技師の力は何が故に   作:幻想の投影物

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case25

「あれ、どこさここ」

「今までのとは雰囲気が違うわね」

 

 魔女結界は、必ずと言っていいほど地球に存在する既存の法則とは異なる法則に囚われている事が多い。重力があればまだマシ、地に足がつかないことなんてザラで、魔法少女が武器を振るう時に特に踏ん張りが必要な者はこうした結界の特性だけで殺されることもあるらしい。そもそも、魔女という存在は発するエネルギーが宇宙の寿命を増やすに値するほどの強大なものだ。それが魔女と言う個体にのみ与えられる世界を作り出しているのだから、常識の尺度でこれらの現象を測ろうとする方が愚かしいものである。

 だからこそ、なのだろう。ほむらを始めとしたさやか以外の魔法少女たちは、自分の知っている「結界」という常識をそれなりに知っていたからこそ、信じられなかった。

 

「宇宙基地? 窓もある」

「ちょっと下がって」

「うわっ!」

 

 マミがさやかを下がらせ、外から全容を把握できないかと壊そうとしたのだが―――壁はおろか窓すらまったくの無傷。つるりとしたガラスのようにも見える忌々しい透明の壁は、曲がりなりにも魔女結界の一部であると言うつもりらしい。

 見れば、入ってきた入口も閉じられているではないか。舌打ちするか、足を鳴らすか、忌々しげな動作を見せる者はそう少なくも無かった。

 

「佐倉杏子、こうなることを知っていたのか説明を要求するわ―――?」

「そうだよ、っていないじゃん。アイザックさん、見た?」

「……みんな待ってくれ。さっきのあれはまさか、Shit!」

 

 やられた、と毒づいたアイザックは誰よりも悔しそうだった。

 覚えがあるどころの話では無い。今回は視界の揺らぎや自分の精神に揺らぎが無かったために、全く気付く事ができなかった。だが「知り合い」が「必要以上を言わず」、かつ「何処かに誘導する」という行動は正しくMarkerが造り出した幻影が望む行動そのものではないか。

 

「落ちついて聞いてくれ、私たちはどうやらこのパーティーを仕組んだ主催に呼ばれたらしい。ご丁寧に受付時間(出入り口)を締め切ったのが何よりの証拠だ」

「アイザックにも経験がある事態、そう考えて良いのね?」

「ああ。だからこそ気が抜けん。恐らくさっきのサクラはMarkerが造った幻影だ」

「…元々幻影としての力を持ってたから、一番姿を借りやすかったのかしらね」

「マミさん知ってるの?」

「ええ、佐倉さんが持ってる力は槍の生成だけじゃないわ。幻影を作るのが彼女の祈りから生まれた力……だったわ」

「……なんにせよすぐにこの結界を壊さないと」

「確かにその通りだ」

 

 ほむらの決意を裏付けるように言葉を発したのはキュゥべえであった。全員を見渡せる様な位置に陣取り、自分の言葉を聞く様にまずはその視線を全員に行き渡らせる。注目が集めさせた彼は感情が無くとも、しかし確実に彼女らを急かすように言った。

 

「この結界の中で膨大なエネルギーが一か所に集中している。恐らく結界の入り口から見えた、黒いMarkerの生成に使われているんだろうと予測は立てられるね。まだ完成まで時間はあるだろうけど、何分“黒色(Black)”を観測したのは初めてだから大幅に時間を測り間違える可能性が大きい」

「……キュゥべえはこう言ってるよアイザックさん。ところでブラックって、キュゥべえは何か知ってんの?」

「今まで造られてきたMarkerが量産品だとすると、あの黒色はオリジナルだ」

「黒がオリジナル? 大体分かったわ。つまり、さっさと壊せってことでしょう」

「もの分かりが良くて助かるよ、マミ」

 

 そうとなれば善は急げ。足並みをそろえた一同はさやかを先頭に、ほむらとマミを中央にしながらアイザックが後続を務める形で陣を組んだ。進むべき道は分からないものの、ご丁寧なこの近未来の宇宙船内部のような結界には通路が設置されている。まるで現実世界で戦っているような違和感があるものの、戦いと言う点に変わりがないと言う事で最初の鉄扉、その真ん中のボタンをさやかが触れることで先に進むことにしたようだ。

 

 カチッ、シュゥ。と機械的な音が響く。

 清潔な合金張りの部屋から新たな部屋への扉を開くのはさやかにとって少し面白い雰囲気だったが、その奥から漂ってくる圧倒的なまでの「血生臭さ」によってすぐさま意識を切り替えさせることになった。

 壁には乾きかけのどろりとした血液が張り付き、人間の死体の様に待ち伏せている半休眠状態のネクロモーフが5体ほど寝そべっているではないか。

 

