人間には、始まりがあると思う。
それは、善人でも、悪人でも、一般人でも平等に。
例えば、悪人ならば、初めてナイフを持った瞬間。
例えば、善人なら、初めて人を助けた瞬間。
例えば、一般人なら、家庭を持とうと決意した瞬間。
どんな人間にも自分の未来を決定した瞬間というものがある。
それが、その人にとっての始まりなのだと私は思う。
そして私は、爆弾に、爆発に魅入られた。その瞬間が始まりだった。
私が始まったのは小学二年生の夏、うだるような暑さを覚えている。
その日、私は両親と一緒にイタリアへ旅行しようと空港に来ていた。
その時、幼いながらに空港に違和感をおぼえた、いつもより、警備員が多いように思えたし、受付のお姉さんの顔も心なしか沈んで見えた。
そうやって、周りを観察していた私は、両親とはぐれてしまった。
両親に空港ではぐれた時はロビーの入口の所で待っていろと言われていたため私は、はぐれたと分かったらすぐに入口の所に行き待っていた。
ほどなくすると両親が私を見つけ、私から二十mぐらい離れたところで、手を振ってきた。
もちろん私も振り返した。
手を振り終わり、両親がこちらに向かおうとして、一歩踏み出した瞬間
両親が、爆発した。
その時、私は
爆発による死の恐怖よりも
目の前で両親が爆発してしまった困惑よりも
目の前で人が死んでしまった事実よりも
人の生き死にだとか、両親だとかそんな些細なことよりも
その爆発【芸術】に魅入られてしまった。
空間が一瞬で赤や黄色で彩られるのは綺麗だった。
今までそこにいた人や物が一瞬で壊れるのは美しかった。
音が、光が、熱が、炎が、全て素晴らしかった。
こんな、爆弾【芸術作品】を作りたいと思ってしまった。
これが私の始まりである。
今まで、長々と語ってしまったが、私が言いたい事は只一つ。
私、朝倉和美は爆弾と爆発が大好きだ!!
朝倉和美→幼少のころ、爆破テロに巻き込まれ両親を亡くすがその時の爆発に魅せられて私もあんな爆発を起こせるようになりたいと強く思うようになった。
その後叔母に引き取られ小学三年生の時に摩帆良の寮に引っ越した時には既に爆弾と爆発を愛していた。
摩帆良では一応爆弾狂ということは隠していて花火好きということになっている。
図書館島に行き爆弾について勉強している。
その際、魔法式の爆弾の作り方があったため魔法のことは知っているが、どんな魔法があるかは知らない。