『それ、フラグだからね。超ウケるwww』

 

……もしかして、『アイツ』もいるのかな……?

 

彼女達と繋がりのある『アイツ』の姿は何故か見えなかったけど、もし彼女達と一緒だったら、『超ウケるwww』を通り越したレベルなんですけど。

 

かおり「……ヤッバ。超楽しみなんですけど……。ウケる……。」

 

私はこの家族旅行が予想外の展開になって、今の私の正直な気持ちを思わず(父さんや母さんに聞こえないように)小さく呟いていた。

 

――――そして、私と彼女達、そして『アイツ』と再び出会うのは、そう遠い未来では無かった。




…………以上、沙希回前編でした。

はい、もう分かる人には分かりますねw

次回は彼女だけではなく、他のヒロイン達や主人公も登場しますw

では、また次回お会いしましょう!

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