「こう言う手合いは死んだふりだ。むしろ永遠にオネンネさせといてやれ」

 

 U.S.G.Ishimuraを脱出したばかりのアイザックが知る由もないことなのだが、実はネクロモーフというのは長らく人や生命が近くにいなければ、その醜い死肉の塊である体を休眠状態にして繭の中に入ったりもする。しかも、その間は完全に死体と同じ反応、つまりは不活性状態の物体としての反応を放っているのだ。

 人がいれば動く死体、人がいなければ正真正銘の死体。生きている者のみに反応する冒涜的な存在は、アイザック達を待ちうけるかのように倒れ伏しており―――さやかが瞬きした次の瞬間には、四肢から血を噴出させる達磨となった。

 

「……早いよ」

 

 切り込み隊長としての自負もあったさやかにとって、時間停止を使ってネクロモーフ達の意識が無い間に奴らを正真正銘のゴミクズに変えてしまったほむらの行動は、少々張っていた気を散らせる結果となった。もちろんそうする事が正しい故に、異論の一つも出来ないのがまた少しさやかの欲求不満を募らせる。

 どちらにせよ武器を最初から構えて無かった自分も悪いかと思いなおした彼女は、使い慣れてはいても、しっかりとした重さのある白銀の両刃剣を握る。それと同時、辺りを見回していたマミが何かに気付いたようだ。

 

「これ、面倒ね」

「長年の経験かね?」

「ええ。なにか仕掛けがあって、それを解かないといけないみたいだけど……」

 

 あれ、と彼女が指さす先には赤色のキーロックランプを燈した壁のような扉。一つ一つが隔壁の役割を果たせる強靭な壁は、今魔法少女たちを遮る壁として立ちはだかっているらしい。時折点滅して見せる赤い電気ランプが此方を嘲笑っているかのようだ。

 

「撃ってみようかしら」

「多分、さっきと同じ結果よ。時間停止と一緒に近くの壁に張り付いてたのがいたけど……結果はご覧の通り」

 

 ほむらが指さした先には、地面に落ちた赤子のネクロモーフLurkerと、それが張り付いていたのであろう壁上部にある焦げ跡。グレネードが炸裂したと思わしき場所は、魔法少女の力を以ってしても破壊できない代物らしい。

 急がなくてはならないという焦りが、ちょっとした出来事でも不和の原因になりかねない。それを十分に分かっているからこそ、この場では必ず力を合わせようとする全員は無理にでも冷静さを欠かさないように気をつけていた。だから一番冷静であろう存在に、さやかは助けを乞うた。

 

「じゃあキュゥべえ、何かなかったりしない?」

「簡単だよ、そこの扉を防ぐのは現代的な防壁だ。つまり、ハッキングしてやればいい」

「おおー、流石の理系な発言じゃん。早速お願い」

「さやかは勘違いしているようだけど、ハッキング出来る機材を所持するならともかく、ここには僕の精神を入れる容れ物しか無いんだ。アイザックのも解体用工具だけだろうし―――」

「……ふぅん。キュゥべえが言うにはハッキングらしいけど、アイザックさんはエンジニアでしたよね?」

「なるほど、ハッキングか」

 

 最近は脳筋な真似しかしていなかったためか、アイザックはその通りだなと苦笑しながら動力らしきパネルに近づいた。

 

「ちょっと、アイザックさんはアテがあるのかしら」

「勿論だとも。こう見えても私は商船海兵隊からCEC社に入ってからはそれなりに社でも評価された上級エンジニア通信技士としての資格を持っている。機械工学・電機系が専攻だが、それだけで宇宙開拓時代の船は任せられてはいない」

「あ、そうか。元々はアイザックの時代から来たのがネクロモーフだものね」

 

 真っ先に納得がいったほむらは、疑っていない様な素振りである。

 パネルは感圧開閉式であるらしく、パスの入力画面と指紋認証・暗号認証が必要であると彼は弄りながらに語っていた。

 

「生体認証もあるんじゃ」

「まぁ見ていてくれ。すぐに済む」

 

 ふむ、と一度固まった彼はパネルの端に両手を置き、エンジニアスーツの不調を確かめる。スーツに搭載された色々なシステムを確認してから満足そうにうなずき、

 

「フンッ!」

「えええええっ!?」

 

 パネルの外装を引っぺがし、すかさずコードの敷き詰める内部に手を突っ込んだ。何本かのコードを躊躇なく引き抜いては奥へ奥へと無造作に乱暴に機械をいじる姿はむしろ単に壊しているようにしか見えない。魔法少女の驚愕を露わにするように、認証画面には謎のメーターが浮かんでいて、アイザックが手を動かす度にメーターの中の指針がバチンッ、バチンッ、という嫌な音と共に弾けている。

