少年と少女はめぐりあう   作:メガネコ

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お久しぶりです(´・ω・`)
誰だよ?と思った方もいるかもしれないけど、メガネコです。
バイクの免許取ったり、キャンプしたりといろいろしてました。


というか、雪乃さん書くの難しいです…。


あと投稿してない間に、評価をしてくださった方、お気に入り登録してくださった方、感謝感謝です(*'ω'*)


ご指摘ご感想があれば、してくださるとありがたいです。




第28話

雪乃side

 

 

体育祭が終わった後、私と結衣、めぐりさんの三人で話し合った。

 

何を話し合ったかというと八幡の事だ。

三人とも狙っている相手が同じ。

せっかく仲良くなったのに、こういうことで争って疎遠になるのはつまらない。

だから三人で決めた。

 

 

「お互い後悔しないようにしよう」と

 

 

私と結衣さんは彼と二人で過ごしたことがめぐりさん程ない。

長い時間ともにいたはずなのに…。

 

 

だから私たちは機会をもらった。

 

 

彼に振り向いてもらうための機会を。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

時刻はお昼を少し過ぎたところ。

体育祭の終わった後の休日。

天気は秋晴れで、穏やかな風が時々ふく。

出かけるにはちょうど良い日だ。

 

 

私は部員?親しい人?の八幡とのデ、デートの日だ。

待ち合わせの時間よりも少し早い。

 

 

といっても彼と単純に猫カフェに行くだけなのだが…。

前日はいろいろそわそわして寝付くのが遅くなった。

らしくもなく緊張している自分に思わず苦笑い。

 

 

いつもと恰好が違う。

というか気合を入れている。

 

 

姉さんが進めてくれたプラン通りに今日は、デートを行う予定だ。

相手がデートと思ってくれているかは、わからないけれど…。

そもそもあの男は自分のことになると、とことん鈍くなる。

結衣のことなんてはたから見れば、わかりそうなものだけれど…。

 

 

 

まあ、そういう人に惚れているんだけれどね。

 

 

 

今日は珍しくうっすら化粧をしている。

服装も秋らしいおとなしめの服装。

化粧なんてしたことなんてなかったけれど、姉さんに頼んで教えてもらった。

 

 

電話越しでの姉さんの普段聞けない驚いた声を聴くことが出来たのは少しうれしかった。

普段さんざん驚かされているのだから、たまには驚かすのも悪くない。

 

 

「へっ!?雪乃ちゃんなの!?雪乃ちゃんなんだよね!?あの頃の図々しい雪乃ちゃんを返して!!」

 

 

ただなぜなのだろうか、馬鹿にされている気がするのは気のせいだろうか…?

まあ昔は確かに素直でなかったけれど…。

 

 

驚きながらも今日ちゃんと来てくれて化粧をしてくれた。

あれだけ楽しそうな姉さんを初めて見た。

鼻歌まで歌い、小躍りしていた。

 

 

 

まあ普段よりも元気よく絡んでくるのが、多少うっとうしかったのだが…。

 

 

それでも、感謝はしないではないこともないこともないわね。

 

 

お土産とか買った方がいいのかしら?

でもよくよく考えれば姉さんの好みってよく知らないのよね…。

猫は好きなのかしら…?

犬が好きと言っていたけれど…。

 

 

理由は従順だから。

 

 

 

 

犬はなしね。

 

 

 

私は静かにそう結論づけたときに彼がちょうど来た。

 

 

時刻は待ち合わせの五分前。

時間前にちゃんと来てくれるというのは昔から。

根のいいところは変わっていないことに気付く。

 

 

「すまん、雪乃。待ったか?」

申し訳なさそうにそういってくる。

 

「いいえ、いまさっき来たところよ。」

嘘は嫌いだが、こういう嘘ならいいだろう。

 

 

というかさっきの言葉恋人同士で使うような感じになってしまったわね…。

彼と恋人…。私の初恋の人と。

 

 

