八幡の武偵生活   作:NowHunt

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FGOが忙しかったり、オンライン授業が大変だったり、レポート多かったり、モンハンワールド始めたり、なろうで書いてたり、なかなか展開思いつかなかったり、全体的にやる気が起きなかったり、色々とあり遅れました

一言だけ言いたいのですが、フリクエのドロップ率どうにかしてくれない???


そういえばこれで何話目だっけか?

「……レキ?」

「はい」

「え、なんでいるの?」

 

 落ち着け。まずは現状確認。武偵たる者冷静に。

 ここは温泉。俺は温泉に浸かっている。体を洗おうとしたときに何か音がしたから確認するとそこにはレキがいた。……オーケー、ここまでは理解できた。ちょっと理解できないけど、そこはムリヤリにだ。

 幸いなことに距離もまだある。そして、湯気が濃いのでまだレキの姿を完全に見てはいない。具体例に言うと、女の子的に大事な場所。

 

「……俺待っててって言ったよな?」

「私の返事を聞かずに行ったので、私も独自の判断で動きました」

 

 ものすごい屁理屈……!

 確かにレキの返答聞かなかった俺にも問題あるけど。……それでも普通突撃する? そういや、前にC4突撃したこともあったな。イ・ウーから帰ってきたときは狙撃されたし……そういえば、レキってばしょっちゅうゴリ押しするよな。思い返せばそういう場面が多い。

 

「それで一応俺がいるのに入ろうと?」

「はい。ダメでしょうか?」

「いや、その、ダメってわけじゃ……」

「では失礼します」

 

 俺がテンパっている間に一瞬でポチャリと湯に浸かるレキ。……行動が素早い! 早すぎる。ていうか、温泉でも足音立てずに歩こうと思えば歩けるのか。本当にコイツ色々とスゴいな。何かと規格外すぎる。

 さっきはわざと足音立てたみたいだな。それが普通なんだろうけど。今は足音を消すのを意識したのか。

 

「……レキ」

「はい」

「……近くない?」

 

 それはそうと、俺の横にピタッと座っている。これはもう体温が直に伝わってくる距離感だ。つかもう伝わっているよ。人肌感じているよ。

 

「気のせいです」

「いやでも」

「気のせいです」

 

 かなり喰い気味で俺の言葉を潰してきた。宿に入る前もこんなんだったよな。

 やだ、この子大胆……! って、ふざけてる場合じゃねぇぞ。

 

「――――ッ」

 

 これどうするのが正解だ? 今はとりあえずレキの方は見てないけど……見たい。何だこれ……何だこれ! 見ていいの? ああでも……くっそ、据え膳すぎるだろ。俺だって環境はおかしいが、年齢的にはまだまだ高校生。そりゃ興味ある年頃だぞ。

 

 ちょっと視線を左に動かせばレキがいる。でも、まだそれは早いっていうかこの作品をR18にするわけにはいかないっていうかそもそも作者にその展開を書けるような語彙力や力量がないっていうか……後半の理由がおかしい気がするが、判断に困って動けない。

 

視線は上を向きレキを視界に入れないようにしている。

 

「八幡さん」

「どうした?」

「暖かいですね」

「……そうですね」

 

 受け答えするのにも緊張する。普段ならこんなこと少ないのに。ないとは言わない。緊張するときは緊張する。いくら1年ちょっとで人付き合い慣れたといっても元が元だからな。

 

「…………」

 

 …………レキには悪いけど、心の準備できてなさすぎてここから逃げ出したい気持ちでいっぱいなんです。素っ気ない受け答えで悪いのは分かってます。だからそんなに睨まないで。

 

「八幡さん」

「今度は何でしょうか」

「なぜこちらを向かないのですか?」

「理由分かるよね?」

「分かりません」

 

 考える素振りなく即答された。

 

「……そうですか」

「ですので、私の眼を見てお答えください」

「ぐへっ」

 

 レキの両手で顔掴まれて勢いよく首グリってされた。地味に痛いし、変な声出た……。小町ならヒキガエルの声とか言いそうだ。つーか、言葉の前後が繋がってないと思う。

 

 そして、視線の先にはレキの瞳。……近い近い、これ5cmくらいしか離れてないかもしれない。レキの顔しか見えないのはまだ助かる。というより、まだ頭の回転が追いついていない。これ以上はオーバーヒートです。

 

「……とりあえず手を放してくれません?」

「お断りします」

「なんでさ」

「恐らくですが、今手を放すと元の向きに戻りそうだからです」

 

 何も言えねぇ。

 

「それでレキ」

「何でしょう」

「ここからどうするの……?」

「どうしましょうか?」

 

 おい。

 

「おい」

 

 口でも言っちゃった。

 

