多くの方が見てくださるようになった事はうれしいのですが、タグやあらすじを確認せず読む方がそれなりに見られます。
アンチへイトが不快だった。八○以外でがっかりした。
このキャラクターがメインで使われていない。
話数が増えるたびに、そういうメッセージや低評価がくるのが増えてきています…。
一応タグにもアンチヘイトと入っていますし、八メグがメインの作品であることも書いてあります。
すでに来たメッセージにはそのように書いて対応しています。
申し訳ありませんが、作者にはこれ以上対応することが出来ません。
それでも構わない、そんな方は見てください。
長々となりましたが作者からのお願いです。
南side
うちは今川崎さんの家のお風呂にいる。
ゆったりと湯船につかり今日の出来事を考える。
川崎さんに助けられた後、自宅に行きとめてもらっている。
どうせ家に帰ってもすることなんてないし…今は誰かのそばにいたかった。
川崎家のご両親は今日は帰ってこないそうだ。
高校生をしながら家庭のことをしている川崎さんには本当に尊敬する。
うちってそういえば高校入って手伝いとかしたことあったっけ?
そういえばない気がする…。今度手伝ってみようか…。
兄弟の子たちもかわいらしい。
幼稚園の京華ちゃんとその一つ下の篤志くん、中学三年生の大志君。
みんないい子たちだ。
特にちっちゃい子たちには「みーちゃん」と呼ばれ、なついてくれたのがうれしかった。
兄弟がいたら毎日にぎやかなんだろうか…?
「川崎さんと友達になりたいな…。」
今までのような子じゃなく、本当に本音が言える相手がほしい。
ぼんやりとだがそう思った。
お風呂から上がり、川崎さんに次にはいるように声をかける。
何やら手芸をしているようだ。
普段あげている髪をおろしていて、眼鏡をかけている。
「お風呂お先に入らせてもらいました。」
「ん、じゃあ、あたしも入るかね。というかいつまで敬語なのさ?」
少し不思議そうにそういってくる。
「だって、迷惑かけてるし…。」
いきなり人の家に泊まるなんて迷惑ではないのだろうか…?
いくら親御さんがいなくても。
「ふふ、あんたもそういうこと気にするんだね。」
そういってくすりと笑っている。
ちょっと結衣ちゃんみたいにあほの子じゃないのに!!
ちゃんと常識ぐらいうちにだってあるし!!
「うちそこまであほの子じゃないし!!」
そういうと
「そうそう、そんな感じ。普段のあんたが一番だよ。
それに泊めたのはこっちが頼んだことでしょ?気にしないの。」
そういってデコピンをしてくる。
なんだかくすぐったい。
胸の奥がほんわかしていく。
「じゃあ、あたしお風呂行くから。ゆっくりしてな。」
川崎さんはそういってお風呂場へと向かった。
「……ありがと…。」
小さくぽしょりと言葉が漏れた。
川崎さんを待ちながら、けーちゃんとあーくんの二人とおままごとをしている。
けーちゃんが
「みーちゃんはね、おかあさんね!けーちゃんもおかあさん!あーくんがおとうさんね!」
あれあれお母さん2人って修羅場じゃないかな……。
「お母さん二人いるけどいいの?」
けーちゃんに目線を合わせながら聞いてみる。
「あれ?ほんとうだ!みーちゃんあたまいいね!!」
うれしそうにそういってくるけーちゃんを見て顔がほころぶ。
「かわいいなぁ~、二人とも!お持ち帰りしたい~!」
そういって二人を抱きしめる。
キャッキャッと三人ではしゃいでいる。
「打ち解けてるじゃない。けーちゃん、あーくんそろそろおねむの時間だよ。」
そういってお風呂上がりの川崎さんが現れる。
何だろう、ブラをしていないはずなのにあの大きさ…。
パッドとか入れてなかったんだ…。
雪ノ下さんあたりならヌーブラとか入れてそうだけど…。
うちのも小さくはないと思うんだけどな…。
もにゅもにゅと自分の物をもむ。
結衣ちゃんのも大きいし、川崎さんはおそらくそれと同じくらい、もしくは上かもしれない。
「あんたはどこで寝る?居間?」
「川崎さんの部屋じゃダメかな…?」
川崎さんはきょとんとしている。
川崎さんの部屋は意外と女の子女の子していて、ぬいぐるみやおそらく趣味の手芸で作ったものがいくつも見られた。
「らしくないかい?」
そう川崎さんが聞いてくる。
「そんなことないよ!川崎さん凛々しい感じだからこういうのがあるとギャップを感じるけど似合わないことないよ!」
私は思わず力説してしまう。
「そ、布団引くの手伝って。」
そっけない返事とともに布団を引く準備をし始める。
それでもその顔がほんの少し赤くなっていたのを私は見逃さなかった。
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・・・・・
・・・・・・・・・・
布団を引き終わり雑談をして過ごしているとあっという間に23時を過ぎてもう日が変わろうとしている。
小さな豆電球の光だけが部屋を照らしている。
うちはたぶん今までの人生の中で一番勇気を使って川崎さんに頼みごとをした。
「うちと友達になってください!」
すると川崎さんはきょとんとして固まっている。
やっぱりだめなのかと思うと少しすねたように
「あたしは、もうとっくにそのつもりだったんだけど…。」
そうぽしょりとつぶやいていた。
「……いいの?うちと友達になって?