 更に怖いのが突っ込んでいる場所からヘルメットにまで届いている火花、というより最早激しいスパーク。断続的に続く激しい破裂音とショート回路を組む音に、機械関係に明るく無い彼女らは……いや、機械関係に秀でている者もこの光景は思わず止めに掛かるだろう。どこの世界に専用の機材を持たずパネル基盤からいじるシステムエンジニアがいると言うのか。

 最後に聞こえたのは一番激しいヴァーチャル・ミュージック。エンジンが停止するときの音が聞こえてかと思えば設備の照明がいくつか消え、復旧したと同時に赤いランプは青色に変化していた。つまり、信じられないことに―――

 

「開いたぞ」

「え、ちょっと……私のイメージと違うんだけど」

「この時代に合わせるなら、実際の刑事が簡単に拳銃を発砲しないのと同じだろう」

「だからってソレは無い、ソレは無いよアイザックさん!」

 

 ぎゃあぎゃあと喚き立てるのも無理は無いし、納得いかないのは此方も同じである。

 

「とにかく―――」

 

 誰が諌めようとしたのだろうか。誰かが其方に注意を引かせて、また場を落ちつかせようと隙を晒した。だから―――ソレを縫う暗殺者もいる。

 

 事の始まりはドゴォッとでも言うべき破壊音。

 そして気味の悪い、筋肉のしなる音。

 

「不味いッ!」

「きゃああああああああああ!?」

「マミさん!」

 

 捕らわれたのはマミだった。予想外の事態に対応できたのは、図太い神経を持つさやかとソレの正体を知っていたアイザックだけ。本当ならば、ここでアイザックがこのマミを捕えた「巨大な触手」の弱点が黄色い膿の様な場所であると言葉にしていれば、不幸な事件は起こらなかったのかもしれない。

 

「固――――」

 

 アイザックが工具を取りだすよりも早く動いたのが、動いてしまったのが彼女だった。白銀の大剣を振りかぶってマミを解放しようとして、弾かれる硬さとはまた別種であり、なによりも予想外の筋肉に「挟まれる固さ」に剣が食い込むに留まってしまった。

 痛みを感じたのか、人の胴ほどの太さはある触手はアイザックがかつて見たものよりも圧倒的な速さで長い体をしならせれば、抜けなくなった剣を持っていたさやかが激しく壁に打ちつけられる。その衝撃で、同時にさやかと大剣も触手の脅威から逃れられたがダメージはダメージ。彼女は一瞬ひるみ、少なくともこの事態の収拾を出来なくなってしまった。

 次いで動いたのは触手に囚われていたマミ。アイザックが必死に――メットで隠れて視線は見えないが――プラズマカッターを向けた黄色い膿のような部分に向かって銃を出現させ、敢えて手元ではなく空中で自動的にトリガーを引かせる。

 狙いは当たり、黄色のエネルギー弾を吐いたマミの大砲は一撃で弱点を破壊。活力を失って千切れ飛んだ触手からの脱出に成功した。追撃を恐れて真っ先に動いたほむらがキュゥべえを肩にテレパシーで時間停止を伝えてから一瞬でマミの目の前に転移。

 

 こうしてマミとほむら、さやかとアイザック。

 見事に、バラバラになってしまった。だが―――これはネクロモーフ…いや、この結界の望む結果では無かったらしい。

 自分たちが攻撃しても一切壊れてくれない、そんな無敵の壁を容易く突き破ってきたのは十数本の触手。捕えるための形状では無く、捕えた瞬間その先端についている尖った骨の様な槍で刺し殺す為の凶器を持った触手共は狭い通路を広い部屋へと仕立て上げたうえに、その長大な身体をそれぞれの狙いに向かって一直線に伸ばして行った。

 真っ先に厄介だと思われたのか、ほむらは左手の盾を使えないように左側面から打撃を受けて吹き飛ばされ、触手の海へと放り投げられる。ソレを受け取った触手がほむらの体を巻きつく様に捕えれば、次に立ちあがろうとしていたさやかの腕をからめ取ってどこかへ連れて行ってしまった。

 次にアイザックとマミが狙われ、特にアイザックに至ってはその触手の質量でストンプされている。上から迫るソレを正確に弱点だけ破壊して避けて見せたのだが、ここで予想外だったのが避けた先に叩きつけられたマミが飛んできたという事態。空中衝突を起こした味方同士で悶絶してしまい、その隙をつかれて横から流れた鞭の様な触手がほむら達とは反対の方向へ二人をブッ飛ばした。

 

≪聞こえる!? 結界内ならキュゥべえのテレパシーは使えるわ。各自マーカーの位置を探しながら、位置を把握しつつ合流を目指すの!≫

「了解! アイザックさん、とにかく各自で手分けしたと考えて、らしいわ」

「ah……OK!」

 

