ACECOMBAT if ~全く違うzero~   作:夕霧彼方

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本当ならXBOXの方を買うつもりだったんだ。
だけどナムコの奴、PS4特典にとんでもないやつつけやがって・・・。
本体ごと予約しちゃったよ・・・・。


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9/10

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ベルカ連邦西部都市カルン

 

その日、世界は震撼した。そして実感した・・・

真の平和はまだ訪れてないのだと

<<・・・23守備中隊より!この無線を聞いてるもの!どうか・・・どうか逃げてくれ!!>>

その最前線、血を吐き、絶命するその瞬間まで、無線で仲間、そして後方の守るべき都市に向けて繋げようとする。

しかし、その無線は、敵の妨害電波により使い物にならなかった・・・

そう、敵とは、黒鉄の凶鳥とその周りを守護する精鋭集団、「国境なき世界」

それが世界に牙を剥いた瞬間だった。

 

 

 

7/21

0000hmr

 

世界はその瞬間を「奇跡」と呼んだ。

 

7月より始まったウスティオとゲベートの国民投票、その中身は前より話題になっていた、ウスティオ、ゲベート連合案。

長い歴史、血で血を洗う領土拡大戦争、もしくは圧倒的国力を前にして中小国に併合を、はいかYESかで問う国民投票はあっても、両国を尊重しているのは

非常に稀有で、恐らく今後あることは少ないだろう。

ウスティオは工業系の団体を中心に働き手が増えることを期待しているが、保守派がウスティオ国民の職業を奪われることを懸念して反対し、

ゲベートでは労働力の搾取を懸念しながらも、既に外貨獲得をウスティオの出稼ぎに依存しているため、大きな反対はなかった。

結果として、今日、正式にウスティオとゲベートで条約を取り交わし、5年かけて政治経済を統合していき、最終的にはゲベートを4つの州に分けて併合を決めた。

最初は二重帝国よろしく連邦案もあったが、ベルカとの情勢の変化でこれが変わった。

 

同じくして起きたウスティオの奇跡、それがベルカの大統領による正式なウスティオを一つとしての「独立国」として認める宣言をしたのだ。

 

FCMB軍などウスティオ軍は上位軍の指揮統制を受けたり、国道など軍事上に大きくかかわる権限に関して内政干渉を行い「8割独立」国ではなく「国みたいな地域」という中途半端な状態から

ベルカ軍と対等なウスティオ軍、かつ内政干渉次第国際裁判所に訴える権限を持ち、また、B7Rの資源を格安で輸入と小規模な採掘権ではなく、より大規模かつ強大な権限を委譲されることになったのだ。

もちろんタダではない。

 

ベルカの世界警察計画、もしくはこの世界における国連の組織において発言権を得るため、より多くの、出来れば強い味方が欲しかった。

そこで自分の国力を少し削る代わりに、右腕のウスティオを従属扱いから国連の中枢に送り込める組織に変える必要があった。

また、ウスティオはいつの日かの独立のため、ベルカに隠れて外交を行っていたため、ベルカの寛大な行動にウスティオ賛成派の国の票を集める方に変えたのだ。

ウスティオは独立に悲願の独立であるが、この独立を確固たるものにするため、ゲベートを併合したのだ。

 

ウスティオ独立宣言の日、深夜にかかわらず各メディアはお祭り騒ぎの号外を出し、その勢いにのった国民が喜びを爆発させて

警察が出動しても鎮圧の見込みがたたたな・・・むしろ警察も喜びのハイタッチをしているのだから始末がつかない。

 

さて、そんな世界の情勢の話はどうでもいい。

俺にとって、ここから逃げ出したいのが至上の本音

結川はその時、とある軍事施設にいた。

ウスティオ国防省、将官特別室。

「さて・・・何から話そうかね」

結川は用意されたパイプ椅子に座るが、一刻も早く立って休めの姿勢でいたい。いや、本当に逃げたい。

目の前に並ぶは要人たち、FCMB統合参謀総長、ベルク、同副参謀総長のグラン。

FCMB軍総勢90万を超える大軍のツートップに呼び出しくらったのだ。

 

