ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
date 2/15
time 0550hrm
南ベルカ領空
完全武装のエウレノ部隊が空を翔る。
「オキボティよりエウレノ全機へ、作戦行動と同時に総攻撃開始、ガルム達ヴァレー組は野戦司令部の即応空軍部隊を叩く。諸君らは即応部隊でない戦闘機部隊、爆撃部隊、陸軍部隊を狙え。」
「了解オキボティ、それより・・・リャークスリーダーよりサザンクロスリーダー、大丈夫か?」
「うん、サザンクロスリーダーよりスタークロスリーダー、今度3をみっちり叱ろう。」
「了解、同志よ・・・。」
「ひえええ~~[ミサイルに不良品混ぜちゃうぞ!]」
同じ基地のイーグル部隊リャークス隊に心配される結川、無理もない、あまりの爆弾の重さにまともな飛行が出来ない。搭乗して気付いた。機動力が低い・・・。
「さて、敵さんが気付いたみたいだが・・・さすがヴァレー組、敵・・・次々落ちてる・・・。」
「本当だ・・・。」
また別のエウレノ組トーネードのパイロットの呟きでみんながレーダーを見る。そこには・・・敵の光点が点いては消えて。
「こちらヴァレーの傭兵組だ!意外と稼げるぞ!やったぞ!」
「イーーーーーヤッホーーー!!!!獲物は俺が頂き!!」
「ははは・・・」
結川が苦笑、敵は空飛ぶ金づるか・・・。
「さて、オキボティよりエウレノ部隊へ、敵基地接近!爆撃しまくれ!出し惜しみするな!」
「「「「yaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!」」」」
無線は了解で飽和する。そして壮絶な爆撃が始まった。
time 0600hrm
南ベルカ前線基地
サイレンがけたたましく鳴る。空襲警報。
「一体全体何があった!」
「分かりません。とりあえずウスティオ空軍機の戦闘爆撃機及び制空戦闘機が・・・」
「早く上げろ!敵に食われるぞ!」
「だめだ・・・爆弾だ!うわ!!」
走る男の目の前で滑走路から飛び立とうとしたF-16Dが機関砲で千切られ上がらず落ちる。
「くそっ!早く行くぞ!」
「はっ!」
男は更に足を早くして、格納庫に向かう、彼の名前はコム・ジャクソン、オーシア国防空軍階級大尉、そしてレッドバロンに匹敵するF-15S/MTO使いのエースパイロットである。
後のこの戦争で結川の好敵手になる男・・・。
same time
「敵基地上空だ!さあ始めろ!全機作戦開始!!」
「了解、サザンクロスエンゲージ!」
「スタークロス、エンゲージ!」
「リャークス、エンゲージ!」
「グランド、エンゲージ!」
「サーベル残党及びコウント残党、再編成の新生フィナール、エンゲージ!死んだ仲間の想い!ここにぶつける!」
「メビウス、エンゲージ」
[すまんメビウス、前話で忘れてた・・。]
ほぼ全機がエンゲージボタンを押し、武装セーフティー解除。
「よし、スタークロスリーダーより、対地爆撃したい、滑走路から上がる部隊を叩いてほしい。」
「フィナールリーダー了解した。後ろは安心しな。」
「よし、じゃあ俺らグランド隊は補給基地をだ!」
「よし、サザンクロスリーダーより各機、2、5以外はグランドの護衛をしろ。」
「「了解」」
「それじゃリャークスリーダーより各機、うちらは外部から来た奴らのお出迎えだ。サザンクロスリーダー!」
「何ですか?」
隣に付くリャークスリーダー、そして・・・
「散開の言葉をお前が言え!」
「マジですか!・・・・ふう、それでは自分でOK?」
「「「OK」」」
全員の声、結川は息を吸い。
「全機生きて帰るぞ、これは命令だ。ブレイク!!」
「「「yaaaaaaaa!!」」」
二回目の了解を言い。全機が一気に散る。結川は作戦命令通り、スタークロスに付いて行く、その後ろにはホークとアリチェ。
「サザンクロスリーダーより、2、5へ。これから敵の本陣に突入する。頼んだぞ。」
「お任せあれ隊長」
「あなたの背中は私が守ります。」
「スタークロス3からサザンクロスリーダー、今からこれを撃ち込座標をHUDに示します。あなたに撃ちこんでもらいたい場所は・・・」
レーダーとHUDに目標が加わる、これは・・・
「ベルカ工業地帯を破壊するために用意されてる爆撃団格納庫一網打尽です。」
「サザンクロスリーダー了解、目標爆撃機格納庫、行くぞ!」
結川のイーグルが砲火の渦中を翔る。