そう考えただけでほんのりと顔が熱くなる。

 

 

「どうかしたのか雪乃?」

そんな私に不思議そうに顔を覗き込みながら聞いてくる。

 

 

彼の顔が近くにある。

「べ、別に………何もないわ。」

 

務めて平静に答えることが出来たはずだ。

おそらく………。

こんなところを姉さんに見られなくてよかった。

見られていたら……、考えるのはやめよう。

 

 

 

「じゃあ、行きましょうか?」

そういって彼に手を差し出す。

 

彼は少しきょとんとしている。

しばらく見つめあう。

 

 

じれったくなって言い出そうとするが少し恥ずかしい。

私は小さく息をすい。

 

「そ、そのはぐれたらいけないから手を握ってほしいのだけれど…。」

そっぽを向きながらだがちゃんと言えた。

 

 

 

だけれどきっと顔は赤い。

自分でも鏡を見なくてもわかるくらいには…。

 

 

「お、おう。すまなかった。」

そういって彼はそっと握り返してくる。

 

 

ちらりと見た彼の顔も赤く染まっている。

 

 

「その…。なんだ、その服似合ってる。」

彼が少しどもりながらそう伝えてくる。

 

 

私にもまだチャンスはあるのかもしれない。

そう思うと少し気持ちが明るくなる。

 

 

「じゃあ、改めて行きましょうか?八幡」

私はきっと飛び切りの笑顔で彼にそう言えたはずだ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「いい?雪乃ちゃんの場合は素材は最高クラスなの。ただそれを素直に出せていないことが問題だったわけ。

だから今日は気取らない雪乃ちゃんを見せることで彼を落とすの!」

 

「そういうのは、色気で落とせ、と言われるかと思ったわ…。」

 

「雪乃ちゃんには色気は無理かなぁ……。」

 

「姉さん…どこを見ているのかしら…。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

姉さんからのアドバイスを思い出そうとしたけれど、あまり役には立たなそうね…。

 

 

そんなことをしている間に、目的の猫カフェについた。

最近の猫カフェは動物愛護のために猫ごとに休暇があったり、健康診断があったりする。

この店は午後十時に閉店する。

また利用するときには基本的に時間単位でお金がかかる。

今回は開店から閉店までのフリーパックを予約している。

 

 

店内は猫が動きやすいようにカーペットが引いてあり、遊ぶためのキャットタワーが置いてある。

適当な席に二人で座る。

今日は他のお客さんがまだいないので猫たちが集まってくる。

この店には子猫からお年寄りの猫まで総勢10匹ほどいる。

 

 

「そういえば猫カフェは来たことなかったな。」

そう近寄ってくる猫をなでながら彼がつぶやく。

猫を飼っているだけあって撫で方がうまいのだろうか?

撫でられている猫が気持ちよさそうな声を上げている。

 

 

 

「家で猫を飼っていればこういう場所に来る機会はないわよね。」

私も小さな子猫を抱えながらそう答える。

 

 

この子は最近生まれたらしくまだまだ小さい。

クリッとした目と愛くるしい表情でこちらを見てくる。

 

 

「にぃ~」

子猫が小さくなく。

 

 

思わず私はいつもの癖で

「にゃー」

と小さく返してしまう。

 

 

子猫のあごを指でなでる。

気持ちいいのか、指に顎を押し当ててくる。

自然と頬が緩むのを感じる。

 

 

かわいい

 

 

猫の気持ちが分かってお互いに意思疎通できたらいいのだけれど…。

それか生まれ変わるなら猫になりたいわね。

 

 

 

そう思いながら抱き上げ、猫との会話?を楽しむ。

 

 

 

 

うちで猫を飼えたらいいのだけれど…。

学校に行っている間に世話ができないし、まずあの堅物の両親が許すと思えない。

 

 

どうしたものだろうか。

 

 

猫の利点なら腐るほどあげられるのだけれど…。

 

 

そんなことを考えていると、彼がこちらを向いて顔をうっすらと赤くしている。

何でだろうか?

