更新ペースは確実に落ちます、すいません。
「ああー、疲れたー!!」
入学式から2週間が経って今は木曜日だ。
自己紹介出来なかったからぼっちと思われたが、クラスでは遠山と不知火と武藤といることがある。結構あいつらいい奴だった。だが、あくまで[ある]だけで基本は独りだ。
今俺は自室のベッドの上だ。
武偵高の授業は予想以上に疲れる。一般科目は簡単すぎていつも寝ている。他の奴らが寝ると三角定規やチョークが飛んでくるが俺には来ないので(恐らく影が薄いから)、好きなだけ寝れる。
それでも、強襲科で体力がごっそり削られる。射撃訓練にCQCをたっぷりやった。こんなにキツイとは予想外だな。やはり命を懸ける職業だからだろう。
いきなりすぎるが話を変えよう、ここ武偵高は単位制だ。単位は任務(クエスト)や授業をこなすことで取得出来る。
なので、俺としては早めに任務をこなし、後を楽に過ごしたい。
というわけで、明日任務一覧を見に行こう。だから、俺は寝る、とことん寝る。文脈繋がってねえな
翌日の放課後。
さて、さっそく見に行こうか。張り出されている任務で楽そうで単位が多い物を選ぼう。
『ビル1フロアの清掃 0.3単位 報酬 25000円』
これだ! これを受けよう!
てゆーか専用の人雇えよ。………いやどうやら詳細を読むと、このビルは完成したばっかりでまだ人を雇う余裕はないらしい。そこで武偵を使うのか。いやー、なかなかいい感じだな。しかしこんなことも武偵はやるのか。
教務科に行ってこの任務を受注してきた。
土曜日に開始だ。休日出勤は死んでもお断りだが、これも俺が後で楽するために仕方なく……仕方なく働く。
別にこの仕事は危険というわけではない。俺は強襲科だが、なるべく危ないのは避けたいしな。
寮に帰ったら、遠山の靴があった。星伽さんは……いないな。うんOK! 入るか。
「比企谷、先帰ってたぞ。遅かったけど、何か用事あったのか?」
「ああ、少しな」
「そうだ、明日不知火と武藤と一緒にどこかに行かないか?」
「すまんな、明日は任務(クエスト)があるんだ」
「比企谷が? 働く? ………あんなに働きたくないって、愚痴っていたのに」
「勘違いするなよ、遠山。後で楽したいから俺は働くんだよ。」
「ははっ、納得したよ。なら仕事頑張れよ。ところで、どんな任務受けたんだ?」
「Dランク武偵に相応しいビルのお掃除だよ。」
すると、遠山は少し鋭い目で俺を見てきた。なぜだ?わからん
遠山は顔を元に戻して、
「武偵ってそんなこともするんだな。てっきりほとんど荒事かと思ってたよ、兄さ……姉さん? や父さん、正義の味方を見てきたから」
正義の味方………ね。武偵をそんな捉え方をする人もいるんだな。
基本はそうなんだろうが、世間がどれだけそう認識しているかな? 犯罪紛いも平然とやると思っている者だっているはずだ。
「ま、悪いがあいつらには断っておいてくれ」
「ああ、わかった。」
遠山と会話したあと授業の課題をさっさと終わらした。仕事は9時からだ。寝るか。
ーキンジsideー
比企谷は自分の本当の力を理解しているのだろうか
[誰にも気付かれない]これは一般人の間では笑われるだけだろう。
しかし、ここは武偵、命の取り合いだ。気付かれないというアドバンテージがどれだけデカイか比企谷は知っているのか?
ー比企谷sideー
「やっと終わったーー!!」
土曜日の夕方。
俺は9時から16時ほとんどぶっ通しで1フロアを掃除していた。1フロアといっても、規模が広すぎる。しかも部屋数がとにかく多い、正直誰か連れて行きたかったが、そもそも誘う奴がいない。ナニソレカナシイ。
「お疲れ様、比企谷君」
と、このビルの管理人が話しかけてきた。
「ホントに疲れましたよ」
「そう言うと思って報酬金は1人でやってくれたし、多めにしたよ。後、武偵高校の教師には期待以上に掃除してくれた、と報告しておくよ」
「ありがとうございます」
ハチマンはお金を手に入れた。
いやぁ……社畜は嫌だけど、なんか気分がいい。
「では、俺はこれでお疲れ様でした。」
「ああ、助かったよ。ありがとう」
これで単位がゲットできた。この調子でさっさと単位取得を終わらせよう。安全な方向で。
フハハハハ、案外楽なもんだな。
……………しかし、俺のこの考えはかなり甘かった。
武偵は危険と常に隣り合わせということをいずれ思い知らされることになる。
こんな感じでごめんなさい!
次回は八幡頑張ります