武偵高入学まで残り2週間。
プロローグ含んでもう3話目だぞ。時間かかりすぎだろ! ………いや、てゆーか3話目って何?武偵生活まだ始まってねーよ!! ……俺大丈夫か?
まぁその話は置いといて、入学にあたって必要な物はある程度揃えた。しかし、前回言った通り……って、だから前回って何だよ?
もう、いいや……。話を戻すが校則で拳銃と刀剣が必要だ。だから、武偵高の購買部で身繕わないといけない。
というわけで、今俺は拳銃の一覧を見ている。にしても、色々あんだな。と感心していると、俺の目にある拳銃が映った。
ーFN Five seveNー
装弾数は20、ロングマガジンなるものを使えば30発もの弾が撃てる。他の拳銃に比べれば装弾数が多いな。そして、弾の種類は貫通特化だ。なんかカッコいい。
そして何よりもSA○のキ○ト君が使っていた拳銃だ。よし、これにしよう。それでファイブセブンを買ったんだが、結構値段するな。
他に刀剣だけど、コンバットナイフにするか。持ちやすそうだしな。重量も俺に合ってる。重すぎず、軽すぎずってやつだな。
しかし、こうして拳銃を持つとなんかソワソワするな。あ? 試験? 緊張ぇまともに握ってないわ! この近くに射撃場があったな。さっそく行こうか!
移動して説明書を読みながら撃つこと数分、全く当たらねぇ………。こんなに難しいのかよ、弾はとりあえず180発買った。ロングマガジンは買ってない。
20発、つまり1マガジン使っても的に当たったのはたった3発だけだった。
俺はかなり四苦八苦していると誰か射撃場に入ってきた。
「こんな時期から練習か。それは関心やけど撃ち方が全然なってないな。見ない顔やな? 新入生か?ああ、ウチは蘭豹、教師や」
「俺は比企谷八幡です、よろしくお願いいたしましゅ、す。」
噛んでしまった。だってこの人オーラが凄いんだよ! 恐すぎだよ!
「確かその名前は……試験中にずっと隠れてたやつやな。いやーおもろかったで! まさかウチの教師からも隠れることができるやつがおるとはなぁ! 一般中出身やのに」
「そ、そりゃどうもです。それで撃ち方がなってないとは?」
俺はこの台詞を言わないほうが良かった。なぜなら、このあと3時間みっちり指導されたからだ。しかもこの先生鬼教師過ぎだ。物理攻撃しょっちゅうしてくるし、もう………疲れたよ、小町。
ヘトヘトになりながら帰宅するともう昼だった。寮のドアを開けた瞬間に俺はリターンした。いやだってね?星伽さんの声したもん。あんなリア充空間誰が特攻かけるか。
あ、今ならこのファイブセブンで狙えるんじゃね?消音器も買ったし。
でも蘭豹先生が言っていたな。確か武偵法9条だっけ?武偵は殺人禁止だとか。
でもな、こんな言葉もあるんだよ〈バレなきゃ犯罪じゃない〉。俺ならバレない自信がある。影薄いしな!
しかし、蘭豹先生のしごきがキツすぎてもうそんな気力なんて残って無いんだよ。練習してもまだ、命中率6割だし。慣れが必要だと先生は言っていた。頑張るか。
ふん、命拾いしたな遠山よ。やべぇ、負け犬感半端ねぇ………。
ダメだ、アホなこと考えすぎて流石に腹減りすぎた。どっかのコンビニで適当に済ますか。いいなあ遠山は、星伽さんの美味しいご飯食べれて………疲れた。
ようやくコンビニ到着。
さて、何を食べようかな? と、辺りを物色していると不思議な光景が目についた。
それは水色の髪をした少女が何かを肩に担いで、大量のカロリーメイトを買っていた。
………どんくらいあるんだよ? カゴ2つぐらいあんぞ。店員も若干引いてるぞ。そんなに美味しいか、あれ? ま、趣味なんてもんは人それぞれだもんな。
そんなこと考えずに自分の買い物するか、と思いながら振り返ってみるとさっきの不思議少女と目が合った。………というよりは不思議少女が俺をじっくり見ていた。俺の自意識過剰じゃないよね!? なんか怖いし、早く退散しよう、そうしよう。
にしても、あの不思議少女お人形さんみたいで、美人だったな。っと、そんな考えキモすぎるな。煩悩はお祓い!
ーレキsideー
あの人はなんだったのだろうか?
特に殺気などは無かったが、風が警戒しろと言っている。目の腐ったあの人を。だったら、私は風に従うだけだ。
「私は、一発の銃弾」
私はそう呟いた。
そうだ、ただの銃弾は目標に向かって飛ぶだけ。
私は何も考えない。なぜ風が命令したのか理由は考えない。………ただ、本当になぜか、彼に対して興味という感情を覚えた。
やっとレキ出てきたよ
次回からやっと入学できる予定です。あくまで予定
緋弾のアリアって2年からだから、1年の行事がわからん、やっぱりaa買うべきかな?でも金ないんだよ(´・ω・`)