不思議に思い聞いてみる。

 

 

「どうかしたのかしら?」

 

子猫の前足をいじりながら、聞いてみる。

 

 

「普段と違って、なんというか…その…かわいらしいなと…。」

 

 

 

「そ、そ、そんなことはあるはね。」

 

何を言っているんだろうか?

 

彼の顔にも?浮かんでいる。

 

 

いけない一度落ち着かないと。

 

 

「にゃ…何でもないわ。」

平静を装えなかった…。

 

恥ずかしさのあまりに現実逃避に走る。

子猫に頬ずりする。

猫の毛はウサギみたいに柔らかくはないけど、少し硬い毛が程よい気持ちよさだ。

 

良し、私は平静に戻った。

 

 

「なんでもないわ。」

 

よしっ!決まったわね。

小さく心の中でガッツポーズをする。

 

 

 

クスクスと彼に楽しそうに笑われている。

「猫が絡むと変になるよな。」

 

 

 

別に猫だけというわけではないのだけれど…。

 

 

 

そう否定しようとしたが、彼の楽しそうな顔を見るとそんなこと、どうでもいいように感じる。

 

「いいじゃない。たまには……。」

少しだけ頬を膨らませながらそう反論する。

 

 

猫もそれに同意しているように鳴き声を上げる。

 

 

「前のお前とだとこんな風に一緒にどこかに行くことはなかったんだろうな。」

感慨深そうにそういってくる。

 

 

 

「誰かさんのお蔭ね。」

そう本当に誰かさんのお蔭。

 

 

 

そこからしばらくの間、猫カフェに滞在し他愛ない話をしながら盛り上がる。

この後は映画を予定していたので、近くのショッピングモールへと向かう。

 

 

 

私に合わせてゆっくりと歩幅を合わせ歩いてくれること。

さり気なく車道側を歩いてくれること。

自分だけが特別優しくされていると誤解してしまいそうになる。

 

 

 

「ほんとずるい男ね…。」

思わず小さく言葉が漏れる。

隣を歩く彼が

 

「何か言ったか?」

 

 

首をかしげながら聞いてくる。

 

 

「何でもないわ。」

 

「いやなんか言ったよね?聞こえてたからね?」

 

「聞こえてたならわかるでしょ?」

意地悪な口調になるが、しょうがない。

このトウヘンボクが悪いのだから。

 

 

「くっ、相変わらず口がうまいことで…。」

 

 

「あら、おほめに預かり光栄よ。」

 

「ドヤ顔……お前もするんだな。」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

映画館につき、薄暗い中チケットと飲み物を買い、上映時間まで座席に座りながら待っている。

 

今日見る映画は、外国で放映されている人気のあるものだ。

 

「500日のサマー」

 

恋愛もので、評価も高い作品らしい。

 

「異性とこういう映画を見ることで生まれることがあるんだよ♪」

 

なぜ姉さんがこれを選択したのかはわからないけれど、何か嫌な予感がするんだけれど…。

 

そんなことを考えながら、彼と話していると映画が上映される。

 

LAで、グリーティングカード会社で働いているトムは、地味で冴えない毎日を送る青年。

ロマンティックな出会いを期待するも、大学で建築を学んでいた彼にはグリーティングカード会社での仕事はつまらなくて、職場にはおばさんばかり。

そんな彼はある日、秘書として職場にやってきたサマーに一目惚れしてしまう。

そこから物語は始まった。

 

どうやら基本的には男性の空想と、女性のサマーとの実際の関係を絡めていくものらしい。

一目ぼれをしながら、なかなか本心を伝えられない主人公。

少し自分に重ねてしまう。私の場合は一目ぼれではないのだけれど…。

確かに相手に好意をつたえるのは難しい。

自分が拒絶されることを考えると、どうにもふみだせない。

 

 

物語は進み、会社のパーティーの帰りがけに、トムはサマーに好意を寄せていることを告白するのだが、サマーは「友達になりましょう」と言うだけであった。

映画も中盤となり、二人の関係が少しづつ近くなっていく。

そしてもしかしたらあるかもと考えていた、そういうシーンがあった。

 

すごく気まずい…。

そもそもそういう関係でないのに、こういうのを見るなんて…。

目をそらしていても、声が聞こえてくるし、なんか粘着質な音も聞こえてくる。

流石に耳をふさぐのも、意識しているようで変だし…。

 

 

 

自分も恋人になれたら、そういうことを彼とするようになるのだろうか?

