少年と少女はめぐりあう   作:メガネコ

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やぁ(´・ω・`)
久々のFGOで頼光があたって早速種付けして70までしたメガネコです。
頼光さんかっこいいです。

本当はお気に入りが721を突破したときに投稿しようとしてたのに……失敗した…。
多くの方が見てくださっているようで、ありがたいです!

今回もめぐりんが出てきません…。
でも誰かは分からないけど二人が変化します。


ご指摘ご感想があればしていただければ幸いです。


少女たちは変わっていく

結衣side

 

 

 

小町ちゃんからヒッキーが行方不明になったと聞いて、あたしは後悔した

ヒッキーは何を言われても平気だって言って、自分からは頼らないって分かってたくせに。

あたしは………

サブレのことだってもっと早く言えたはずなのに……。

 

 

だから、今度こそは変わるんだ。

遅いかもしれないけど、でも謝って、力になるって。

だって、あたしはヒッキーのこと…

 

 

そう考えながら奉仕部に足早に向かう。

そして奉仕部の扉の前に立つ。

中にはゆきのんやヒッキーが先にいるようで、何か話している。

 

 

「べ、別に、あなたの事なんて心配していないけれど…。でも、何かあったなら、その…話してくれて、構わないわ。」

 

嘘だ、そんなはずない。

ゆきのんは、小町ちゃんから連絡が来た後すぐにあたしに連絡を取ってきたじゃん。

あんなに慌ててたじゃん……。

 

 

 

あたし知ってるんだよ。

ゆきのんが、ヒッキーに何か特別な気持ち持ってるの……。

 

 

 

「安心してくれ、お前に言うほどでもない。どうにかするさ」

 

いけない、ヒッキーが誤解したままじゃ。

ゆきのんもあたしも心配してたって、力になりたいんだって。

今言わないと手遅れになる。

 

 

私は勢いよく扉を開け、入る。

二人とも驚いたように固まっている。

 

「ヒッキー………その……あのね…

言いたいことが、ここにきてうまく口に出ない。

しどろもどろになりながら、それでも必死に伝えようとした。

 

 

けれど、その時に校長先生が入ってきて、ヒッキーを連れて行ってしまった。

戻っては来るだろうけど、その前にゆきのんに言わなきゃ。

嫌われるかもしれないけど…なんで素直にならないの?って。

 

 

あたしは、小さく息を吐く。

よし「ねぇ、ゆきのん。聞きたいことがあるんだけど…」

 

 

「何かしら?」

すこし戸惑ったように答える。

 

 

「ヒッキーの事心配してないって、本当?」

そう言ったときゆきのんの顔がこわばる。

 

 

ゆっくりとゆきのんに向かって近づいていく。

「なんで、あんなこと言ったの?あんなに焦って電話してきたのに。」

 

 

「そ、それは………」

おびえたように、下を向いてしまう。

 

「ゆきのん、私たちそろそろ変わらないといけないと思うんだ。

ゆきのんの素直じゃないところも、あたしの周りの顔色ばかりうかがうところも。」

 

ゆきのんをぎゅっと抱きしめる。

「一緒に変わろうよ。ゆきのん。」

やさしく耳元で言う。

 

するとゆきのんは今までためていた思いを吐き出すように、

「わ、私は、由比ヶ浜さんと比企谷君のことが好きで、二人といる時間が楽しくて。

でも、二人が楽しそうに笑って話していると、胸の中に嫌な気持ちがわいてくるの。

姉さんの家に比企谷君がいたって聞いた時も、同じ気持ちがわいてきて。

もっと私のことを頼ってほしいって思って……それなのに素直になれなくて…。

この気持ちが何なのか分からなくて……。」

泣きながら言ってきた。

 

 

でもあたしは、すこし笑ってしまった。

ゆきのんにもわかんないことがあるっていう当たり前のことに。

だって、もうほとんどヒッキーのことが好きだって言っているようなものだから。

涙目できょとんとしているゆきのんの頭をなでながら言う。

 

 

「ゆきのんは、ヒッキーのことが好きなんだね。」

 

涙目で顔を赤らめながら

「そ、そうなのかしら。」

とこちらを見上げながらいってきた。

 

 

「ヒッキーの事誰かにとられたくないなって思ったんでしょ?

