無表情、無感情で行くリリカルなのは   作:yudaya89

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 ストーリーに関して悩んでいました。


第09話「模擬戦(後編)」

 あれから2日後、俺は今まで作成したプログラムの最終起動試験を終え、数分後に始まる模擬戦に備え、ゆっくりジュースを飲んでいた。そこにレジアスが現れた。相変わらずむさ苦し親父だ。お付きのオーリスもお疲れ様だ。

「アウイン、調子はどうだ?今日も海に我々の力を見せてやれ!」

「わかった。ひがいにかんしては、まえのけいやくしょにきさいしているとおり?」

「勿論!!全力でやれ!!」

「りょうかい」

 管理局のトップのお墨付きが出た。わかった、了解だ。 お望み通り全力全壊で行ってやるよ。今回用意した魔法の威力は、特別な条件下でなければ検証できないからな。後悔するなよ?

 

 

 

 

 

 

模擬戦前のルール説明を終え、2人と対面し挨拶を交わす。

「「よろしくお願いします」」

「よろしくおねがいします」

 2人は挨拶した後素早く所定の位置に向かった。お?少しは学んだか?それとも俺を敵と認識したか?ひとつ賢くなったな!

 

 所定の位置についた俺は

「おもいかね?」

「何でしょうか?」

「あそびはなし、さいしょからぜんりょくでいく」

「了解しました。マスターアウインの仰せのままに」

「せっとあっぷ」

 その瞬間私の周囲にゴールドの粒子が舞った。両者ともBJを展開したことを確認した審判は

「開始!!」

 模擬戦の開始を宣言した。

 

 

 

 

 

 まずいつも通りフェイトが近接戦にもつれ込んできた。しかし普段と違い少し速い。そうか最初から全力か。BJも前より少し薄い。まぁそれが普通だ。犯罪者を捕らえるなら、相手に何もさせない内に捕まえる。これが鉄則だ。それが「現場」だ。しかし俺には関係ない。

「遅い」

 俺はフェイトの背後に回り込み、マントを掴んだ。もちろん首に巻いているマントを掴んだことでフェイトの首は締まる。そもそもマントは不要。

「まんとはふよう」

 俺はそのままフェイトを蹴り上げた。しかし寸前でプロテクションで防御した。さすが天才だ、あの状況で瞬時に俺が蹴り上げることを予測した。でもそれだけではダメ。

「ないすはんだん。でもまだまだあまい」

「がっはっ!!」

 俺はフェイトの背中をひじ打ちで攻撃した。背中への強打により一時的に呼吸が出来なくなる。その状態では正常な判断はできず、デバイスへの指示が出来ない。ひじ打ちの攻撃を行った後顔面へ攻撃を行った。しかし攻撃がプロテクションにより防御された。なるほどデバイスが自己判断で攻撃を防御したか。フェイトは一瞬の隙をつき、俺から距離をとった。

「でばいすにかんしゃ」

「くっ!」

 さて高町からの攻撃がない。まぁどうせ砲撃だろ?

「なのは!」

「準備完了なの!!」

 ほらな?全力全開のSLBですか?でもね?俺には関係ないんだ。俺は1つのプログラムを展開した。そして

「これが私の正真正銘!!全力全開!!スターライト!!ブレイカー!!!」

 彼女にとって最強の砲撃を放った。過去の砲撃よりも収束し、威力も上がった砲撃。それを受けきれる者など今の管理局にはいない。アウインが作成した携帯型シールドでも防御は不可能な威力だ。周りで観戦している者も決着はついたと思った。しかし

「かいじょ」

 高町が砲撃を行った瞬間アウインがつぶやいた。砲撃するはずだった魔力は空気中に飛散した。

「え?」

 何が起こったか誰にも分らなかった。ただ一人を除いて。

「なにしてるの?」

 勿論俺がその瞬間を見逃すはずがない。俺の誘導弾が高町とフェイトへ直撃した。高町は腹部へ。フェイトは外側胸部に直撃だった。高町は多少苦しいと思うが、フェイトはかなりキツイ。ここに強打すると背中を強打した時よりも長く苦しい呼吸困難が発生する。これでフェイトは戦線離脱になった。防御は必要よ。防御は。苦しむ二人の元に行き、