 

 

耳元でささやかれたり、キスをしたり。

その先のことも…。

 

 

な、なにを考えているのかしら…。

違う、決してそういうことをしたいわけではない。

いや、したくないとか、そうじゃなくて、興味はあるのだけれど…。

ち、違う!やっぱりなし!

頬が熱くなる。

こんなところを彼に見られたら、どうしよう…。

 

 

落ち着かないと…。というか、八幡は平然としているようだ。

そういうことをしたことがあるのだろうか?

 

 

ちらりと横目で見てみると、寝ている。

 

 

なんだか慌てていた自分が馬鹿らしくなってくる。

 

 

というか、仮にも異性とのデートで寝るというのは、どういうことなのだろうか?

こちらに少し傾いている彼の頭。アホ毛は相変わらずのようだ。

普段はあまりじっくり見ることのできない、彼の顔を見つめる。

 

 

 

意外とまつげが長いこと。

肌もきれいなこと。

薄い唇。

 

 

 

触れてみたい。

少しだけなら、寝ているようだしばれないかもしれない。

 

 

頬っぺたをツンツンとつつく。

意外と柔らかい。

男性の肌は女性より柔らかくないと聞いていたのだけれど、そうでもないみたい。

 

 

ゆっくりと唇の方へ、指を伸ばす。

少し自分のと比べて硬い気がする。

 

 

 

 

今なら寝ているから、してもバレないのでは?

彼の顔を両手ではさみ、ゆっくりと自分の方へと向ける。

眠っているせいか、そういうことを受け入れてくれているかのように思ってしまう。

 

 

少しづつ、少しづつ。

 

 

起こさないように、ゆっくりと。

 

 

 

自分の鼓動が早鐘を鳴らし、相手にその音が伝わってしまうのではないか、ひやひやする。

 

 

薄く開いた彼の唇から洩れる吐息が、自分の唇に触れる.

 

 

 

もう触れるといったところで、映画の効果音が大きくなる。

突然のことに驚き、私は彼の頬を思いっきりつねってしまう。

 

 

「ちょっ!痛いんですけど…。」

ジト目で彼がにらんでくるが、とっさの言いわけが出来ない。

 

 

「あ、あなたが、寝ているのが悪いのでしょ?」

 

「ウッ、いや、まあそうなんですけど…。」

 

なんとかごまかせたようだ。

 

 

ただその後、映画にあまり集中できなかったことは言うまでもない…。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

帰り道二人で並んで帰っている。

 

人混みが多い時は彼の服の裾をつまんで、そうでない時は離して。

 

「その、なんというか…眠ってて悪かったな…。」

 

 

「別にいいけれど…。体育祭の疲れが残っていたのでしょ?」

 

 

「いや、まあ…。悪い。」

気まずそうに謝ってくる。

 

 

まあこちらとしては、別に彼と二人でいられたのだから文句はないのだけれど。

普段見ることのできない姿を見ることが出来たし…。

というか、私自身も普段しないようなことしていたし………。

 

あれは、映画に当てられただけ…。私は悪くない…。

 

 

でも、彼はまだ納得いってないようだ。

変なところで律儀なんだから。

 

良い事を思いついた。

 

 

「それなら、また二人でどこかに行きましょう。それで許してあげる。」

 

 

 

「そんなのでいいのか?いくらでも付き合うが…。」

戸惑ったように聞いてくる。

 