「私にはそういう知識がありませんので。以前に風からは自然と事が進むと習っていたので」

 

 ウルスの性教育をもうちょっとしっかりお願いしたい。コウノトリレベルたぞ。コウノトリでキャベツが運ぶのか。……ごめん、自分で言っててわけ分からなくなった。そのネタぶっちゃけ詳しくないです。伝わる人には伝わるかもしれないけど、その一コマしか見たことないんで。何の作品かも知らないんで。富樫先生の作品というくらいしか。

 

「なるほど。だったらマジで手放してくれない? 首攣りそうなんだけど」

 

 こういうときの力加減知らないのかこのままだとなかなか痛い。

 

「……分かりました」

 

 渋々解放された。

 

「とりあえず体やら洗ってくるわ」

「私も同行します」

「はいはい」

 

 ん? ちょっと気まずくて逃げようとしたのにあっさりと付いてこられたぞ。

 

って、あれ、レキいつの間にかタオル持ってるんだ。いや、テンパって俺が気付いていなかっただけだな。それなら一先ずは一安心か。

 前にかけて体を隠してくれているので、当面は大丈夫か。大丈夫って何だ、俺のキャパオーバーに対してか。……思考が纏まらない。もう充分キャパオーバーしている気がする。

 

「…………」

 

 と、体や頭を洗いながらチラッと、本当にチラッと横目で同じく洗っているレキを見たけど、色々と洗い方が雑な気がする。いや、女性が普段どんな感じか知らないし、知っていても実家にあるシャンプーやリンスがどんなもんかくらいだが、レキに至ってはリンスすら使ってないように見える。

 

 というより、レキはどうしてこう……平然と洗えるのだろうか。俺めっちゃドキドキだぞ。親に悪いテスト結果を見せるときや親に『話がある』と呼び出されたときくらいのドキドキを味わっている。つまり、色々心臓に悪い。理性が……つらい。

 いや、レキも多分その辺り分かっているはずだ。実際そのつもりのセリフがちらほらと見受けられた。だからって手を出すわけにもいかないよな、うん。いくら自立している武偵とはいえ高校生。責任問題になる。

 

それは充分に理解している。だけどもう……。

 

「ああああああぁぁあぁぁあ……!」

「……どうしました?」

「…………何でもない」

 

 心の整理が追いつかず奇声をあげてしまった。さながらブラドのように。……いや、あれほど酷くないな。

 

 

 

 ――――と、悶々と過ごした温泉でした。

 

 体は休めたけど、心は休まらない時間だった。

 

 ……え? 温泉の描写が中途半端? ……すまない、(作者の)限界だ。もうこれ以上は……書いたらまた消してのいたちごっこなんだよ。これ以上書くとなったら話が一向に進まないし、ここらで打ち止めとしよう。

 

 総評としてレキが可愛かった。これに尽きる。

 

「……」

 

 温泉から上がり、自販機でジュースを買い喉を潤す。

 売店で何かお菓子でも買おうとしたが、ぶっちゃけ買っても絶対食わないよな。旅行先で夜ふかしして、わざわざ多くのお菓子を買ったとしても絶対寝落ちする自信がある。多分慣れない土地で思った以上に体が疲れてるからだと思うが。そんなテンションに身を任せてはいけない。

 

 さて、もうこれ以上はトラブルはないかとフラグを着実に建てつつ部屋に戻ったら……。

 

「……マジか」

「みたいですね」

 

 またもやトラブル発生。俺らが温泉にいる間に布団を敷いてくれたんだろうが、女将さん……布団が一組しかありません。

 

 一難去ってまた一難というやつか。レキを一難と捉えるのはどうかと思うが、今までの言動から分かるように……あれ? よくよく思い返してみれば、レキの言動理解できたことの方が少ないぞ。

 

 幸いなことに布団がそこそこのサイズだから2人で並べばまあ、寝れないこともない。なぜか大きめの布団1つに枕2つあることだし。

 

 しかし、温泉で耐えきったのに、次にこれだともう耐えきれる気がしない。理性崩壊。エヴァのタイトルにありそう。

 新劇場版のおかげで今日の日はさようならがトラウマ。破で流れた予告とQの内容違いすぎて劇場で見に行ったときわけが分からなかったな。っていうか、最初に巨神兵の特撮が流れて、事前情報とか確かめないで見たからものすっごい怖かった覚えがある。ところで、エヴァってあれ世界線ごとにループしてるのかな。だったらカヲル君の反応にも納得いくというか。……どうでもいいな。

 

「レキ、お前今日はどう寝るんだ?」

 

 話を戻して、レキに問う。

 

「布団で寝ようかと」

「制服で?」

「はい」

「普段座って寝ているのに?」

「……はい」

 

 あ、視線逸らされた。

 こうなったら折衷案をば。

 

