ACECOMBAT if ~全く違うzero~   作:夕霧彼方

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ウスティオ軍の大反攻作戦 陽が昇り我ら舞う

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0600hrm

アウトバーン国境道144号線始点

全長約100kmに及ぶアウトバーン、ここから工業都市南ベルカを結ぶ唯一の高速道路。山岳地帯、電磁波多し円卓のう回路なく、ストレートに行けるウスティオベルカの生命線。

ここが解放すればウスティオの全軍の能力、国民全体の利益が回復する。

「敵はまだのんびりしているな・・・」

無線封止中の結川が呟く、仲間達がぴったりとくっつく、後ろには多数の航空部隊。そしてその右隣には・・

「まさかの赤の燕と藍色の騎士団と競演か」

ベルカとウスティオのつなぎ復活、戦闘機が多いと考えて、ロトとインディゴ隊だ。他のエース達は色んな方面で戦おうとしている。

そろそろ日が昇る、作戦行動開始は0604・・・あと少し。

下には第四軍団の高機動歩兵師団と重騎兵師団の精鋭部隊、第2重武装師団でアウトバーン、その周辺を制圧する。残りの部隊は第一、第二軍団に編入している。部隊の数で言えば2個師団満たないが、この大反撃作戦の最重要任務の一つなので、第四軍団軍団長が陣頭指揮を執る。

「あと1分・・・」

結川がディスプレイの時計を見て呟く、空は白くなってきてる。戦闘機の中は排気音以外は非常に静か、周りに仲間がいるのに孤独を感じる。グラッドの無駄口が聞きたい・・・もしこれが本当に自分だけなら・・・

孤独で発狂しそうだ。

あと30秒、下の部隊が続々とエンジンをかけて隠れてる場所から現れる。敵も熱源を確認してるだろう。

あと10秒、TNDの対地特化武装部隊が高度を落とし始める。Tyhoonが前に出始める、結川も負けじと加速する。

そして運命の時、太陽が東の山岳から下から光がこぼれた・・・

「こちらオキボティ!全機無線封止解除!アウトバーン奪還作戦始動!!」

「よし、サザンクロス隊エンゲージ!!」

結川は宣言すると素早く兵装安全装置解除、同時に対地攻撃のTND、Tyhoon、AC-130が攻撃を開始する。同時に重騎兵師団のアリエテMk2が進撃を開始する。

「ロトリーダーよりサザンクロスリーダー、我が祖国の同胞だ。ベルカの騎士道にのっとって戦おう」

「了解です。異世界から来てもこの国で仕えてる身、全身全霊戦う所存です」

「ふ、さて、目の前の金に眩む政府の狗を狩るぞ!」

「yahhhhhhhh!」

ロト隊Tyhoonは返事した途端に加速、迎撃ポイントに向かう。かなりかっこいい。

「私達も行きましょう。インディゴ隊エンゲージ、敵が無抵抗なら撃つな。向かって来たら殺せ」

「イエス・サー!」

グリペンを操る藍色の騎士団こと、インディゴ隊も前に行く、さすが騎士道に忠実な男たち・・・か、結川はふと考える。それを現実に戻す声

「お前ら、私が平和ボケ軍人だからって舐めてんのか?!ああ?!俺が先陣とはどうゆうことだ腰ぬけども!さっさと戦えよ!行けー!進めー!叩け潰せ殺せ!パンツァー・フォー!!!」

「軍団長殿が戦車長と交代して突っ走ってるぞ?!」

「あれがグランスラッシュ・・・、ぐ・・・軍団長殿に遅れるな!突撃突撃突撃!!」

「俺は初めてこの軍団に入って後悔してるよ!こんちくしょうっ!」

「な・・・何が起きてるんだ?」

「こちらオキボティより空軍作戦機全機へ・・・第四軍団長フェルナンデスが大暴走を開始した!」

「はあ?!軍団長が突出してるのか?!」

「おお!平和ボケ軍人じゃないのか!隊長、やりましょうぜ!」

「干物は黙って干されてろ!」

「ちょおおおおおおお?!?!」

結川はグラッドを黙らせて下を見る。そこには異常に突出する戦車。あれが軍団長殿。

「ありえねぇ」

結川が呟く。

「あり得なくてもこれがグランスラッシュの本性ですね」

「むかしのベルカ経済崩壊時代のベルカの守護者伝説、ここに復活」

「そうなのか・・・2・5」

結川は二人の言葉で軍団長の認識を改めた。

触らぬ神は祟りなしの典型だな・・・

変に納得して自分の興味を無理やり抑えようとしてると

「こちらオキボティよりサザンクロス!敵空軍も流石にまずいと思ったか、こちらに戦闘機が来てる、国境でお出迎えしておかえり願え。そして空のアウトバーンは高い通行料が必要と教えてやれ!」

