八幡の武偵生活   作:NowHunt

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この投稿スピードに戦慄している

ビルドの最終回良かったー! 
できれば、ラビットドラゴンのCGはちゃんとしてほしかった。でも、最後に紅のスピーディージャンパーが聞けたのは嬉しかったし、ラビットドラゴンのジャストマッチでーす! が個人的に好き

そして、あらすじ紹介がああなっていたとは……!
それでさ、ラビットフルボトルとドラゴンフルボトルが変化した時ってハザードレベル7じゃん。7×7=49 
ビルドの話数になってるじゃん? 最高じゃねーか!

…………テンション高くなりすぎました。



七夕に向けて

「はぁ……久しぶりだな」 

 

「えぇ」

 

 カナは何食わぬ顔で答える。

 

 って、一触即発というより、戦っている途中じゃねーか。神崎が劣勢か。傷が多い。けっこうヤられてるな。

 

 俺は神崎を庇うように立つ。

 

「八幡…………」

 

「カナ、お前何しに来た?」

 

「あなたには分かるんじゃない?」

 

「……まぁな」

 

 どうやら神崎を殺そうとする俺の予想は当たっているっぽいか。

 

 …………何故今、神崎を狙う? 確かに緋緋神になるのは厄介だが、星伽さんはしばらくは緋緋神にはならないと言っていたぞ。

 

 お前仮にも武偵だろ? ……分からないな。

 

「なら、私をどうするのかしら?」

 

「どうもしねぇよ。ただ、今は見逃してくれない?」

 

「お断りよ」

 

 でしょうね。そんなのここに来た時点で分かってることだ。

 

「そこを何とか………」

 

「私は武偵よ。依頼という形なら考えなくはないわ」

 

「例えば?」

 

「そうね……」

 

 口パクで『あの子の女装写真は?』と聞いてくる。

 

「嫌に決まってるだろ」

 

 人の尊厳が失われる。それはアウトだ。いくら何でも屋の武偵とはいえ、拒否する権利はある。

 

 お前、いつまでそれ引っ張るんだよ。

 

「えー……いいじゃない。絶対似合うと思うのよね」

 

「全然良くねーよ」

 

 逆にそれでどうしてオーケー貰えるかと思ったのか知りたい。

 

「だったら、この子の代わりに私と戦ってみる? 勝ったら言うこと聞いてあげるわ」

 

「断る」

 

 即答。

 

 お前と戦うなんざ、命いくつあっても足りねぇよ。

 

「そう言わずに――――」

 

 妖艶に、不気味に笑ったと思えば――その一瞬、カナの手が動く。

 

 マズルフラッシュと同時に銃声が鳴り響く。当然、銃は見えない。いつ撃ったのかも分からない。

 

 しかし、俺はその直前に突風を下から上に掬い上げるように繰り出す。

 

「……っ!」

 

 そして、カナから放たれた弾丸は俺の左肩を擦った。烈風で銃口を調製しつつ、体を捻ったから当たり所は悪くない。ほんの少し痛みがするだけだ。

 

 ギャラリーが「まただ!」「いつ撃ったんだ?」「全然見えなかったぞ」「何だよ、あれ……銃撃なのか?」「さっき神崎にも使っていたな!」等と驚いている。安心してくれ、俺も見えないから。

 

「よく避けたわね」

 

「偶然だ」

 

 今の攻撃は簡単に言えば、ただの銃を抜き、撃っただけ。それをHSSの状態で神経を最大限に使い、撃つ。ただ、それだけで、マジで何されたか分からないレベルまで速くなる。

 

 俺は前に似たような距離で受けたことがある。タイミングは何となく覚えていた。だから、ギリギリで防げたわけで、あんなの初見だったら、余裕で死ぬ。

 

 つーか、いきなり撃ってくるなよ。人の話聞けや。

 

 しかしまぁ、カナの銃の種類何だろ? 銃声的に多分、古い型か。まだ俺は銃声でその銃を当てれるほど詳しくないからな。授業で色々と聞かされたけど、如何せん数が多すぎるんだよ。

 

 分かればある程度対処法が練れるかもしれないんだけどな。

 

「今の……ピースメーカー」

 

 神崎は呟く。

 

 ピースメーカー。名称はコルトSAAだったな。19世紀前半に開発された、遠山曰く博物館にも置いてあるような銃。

 

「あら、よく気付いたわね」

 

「そのマズルフラッシュと銃声で分かったわ。そんな骨董品みたいな古銃だから、イマイチ思い出すのに時間がかかったけど」

 

 確かにピースメーカーは今時珍しい回転弾倉式の銃。最近は自動式拳銃を使うのが主流だ。俺もそうだし。

 

「これもこれで素晴らしい銃よ。もっと試してみる?」

 

「上等よ……!」

 

 2人の会話を聞き流す。その間、俺は――無性に苛立っていた。

 

 こちとら対話で穏便に済ませようとしたのによぉ…………。一方的に攻撃されて、やり返さないのは武偵として可笑しいよな?

