教官   作:takoyaki

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外伝77です!!
ラッキーセブン!!

てか、もう、一ヶ月近く経ってんじゃん……
今年中に終わりとか無理じゃね?



てなわけで、どうぞ


「いや、そうじゃなくて

 (何故、噛み合わない?)

 肺から大きく息を吐き出しながら、思考を巡らせる。 

 (理由1、クイーン隊長が我を失っているから。

 理由2、そのせいで僕のハンマーの攻撃範囲に入ってくるから。 

 理由3、ハンマーがそもそも一撃勝負の武器だから)

 ルイーズに言われたように出来ない理由を探していく。

 その間にも二人の闘いは激化していく。

 理由を整理しながら考え込む。

 (って、待てよ?そもそも、前提が違う?)

 自分の手元にあるハンマー。

 今までの闘いの様子をエラリィは、思い出す。

 そして、一つの可能性に辿り着く。

 (これなら………でも、出来るか?)

 

 

 ───「最後は運と根性だよ」───

 

 

 

 

 (よし!!) 

 エラリィは、ハンマーを持つ手に力を込め、切り裂きジャックに向かって走り出した。

 この方法なら、何とか出来るかもしれない。

 しかし、一度もエラリィは、やったことがない。

 だから、失敗するかもしれない。

 (それがどうした!!挑め!戦え!!)

 ハンマーを大きく振りかぶる。

 (不可能を越えてゆけ!!)

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 ルイーズは、ゆっくりと手袋を外していく。

 (クソ!)

 ベイカーは、目の前のレイピアを睨み付けながら、歯噛みしていた。

 (教官が、この戦いの鍵なのに………!教官から武器取られたら、もう勝ちようがない!!)

 取り終わった手袋を見せるルイーズ。

 「それで、この手袋どうすればいいんだい?」

 「そこに投げろ」

 『そこに』と言いながら切り裂きジャックは、二人の間にある床に視線を向ける。

 ルイーズは、真顔のまま床に投げる。

 「もう一つもだ」

 「一個ぐらい大目に見ておくれよ?」

 「シャワーを浴びたら、しっかり拭いておけよ。風邪を引くからな」

 切り裂きジャックは、そう言ってベイカーにレイピアを突きつける。

 「…………わかったよ」

 ルイーズは、そう言って手袋に手をかける。

 (クソ!!完全に足手まといじゃないか!!)

 ベイカーの拳に力が入る。

 正直、この展開を想定していなかった訳ではなかった。

 ベイカー自身、切り裂きジャックと相対したといっても全て逃げてきた。

 勝てるならそもそも逃げていない。

 評価されるのは、嬉しかったがそれでも浮かれられるほどベイカーは、自分を評価していない。

 (教官一人ならこんな事にはならなかった………俺が邪魔だ。こうなれば、無理矢理でも押さえ込んで………)

 最悪、命を捨てることも覚悟しなければならない。

 そんな事を考えているベイカーの目の届くところには、スカーレットが不安そうに申し訳なさそうに自分達を見てる。

 (ダメだ!!そんなのダメだ!絶対ダメだ!!自分のワガママで誰かが命を落とすなんてことになればこの子は、一生悔やんで苦しんで生きることになる!!)

 ベイカーは、胸の息を静かに吐き出す。

 頭の中が少しだけ晴れてきた。

 (命を捨てるのはダメ。十手は使えない。拳銃は弾詰まり、武器はない…………いや)

 ベイカーは、徐々に選択肢を減らしていく。

 (いや、出来る。これなら、どうにかなる。でも、そのためには、切り裂きジャックの注意をそらす必要がある)

 思考切り替え、更に選択肢を絞る。

 (閃光弾、ダメだ。教官も動けなくなる。煙玉は?ダメだ。ソレは、別の切り裂きジャックにやっている。今の切り裂きジャックの不意はつけない)

 そもそも、そんな動作を切り裂きジャックが見逃すとは思えない。

 (無理か……………)

 ベイカーの脳裏にある訓練が過ぎる。

 (……………これなら、いや、これしかない)

 突拍子もないことは重々承知している。

 だが、やるしかないのだ。

 策は決まった。

 問題は、タイミングだ。

 ルイーズがゆっくりと手袋を外す。

 黒い手袋が外され、ルイーズの白い手があらわになる。

 ルイーズには、今、武器がない(ヽヽヽヽヽ)

 その次の瞬間、ルイーズは手袋を放り投げた。

 「!?」

 その突然の行動に切り裂きジャックは、目を丸くした。

 ここしかない。

 相手の警戒が最高レベルになり、更に予想もしていない行動に戸惑っている今しかない。

 (出来る出来ないじゃない、やるかやらないかでもない)

 ベイカーは、迫り来るチャンスに集中する。

 (やるしかない!)