ヒッキーといて楽しいんでしょ?そのもやもやは嫉妬だと思うな。

あたしもヒッキーのこと好きだから、ゆきのんとヒッキーが話してると嫉妬しちゃうもん!」

 

 

納得がいかないようで、うーんと言う顔をしている。

 

「ゆきのんは難しく考えすぎなんだよ。もっと簡単に考えたら?」

 

 

そういうとゆきのんはくすりと笑いながら、

「由比ヶ浜さんがそれを言うとなんだかね…。」

 

 

むー、あたしが何も考えてないということが言いたいのだろうか…。

悔しいけど反論できない…。

 

あたしがほっぺたをふくらませてると

ゆきのんが優しくあたしのほっぺに手を当てながら

 

「でも、ありがとう。由比ヶ浜さんのおかげで自分の思いに気付いたわ。」

そういって微笑んだ。

 

 

うれしくなったけど、それでさっきの仕打ちを忘れるあたしではない。

 

「ゆきのん、由比ヶ浜さんじゃなくて、結衣でしょ?」

 

 

するとゆきのんはおどおどしながら

「ゆ、結衣さん……」

 

うーん、まあいっか!

 

するとゆきのんは頬を赤くしながら

「私のこともゆきのんじゃなくて、雪乃とよんでくれないかしら?

その、三浦さんにはあだ名じゃなくて名前で読んでいるから……」

 

ゆきのんが優美子に嫉妬してるなんて、昔じゃ考えられない。

か、かわいい…。

普段もそれくらいだったら今頃ヒッキーも堕ちているのに。

私はたまらなくなり

ゆきのんに思いっきり抱き着く。

「雪乃、これからよろしくね!あたし負けないからね!」

 

 

ゆっくりと雪乃が腕をまわしてきて、

「結衣だからと言って、ひかないわよ?でも、こちらこそよろしく。」

 

 

やっと本当の意味で雪乃と仲良くなれた気がする。

帰ってきたら、ヒッキーにちゃんと言おう。

あたし一人だとどうにもならないかもしれないけれど、雪乃もいればどうにかなるはず!

二人いれば…?三人いればもんじゃの知恵だもんね!!

 

 

コンコンと扉がノックされる。

ヒッキーかと思って「いいよ~」と言う。

 

「ああ、さっきは何をいいk………」

 

 

 

あらためて自分たちの様子を見てみる。

静かな教室に女の子が二人。

しかも、抱き合っている。

片方は涙目。

 

 

 

 

あ、あれ、変な誤解されちゃう??

 

「そ、その悪かったな…。邪魔したみたいで……か、帰るわ」

そう言ってヒッキーがそっと扉を閉めようとする。

 

 

「ちょっと待って!そういうのじゃないから!!!」

あたしの叫び声が上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡side

 

 

校長が予想外にいい人だったということ。

あと陽乃さんと仲いいとかマジか…。

取り敢えず由比ヶ浜も何か言おうとしていたみたいだし、一度奉仕部に行くか。

 

 

 

そんな事を考えながら俺は、奉仕部の扉の前に立つ。

中から何やら物音は聞こえてくるので誰かいるのだろう。

コンコンとノックをする。

 

中から返事が返ってきたので、扉を開け入る。

 

 

そう言って俺は固まってしまった。

なんだろう…その…すごい場面に出会ってしまった。

二人ともが互いの体に手をまわし、抱きしめながら見つめ合っている。

雪ノ下の目はうるんでいて頬はうっすらと朱にそまり、それを由比ヶ浜が優しい目で見ている。

二人の顔は、かなり近い距離にある。

 

