東方紅創曲 〜the septet of scarlet devil〜   作:霧雨 湊

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お茶、のち弾幕ごっこ。

高貴なる吸血鬼の末裔、レミリア-スカーレット。

そんなわたしのティータイムに、二人の人間が訪れてきた。

博麗霊夢と霧雨魔理沙。

丁度いい、彼女らには後で、ここに居るわたしの元、"教育係"である、この人物を紹介しようと思っていたのだ。

「で、レミリア。そこにいるのは誰だ?」

魔理沙が話を切り出す。

「申し遅れました。私はレミリアとフランの教育係である、五ヶ坂 漣です。」

「元教育係、ね。」

念のため、付け加えておく。

「先日、遠方からこの、幻想郷に移った紅魔館に帰ってきました。」

「教育係?」

「はい。お嬢様が生まれる以前から500年以上、スカーレット家につかえております。」

「へえ、じゃああんた、強いの?」

年齢=強さ、と考えるのは霊夢らしい。しかし、私のような人物を除いて(早熟型)この、幻想郷ではそれらが比例するのは、事実である。

悔しいが、彼女がわたしより強いのもまた、事実である。

そして、魔理沙が横から入ってくる。

「じゃあ、私と戦ってみないか? 勿論、弾幕ごっこで。」

「…霧雨魔理沙さん、でしたよね?」

「ああ、どうだ?」

「わかりました。ただし、ここでやると紅魔館に被害が出るので、外で。」

ふう、…やれやれだ。永遠亭の異変から一ヶ月も経っていないのに戦うとは。前から思っていたが、魔理沙はかなり好戦的な性格だ。でも、今まで霊夢と異変を解決してきた上で、その、無鉄砲さがなければできた芸当ではなかったのかもしれない。

 

勝負、というより遊び、は魔法の森の人気のない場所の上空でやる事になった。私ですら少々苦戦した、フランとレミィを教育した人物というのだから、私としては興味をそそられる。

ちなみにルールは、どちらかが戦闘不能になるか、降参するかで決まる。変に持久されると困るので、大量の弾幕とマスタースパークで一気にカタをつけるつもりだ。

「双方、準備は整いましたか?」

咲夜が私と漣に聞く。

「ああ。」「はい。」

気付くと咲夜の上には一本のナイフが飛んでいる。

そのナイフが地面に突き刺さる。

 

「それでは、開始!」

 

開始とともに、二人は上空に飛び上がった。魔理沙は昔出会った時と変わらない、屈託のない笑顔で勝負を楽しんでいる。対する漣は何処か紫にも似た、大御所感を出しながら戦っている。

レミリアが生まれる前から、と言っていたが年は紫と同じくらいなのかもしれない。

ふふ、この分だと魔理沙が負けそうね。

私は密かに、魔理沙が負けたときのため、戦う準備をし始めた。




戦闘シーンを凝縮してお送りしたいので、ここで切ります。
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