八幡の武偵生活   作:NowHunt

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投稿する時間が確実に削られてきている
遅くなりますけど申し訳ないです
あと、原作は緋弾のアリアに変更しました


第6話

 お台場の事件の翌日俺こと比企谷八幡は機嫌が良かった。

 

 機嫌が良い理由は事件解決で1学期残り全部と2学期の半分の単位が貰えた。やったね、これで、働かずにすむよ。でも、金足りなくなったら、簡単なやつで稼ぐがな。

 

 そして、もうひとつの理由は小町に会うことができるからだ。昨日買った鞄を渡すために俺は家に帰っている途中だ。やっぱり家近いし、寮生活面倒だよな~。武偵高まで45分歩けば着くし、自転車ならもっと早いし。

 

 まあ、もう決めたことをぐちぐち言うつもりはないが、小町に会う時間が減るのはとてもとても悲しい。いや、俺シスコン拗らせすぎだろ。

 

「たーしかにーぼーくはー託された………お、着いた」

 

 リゼロいいよね。

 

 せっかくの新しい家なのに圧倒的に滞在する時間が少ない。でも、寮は星伽さんがいなければ、基本は静かなんだよな。俺も遠山もあんまりしゃべんねーしな。それでも居心地が悪いとは思わない。今その話は別にいっか。

 

「ただいまー」

 

「おー、おかえりー、お兄ちゃん」

 

 小町が笑顔で迎えてくれた。さすが俺の天使。その笑顔プライスレス。

 

「ごみぃちゃん、それはかなりキモいよ」

 

「ねぇ、小町ちゃん。さらっと俺の心簡単に読まないでくれるかな?」

 

「お兄ちゃん顔にでやすいんだよね」

 

 マジか、ポーカーフェイスには自信あるのだがな

 

「それより、どうして帰ってきたの?なんか用事あったっけ?」

 

 忘れるなよ。

 

「お前が昨日何か買ってくれと言っただろうに、小町そんな頭残念でお兄ちゃん悲しいよ」

 

「本当に買ってきてくれたの!?あのお兄ちゃんが?ともかくありがとう。」

 

 うん、喜んでくれてなにより。少し余計な言葉があったけど。これでいらないとか言われたら、1週間は立ち直れないな!いや、メンタル弱すぎだろ俺………。

 

「高かったから大切にしてくれよ」

 

 買った鞄を小町に渡す。

 

「どのくらいしたの?この鞄」

 

「確か12000ぐらいだったな。しかし値段は気にすんな」

 

「わかったよ♪あ、ところでさお兄ちゃん」

 

 唐突に話を切り替えてきた。

 

「おう、なんだ小町よ」

 

「この鞄昨日買ったんだよね?」

 

「そうだが?」

 

「今日の朝刊読んだけどお台場で強盗犯が立て籠ったって書いてあったけど大丈夫だった?」

 

 記事になってたのか。知らなかった。

 

「この通り大丈夫だよ我が愛しき小町ちゃん。それより、親父たちは?」

 

「だからキモいって………。お父さんたちなら今出かけているよ。で、話戻すけど、その事件武偵が解決したんだよね?」

 

「みたいだな」

 

「人質だった子のインタビュー記事読むとね『その武偵は特徴的なアホ毛で目が濁っていた。あと、言動がなんか捻くれていた』と書いているのですが、それはもしかしてお兄ちゃんだったりする?」

 

 マジか。そんな顔の特徴書かれてるの………。

 

「そこまでくればもう確定だろ、そうだよ。俺だよ」

 

「フォ――――!凄いよお兄ちゃんが立派に人助けするなんて。小町感激だよ!」

 

 小町テンション高杉。

 

「うっせぇ。そこに俺1人しか武偵いなかったんだよ。たまたまだ、たまたま」

 

「そんなに照れなくていいのに~。この人質だった子茶髪のツインテールで可愛いね、この子の名前知ってる?」

 

「いや全く」

 

 茶髪で可愛らしい女の子だったな。

 

「何やってんのよ…………。これだからはお兄ちゃんは。もしかしたらお嫁さん候補になったかもなのに」

 

 

 

 

 

 

 などと小町としばらく言い合いして、帰宅した。

 

 明日から学校か~。あ、この土日全然休めなかったな。解せぬ。

 

 

 

 はー……、学校か~。

 

 ただでさえ月曜日は気分最悪だというのに、さらに追い討ちを駆けるが如く生徒会長が厄介な行事が近づいてきたことを連絡してきた。

 

 

 その行事の名は――――

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――カルテット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




短くてすいません、日常の話になるとこれが限度です。

カルテットのルールは毒の一撃ではなくオリジナルルールにしてみます。
ルールに穴があったらすいません

では、ばいちっ

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