「だったらレキは布団で寝てくれ。俺が備え付けのソファーで寝るから。窓側にいくつかあ――――」

「ダメです」

「せめて最後まで言わせて?」

「ダメです」

 

 けっきょく押し切られる形で一緒に寝ることになった。

 

 といっても、今は俺らがまだ寝る時間でもないので適当に時間を潰している最中だ。

 俺はゲームしたり、レキはドラグノフの整備をしたり……ってさっき終わったって言ってなかったっけ? まあ、いいや。風呂上がってから整備するルーティンとかあるかもしれない。

 

 そこから何故かレキが持ってきたトランプでポーカーをした。

2人だけだと、ババ抜きも7並べも面白くないし。人数少ないと持ってる手札分かってしまうからな。ダウトとかもっての外だ。あとはできるとしたら……ブラックジャックとかか? しかし、俺は大して詳しくんだよな。確かカードの数字を足して21にすればいいんだっけか。

 

「……無理だろこれ」

「そうですか?」

「そうですよ」

 

 で、ポーカーになったわけだが……予想通りというか、レキが強すぎる。7並べとかと違って、ポーカーは運が絡む競技だし、それなりにはイケるかなと思った。いや、7並べも運絡むか。トランプで完全に運とか関係ない競技とかないな。

 実際俺も何回かは勝てたりするんだが、どうやらレキは俺がシャッフルしているときの一瞬で、どのカードがどこにいったかを見抜いてそれピンポイントで引くから……そうなったらもう勝てない。

 

 やっぱレキはどんな競技でも強い。前のカジノでもルーレットでもなかなかにヤバい特技を発揮していたもんな。狙った場所に球を投げれるとか、参加者はたまったものじゃないだろうか。経営側からしてら利益は上がるのか? 

 

「ストレートです」

「……2ペア」

 

 あー、ダメだ。

 

「フラッシュです」

「……3カード」

 

 けっこういい役だと思うんだけど。

 

「どうだ、フルハウス」

「4カードです」

「えぇ……」

 

 勝てないんだよなぁ。

 フルハウスとかそんなに出ない役なのに。

 

 ――――そして、終わるころには。

 

「勝率3割ってところか」

「お疲れ様です」

「次どうする?」

「もうそろそろよろしいかと」

「だな。寝るか」

 

 まあ、ポーカーつってもお遊びで何も賭けてないからな。失うものなどない。元よりない。あ、嘘です。ゲームとパソコンのデータ消さないで。多分1週間は凹みます。

 

 で、時間も夜の10時といい時間帯だ。いつもなら寝るには早いが、修学旅行だしな。やけに疲労が溜まって眠気がそこそこある。

 

 ん? 寝る?

 

「…………あー」

 

 ……そうだった。布団一組しかないんだった。思いっきり忘れてた。というより、現実逃避してた。

 

「では」

 

 それだけ言うと、そそくさと俺の横を通り抜けてレキは布団に入る。いやちょっと待て。何事もなく布団に入るな。少しは恥じらいを持ってくれ。あなた仮にも女の子でしょう? と前に会った雪ノ下の口調が移る。って、けっきょく制服のまま寝るのか、コイツ……。大丈夫? シワにならない? 帰ったらクリーニングかけなさいよ。

 

「……寝るか」

 

 とはいえ、もう四の五の言ってられない。正直眠い。

 もう寝転んでいる。電気を消してレキにぶつからないよう、ゆっくりと布団に入る。

 

 ……ああ、ほんのりと暖かい。温泉のときとは違う暖かさ。何度か感じたことがある暖かさだ。これがそうか……人の暖かさというものか。ふっ、久しぶりに味わったな。今の異世界にいる冷徹な勇者が魔王を倒したけど死に際でヒロインに看取られるときの台詞みたい。

 

「八幡さん?」

「……何でもない」

 

 …………色々と誤魔化したいけど、あれだ、めっっっちゃ距離が近い。

 すぐ横を向けばレキの顔が見える。部屋は暗闇に包まれている。少しだけ月の明かりが部屋を照らしているが、それでも充分に暗い。それでも分かる。レキがすぐそばにいる。それだけで心臓がバクバクする。

 しかし、さっきから言っているように眠いのも確かだ。とりあえずは。

 

「おやすみ、レキ」

「はい。おやすみなさい」

 

 微かに、虫の鳴き声が耳に届く夜だった。

 





そういえばHF公開しないと、セイバーの簡易礼装実装されなくない?エウエウとステンノ様のモーション改修も
といっても、春に公開してほしい気持ちはあるから来年にズラしてほしいなぁ。いやでも、早く劇場で見たいなぁ
それとプリズマ☆イリヤの新作映画嬉しい

あ、活動報告のやつまだまだ受け付け募集です。

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