問題児たちと『黄金の回転』が異世界から来るそうですよ? 作:あかひ
なれない新生活であまり時間が取れず、書くことができませんでした。
今後もこういったことがあると思いますが、失踪だけはするつもりはないので今後もよろしくお願いします。
また、上記の理由により、物語があまり進展していませんがどうかご理解ください。
では、本編をお楽しみください。
5.初ゲーム前日
黒ウサギは彼女らのコミュニティの事を洗いざらい話した後、当初の目的通り“世界の果て“と呼ばれているイグニスの大滝へと行った。
そして、日が暮れた頃に噴水広場でジン達と合流したのだが・・・
「な、なんであの短時間に”フォレス・ガロ”のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか⁉」「しかもゲームの日取りは明日⁉」「それも敵のテリトリーで戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「一体どういう
「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」
「黙らっしゃい!!!」
どうやら三人が窮地の黒ウサギのコミュニティにさらに問題を持ってきたようだ。
フォレス・ガロとは今現在彼女らのいるここ、二一〇五三八〇外門付近を縄張りとしているコミュニティである。
彼は自らのコミュニティを大きくするために他コミュニティの女子供を攫っては人質とし無理矢理に従わせ、しかもあろうことかその人質は攫った日には殺していたのだという。
「別にいいじゃねぇか。見境なく選んで喧嘩売ったわけじゃないんだから許してやれよ」
「い、十六夜さんは面白ければいいと思ってるかもしれませんけど、このゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ? この”
”契約書類”は”
今回黒ウサギが見せてきた”契約書類”には、
「“
「確に自己満足だ。時間をかければ立証出来るものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるんだからな」
ジョニィが読み上げた契約書類の内容を聞き、十六夜が黒ウサギの言葉を肯定する。
「そうです。しかも肝心の子供達は・・・その、」
「そう。もうこの世にいないわ。でも、その証拠を掴もうととしたら少々時間がかかるのも事実。あの外道を裁くのにそんな時間をかけたくないの。それに、私はあの外道が私の活動範囲内で野放しにされている事も許せないわ」
飛鳥が自分の気持ちを告げた。一見自分のためのように聞こえるが、彼女なりの一本の信念が通っている。
この飛鳥の気持ちにはここにいるみんなが共感していた。
「むぅ・・・。仕方がない人達です。まあ“フォレス・ガロ”程度なら十六夜さん一人いれば楽勝でしょう」
飛鳥の気持ちにおされ、渋々ながらだがゲームへの参加を許可した。
十六夜とジョニィへの評価は高い。ならば二人が出れば安心というやつだ
しかし―――
「何言ってんだよ。俺らは参加しねえよ?」
「もちろん、貴方達なんて参加させないわ」
フン、と鼻を鳴らす二人。黒ウサギは慌てて二人に食ってかかる。
「だ、駄目ですよ! 御二人はコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと」
「黒ウサギ、そういうことじゃないと思う。これは久遠達が売って、アイツらが買った喧嘩だ。決着を付ける権利は彼女らにだけある」
「あらジョニィ君、分かってるじゃない」
「・・・・・・。ああもう、好きにしてください」
丸一日振り回された黒ウサギは、もうどうにでもなればいいと呟いて肩を落とすのだった。
―――――――
ガルドと戦うことになったノーネーム一行は、ギフト鑑定をするためにコミュニティ”サウザンドアイズ”へと向かうことになった。
黒ウサギが彼らの歓迎会のためにいろいろと準備をしていたようだが、すべて無駄になったのは別の話。
道中、十六夜・飛鳥・耀・ジョニィの四人は興味深そうに街並みを眺めていた。
桃色の花を散らしている街路樹を見て、飛鳥が呟いた。
「桜の木・・・ではないわよね? 花弁の形が違うし、真夏になっても咲き続けているはずがないもの」
「いや、まだ初夏になったばかりだぞ。気合の入った桜が残っててもおかしくはないだろ」
「・・・? 今はまだ秋だったと思うけど」