「緊張するな、鷲使い、何も君を査問するために呼んだのではないからな」

グランが笑いかけるが、結川にとっては苦笑でしか返せない。

「緊張してようがどうか、そんなのはいい、単刀直入に聞こうユイカワ、この世界は君の知っている世界とどこが違う?」

ベルクの言葉に結川はさらに固まる。

「安心しろ、君の実力、国家に対する忠誠はすでに確固たる信頼の元でこれを聞いている」

最高級将官の真っすぐな視線は、それはもう力強くて、畏怖と敬意でそらせない。

特にこの短期間しかいない結川でもベルクの政治に口を出さず、軍派閥の強硬思想にものらず、国家のための軍隊、ベルカ騎士の体現と

呼ばれる軍務ぶりは異常だ。いや、それだけではもちろん将官になれない、様々な人に言えない邪なこともやってもそれでも清廉と見まごうほどの将官なのだ。

「残念ながら国境なき世界はすでにこの大陸の主要人物を口説き、既に並みの大国を凌ぐ情報力と隠ぺい力を持つ。軍事力以上にそれが厄介だ」

元気なベルカの元ですくすく育った国境なき世界、それは世界の正規軍人を大量に取り込み、暗号など世界の軍隊がすべての情報を刷新しなければいけないレベルまで

浸透しているのだ。

「で・・・ですが、どこから、どこまで話せば・・・そもそも小官の知っている世界では・・・」

「それも知っている。だが、話してくれないか?」

どこまでも優しそうなグランも、だが本来ありえない元帥がついているのはウスティオ軍が彼を顧問や非常勤などでなくできるだけ永遠に軍に正規として残ってほしいから。

ベルカの経済崩壊による混迷時、オーシアがウスティオに対して何度かの侵攻をかけた際、そのたびにオーシア将兵を絶望に叩き落した戦術家にして戦略家。

そして当時騎士思想を色濃く残して兵站に希薄だった軍隊に兵站思想を植え付けた軍人。

今回のオーシア反攻が準備の時間の少なさに対して凄まじく強烈だったのは、この補給が十二分に発揮したのだった。

この二人は政治や軍事でなく、単純に国を想って戦ってきた。そんな人間が自分に教えて欲しいと言ってくる。そして結川にとって、軍のトップが聞いてくれるチャンスを

逃してたまるかとなる。

「私の、薄い情報でよろしければ」

「よろしい、勝手に解釈する」

結川は話し出す。

 

ベルカは資源を発見できず完全独立のウスティオが見つけて正史のベルカ戦争が起きること。

ベルカ国内で7発の核が起爆されること。

国境なき世界が暴れること

他にも本来あり得ないエルジアとISAFが共闘してベルカに支援すること

レールガン、エクスキャリバーが健在なこと、オーシアが経済破滅すること

そしてベルカ連邦は本当なら公国レベルまで凋落し、また争いの種を生むことになること・・・・

 

主にゲームの4,5,ZERO,6まで話し切った。

その間、二人は何も言わず、とにかく聞いてくれた。

「これが、自分の知っている世界です」

「・・・・なるほど、大変参考になった、ベルカをここまでもかと言ってくれる以外はな」

「あ・・・いやその」

「ベルク総長、彼はまだ若い軍人だ。それはかなりの脅迫だぞ」

焦る結川、窘めるグラン、そして、凄まじく珍しい、ベルクの少し緩んだ微笑とも取れる顔の後

「正直なところ、国境なき世界は君の知っているものより遥かに強大になった。だが、軍は今、政府によって厳しく管理されている。

申し訳ないが、これからも理不尽なことは続くだろう。だが、それを少しでも食い止める・・・入れ」

「やっと長いお話は終了ですかい」

後ろの扉が開く、そして入ってくるのは数人の男女。

「知っているかもしれないが、改めて、今回、君たちを軍直轄の隊員とし、国境なき世界に向かって最後の戦争をしてもらう。そう、最後の戦争だ」

この人材を引っ張ってくるのにはどんだけの強権を使ったのか。想像につかないメンバー

「特殊戦術航空団、対国境なき世界特別選抜部隊だ」

グランがにやりとする。

 

ウォードック改めラーズグリーズ隊隊長、ジューンシュバルツ

通称黄色中隊隊長、ハンスヨアヒム

メビウス1こと、アイノ・リャークス

そして・・・この戦争の主役だったもの、ガルム1ことレオンハルト。

 

「君たちに任務を与える。最初の任務は同胞の救出だ・・・諸君、世界を変えるぞ」

 

ベルクの言葉に、この後の戦争に覚悟を決めた瞬間だった。

 

そして、この選抜連隊は、この世界の戦争で、空前絶後の伝説を残すことになるが、

それはまた謳われない戦いとなっていく・・・。

 

 




全く話は進みませんが、私のやりたかったこと第二弾がスタートする前フリです。
右も左もエースしかいません。敵から見たら絶望感の塊です。

さて、唐突ですが、なぜ、自分がPS4のエースコンバット7に執着するか。
ずばり特典がエースコンバット5だからで、これが自分のエースコンバット初購入作品だったりして、思い出強いものとなっています。
だからこそ悩んでいることもあり、ほかの作品は当然好きなのですが、5に関しては異常に熱があり、そしてかなりのプレイヤーが心打たれた場面を再現したいな・・・という思いがあるのです。

Journey Home

これだけでお分かりだと思いますが、この場面、自分が初めて攻略本買ったんです。別ルートないのかなと。でもこれはこのルート一本の方がいいんですね。
これがあるからキャラが引き立つわけでないのですが、でも、5にとって、これを外したら5ではないと思うんです。
まあ、何が言いたいか、いつ書くかはわかりませんが、そうなりますとだけ・・・。

では、次いつになるか、もう少しまともな空戦描写が出来ればと・・・。さらば
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