理子の口調が掴めない
ところで、レム可愛いですよね、あんなの反則ですよね
カルテット。
それは簡単に言えば4対4のチーム戦だ。
やべぇな。まずその時点で無理ゲー。ぼっち界の王様こと俺に人と組むなんて高等技術求めんなよ。
俺が話しかけたところで「え、なにこいつ?こんなのいたっけ?」で終わり。新たな黒歴史を増やすだけだ。………悲しいけど、これって現実なんだよな。
1年生全員参加で場合によっては中学生も参加してもよいと書いてある。
つまりサボれない。もしばれたらマフィアの娘である蘭豹先生から体罰にあう。あれは痛い、めっちゃ痛い。だから参加するしかないのだが、名簿で確認されるから俺のステルスは意味を為さない。よって
「誰と組めばいい…………」
こうなる。
クラスには碌に知り合いがいない。
強いて言うなら遠山とその周りぐらいだ。あと何故かたまにレキだったっけ?そいつがジーっと見てくるくらいだ。俺何かしたっけ?あいつと話したことないんだけど。あ、クラスの奴らとほとんど話したことねぇわ。ナニソレカナシイ。
周りは誰と組むかで盛り上がっている。そこは武偵云えど高校生。それでも、中学生の時みたいに和気あいあいではなく、かなり殺伐としている。
それもそうか、自分の命に関わるから慎重にもなるか。
「………ん?」
お、遠山がこっちに来た。
「比企谷、カルテット一緒のチームにならないか?」
遠山にとっては普通に話しかけたのだろう、しかし俺としてはかなり助かった。
「ああ、わかった。助かる。他に誰がいるんだ?」
「他は不知火と武藤だな」
知ってるメンバーで良かった。これで知らないメンバーだったら人見知り発動していたところだ。今更だが、遠山も知り合い少ないよな、ネクラだし。
「比企谷お前何か失礼なこと考えてないよな?」
「いや、大丈夫でしゅよ?」
「………そこは噛むなよ。お前尋問されたらすぐ吐いてしまって終わりだなぁ」
何を心外な、俺が尋問されたら速攻で吐いてしまうぞ。あれ?遠山の言う通りだ。
「話がずれたな。リーダーは遠山がやれよ。俺はやらん。リーダーなんか合わない」
「俺が誘ったしな………。わかったよ。今から登録に行ってくるから、先に不知火たちと寮に帰っといてくれ」
「わかった」
遠山が登録に行ったあと、不知火たちと合流して寮に戻った。俺らが戻ってから30分後経ってから遠山が帰ってきた。
「帰ったぞ、いきなりだけど対戦チームが発表された。3日後レキがいるチームだ。」
うへぇ、マジかよ。Sランクが相手かよ。運が悪い。
他の面子は俺の知ってるやつだとレキと峰だけだ。あとの2人も厄介だ。資料見たら全員女子だな。戦いにくいな~……嫌だな~………。
チラッと見回すと遠山はなんか変な汗かいてる。武藤は嬉しそうだし、不知火はいつも通りニコニコしてるよ。ケッ、このイケメンが。
大丈夫かな?このチーム………。不安になったきた。
「これが今回のルールだ、頭入れとけよ」
ふむ、カルテットのルールは、
『鬼ごっこ(タグ)』
そのまんまだな、おい。
ルールは………、
1、逃げるチームは制服の胸にプラスチック製のワッペンをつける。
2、鬼のチームはどんな手段でもワッペンを破壊したら勝ち。
3、ワッペンが破壊されたら攻撃はしてはいけない。もし、攻撃したらそのチームは失格。但し、指示を出すのはオーケー。
4、準備時間は10分制限時間は1時間、フィールドの広さは3km四方。街中でやる予定。当然通行人もいる。
5、拳銃の弾はゴム弾を使用。こちらが合計50発用意する。
6、勝利条件。鬼チームは全員のワッペン破壊。逃げるチームは1人でもワッペンを破壊されなかったら勝ち。
「ちなみに俺らは逃げるチームだ」
………これはキツイな。一見逃げるほうが楽そうだが、相手チームには天才狙撃手レキがいる。狙撃手はいるだけで行動が制限される厄介な存在だ。
遠山もレキと同じSランクだが、戦う土俵が違う。俺らは逃げるチームだがレキを抑えないと勝ちは厳しいだろう。
遠山たちも同じことを思ったようだな。
「レキをどうにかしねぇとやべぇよな」
と、武藤。
「そうだろうね、遠山君どうする?」