 

 よし、決めた。

 

 

 ――――せめて1発、こいつを殴る!

 

 

 俺の前に出てまたカナと戦おうとした神崎を力一杯引っ張り、烈風を使う。地面を蹴りだし、加速する。風の勢いを乗せた掌底を頭に繰り出す。

 

「えっ、八幡!?」

 

 神崎は叫ぶが、無視。

 

 カナは手のひらで俺の手首に触れ、力を加える。それだけで攻撃のベクトルは見事に逸らされ、体勢が崩れる。

 

 ――――しかし、初撃が防がれるのは当然と言えば当然。そんなの織り込み済みだ。最初から綺麗に攻撃が決まれば苦労しない。問題は次にどう繋げるか。

 

 左に体勢が崩れた俺は、左足を軸に烈風の勢いを殺さずに回転しつつ、その流れで腰のところにあるナイフを逆手持ちで抜刀する。右足が浮いてて若干バランス悪いけど、回転しながら腹をめがけて斬りつける。

 

 結果は、チッ……と、ナイフの切っ先がカナが着ている武偵高のセーラー服に掠っただけ。ダメージを与えることは至らず。

 

 右足で急ブレーキをかけながら、今度はかなりの近距離(目算1.5mくらい)で、ナイフをカナの顔面に投げつける。完全に武偵法を破りに(殺しに)かかってる攻撃。

 

「……クソが」

 

 ――――ナイフの刃を指で挟んで止めてやがる。白刃取りかよ。

 

 これは予想外。普通に避けるもんだと思っていた。全然体勢崩れてないじゃん。でも、幸いにもナイフをキャッチしたせいで視界は制限されているはず。

 

 俺はそのまま股間を狙って足を振り上げる。人間、誰であろうと急所をやられたら直ぐには動けない。

 

 それに対し、カナは足を折りたたみつつ、バク宙をして避ける。

 

 対応が速すぎんだろ! それなら、着地隙だ。ファイブセブンを抜き、降りる場所を予測して1発撃つ。

 

 ――――が、

 

 キンッ! と、甲高い音をたてて優雅に着地するカナ。

 

 俺のナイフを手に握っている、無傷、加えて体育館の床に新たな傷が2つできていることから考えて…………お前、銃弾斬ったのか!? 

 

 ただでさえ、ファイブセブンの銃弾はそこらの銃より細い銃弾だぞ! ふざけんな、このチーターが! 

 

 そう思いきり叫びたいが、そうも言ってられずに着地した瞬間に烈風を使ったドロップキックを繰り出す。

 

 ――――烈風を使うのに一瞬だけ突風を起こすなら、発声しなくても充分出せるようになってきた。

 

 そのドロップキックをカナは片手で防ぐ。少しだけ後ずさる。

 

 ……どんな形であれ、とりあえず1発は攻撃を入れれた。カナも一旦戦闘は終わりみたいな雰囲気を醸し出している。

 

「さすが、ブラドを殺っただけのことはあるわね」

 

 ナイフを投げ、俺の足元に刺してから感心したように言う。俺はナイフを抜き取り、納刀する。

 

「……何で知ってる?」

 

「見たからよ」

 

「あの場にいたのか?」

 

「違うわ。後で映像を買ったのよ」

 

「……あそこに監視カメラはなかったぞ」

 

「そうね」

 

「どこからだ?」

 

 すると、カナは人差し指を真っ直ぐ上にたてる。

 

 上……空? そこから撮れる物体

と言えば…………マジ?

 

「衛星、か?」

 

「正解」

 

 まさか、そんな所から撮られているとは。

 

「でも、最終的に殺したのは俺じゃない」

 

「1度復活したブラドを殺す寸前まで追いつめたのはあなたよ。あそこまであのブラドを追いつめた人間は教授を除きそういない。しかも、ただの人間のあなたが」

 

「……そうかい」

 

「その映像は、世界中の金持ちやいわゆる裏の人たちが見ているわ。皆大盛り上がりよ。これからのあなたの動向が注目されてるわ」

 

 嫌だ……。多分、遠山も見られてたのか。人間止めてる度で言えば、遠山の方だろ。

 

「お陰であなたに二つ名が付いたのよ。もう既にその名前が定着しているの」

 

「は?」

 

 何だそれ。恥ずかしいわ。

 

「良いじゃない。一部の優秀な武偵には二つ名で呼ばれるもの。しかもいきなりなんて中々ないのよ」

 

