ACECOMBAT if ~全く違うzero~   作:夕霧彼方

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撤退戦 後編

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ウスティオ南ベルカ国境線

今までになく気分が高揚してる自分が居る。今まで軽く躊躇ってた射撃スイッチは今は軽く感じる。守りたい者の為なら命を捨てれるのかな?

「こちらオキボティよりエウレノ攻撃隊!シルバンの部隊を回す、だから「それでもエウレノはどうなんだよ!!」っ・・・」

奴らが率いてる部隊には戦闘爆撃機と本物の爆撃機が確認した。完全に確信してる

これは報復攻撃だ・・・

シルバンの部隊や、ベルカの防空管区部隊が到着すれば確実に逃げられない、しかしエウレノへの総攻撃なら別だ、すでに対空部隊も撤退してる、エウレノを火の海にするのは防げない、火の海に出来るが占領部隊を送り込めるには山岳地帯の影響で時間がかかるし、先に書いた通り逃げれない、つまりこれは

特攻だ、憎しみをこめた

馬鹿な事だ、人間は分からない、禍々しく、黒く、エゴで、慈悲もあれば偽善もある、ある意味悪魔が居るならそいつより質が悪い。

しかしまあこれも悪くない、それがあるから俺も

遠慮なく人を殺せる

「さて、敵は戦闘機16機、戦闘爆撃機4機、そして後ろからB-52,4機、仕留めそこなった生き残りの爆撃機か・・・」

「機関砲がいかに緯大か教えてやる!オキボティ!さっさと敵情報教えろ!!」

上がバッカス、下がジェ二ファー、ジェニファーは本気になると男前だな。

「はあ、敵情報、データリンク、F-15FX8機にF-15s/MTO、4機、SU-33,4機、戦闘爆撃機にSU-30だ」

「豪勢だな、さすが物量大国、今までF-16ばかりだったから歯ごたえ違うな」

「ふふ、整備しがいある機体ばかり♪[そして空中分解!]」

グラッツが言い放ち、アリチェは壊れた発言を。

「とりあえず、ここは通さない!」

「同意です。ISAFの名にかけて・・・」

アリチェとアイノ、さすがだ。特にアリチェはエウレノ育ちだからな。敵が近付いてきた、それじゃ、俺が行こう。

「よし!サザンクロスリーダーより全機へ!先陣は頂いた!!」

「なにおう?!理由は?!」

「マンタ爆弾でのストレスでだ!2.4.5俺と突撃だ!ダンスで激しいワルツを!残りは取りこぼしをくらいつけ!」

「「「了解!!」」」

「おい!サザンクロスに負けるな!エウレノの力見せるぞ!」

「「「おう!!」」」

サニットの言葉で全員がエンゲージモード、戦闘機は散開する。

さて、激しくも美しい華麗なる空のワルツを!

「「なんだこいつら?!ミサイルが当たらないだと?!」」

「「くじけるな!奴らはミサイルがほとんどなく機関砲だけ同然なんだぞ!」」

「「あれは?!ISAFのメビウスだ!!俺らもう死んだも同然だ!!」」

「「混乱するな!爆撃機を守るんだ!」」

通信が混乱する。それは逃げると考えてた丸腰ウスティオ空軍部隊がまさかの反転攻勢、しかも先陣切ったのが爆撃機を壊滅させた機体。落とそうとしたらこちらが一機落ちた。

「こちらリャークス2!済まない、弾薬切れだ」

「済まない!フィナール7、自分もです!」

「リャークスリーダーより2、フィナール7、退避しろ!お前を守る暇はない!勝手に逃げろ!」

「了解!空の加護を!」

「済みません!先に前祝いの酒、34人分用意してます!」

リャークス2とフィナール7が離脱する。前線の空対空戦闘部隊はやはり先の戦闘で弾薬が少ない。まあしょうがないが。しかしフィナール7、面白い事言うな。34人分の酒、つまり俺ら全員生き残れと言う意味だ。

「よしゃ!一人レクティングに収めた!」

「サザンクロス3、あなたの後ろに一機・・・仕留めます」

「お!4!居たのか!」

「・・・・・[クイ]」

「調子のりました!だから見捨てないで!!」

グラッドとコーノ・・・水と油な感じそうで仲がいいな(笑)

「6!お前は左翼!8は右翼だ!挟撃するぞ!」

「ラジャ!策士のわが三つ子の7!」

2機に固まってたオーシアのF-15FXを挟撃する三つ子。

「サザンクロス2よりリーダーへ、これより爆撃機へ突貫します!FOX2!」

「「なああああ!ミサイル・・・」」

ホークは固い密集編隊の間を突き、爆撃機を落とす、危ないぞ。

「サザンクロス5よりリーダー、ミサイル尽きましたが機関砲で落とします。行きます」

「了解した。よし俺も先陣切った身分だ、精一杯撹乱させるぞ!そうだ、メビウスは?あいつはもう弾薬は無いはずだが・・・」

「彼女は追いかける機体と別の機体をぶつけて空中分解させようとしてます。弾薬無くても最強です」

「ありえねえ・・・」

そう言いながら結川は弾薬チェック、残り610発。残敵17機、未だ健在か。すでにこちらは弾薬切れで抜けに抜けて23機、いや、弾薬切れても空元気で動いてる奴らを除くと・・・こちらが圧倒的不利、さてどうする・・・。

「オキボティ!シルバンの奴らはどうした!!」

「済まない!緊急事態が発生してシルバンの初動体制が大幅に遅れた!」

「緊急事態だあ?!事故って滑走路塞いだ馬鹿でもいるのか!!」

フィナール1ことヘリス・ソーファが苛立たせながら聞く。

「違う・・・もっと最悪だ。FCMB加盟国レクタ共和国軍がベルカに侵攻開始して、同時にファト、ゲベット空軍部隊に攻撃した!」

「オーシアとユークにそそのかされたのか!くそっ!!」

ヘリスの言葉に全員の気持ちを代弁する。しかし一人違う。

「仕方ないさ、奴らは己の利権を求めて昔から騒いでたからな、レクタは数年前から軍事派閥中心の軍事国家になってFCMBを嫌ってたからな。この日の為に、武器を供給するためにベルカとつるんでたんだからな。くそ、胸糞悪いのは変わりない!」

グラットが珍しく冷静ながら非常に切れてる。しかし孤軍奮闘、四面楚歌は確実。危ないな俺ら。しかしその時・・・

「ヒャッホーー!!金づるがいっぱいだぜ!!」

「ウスティオを守るという最高のシナリオで最高の金づる。ぞくぞくするぜえ!!」

「来たか!こちらオキボティより全機へ!即応基地を制圧してそこで補給した6師が増援に来たぞ!」

「あれが・・・傭兵師団・・」

北から無数の光点、IFF反応、味方、待ちに待った増援。さすが傭兵、F-16にF-18、F-14が居ればTyhoonもと機体も違う。そして先陣を切るのは・・

「行くぞ、俺達に守るという素晴らしさを教えたウスティオを救うために」

「OK、行くぞ、相棒!」

F-15S/MTOとF-15Cを操るガルム隊だった。

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