ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
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大規模防御陣地上空
スタークロスside
<<こちらジャーダリーダより対地戦闘の同胞たちへ、これより軍団長殿直々の御命令で急降下爆撃を展開する。そこで敵対空火器を滅してほしい、賛同する隊はやってくれ!>>
一つの通信が入る、それはジャーダ隊からの援護要請。
「隊長、やりますか?」
「珍しいな2、お前から話しかけるなんて」
スタークロス2こと、カルト・クライシス少尉がバッカスに聞き、ジェニファーが突っ込む。
「まあな、2より4、もうちょっと女らしく振る舞え」
「な・・・この無口男の精神逆なで野郎!あとで覚悟してろよ?」
「だが断る」
「んなにー?!」
「3より2、4、戦場の空で喧嘩とは脳内平和でちゅねー[ああ、IFF改造してロックオンしたい]」
「スタークロスリーダーより、喧嘩してる暇はない。スタークロス隊はジャーダ隊の要請に則り、対空兵器優先爆撃を開始する!全機降下!!」
「「「ラジャー!」」」
スタークロス全機が、上り下り合計8車線をまたぐように塞ぐ大規模防御陣地対空火器の破壊を開始する。
しかしなぜジャーダ隊だ?バッカスはふと思う。普通なら広範囲攻撃が得意な部隊に任せて、大規模防御陣地を平等に破壊して沈黙、その隙に地上部隊の進撃で制圧がセオリーだ。しかしジャーダ隊、彼らは通称
Cacciatorpediniere~破壊神~
TNDでは普通超低空攻撃が主流だが、彼らは高高度からの急降下対地集中攻撃のスペシャリスト、広範囲攻撃より、地域限定、強固な建物、兵器の一点突破重視の部隊だ。さて、どうする
なんのことはなかった。道を作りやがった。
ジャーダside
<<スタークロス隊よりジャーダ隊へ!我々が対空火器を破壊する。>>
「ジャーダリーダーよりスタークロス、感謝する」
<<スタークロスリーダーより、お互い様だ>>
「よし、ジャーダ隊の一点攻撃の出番だ!」
「イエス・サー!!」
スタークロスが対空火器を的確に潰す、地上部隊も弾の波に襲われながらも前進している。ジャーダ隊は真ん中2車線ストレートに
「ジャーダ隊爆弾投下!投下!」
TNDから無誘導爆弾がまるで誘導弾のように的確に、きれいに一本の太い火の海が出来る。その炎の道にあったどの兵器も全て吹き飛ぶ。
<<おっしゃー!!フェルナンデスよりジャーダ隊、良くやった!おら全隊前進!!>>
<<Yeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!>>
その道を第四軍団の戦車、装甲車が突撃する。
「本当に勇猛果敢だな。ジャーダ隊コンプリートミッション、さっさと爆弾補充して再度出撃!敵は待ってくれないぞ!」
「「「了解!!」」」
4機のTNDは針路反転、補充用基地に戻る。
Sametime
アウトバーン大規模防御陣地
ジャーダ隊の攻撃爆風が巻上がり、防御陣地に空白地帯が出来上がる奥が見える。
「軍団長殿・・・まさかとはおもいましたが。」
「側面に注意して突破しろ!重武装と第305戦車中隊を前に、高機動、他の戦車部隊は中央突破で行くぞ!」
「「了解しました!!」」
敵の弾の波に呑まれかけながらも、操縦士は巧みに操り、突破する。
<<304戦車中隊12号車、戦車砲で被弾!駄目です!戦列から離れます!>>
<<高機動歩兵装甲車操縦不能!全員退避!>>
<<頭を出すな戦車長!撃たれるぞ!>>
<<ヘイラー、援護する!早く!!>>
<<ありがてぇ!突破する!!>>
次々と入ってくる仲間達からの被害状況。
「軍団長殿!これ、無謀じゃ!」
「全車線で戦闘したら我々の被害が増大するのは目に見えてる!痛いのは一瞬だ!耐えろ!!」
「それでも・・がぁ!!」
ドンと、戦車の一番防御力高い装甲部分にロケット弾が当たる。
「大丈夫か?!」
軍団長が即座に状況確認する。
「操縦は大丈夫ですが、速力が下がります!」
「主砲の照準装置、主砲の回転部分が損傷、戦闘火力ダウン!」
操縦士、射撃手からの情報を聞いたフェルナンデス、まさかの行動、
「ええい!奴らめ!主砲が無くてもこれがある!!」
「軍団長殿?!おやめ下さい!!」
「止めるな!ファイヤー!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!
