八幡の武偵生活   作:NowHunt

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今回この作品で初めて台本形式を止めてみました
ご意見のほう、よろしくお願いします


第16話

今はもう6月下旬だ

 

武偵ランク定期外考査が終わってから1ヶ月以上経ってんだな

 

俺がBランク武偵になったあと、遠山たちとなぜかファミレスで馬鹿騒ぎになった。遠山、不知火はいい。しかし、武藤、ただ単に騒ぎたいだけだろ、お前は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば、5月末に武偵イメージアップのためのアドシアードなる行事があった

 

アドシアードとは武偵の国際競技だ。一般の高校生でいうところのインターハイ、他に例えるなら、オリンピックだ。まあ、競技はかーなーり、殺伐としているけど。

 

しかし1年の俺には何もやることなんて無かった。だから、裏方に回った。確かレキは狙撃の代表に選ばれていた。が、それだけなので割愛。

 

 

 

 

 

 

 

 

他には金が無くなってきたら適当に任務を受けて、たくさん稼いだ。おかげで、お台場での事件のを含めて2学期の単位3/4は終わった。

 

 

 

 

 

後は・・・・・・、遠山が不在の時にレキが訪ねてきたぐらいだな。なにそのラブコメ展開。

 

 

と、思うじゃん?

 

 

実際一緒にいても2人でボーッとしているだけだ。たまに、俺が出掛けたらついてくるぐらい。あまり話さない。・・・この老夫婦感なんなんだよ。

 

別にレキといるのは嫌いではない、寧ろ謎の心地良さがある。お互いの領域に踏み込まないみたいな感じの。そんな関係が俺からしたら新鮮で気持ちいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで起こった出来事と言ったらこんなもんだ。

受けた任務と言っても遠山と一緒に借金取りとかやったくらいだ。武偵ってこんなのもやるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今は日曜日。俺は遠山と不知火とで武偵高にいる。なぜなら、今日の午前中強襲科全員が補修あっんだよ。

 

あー、本当に疲れた。蘭豹の特別授業がキツかった。あいつ横暴すぎるだろ。気に入らなかったらすぐに殴る蹴る。しかも痛い。教師としてあの人向いてないだろ、全くよー。

 

 

 

 

それで今、他の生徒は全員帰ったが、俺達は学食で昼飯にすることにした。結構美味しい。値段が妙に高いメニューもあるけど。

 

 

 

昼飯を食べていること30分、蘭豹が食堂に堂々とした態度でやって来た。こ、怖いけど、カッコいい。

 

駄菓子菓子、なんだか嫌な予感がする。

 

 

 

 

 

「強襲科で残っているのはお前ら3人だけか?」

 

蘭豹が険しい顔で言う。珍しいな、蘭豹がそんな顔するなんて。

 

不知火が戸惑った感じに

 

「え、ええ。恐らくそのはずです」

 

「皆帰ったと思います」

 

遠山も不知火に続く。これは絶対厄介な案件だろうな、俺でもわかる。

 

「くそっ、それだけか。まあいい、時間がない。お前ら3人さっさと食べてついてこい。話がある」

 

急いで俺らは昼飯を食べ、教務科に入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前らに緊急任務がある。先日山梨辺りで男10数人が銀行強盗した挙げ句、銃を乱射して何人かが亡くなってしまった事件があったのは知っているな?」

 

「はい、知っています」

 

遠山は答える。俺も知っている、あの胸くそ悪い事件のことだな。

 

 

 

 

*最近はテロ等が多いので気分を害された方、誠に申し訳ありません。*

 

 

 

 

 

 

「もしかして・・・」

 

不知火が不安そうな声で尋ねる。

確か5、6人は今現在逃走中と聞いている。

 

「不知火の予想通りや。アメ横の店が今そいつらで占拠されてる。すまんが、あたしも出撃したいところやけど、前にアメ横を一部破壊してしまってなー。今はアメ横出禁やねんな。これがバレたらあたしが校長にどやされんねん。次はないって言われてるからな」

 

おいおい、そりゃないぜ。この人がいれば、百人力なのに。てゆーか、破壊ってどんな経緯でそうなったのか・・・・・・・。

 

 

 

「そこで、お前らや。人選も大丈夫だろう。あの屑共を取り押さえてこい」

 

遠山はS、俺と不知火はBランク。

 

 

 

 

 

 

*この時の不知火の武偵ランクはBにしています。*

 

 

 

 

 

 

多分だが、実力が全開ならこの面子は相当強いだろう。しかし遠山の強さは結構不安定だ、俺は実戦経験は多いとは言えない、寧ろ少ない。

 

しかし、やるしかないのか。幸いにも武器は全員揃っている。そこで防弾制服より優れている装備を着る。

 

 

 

車輌科になぜか武藤がいたので、ちょうど良いので、こいつを俺達の足にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、出陣だ。

 

 

 

 

 

 

 

 




文章の中に注意書きを増やしてしまい、すいません

さて、一学期も後数回で終わる予定です。
これからもお願いします

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