「何を言っているんだ、SBRレースが終わってすぐにこっちへ来たんだ。今は冬だろ?」
ん? っと噛み合わない四人は顔を見合わせて首をかしげる。黒ウサギが説明した。
「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのデス。元いた時間軸以外にも歴史や文化、生態系など所々違う箇所があるはずですよ」
「へぇ? パラレルワールドってやつか?」
「近しいですね。正しくは立体交差平行世界論というものなのですけども・・・今はあまり時間がないので、またの機会にということで」
黒ウサギが曖昧に濁して話を終わらせた。どうやら目的地に着いたようだ。
「まっ」
「待った無しです御客様。うちは時間外営業はやっていません」
・・・目的地に着きはしたが、どうやらここでも一悶着あるようだ。
「なんて、商売っ無いない店なのかしら」
「ま、全くです! 閉店時間の五分前に客を締め出すなんて!」
「文句があるならどうぞ他所へ。あなた方は今後一切の出入りを禁じます。出禁です」
「出禁⁉ これだけで出禁とか御客様舐めすぎでございますよ⁉」
キャーキャーと騒いでいた黒ウサギに、店員は冷めたような眼と侮辱を込めた声で対応する。
「なるほど、"箱庭の貴族"であるウサギの御客様を無下にするのは失礼ですね。入店許可を伺いますので、コミュニティの名前を聞かせてもらってもよろしいでしょうか?」
「・・・う」
一転して言葉に詰まる黒ウサギ。
「もういい、こんなヤツほうっておいて帰ろうぜ。僕達は別にギフト鑑定なんて受けなくてもいいし」
ジョニィはそう告げるとクルリと馬で器用にUターンする。他の三人も「そうだな」と言った具合に帰ろうとした。
しかし、店の奥から聞こえてくる奇妙な声、そして猛烈なスピードで飛んでくる何かによって、彼らの帰宅は阻止された。
「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉ! 久しぶりだ黒ウサギイィィィィ!」
黒ウサギは店内から砲弾のように飛んできた幼女に
「・・・驚いた。あんなちっこいのが飛んで来るなんて・・・、流石人外魔境の世界ってことか」
「・・・おい店員。この店にはドッキリサービスがあるのか? なら俺も別バージョンで是非」
「ありません」
黒ウサギへと飛んできたこの幼女はどうやら彼女の知り合いらしい。が、知り合いだとしても過激すぎるスキンシップ、まるでおっさんのような幼女についに我慢できなくなったのか、頭をつかんで店に向かって投げた。
それを
「ゴバァ! お、おんし、飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!」
「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ」
この一連の流れで十六夜らを除く全員は呆気にとられるのであった。
IF~リンゴォ~
白「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉ! 久しぶりだ黒ウサギイィィィィ!」
黒ウサギは店内から砲弾のように飛んできた幼女に抱きつかれ、街道の向こうにある浅い水路まで飛んで・・・
リ「マンダム」
白「サギイィィィィ!」
黒ウサギは店内から砲弾のように飛んできた幼女に抱きつかれ、街道の
リ「マンダム」
白「サギイィィィィ!」
黒ウサギは
リ「マンダム」
白「サギイィィィィ!」
リ「終わりのないのが終わり、それが(ry
―――――――
どうもあかひです。
前書きでも伝えましたが、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
話は変わりまして、いつの間にか増えていた『原作改変予定』のタグについて説明したいと思います。
問題児の世界にジョニィを送り込んだわけですが、彼は『牙-AKT4』という強力なスタンドを持っています。恐らく、このスタンドにはあの閣下様でも最終的には負けてしまうのではないか、という不安がよぎってしまいました。
そこでこの駄作者はこの世界のパワーバランスを整えるため、敵側にもスタンドに目覚めてもらおう、と考えたわけです。
見切り発車なため当初にはない展開になってしまい申し訳ありません。
また改変等が苦手な方には深くお詫び申し上げると共にご理解お願いします。
今後もこの駄作をお願いします。