と、不知火。
「武藤に同感だが、俺に振るなよ………。比企谷なんか案あるか?」
遠山、お前も同じだろ。まあいい。
ふむ、狙撃手は居場所がばれるとキツイとある漫画で読んだことがある、千佳ちゃん可愛いよね。トリオンの量マジぱねぇー。
「まずは索敵が必要だな。なぁ武藤、お前ラジコン作れるか?」
「そんなの朝飯前だぜ。………なるほどな、ラジコンを飛ばして索敵か。面白ーな。任せとけ」
流石だ、察したか。
「ラジコンにつけれるカメラってどんな性能なんだ?」
「俺が持っている物では撮れる距離は大体2.5kmが最大だな」
「充分だ。誰かレキの射程距離知ってるか?」
「確か………2051mだったかな?」
「でも、使う弾がゴム弾だし、だいぶ減ると思うよ。多く見積もって1800mぐらいじゃないかな?」
それでもチートだろ。でもレキへの索敵はなんとかなりそうだが
「レキの位置がわかったとして誰がレキを抑えにいく?」
リーダーの遠山が問う。
「レキの射程距離に入らないように逃げ回るだけじゃダメなのか」
武藤の提案に俺は反応する。
「恐らく相手もそこまでは考えるだろう。だから、どうにかしてレキの陣地に誘い込むように動くはずた。」
「確かにその通りだね。でも、この中で狙撃手と戦ったことのある人はいないよね?」
「「「ああ、ない」」」
不知火以外の声が揃う。
マジでどうしよう?レキの所に向かった所で補則されたらまず簡単に殺られるだろう。
あ――――!!シールド欲しいイーグレットならなんとか止めること出来るし!
あれ?そういや俺影薄いよな?でも本職に通じるか?いや、確か試験の時にプロの武偵がいたよな、俺隠れることに成功したな………イケるんじゃね?
ダメ元で試してみるか
「俺がレキを抑える」
「比企谷が?………そういうことか、わかった」
「おいおい大丈夫か?」
「なるほど、比企谷君が適任かもしれないね」
皆が意外にも肯定的だ。だったらやれるとこまでやってやる。
「お前らは3人でどうするか考えろよ、3人固まるか、バラけるかどうかとか」
「うん、ありがとう。そうしてもらうよ」
いい笑顔 死ねばいいのに イケメンは。
あ、川柳出来ちゃった。エヘッ。
さて、俺もレキ相手にどう動くか考えないと。噂ではレキは視力も人間離れをしているらしい。確か6.0だったな、本当にチートキャラだよな。
まあ、俺が出来ることなんて1つだけど。
ー理子sideー
今私はカルテットで同じチームと一緒に会議をしている。メンバーは私とレキと平賀文と島苺だ。レキと平賀文はクラスが一緒で島苺とは私のアミカの島麒麟の姉だ、アミカとは簡単に言えば私の弟子のこと。
会議も終盤
「ねえねえ、レキュ~」
「なんですか?」
「使う弾はゴム弾だけど射程距離どのくらいまで撃てる?」
「先程試しましたが、1827mです。」
「それでも充分すぎるほど凄いのだ~」
平賀ちゃんの意見に賛同する。全く凄いよ、その腕。
「うん、わかった。当日はレキュが狙撃しやすいように皆でサポート。隙あればワッペンを破壊する。これでいいよね?」
私はこうまとめた。
「いいのだ」
「大丈夫ですよ~」
「じゃあ、解散ね、皆またねっ」
「さようなら」
「またあとでなのだ」
「さようならですの~」
皆が帰ったあと、私は獰猛な笑みを浮かべていた。なぜなら、相手にあの人がいるからだ。その人物はSランクの遠山キンジではない。比企谷八幡だ。
比企谷八幡はクラスでも認識している人は少ない。私が注目している点はそこだ。どうしたらそこまで認識出来ないほど影を薄めることが出来るのだろう?
この前のお台場での強盗の事件は比企谷八幡が解決したらしい。戦闘は見れなかったけど1人で3人を圧倒した。
2年になるとそのくらい普通だが、彼は調べたところ中学まではごく普通の学校で生活をしていた。だというのに初戦闘で完璧に事件を解決したと聞いた。
いったい彼はどんな人生を送ったのか?
「楽しみにしているよ、比企谷八幡君。くふふっ、あははははは」
私は自然と声を出してしまった。
カルテットのルールおかしかったらご指摘下さい。
あと、理子が怖くなってきた
次回はカルテットです。