八幡の武偵生活   作:NowHunt

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何故か別シリーズ始めました

結構適当ですけど

レキの口調掴むの難しいですね


第11話

 あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!

 

 1、遠山が旅行に行った。

 2、八幡はコンビニに朝飯を買いに行った。

 3、帰ってる途中レキに告白みたいなことをされた。

 

 …………人生初経験だわ、こんな朝。

 

 

 

 

 そして最初に戻る。

 

「ワンモアプリーズ」

 

 頼む、聞き間違いだったことを祈るぜ。

 

「あなたのことを知りに来ました」

 

 聞き間違いじゃなかった………。

 

 本当に告白か?いやまだわからん。俺は悲しいくらい嘘告白されてきたからな。たがらもう少し話を聞く必要がある。

 

 しかし何故か、この時の俺は、

 

「とりあえず俺の部屋に来るか?」

 

 と、言ってしまった。

 

 瞬間俺は思った。

 

 ………あ、やっちまった、と。

 

 後先考えず女子を誘ってしまったよ。断れ、断れ、断ってくれ。

 

 脳内で必死に頼んでいると、

 

「そうさせてもらいます」

 

 おいこら、そこは否定しろよ、否定してくれよ。

 

 今日の黒歴史確定じゃないか。………この言い方だと毎日黒歴史製造してるみたいだねっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キングクリムゾン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺と遠山の部屋のリビングに今レキといる。

 

 今の比企谷八幡の内心穏やかではない。

 

 早くベッドの中で悶えたい、ジタバタして今日のことを忘れたいよ。俺は何であんな恥ずかしいことを言ってしまったんだー!!!

 

 これの繰り返し。

 

 

 

 

 

 ………それは後回しだ、さっきの言葉の真意を確認しないとな、うんそうしよう(現実逃避)。

 

「で、さっきの知りたいってどういう意味だ?」

 

「風に命令されたからです」

 

 風……?自然現象の風なのか、もしくは誰かのコードネームのことか?

 

「風って何だ?」

 

「風は風です」

 

「………いやだから風って誰かのコードネームとか?」

 

「風は風です」

 

 さっきと同じ答えだ

 

 レキ、お前はドラクエの村人か!

 

 このままでは確実に無限ループする気がする。

 

「その話はおいといて、知りたいってどんな感じにだ?レキが質問して俺が答えるとか?」

 

 これなら早くレキを退散させることが可能だ。

 

「いいえ、私はしばらくあなたと暮らすことにします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――ハッ!!

 

 

 

 

 やっと意識を取り戻した。

 

 ふー、脳が機能停止していたぜ。

 

 にしてもとんでもない爆弾発言してきたな。いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた比企谷八幡でもこれはビックリだ。

 

「どういう意味だ?」

 

「あなたを監視してあなたのことを知ることにします。そのために生活を共にします」

 

 ワケガワカラナイヨ!

 

 じゃねーよ!………突っ込みどころ多すぎだ。

 

「俺は男、レキは女。この意味わかる?」

 

「はい」

 

 速効で肯定してきたよ。

 

 駄目だこいつ早く何とかしないと…………。

 

「あ、それに遠山もいるからそれは厳しいかなー。それに俺はアレでアレがアレだから」

 

 遠回しに断ってみると、レキはまたまた爆弾発言をしてきた。

 

「なら私の部屋に泊まって下さい」

 

 おうふ………。

 

「嫌だって言ったらお前はどうするつもりだ」

 

 俺はせめてもの抵抗を試みる。

 

「八幡さん、あなたに拒否権はありません」

 

 レキって喋るとこんなやつだったのか………かなり予想外だわ。女子は怖い(確信)。無表情だから余計に。

 

 

 

 

 

 ――――急にレキの雰囲気が変わった。これは……殺気!!

 

「私の言うことを聞かないと」

 

 レキはライフル、銃剣付きドラグノフを構えた、そして、

 

「風穴を開けます」

 

 と言った。

 

「ちっ」

 

 俺はすぐさま腰にあるコンバットナイフを抜刀してレキの手を狙いに行った。

 

 しかし、距離がありすぎた。俺の手はドラグノフの銃剣によってあっさり弾かれてしまった。その衝撃でコンバットナイフが俺の後ろに飛んでいった

 

 ヤバイ、リーチが違いすぎる。

 

 ファイブセブンは………俺の部屋でクリーニングしてる途中だった、スタンバトンも同じく部屋にある。コンバットナイフを取りに行こうとしてもその間に殺られる

 

銃剣を掻い潜れるか?相手は狙撃手、近づけばあの時みたいに何とかなるはずだ。

 

 

 

 ――――ゾクッ

 

 

 猛烈な嫌な予感。

 

 俺はすぐにしゃがんだ。上を恐る恐る見ると、そこにはさっき俺の首があった位置に銃剣があった

 

 まさか殺すつもりなの……か?武偵法9条違反だぞ。

 

 どうする?いくら同じ武偵とはいえ向こうはプロ、こっちはまだ成り立てのヒヨッ子だ。踏んできた場数があまりにも違いすぎる。近接戦は俺に分があると思うが、そこまで近づける自信がない。

 

 ……残る選択はっと、降参かな。<押して駄目なら諦めろ>俺の座右の銘に従って動くか

 

「ハイハイ、降参降参。しばらくはレキに従うよ」

 

 はー……、せっかくの休日(独り)が見事に潰れたよ。

 

 さよなら俺の休日、また会う日まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここに書くネタ尽きてきた

最近午前授業なので書こうと思っても寝てしまう

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