うち今クラスで嫌われ者だし、きっと川崎さんにもめいわくかけるかもしれないし。
それに」
そこまで続けたあと川崎さんが
「あたしはそんなこと気にしないし、そもそもボッチだったからね。
そんなの関係ないさ。あといつまで『川崎さん』なんだい?沙希でいいよ。」
真剣な表情でそういってくれる。
うちはうれしくなって思わず抱き着いてしまった。
「うちと友達になってくれてありがと!沙希!」
「ちょっ、苦しいよ。相模!」
思いっきり抱き着いたので少し苦しそうだった。
でも相模はないんじゃないだろうか…?
自分は名前で呼んでって言ったくせに……。
「南。うちは相模南って言うの!南って呼ぶように!」
抱き着くのをやめ、ピシッと指を沙希のほうにむける。
「わかったよ。………み、南…。」
そっぽを向きながら照れているのを隠そうとしたのだろう。
その様子がかわいくて
「サキサキ!」
また抱き着いてしまった。
「一緒の布団で寝よ!!」
勢いに任せてやりたいことを言っていく。
「いや、さっき布団引いた意味がなくなるし!!」
「沙希口調変わってるよ~!」
ウリウリと頬に指をあてる。
「ちょっ、南!分かったからストップストップ!!」
クールな人が慌てるのを見るのは本当に楽しい。
「沙希っておっぱい大きいよね?何食べたらこうなるの?」
そういいながらもにゅもにゅと揉む。
「南、あんたどこ触って!」
沙希の顔がいっそう赤くなる。
なんとなくいけない気持ちがわいてくる。
服越しではあるが張りのある弾力、圧倒的な質量、そして柔らかさ。
芯の硬さを感じないことから成熟した胸だとわかる。
「うらやましい……。少しちょうだいよ、沙希…。」
もにゅもにゅと触り続ける。
こうやって触っていたら自分のも大きくなるかもしれないし…。
「なら揉むのをやめ………んっ」
さっきちょっと硬くなってるところを触ったのかぴくんと体が跳ねる。
「ご、ごめん、沙希。ちょっと調子に乗っちゃった…。」
慌てて手を離す。
「みぃなぁみぃい!」
胸の前を手で隠しながら顔を真っ赤にして涙目でこちらを見てくる。
「あ、あはは…………沙希どこ触ってんの!?」
うちの胸に沙希が手を伸ばし、揉みしだく。
「仕返しだよ!人の散々もんだくせに!」
乱暴にではなく優しく確かめるように触ってくる。
白くて長い指が先端に触れる
「だから謝って……にゃっ………」
「人のを大きいとかいうけどあんたもそれなりにあるじゃん。」
「沙希の変態!色魔!」
「それを言うなら先にやってきたのはあんたでしょ!」
こうして少女たちの夜は更けていく。
朝起きると昨日抱き着いていた抱き枕がいない。
時刻はまだ六時半。
うちはいつもこの一時間後に起きている。
居間のほうに向かうと沙希がお弁当を作っていた。
けーちゃんとあーくんと沙希のぶんあと一人は誰だろう?
大志君は中学生だから給食だろうし…。ご両親とか?