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 エラリィは、振りかぶった姿勢から、ハンマーの柄をクイーンの合間をぬって突き出した(ヽヽヽヽヽ)

 「オオオオオオ!!」

 今までの降ろすと横に薙ぐとは、また別の突く攻撃。

 そう、エラリィは、最初から前提を間違えていたのだ。

 ハンマーの柄だって、武器なのだ。

 だったらそれに見合う使い方が必ず存在するのだ。

 確かに普通に使うより一撃の威力は落ちる。

 だが、それでも、クイーンを巻き込む可能性は、ぐっと減った。

 「ぅぐ……………」

 エラリィの繰り出したハンマーの柄は切り裂きジャックの腹部にめり込んだ。

 (よし、いける!!)

 

 

 

 

 

 「やれやれ、やっと気付いたんですか」

 

 

 

 

 

 育ちの良さが見え隠れする声音がエラリィの耳を刺す。

 そこには先程の怒気はなかった。

 驚いて声の主、クイーンを見ると、当の本人は、軽くウィンクして切り裂きジャックに向かって刀を振るった。

 切り裂きジャックは、腹部の痛みを堪えながら何とか躱す。

 「剛招来の重ね掛けしていいかって?いいわけないでしょう?」

 そういってクイーンは、机に腰掛ける。

 「まったく、もう少し早く気付いて欲しかったです。おかげで、私はもう動けないです」

 普段の調子でそう答えるクイーンにエラリィは、目をパチクリさせる。

 「どういうことだ?」

 「エラリィの持ってるハンマーは、柄が長い。だから、それを活用した戦い方を覚えて欲しかったんですよね」

 「いや、そうじゃなくて」

 「まあ、でも、教えてあげたことって中々覚えないんですよね。だから、エラリィには自分で気付いて貰おうと思ったわけです」

 「いやだから」

 「なのに、ちっとも気が付かない!!私がわざわざ、刀の柄で殴ってるのに!!もう、本当ハラハラしたんですけど!!言っとくけど、剛招来の重ね掛けの限界かなり間近だったんですからね!!」

 「ハラハラしたのはコッチだ!!」

 一方的に捲したてるクイーンに遂に我慢できなくなってエラリィは、言い返した。

 「つーか、お前、全部演技だったのか!!」 

 「別に全部が演技だったわけじゃないですよ。後、今、お前って言ったですか?」

 さっと、目をそらす。

 「でも、ほぼ演技だったわけでしょう?」

 二人の会話を聞いていた切り裂きジャックは、にやりと歪んだ笑顔を浮かべる。

 「なんて奴でしょう!!貴方は、結局祖父よりも勝利を優先させた!!」

 人を不可解にさせる声のトーンというモノがある。

 今、この切り裂きジャックは、敢えてそのトーンでクイーンを挑発していた。

 「ひどい奴です!!人の風上にも置けない!!最愛の祖父も大切に出来ないなんて人間として終わっている!!」

 クイーンよりも正直隣で聞いているエラリィの方が限界だ。

 それでも冷静でいられるのは、クイーンのお陰だ。

 クイーンは至って静かに目の前の切り裂きジャックを見ている。

 「やれやれ。何か勘違いしてないですか?ほぼ演技?何を言っているんですか?」

 クイーンの刀が切り裂きジャックに向けられる。 

 「私の頭には最初から血が上りっぱなしです」

 エメラルドグリーンの瞳には明らかに怒りの炎が揺らめいていた。

 「だから、考えました。この身を焦がすほどの怒りを燃料にして。お前をどう追い詰めるのか?」

 クイーンは更に続ける。

 「まあ、そんなわけでエラリィには頑張ってもらったんですよ」

 「いや、なんで?」

 エラリィの質問に答えずクイーンは、続ける。

 「私が我を忘れてしまえば、エラリィは考えなくてはならない。ハンマーを使った新しい闘い方を。それは、私が教えるより、遙かに意味のあるものです」

 先程のクイーンの言葉をエラリィは、思い返す。

 自分で覚えたことは身に付きやすい。

 「ありがとう。お前のおかげでエラリィは、また一つ強くなれたです」

 その言葉で切り裂きジャックは、はっとした顔になる。

 切り裂きジャックのそんな顔を見たクイーンは、ニヤリと笑みを浮かべる。

 「気付いたようですね。そう、お前は私を利用しようとしていた!でも、結果は私に利用されエラリィを強くした!!つまり、お前は、切り裂きジャックの敵を一人強くした!!」

 切り裂きジャックは、徐々に視界が狭まっていくのを感じていた。

 怒りで震えるとはこういう事を言うのだろうか。

 そんな事を考える余裕ないほど、切り裂きジャックの頭には血が上っていた。

 「ひどい奴ですね!愚かな奴ですね!!自分のために敵を強くするなんて!!『相手の怒りを利用する俺カッコイイ』とか思わず、堅実に攻めていたならこんな事にはならなかったかもしれないのに!」