「ねぇ?たかまち?」

「何?」

「あなた「し」をかんじたことある?」

「え?」

「「し」をかんじたことある?」

「ないよ」

「そう・・・ならわたしがおしえてあげる」

「え?」

 その瞬間高町の足をバインドで固定した。

「どういうつもりなの?」

「さっきいったとおり」

 俺はバインドされている高町の後ろにフェイトを置いた。

「がんばってぼうぎょしてね?」

 

 

 

 

 

 俺は少し離れたところに立ち、

「よういしたまほう、あまりけんしょうできなかった」

「仕方ありません。彼女達は頑張りました」

「ざんねん」

「しかし一番検証したかった魔法は今から検証できます」

「うん」

 

 さて詠唱しますか。

 

 

 「たそがれよりもくらきもの」

 

 

 

 

 「ちのながれよりもあかきもの」

 

 

 

 

 「ときのながれにうもれしいだいなるなんじのなにおいて」

 

 

 

 

 「われここにやみにちかわん」

 

 

 

 

 「われらがまえにたちふさがりし」

 

 

 

 

 「すべてのおろかなるものに」

 

 

 

 

 「われとなんじがちからもて」

 

 

 

 

 「ひとしくほろびをあたえんことを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 レジアス

 まったくアウインには感謝だ。あの海のエース級が手も足も出ない。見ろ!!海の奴らの顔を!!さてそろそろ・・・ん?なんだ?

 

「どうした?なぜ攻撃しない!?」

「わかりません」

 

 

 

 2人を一か所にまとめ距離を置いた。そうか今から攻撃か!!

 

 「たそがれよりもくらきもの」

 

 何だ!この揺れは?

 

 

 「ちのながれよりもあかきもの」

 

「レジアス少将!!」

「何だ?」

「この周辺に次元震の発生を確認しました」

「何だと!!?」  

 

 

 「ときのながれにうもれしいだいなるなんじのなにおいて」

 

「震源はどこだ!!?」

「震源は・・・・!!!!」

「どうした!」

「震源地は・・・地上本部!!ここです!!」

「何だと?」

 

 

 「われここにやみにちかわん」

 

「次元震を複数確認!!」

「何だと!!?」

 なんということだ!!震源地が地上本部?ここにロストロギアは保管していない!!・・・まさか!!」

「詳しい震源はどこだ!!」

「時間がかかります!!」

「構わん!!」

 

 

 「われらがまえにたちふさがりし」

 

「少将避難してください!!」

 オーリスが叫ぶが今更遅すぎる。

「オーリス三佐。無理だ。ここが震源地だ。今からでは到底避難など無意味だ」

「止めてください!!」

「何だと?」

「彼女を止めてください!!」

 

 

 

 「すべてのおろかなるものに」

 

「アウイン三尉!」

 聞こえていないか?

「アウイン三尉!!」

「少将!!」

「今は忙しい!!」

「スピーカーの配線が焼き付いています!!それと震源地ですが・・・」

「・・・アウイン三尉か?」

「・・・はい」

 なんてことだ。

 

 

 

 「われとなんじがちからもて」

 

「頼む!!アウイン三尉!!」

「少将!!これを!!」

 メガホンか!

「アウイン三尉!!アウイン三尉!!今すぐ中止しろ!!」

 聞こえないのか?

 

 

 

 「ひとしくほろびをあたえんことを」

 

 

「アウイン三尉!!中止しろ!!さもないと母親に報告するぞ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

アウイン

「ひとしくほろびをあたえんことを」

 

 

「アウイン三尉!!中止しろ!!さもないと母親に報告するぞ!!!」

 は?それはダメだろ!!

「おもいかね。プログラム中止。」

「了解」

 俺はプログラムを中止し魔力を空気中へ飛散させた。

 

 

 

 

 今回の2回の模擬戦で得られたものは試作のBJと追加した機能。そして私の最大級の魔法に関してだ。最後に関してはおおよその威力が判明した。

 

 

 

 「ミッドチルダへの被害:約4割。2次災害に関しては次元航路の無期限使用不可。その他不明」

 

 

 

 

 そして俺には無期限のリミッターが施された。

 

 

 

 

 

 

 ロストロギア級の幼女誕生。

 

 

 

 

 

 

 

 




 ナデシコとスレイヤーズです。
どちらも大好きですね。

ドラグ・スレイブよりもグラビティブラストにしたほうが
よかったか?
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