 

 

「なら決まりね。私はこっちだから。今日は付き合ってくれてありがとう。」

断られる前に話をくぎる。

 

 

「ん。まあ俺でよければ、付き合うよ。楽しかったしな。」

 

 

 

「楽しかったのに、寝てしまったのね?」

 

 

 

「いや、それは…。」

おどおどし始める彼に

 

 

「嘘よ。少しからかっただけ。私もあなたといれて楽しかったわ。」

くすりと笑ってしまう。

不思議なほどに思ったことを言えている。

 

 

「俺もだ。じゃあ、気をつけて帰れよ?」

そういって手を振ってくる。

 

 

「ええ。あなたもね。」

手を小さく振り、彼の後ろ姿が見えなくなるまで見送る。

 

 

 

今日はいろいろとあったけれど、なかなか楽しかった。

多少は女性として意識してくれたのだろうか?

 

「難しいわね、ほんと。」

そういいながらも、私の顔はどこか緩んでいる。

 

 

 

また二人で会うことが出来る。

 

 

それが決まっただけでもうれしい。

 

 

 

「今日の夕食は何にしようかしら?」

 

そうつぶやき、鼻歌を口ずさみながら、私は軽い足取りで自宅へと向かった。

 

 




いかがでしたでしょうか?


雪乃さんは保健室でのことを見ていないので、終始楽しそうな感じで終わりました。
結衣さんは……。
沙希さんは……………。

めぐりさんしか選ばれないからね。仕方ないね。


ここから下の部分には陽乃さんが、どうしてこの映画を選んだか?という解説(?)のようなものを書きます。映画のネタバレがあるので、興味がある方だけご覧ください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました('ω')ノ



陽乃さんが「500日のサマー」を選んだ理由。

この映画は、主人公は結局報われるか?と言われると微妙です。
簡潔に映画のあらすじを紹介すると「主人公のトムが『愛なんか信じていない』『誰かの恋人でいるなんて居心地が悪い』と公言するかわいい女の子、サマーとセフレ関係になり、正式な恋人として付き合ってもらおうと奮闘するも、サマーは前言を撤回せず恋人関係にはなれないと突っぱね続け、ついに関係が破綻して満身創痍のトムの前にスピード結婚を決めたサマーが表れ『運命はあったわ』『トム、あなたが正しかったの』とニコニコ言い放つ」という地獄のような展開です。
地獄のようなと書きましたが、映画の最後にトムへの救いがあって、ハッピーエンディングと言えると思います。


これだけ見ると、相手の女性が態度急変して悪い人!みたいになっているようですが、実際は女性はずっと「あなたとは恋人にはなれない」と一貫した態度を貫いています。
主人公は、何度も恋人扱いじゃなくてもいいのか?と聞かれ、「それでもかまわない。」と自分の気持ちに嘘をつき続けます。
そして耐えきれなくなり、自分でその関係に深い傷を与えてしまう。


これが簡単なあらすじと、映画の内容です。


陽乃さんは私の作品では「めぐり」の味方です。
それでも妹である雪乃のことも当然好きです。
なのでもし振られることを考えて、告白しなければ一番ダメな結果になるよ!
という意味で、告白への背中を押す意味でこの映画を見せました。
陽乃さん自身は、八幡の気持ちが動かないだろうという事は理解していますしね。
なのでなおさら、奉仕部の三人がギスギスしないように手を打った感じです。

なるべく原作の陽乃さんに寄せたいと思って言るので…。
アニメではいろいろとカットされていて、ただのいやなお姉さんになっているからね!
思慮深く優しい人というイメージで書きました。

ただ思ったより雪乃ちゃんが素直になっているので、無駄骨感が満載ですけどね(´・ω・`)


「500日のサマー」は泣けるし笑えるし感動できるし、何より誰かと一生懸命恋愛をしたことのある人ならドップリ感情移入できる素晴らしい作品です。
一度見てみては、いかがでしょうか?

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