 

これは、まずい場面にあったかもしれない。

俺だって百合と言うものの存在は知っているし、実際由比ヶ浜の雪ノ下への過剰なスキンシップは今までさんざん見てきた。

でも…そのなんというか…二人とも美少女だし、表情がその…艶めかしい。

 

 

 

とりあえず今はこの場を離れないと…気まずいし。

二人も邪魔されて怒っているかもしれないからな。

 

「そ、その悪かったな…。邪魔したみたいで……か、帰るわ」

クールに去るぜ…。

 

「ちょっと待って!そういうのじゃないから!!!」

そこに由比ヶ浜の悲鳴が上がった。

 

 

 

 

その後俺は、二人に今見たことは誤解だということと。

雪ノ下からは、陽乃さんには言わないでくれといわれた。

まあ陽乃さんがしったらすごくいじりそうだ。

というか雪ノ下が妙にしおらしい。

でも二人が昔以上に仲良くなったと知ったら、きっと喜ぶと思うんだけどな…。

 

 

「あのね、ヒッキー私謝りたいことがあるの。」

そう由比ヶ浜が口を開く。

 

 

なにかこいつは俺に悪いことをしたのだろうか?

「どうかしたのか?由比ヶ浜。」

 

 

「その…ヒッキーが大変なことになっているのに、何もしなかったから……。

だから、謝りたくて。ごめんね…ヒッキー。」

そう言ってこちらに頭を下げてくる。

 

 

「ま、待ってくれ!別に由比ヶ浜が悪いわけではないk「それでも、謝りたいの。」

 

 

続いて、雪ノ下も

「私もさっき言ったことを謝らせてほしいわ。

あなたのことを心配していたのだけれど………。その…素直になれなくて…。

あんなことを言ってしまって、ごめんなさい。」

頭を下げてくる。

 

 

 

別にこの二人が悪いわけではないと思うんだが…。

そんな事を言ったってきっと二人は頭を上げてくれないだろう。

「頼むから頭を上げてくれ…。俺だって、二人を頼ろうとしなかったし。

だから、そのお互い様ってことにしないか?」

 

 

 

「許してくれるの…?」

由比ヶ浜がそう言ってくる。

 

 

「許すも何もないが、許すよ。

俺のことも許してくれるか?」

 

 

すると雪ノ下が

「別にあなたは悪くないわ。

謝る必要なんてないじゃない。」

と言う。

 

 

「そんなこと言ったら、お前らだって…

「いや、それでも、あたしが……

「いや、一番悪いのは私なのだし…

 

 

結局三人が三人とも謝り始め、堂々巡りになってしまった。

そんな状況に俺はおかしく思い、クスッと笑ってしまう。

すると由比ヶ浜や雪ノ下もつられて笑う。

 

 

そして、ひとしきり笑った後、雪ノ下が

 

「私にあなたの問題を解決するのを手伝わせてほしいの。

あなたや結衣は私にとって大切な人だから。ダメかしら…?」

そう言い上目遣いで見てくる。

 

由比ヶ浜も

「あたしも、手伝いたいの!

あたしは二人ともが好きだから……!」

 

 

ここまで、二人が言ってくれたことにうれしく思う。

俺は本当に恵まれているな…。

 

「そのありがとな…。頼ってもいいか?

それとこれからも、よろしく頼む。」

 

そう言って、手を出す。

それを由比ヶ浜がしっかりと握り、雪ノ下はそれをやさしく包む。

 

 

 

日がゆっくりと傾いていく。

 




いかがでしたでしょうか?




【挿絵表示】


新婚の有名なごはんにする?の奴に答える八幡です。

奉仕部が強くなりました。
今回は加筆修正をするかもしれないです…。加えたいシーンを入れるか悩んでいるので…。

最後まで見てくださりありがとうございました(^o^)丿
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