「了解した!サザンクロス隊行ってきます!行くぞみんな!!」

「「「了解!!」」」

8機のイーグルは通行料徴収の為、空を舞う。

0620hrm

アウトバーン国境道144号線起点20km地点、ベルカ国境近く

1台の戦車がアウトバーンをひた走り、後ろから負けじと友軍が突撃する。軍団長フェルナンデスの脅しで今までの防御陣地(料金所)は勇猛果敢に突破してる。

「軍団長殿!ここから2キロ先には敵の大規模防御陣地が・・・」

「突破だ!それ以外は許さん!」

「「えええ?!」」

「戦車長・・・戻ってきてください・・・」

「あの・・・軍団長殿?我々の車長は?」

「見てただろう?小銃と防弾チョッキだけの高機動歩兵より軽装で突撃させた!」

「「しゃーーちょーーーー!!!」」

軍団長の暴走より、操縦士、射撃手は上官の戦車長の身を案じた。

「大丈夫だ!私の闘魂が注入されてる!奴は男となって生還する!」

「「その確証はどこからーーー?!」」

意外と余裕な3人組だった。

その頃身を案じられてる戦車長は・・・突破した小規模防御陣地の残党討伐で

「・・・・あの人重騎兵の車長で歩兵専門じゃないよな?」

「ああ、間違いない」

「だけどあれは・・・・」

「言うな。彼はただ取りつかれてるだけだ」

重武装歩兵隊の兵士の目の前で繰り広げられてる姿・・・

「お前らー!そのスコープはお飾りか?!その小銃の弾速は亀並に遅いのか?もっとこいよう!!」

戦車長であった男、いつもは温厚で訓練でも実戦でも部下を思い、敵がいかに傷付かず無力化出来るかと考える男、その男はフェルナンデスから与えられた小銃を持って変わった

「何だあの敵は?!」

「弾が当たらないだと?!そしてあれだけ激しく舞ってるのに超正確にうちらの足に被弾させてるだと?!」

「お前ら!そんな良い銃使って当てられないとはオーシアも落ちたな!!」

「敵はある意味残酷だ!そしてある意味敵思いすぎる?!」

車長は性格が変わっても良心キャラだが、それが逆に敵に恐怖を植え付けた

そして戻って軍団長戦車

「軍団長殿!どこから突破しますか?」

操縦士はあきらめてフェルナンデスに問う。もうどこまでも突破してやる!

「中央二列縦隊突破だ!!」

「・・・了解、120mm用意!!」

射撃手もあきらめて残弾確認、もうどんな陣地も破壊してやる!この二人もフェルナンデスの気迫に毒されてしまった。

「操縦士!あとどのくらいで敵に着く?」

「あと少しです!敵の攻撃範囲内です!」

「よし、それでは空軍の奴らに連絡しよう。赤弾撃ち上げ!!」

フェルナンデスは持ってきた指示用色つき弾を撃ち上げる、ほとんどの陸空軍は何の意味か分からない。今回の作戦で赤弾の指示内容は聞いてない。しかし一つの隊はそれに気付いた。それは空のTNDの一隊だった。

空の上

4機のトーネードがあるものを探すため全方位で見張ってる。

「ジャーダ2よりリーダー、信号弾上がりました!!」

「そうか、こちらも確認した。よし、敵防御陣地を合計八車線の真ん中二車線を中央急降下爆撃だ!全弾ぶちこめ!」

「4よりリーダー、この信号は本当ですか?」

「軍団長直々の御命令だ。撃たなかったら、戦車で撃墜されそうだ・・・冗談抜きで」

「なぜ中央でしょうか?」

「知らないよ、ジャーダ隊、行くぞ!」

「「「了解!!」」」

4機はそろって急降下を開始する。

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