 エラリィは、どうしてここまで回りくどいことをしたのか、ようやく分かった。

 人を馬鹿にして利用しようとする人間は、逆に自分が利用されることを嫌う。

 だから、敢えてそれをやった。

 そして、更に『切り裂きジャックがクイーンを利用しようとしている』その状況を逆に利用し、切り裂きジャックを追い詰めた。

 自分の最愛の祖父を殺し、侮辱し、嘲ったこの切り裂きジャックにこれ以上ない屈辱を与えたのだ。

 怒りで我を忘れた方がまだ、かわいげがあるだろう。

 だが、クイーンの怒りは我を忘れさせるどころか確固たる自分を確立させていく。

 ルイーズに気を取られて忘れがちだが、クイーンだってまともではないのだ。

 「黙れぇ!!」

 切り裂きジャックは、クイーンの言葉を打ち消すように怒鳴り斬りかかった。

 「最っっっ高ですね、その顔!無茶をした甲斐があったってものです!!」

 本当に嬉しそうにクイーンは、笑った。

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【唵!!】

 

 

 

 「───!!」

 腹に溜めた空気が一気にベイカーの声帯を震わせる。

 その声帯から放たれた声は、闇夜を払うほどの轟音となって教室を響かせた。

 軍という特性上、どうしても返事の声量が重要になってくる。

 上官の指示にはよく通る、声量のある声で返事をしなくてはならない。

 ベイカーは、その全てを持ってこの声を出したのだ。

 緊張が最高まで高まった瞬間に行われる、ルイーズの行動と響くベイカーの大声。

 時間にしてほんの一瞬。

 だが、確かに一瞬だけ切り裂きジャックの意識を奪うことが出来た。

 ベイカーは、その待ち望んだ一瞬を逃さない。

 突きつけられるレイピアを躱し、宙を舞うルイーズの手袋を摑む。

 「─────!!」

 何とかキャッチしたベイカーは、ゴロゴロと床を転がる。

 そんなベイカーの背に向かって切り裂きジャックがレイピアを放つ。

 「ベイカー!!」

 ルイーズの声を聞きながらベイカーは、振り返る。

 振り返りざまにベイカーは、レイピアを躱し、懐から拳銃を引き抜いた。

 それと同時に踏み込み、ベイカーはレイピアの間合いの内側に入る。

 切り裂きジャックは、レイピアをベイカーの頭まで持って行く。

 レイピアと銃口、それぞれお互いの耳元で止まった。

 (弾詰まりの拳銃で、一体何を…………)

 ベイカーの手にある拳銃からは、サイレンサーが外されていた。

 そして、何より目を引くのは、ベイカーの手にはめられたどこかで見たような黒い(ヽヽ)手袋(ヽヽ)だ。

 「まさか───!」

 気付いたときにもう遅い。

 引き金が引かれ、弾詰まりの拳銃は、暴発(ヽヽ)した。

 響く轟音。

 衝撃に二人は思わずよろける。

 「ガ────ッ!」

 耳元で響く轟音は、切り裂きジャックの鼓膜を破った。

 ぐにゃりと切り裂きジャックの視界が歪んだ。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 (気付いてないと思いましたか?!!その隣の白衣!!それはあなたが持っているだけでしょ?白衣があることで、隣にあなたの部下がいるように見せかけてるだけでしょ?)

 激昂した切り裂きジャックは、ギリギリで踏み止まり、背後を振りかえる。

 そこには、エラリィがハンマーを大きく振りかぶっていた。

 (案の定ですね。私を利用しようなんて百年早い)

 切り裂きジャックは、エラリィにサーベルを振りかぶる。

 エラリィは、ハンマーを振りかぶったまま、柄をまっすぐ、切り裂きジャックに向かって突き出す。

 (それぐらいは、読めていましたよ)

 サーベルを振りかぶったまま、切り裂きジャックは、僅かに身体を反らす。

 その瞬間、ハンマーの柄がピタリと止まる。

 「!?」

 エラリィは、ハンマーの柄を持ち替える。

 これを狙っていた。

 ハンマーの柄を使うという選択肢が増えたのは、エラリィだけではない。

 それは、切り裂きジャックも同じなのだ。

 何せ、警戒すべき攻撃が増える。

 だからこそ、ハンマーの本来の力がより強く光る。

 

 

 

 