「……ちなみに、何て名前だ?」

 

「それは教えません」

 

「何でだよ」

 

 気になるじゃねーか。後、この会話他の奴らに聞こえてないよな……? 周りを見ると、内容は聞こえないが、かなりざわついているので大丈夫か。少し離れている神崎にしか聞こえてないか。

 

「ところで、あなたはどうして私を攻撃してきたの?」

 

「イライラしたから、殴りたかった。つか、カナが戦えって言ってきただろうが」 

 

「そうなのだけれど、素直にそうしてきたから意外だっただけ。それで……まだやるのかしら?」

 

 意外か。それは分かる。

 

「サンドバックになってくれるなら是非ともそうしてほしいがな」

 

「それはお断りするわ。さっきはあなたの攻撃を避けるしかなかったから、今度は私も攻撃するかもしれな……って、あら?」

 

 体育館の入り口に目を向ける。  

 

「……主役のご登場か」

 

「アリア!!」

 

 そこには、息を切らした遠山が走ってきた。おいおい、誰がこのことチクった? 

 

「あ、キンジ。お~い」

 

 ニコニコした笑顔で手を振るカナに対して、遠山は何が何だかと焦った表情。そして、少し離れたとこに神崎もいる。で、カナの近くに俺。これは……あれだな、カオス。

 

 …………帰ろうかな。

 

「どういうことだ? どうして比企谷とカナが戦ったんだ?」

 

 そうなるよね。

 

「ちょっとお邪魔しただけよ」

 

「確かに、マジで邪魔だな」

 

 思わず本音を洩らす。

 

「八幡?」

 

「すみません」

 

 威圧感がスゴいです。お前はレキか。

 

「キンジ、こいつ誰なの? あんたとどんな関係なの!?」

 

 こっちに来た神崎が遠山に問いかける。

 

「それは…………」

 

 言葉が詰まる。まぁ、どう説明すればいいのか分からないよな。

 

 そうこうしていると、俺の肩が叩かれる。当然の如く、相手はカナ。

 

「どうした?」

 

「私はこれで失礼するわ。キンジ、八幡、後で会いましょ。じゃあね~」

 

 欠伸しながら、そう呑気に言い残したカナは強襲科の生徒を掻き分け、帰っていった。

 

「ちょ、カナ!」

 

「説明してよ! あいつは何なの? ねぇ、キンジ!」

 

 …………………え、これ、どないするの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、騒ぎになる前に気配を消して体育館から俺は逃げた。

 

 まぁ、その途中で酔っ払った蘭豹に絡まれた。やるやんけー、みたいな感じで背中を叩かれたけど、めっちゃ痛かった。骨にヒビ入るわ。

 

 たかが30秒程度しか戦ってないが、疲れたわ。肉体より精神がキツかった。

 

 そして、放課後。

 

 部屋に帰る前に、何故このタイミングで神崎を狙うのか詳しく話を聞きたかったから、レキにも頼んでカナを探してた。

 

 その途中――大体3、40分くらい経った頃に神崎にメールで相談したいことがあると呼び出された。

 

 隣にいるレキが、

 

「どうかしましたか?」

 

「神崎から呼び出された」

 

「どんな内容ですか?」

 

「さぁ? 何か相談したいって」

 

「行くのですか?」

 

 どうしようか。

 

「今はアイツをさっさと見つけたいんだがな」

 

「もしかしたら、あの後でカナさんと接触していたかもしれません」

 

「なるほど」 

 

 言われてみれば確かに。

 

「行ってみるべきか……」

 

「私は引き続き探しましょうか?」

 

「いや、今日はいいよ。悪いな、付き合わせて」

 

「問題ありません」

 

「今度何か奢るわ」

 

「それでしたら、また報酬を1つ使うことにします」

 

 あぁ。そういや、あの依頼のやつ、まだ2つ残っていたな。

 

「分かった」

 

 待ち合わせ場所まで道が一緒だったから、のんびり喋りながら向かった。

 

 

 

 待ち合わせ場所――神崎の部屋に着いた。鍵は開けていたらしく、リビングまで歩く。

 

 つーか、部屋めっちゃ広いんですけど! さっすが貴族様。1人で住むにはあまりにもでかいぞ。1度でいいからこんな豪華な部屋に住んでみたい。

 

 で、神崎が見えたけど……デジャヴ。泣き顔でソファに倒れ込んでる。見舞いの時もこんな感じだったな。いかにも不機嫌オーラだ。

 

「座って」

 

 テンション、低っ。

 

 向かいのソファに座る。

 

「今度は何だ?」

 

「ううっ……キンジがぁ…………」

 

 いきなり泣き出す貴族様。え、何?