 マミもアイザックも射撃専門だ。しかし、マミに限ってはリボンの様な万能手を持っているし、アイザックはステイシスという緊急手段を持ち合わせている。後退しつつ、距離は向こうの二人とずっと離れつつも、しかし確実に二人の銃撃は触手の弱点を破壊し再起不能に追い込んで行く。

 最後の一本、マミの狙い打ったマスケット銃の一撃が煙を上げる頃には、膿のような汚物を撒き散らしながら触手は肉塊と化して辺りに飛び散った。エネルギーを内部で炸裂させたおかげで、あたりはすっかり最初の部屋以上の惨状である。

 

「……不味いな、本格的に離れたか」

「壁は壊されてても、あの触手のせいで視界を封じられていたものね」

「それに、見ろ」

「自動修復か……厄介ね」

 

 なまじ結界の内装が近未来的な人工の見た目だったために、まるで魔法を見ているようだった。飛び散った破片はそのまま、壁から壁が生えて来ている。無音でただ質量を増して行く光景はキュゥべえが掲げているエントロピーを凌駕したエネルギーに相応しく、ここの結界もまた既存の法則からかけ離れている事を如実に表している。

 恐らく、この先は先ほどアイザックが見せたように物理ハッキングを行うか、もしくは知恵を使って行かなければならないだろう。不思議な事にというべきか、幸いにもと言うべきか、魔女結界と言うのは必ず魔女の下に力の無い人間であっても辿り着けるような構造をしている。ここが魔女結界をベースに、かつ特性を引き継いでいる特殊なネクロモーフ結界だったとしても、その法則は変わっていない筈だ。

 

「やれやれ、狙った様に特に仲が良かった者同士を引き離されたか」

「キュゥべえはあっちだし、そもそも私とアイザックさんの面識はトラウマ克服させて貰った程度の仲だものね」

「Hm……それは程度とは違うのではないかな」

「こんな風にお喋り出来るだけなら、本当にありがたいわよね」

「いやはや、まったくだ」

 

 さやかへ向けられたいつかのように、マミへプラズマカッターのメカニカルな波先が向く。何の躊躇も無く発射されたカッターの刃は、マミの首元―――の傍を通り過ぎ、後ろの地面穴から出てきた赤子ネクロモーフの背から伸びるものを斬り飛ばした。

 断末魔の絶叫がマミの意識を戦闘に切り替えさせ、その手に持ったマスケットの他、彼女とアイザックの周囲には動きに追従する砲身が何本も出現した。

 

「狙いが丁度良かったら横っ面をひっ叩いて頂戴。それで弾が出るわ」

「まるで20世紀のテレビだ」

「斜め45度が丁度いいのかしら」

 

 手でクルンと回ったマスケット銃が火を噴き、ネクロモーフの大群を切り裂いた。前の通路から湧き出る4匹の小隊を相手に、アイザックも自分の得物を変えてマミの前に出る。

 

 ―――フォースガン。その衝撃波を発する一撃は、今にも刃を振り降ろさんとしたネクロモーフ達を一気に吹き飛ばすショットガンのような役割を果たす。元々は衝撃波での岩壁採掘、威力を弱めて広範囲の小粒石を吹き飛ばすショックウェーブを放つ工具は、安全用にと掛けられたリミッターを外した瞬間、ネクロモーフをも圧砕させる恐ろしい凶器へと成り果てる。だがそれは、味方にとっては何よりも心強かった。

 

「固まったら私が払おう。後は君のシモ・ヘイヘが目覚める事を祈っている」

「死神なんて、女の子に言う言葉じゃないと思うわ」

「それは失礼。では」

 

 フォースガンを薙ぎ払い、横っ面を攻撃しようとしたネクロモーフをぶん殴る。スーツで強化された勢いに怯んだネクロモーフを一切の躊躇なく踏み潰し、アイザックは血潮を浴びながらトリガーへ手をかけた。

 

「天使とダンスだ!」

 

 衝撃波はマミの展開した銃に刺激を与え、一斉放射(フルファイア)の牙をむいた。

 




これからは分断された両者の視点を変えず、一話ごとに記していく方針。
デドスペ初代のハモンドと、アイザックが動く間にハモンド側はどうしているんだろう? という妄想をしていたら分けて書けば描写が思いつくんじゃないかと思って、ハイヴマインドさんの触手に仕事してもらった。

ここからはホラーアクションの要素入れていきたいと思います。
ホラーというか、びっくり描写が苦手なんで練習を兼ねた投稿です。今までを含め、次回からそういう描写に何か違う……と思ったら、ビシバシ言ってください。むしろ責め立ててください。改善するために此方も鋭意努力をします。

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