 「ォォオオオオオオオオオオ!!」

 闇夜を震わす咆哮と共にエラリィのハンマーが一切の容赦なく、切り裂きジャックの腹部に叩き込まれた。

 「────────!!」

 エラリィは、万力を込めて振り抜き切り裂きジャックを反対側の壁までかっ飛ばした。

 反対側の壁に設置されていた白板の予定表は、切り裂きジャックにより、ヒビと血に汚れ、その衝撃によりゆっくりと壁から外れた。 

 「ちょっと、下敷きになってるんですけど、どうするんですか?」

 クイーンは、そう言いながら白衣をエラリィに投げる。

 エラリィは受け取った白衣から手錠を取り出す。

 「手錠(コイツ)をかけてから考えればいいだろ」

 そう言って白板の下敷きになって意識を失っている切り裂きジャックに手錠をかけた。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 「ぐっ!!」

 粉々に砕けた銃の破片で少し汚れた黒い手袋をした手をベイカーは、押さえていた。

 ベイカーは、これを狙っていた。

 だが、普通にやれば手首が吹き飛ぶ。

 だから、ルイーズの黒い手袋をはめたのだ。

 実際、その判断は正しかった。おかげで手首から吹き飛ぶことはなかった。

 代わりに激痛は走り続ける。

 それでもベイカーは、激痛に耐えながら口を開く。

 「教官!!」

 「よくやった!!想像以上だよ!」

 ルイーズは走りながら床に落ちている手袋を拾い、はめ直す。

 「カウント3!!」

 ルイーズの声が疑似リリアルオーブを起動させる。

 床を強く踏みならし、ルイーズは大きく飛び上がった。

 そして、空中で躰を捻り渾身の一撃を切り裂きジャックの顔面に向け、打ち下ろすように放った。 

 三半規管へのダメージが抜けない切り裂きジャックは、踏ん張りきかない。

 (バカな!!私が負ける?)

 ゆっくりと態勢を崩していく。

 (どこで間違った!?どこが違った!?どうしてこうなった!?何故だ!!)

 床が近付いてくる。

 (何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故!?)

 「だぁああああああああああああああらぁあ!!」

 頭の中を無数の『何故』で埋め尽くされた切り裂きジャックからルイーズは、拳を最後まで離さなかった。

 そう、床に倒れても。

 鈍く重い音が教室に響く。

 切り裂きジャックは、そのまま床とルイーズの拳に挟まれ遂に意識を飛ばした。

 ルイーズは直ぐに態勢を整え、切り裂きジャックの背中に乗り、懐から手錠を取り出す

 「さて、それでは念のため、警告させてもらおう」 

 そう言って切り裂きジャックの両手首に手錠を当てる。

 「切り裂きジャック、君には黙秘権がある。

 取り調べの供述は法廷で不利な証拠として用いられる場合がある。

 君には取り調べの時に弁護士の立ち会いを求める権利がある。

 もし、経済的な理由で弁護士が呼べないのなら、公選弁護人をつけてもらう権利がある」

 ルイーズは、ひとしきり言い切ると両手首に手錠をかけ、テープレコーダーを切った。 

 「教官、多分聞いてないんじゃないですか?」

 ベイカーが指さす切り裂きジャックは、白目をむいて倒れていた。

 「こういうのは、言ったことが大事なんだよ」

 ルイーズは、そう言いながら含み笑いを浮かべる。

 「君さ、気付いてるかい?」

 「何をですか?」

 「拳銃の暴発音のこと」

 「……………………あ」

 ベイカーの顔から血の気が引く。

 そう、文化祭に支障がないようにと言う意味も込めてベイカーは、サイレンサー付きの拳銃で闘っていたのだ。

 「ヤバイ!!流石にこれは」

 ルイーズは、大きくため息を吐いて窓を指さす。

 窓の向こうでは夜空に花火が咲いていた。

 「え?花火?」

 「やっぱり、狙ってやったわけじゃなかったのかい」

 ルイーズは、ベイカーの頭を小突く。

 「奇跡的に銃の暴発と花火の音が破ったおかげで大丈夫みたいだよ」

 ルイーズは、そう言うとゆっくりとスカーレットの元へ歩いて行く。

 「勝った…………?」

 「そうだよ。これで願いは叶ったかな?」

 ルイーズの優しい声音にスカーレットの目から涙が溢れだした。

 「……………ありがとう………ありがとう、こんなこと、本当にあるんだ」

 次から次へと溢れる涙をスカーレットは、何度も拭う。

 泣き続けるスカーレットを引っ張り上げ、ルイーズは、優しく抱きしめる。

 「よく頑張った。よく耐えた。少しズルもしたけど、よく幸せを諦めなかった」

 ルイーズは、背中をポンポンと叩き、離れる。

 「さ、涙は、この辺で」

 ルイーズは、片手を腰に当て凛と立つ。

 

 

 

 

 「まだ間に合うから行ってきたまえ」

 

 

 

 

 

 








決着です!!


では、また外伝78で
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