 

 しばらく落ち着くのを待ってから話を聞く。

 

 あの後、遠山の部屋に行くと、カナがリビングにおり、遠山と口論になった。そこでパートナーを解消させられたーだの、昔の恋人の元に行くのだの、多いに荒れている。

 

 おい、カナそこにいたのかよ! 

 

 それで、そのー…………。

 

「1つ、いいか」

 

「何よ」

 

 う、うーん…………これを言っていいのか。まぁ、誤魔化しながら話すか。

 

「あのな、カナは遠山の親戚だぞ」

 

 すると、神崎はスゴい速さで飛び起き、目を丸くする。

 

「は、はあ!?」

 

 うるさっ。あ、嘘は言ってないぞ。

 

「それ本当?」

 

「おう。追加で言うなら、アイツは遠山の憧れの武偵でもある」

 

 一応これで間違ってないよな?

 

「あ、あああぁぁぁぁ…………」

 

 ソファのマットレスに顔をうずめてからのうめき声。と思えば、また飛び起きる。

 

「だからキンジはあんな態度を。……って、あ! ねぇ、どうしよ、八幡!」

 

「何がだ」  

 

「今度キンジと祭りに行くんだけど!」

 

「デート? そんなの俺に聞くな。思わずリア充爆発しろと呪いをかけたくなる」

 

「何それ! それにデートじゃない!! 警備よ、け、い、び!」

 

「なーにが警備だよ。男女2人で祭りに行くとかデートだろ」

 

「違うの! これは仕事の一環なのよ!」

 

 件のメールを見せてもらった。

 

 

 

『親愛なるアリアへ。カジノ警備の練習がてら、二人っきりで七夕祭りに行かないか? (中略) かわいい浴衣着てこいよ?』

 

 

 

 ……この文面、武藤がふざけて送ったメールだよな。

 

「で、何が問題だ?」

 

 メールはスルーしとく。

 

「あたし一方的にキンジに怒ったままじゃない。このまま祭りだと、その……気まずいのよ」

 

「一方的ではないと思うけどな。話聞く限り、遠山も口数少なかった訳だし」

 

「……どうしよう。ねぇねぇ、どうすれば仲直りできる?」

 

「それこそ知るか」

 

 元ぼっちに聞かないでくれ。

 

「頼れるの八幡しかいないのよぉ!!」

 

 泣き顔ですがるなよ、Sランク…………。

 

「祭りまでに話すのも良し。祭り当日に仲直りするのも良し。好きなの選べ」

 

 これしか選択肢ないだろ。

 

「で、でもでも、キンジ、本当に祭りに来るのかな?」

 

 不安そうな声。

 

「遠山だってお前ときちんと話したいだろうしな。仲直りの機会は逃さないだろ」 

 

「でも! ……うぅ。でも…………」

 

「でもでも煩せぇ。コンパスの尖ってるとこで刺しまくるぞ」

 

「他に武器ないの!?」

 

「そうやって突っ込みできるなら大丈夫だろ」

 

 神崎の突っ込みとは珍しい。コイツの場合、突っ込み(物理)だからな。遠山が言うには。

 

「じゃ、俺帰るぞ」

 

「え、えぇ。迷惑かけてごめんね」

 

「気にするな。カナにヤられた傷さっさと治せよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神崎の部屋から出てから、遠山に連絡する。

 

『比企谷か。どうした?』

 

「カナはどこだ?」

 

『それより、どこでカナを知った?』

 

「イ・ウーでだ」

 

 遠山には入院中、イ・ウーにいたことはざっくり話した。もちろん、シャーロックやカナについては黙った。といっても、前にジャンヌが遠山に話したことと被ってたらしいが。

 

『そうか。そうだよな。……カナがいるのは台場のホテルだ。しばらく寝てる』

 

「寝てる?」

 

『カナのあれがヒステリア・モードってのは知ってるか?』

 

「あぁ。お前の兄貴だよな」

 

『そう。それを使うと、スゴい眠くなるんだよ』

 

 へー。

 

『1回カナになると、10日間は連続でなるんだ。その反動で1日はがっつり寝るんだ』

 

「マジか……」

 

 まぁ、まだ時間はある。カナがこんなに急ぐのはけっこう重大な理由があるはず。

 

 

 

 部屋に戻ると、遠山が1学期の単位が足りないらしく、緊急任務でカジノの警備を受けるらしい。神崎も言ってたな。

 

 その任務だが、4人以上必要。俺に手伝ってほしいらしい。面子は神崎と星伽さん。

 

 その日は暇だし、小遣い稼ぎにちょうどいいから、引き受けた。ついでにレキを誘ったらオーケーだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




メインヒロインの出番が少なすぎでは……?
話の展開的に難しいんだけどね。


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