射撃手の制止を聞かず、フェルナンデス大暴走!12.7mm重機関銃が吼える。
「粉砕殺戮大☆虐☆殺!!」
<<なんだあの敵は?!>>
<<助けてくれ!>>
<<頭を出すな!重機関銃で半身消えるぞ!>>
敵側大混乱。そして目の前が開けてきた。
「敵中央突破!突破!」
「よし!右翼左翼に展開!挟撃するぞ!空の対地部隊諸君!猛爆撃開始!!」
<<Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!!!!!!!!!>>
そして数分経たずに防御陣地が崩壊、結果的に全面戦闘より被害は抑えられた。そして
「あの軍団長はやばい」
という敵味方フェルナンデスへの認識を改め、恐怖を思いっきり打ちこんだ。
ちなみに戦車長は・・・
「なあ、あれは戦車ち「言うな、言ったらまけだ」ですね・・・」
戦車長、クラウス・ファンタ曹長は更に舞う。
「死ぬなよ!動きだけは止まってろ!」
「いい事いってるけどやる事は残虐?!」
更に進軍して残党を討伐する部隊、すでにクラウスの独壇場。その時
カチッ!
引き金引いても弾が出ない、つまりの弾切れ。
「・・・・・」
「・・・・・」
しばしの沈黙、そして敵は我に返ると
「「「あ・・あの悪の敵を撃てーーーーーーーー!!!!」」」
数名の兵士が小銃、機関銃を撃つ、しかしクラウスは止まらない。
「お前らー!!銃があるのになぜ当てない?!」
「華麗に避けるなよ!!」
弾の波に呑まれず、華麗に避けるクラウス、そして敵の目の前
「やっ!」
「うわ!!」
クラウスは両足飛び、そのままエビぞリで力をためて、思いっきり弾切れ小銃を振り落とす。
「がぁ!!」
オーシア兵は一撃で前にのめる
「お前ら羨ましいんだよ!!」
3kgちょっとの小銃を振り回すクラウスに周りのオーシア兵が引く、それも構わず
「お前らはM4とかいう最新小銃が早く出回って嬉しいなあ!羨ましいなぁ!」
ガンガンガン!!容赦なくオーシア兵を叩く
「俺なんて戦車兵だからって今は軍団長から頂いた新型AR-90だけど、さっきまでAR-70以前の小銃なんだよ!空軍の予算の使い過ぎでこちらが旧式になるんだよこんちくしょう!」
「やめてくれ!彼のライフはもうゼロだ!!」
たまらずオーシア兵の言葉でクラウスが止まる。
「そうだ・・・奪おう」
「「「へっ?」」」
敵味方関わらず全員が唖然の声、とその時おもむろにぐったりしてるオーシア兵の持ってたM4と弾倉を取り
「M4差し出せやオーシア兵ども!!!」
「全員撤退~~!!!」
クラウスが追いかけてオーシア兵は撤退を開始する。そして後ろに重武装隊のウスティオ兵
「さ~て、オーシアの負傷兵を回収するか、クラウス曹長は・・・大丈夫だろ」
「「「了解」」」
負傷者回収を始めてた。
0644hrm
ベルカウスティオ国境線
大規模な戦闘が繰り広げられる、ウスティオからの強力な大規模ミサイル攻撃で先制を撃ち、野戦砲、MLRSの攻撃の後、歩兵、戦車が総攻撃をする。特殊部隊の活躍で、上層部の機能が死んでいるオーシア軍は、ただの数の塊で、更にウスティオ国防陸軍の州兵集中地帯の中央突破で、混乱に陥ってる。
「軍団長殿!我が軍現在犠牲者増えながらも依然優勢!持久戦の予定時間も短縮できる可能性が!」
「油断するな!敵は我々よりも遥かに人員弾薬豊富で強大だ!敵が撤退開始して休戦申し出るその瞬間まで戦うんだ!」
「了解しました!!!」
第一軍団軍団長、ラック・スラー大将は激を飛ばす。兵士達はラックの言葉を信じて戦う。その時一人の通信官が入る。
「失礼します軍団長殿!!緊急です!シンファクシ級潜水艦から弾道ミサイル4本!こちらに来ています!」
「大丈夫だ!戦闘を続けろ!」
「はい?!軍団長殿、それは?」
「信じろ、我らには強い味方が居る。」
「・・・了解しました、しかしなんですか?その強い味方とは・・・」
「ふ、それはベルカにある塔(タワー)だ」
「はあ」
通信官は今いち腑に落ちない表情をするが、ラックはベルカ側を向いて
「頼んだぞエクスキャリバー」
そう呟いて・・・