「沙希おはよう~。」
寝ぼけ眼で挨拶をする。
「おはよう…ってあんたあほみたいな顔してるよ?」
失礼なことを言ってくる。
「女の子にそういうことを言うのはどうかと思うけど…。」
「ほらあんたのお弁当。」
ぶっきらぼうに沙希が渡してくる。
「い、いいの?」
友達にお弁当を作ってもらったことがないので一瞬戸惑う。
「いらないなら別にいいけど…。」
少し悲しそうに沙希がうつむく。
「いるいる!!沙希の料理おいしいし!!ありがとう!!」
「…そう…。ならいいけど…。」
顔を背けながらそっけない返事をする。
これが照れてるときの動作だということをうちは知ってる。
うちはいい人を友達に持ったな…。
朝から何となくほんわかしてこの喜びを伝えたくて沙希に抱き着く。
「あんたは、本当に………」
沙希のあきれた声と、けーちゃんの「なかいいね~!」
という声が川崎家に響いた。
・
・・・
・・・・・・
うちはぽわぽわした感じの城廻先輩に生徒会室に呼び出されている。
文実の際にお世話になった人だ。
最近比企谷とよくいるのを見る。
ということはきっとうちは嫌われているはずだ。
正直緊張している。
「相模さん?大丈夫?」
ふんわりと微笑みながらこちらに聞いてくる。
「………えっと大丈夫です…。」
ガチガチの返答になってしまう。
この人は素でこういう感じの雰囲気の人なのか、それとも作っているのかわからない…。
「はい。紅茶をどうぞ~。熱いから気をつけてね。」
そういってカップに入ったお茶を差し出してくる。
「ど、どうも…。」
「緊張しなくていいよ~。何かに怒っているわけじゃないしさ。」
そういってカップのお茶を一口飲む。
うちも一口飲む。
お茶の香りが口に広がり、少し気が楽になる。
「おいしい…。」思わずぽしょりとつぶやく。
「そういってもらえてよかった!」
うちの顔からこわばりが消えたのを見て安堵したようだ。
「あのね、今日呼んだのは体育祭の実行委員長を引き受けてほしいんだ。」
今のうちが体育祭の実行委員をしたらそれこそ大荒れになる気がする…。
そんなことが分からない人ではないだろう。
「それと八幡君…比企谷君に謝ってほしいというのがあるんだ。多くの人の前で。」
真剣な表情でそういってくる。
おそらくこちらが本命だろう。
「すぐにとは言わないけれど、いい返事をもらえるとうれしいな…。」
こちらが受けるとは思ってはいないのだろう。
うちが相手の立場でもそう思うだろう。
すぐにでも引き受けたいのはやまやまだが、いきなり言っても信用してくれはしないだろう。
うちがそう考えていると、
「でもこれは相模さんを助けるためでもあるんだ。
相模さんがみんなの前で謝ることで相模さんを責める理由がなくなるでしょ?」
そう比企谷が許してくれれば、うちが責められる理由を周りの人はなくしてしまう。
ただ責める理由が一時的になくなるだけ…。
これには大きな問題があるのが、うちでもわかる。
前回の悪評が残っている人間にそこまでうまく集団をまとめられるか?
そもそもうちにはカリスマ性なんてものはない。
仮に何かあったときに真っ先に責められるのはうちになる。
前のことがあるから………。
「先輩はいくつか言ってないことがありますよね?」
驚いたように目を少しだけ見開く。
でも動揺は一瞬ですぐに平静を取り戻す。
「どういうことかな?」
微笑みながら聞いてくる。
でもその微笑みに温かさを感じない。
「確かに一時的に責める理由がなくなるだけでしょ…?」
核心をつく。
うぐと言った顔をしている。
「うちの事を信用してないのは知ってます……。」
城廻先輩が真剣に私の目をみて続きを促してくる。
「うちは実際逃げました、比企谷のせいにして…。
うちが噂をしたせいでそれがあることないこと広がっていったことも知ってます。」
「うちも実際止めようと思ったけど怖くなって知らないふりをしてました…。」
ここで小さく息を吸う。
「だからうちは自分のしたことの責任を取ります。
取らせてください。許してもらえないかもしれないけれど謝りたいんです。」
そこまで言い切る。
うちの思っていることは伝えた。
城廻先輩はゆっくりと息をはいて
「良かった…。」
ただ一言ぽしょりとつぶやく。
「相模さんごめんね、だますようなことをして。」
申し訳なさそうにこちらに謝ってくる。
「いいんです…。もとはうちのせいですから。」
「本当は引き受けてもらえないと思ってて、だましてでも無理やりさせようかなって思ってたんだ…。」
城廻先輩らしくない発言だった。
「そしたらだました私の事を責めるようになって比企谷君の事を責めるのをやめてくれるかなって思ったんだ。」
あの時の比企谷と同じような解決方法をしようとしてたのか…。
「でもそんな心配する必要なかったんだね…。相模さんはちゃんと分かってくれてたみたいだし。引き受けてくれるんだよね?」
うちはそれに
「はい。」
そうしっかりと答えた。
「体育祭が成功するように私もできる限りサポートするからこれからよろしくね!相模さん!」
「こちらこそよろしくお願いします。城廻先輩。」
ぺこりと頭を下げる。
「そんなに堅苦しくなくていいのに…。」
そう先輩がぼやく。
「先輩はうちの事嫌いじゃないんですか…?」
「今の相模さんは嫌いじゃないし、むしろ好きだよ!」
元気よくそう答える。
どこかでも同じような言葉を聞いた気がする。
「昔のあんたは嫌いだったけど、今のあんたはあたしは好きだね。」
沙希の言葉と同じだ…。
うちは少しづつでもいいほうに変われているのかな?
変われてたらいいなぁ…。
でもまず今日の事沙希に連絡しなきゃ!
沙希のおかげで踏み出せた
そう初めての友達にお礼をしようと心に決めた。
これで体育祭前の一区切りがつきました。
今回はイラストを用意できず申し訳ありません。
また未完と書いてある作品については、しばらくの間更新を止めようと思います。
作者の個人的な都合でこうなってしまい申し訳ありません。
つたない作品ですが、今まで見てくださりありがとうございました!