ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
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エウレノ上空
8機の戦闘機と輸送機が。
「戦場にトンボがえりかよ!」
「干物黙れ、最前線任務よか遥かに・・・は・る・か・に楽だ!」
「へい」
「しかし、司令も凄い事しますね。まさか因縁の地に」
サルトが言う、そうだ。俺達は今、シルバンからエウレノを経由して、最前線野戦空軍基地に飛んでいる、完全に最低限の防衛を除いてこの都市は放棄に等しい。地形的に敵が進撃しにくいのと、航空部隊が違う場所でフル動員しているから爆撃の心配がないという事だ。事実エウレノはまだ何とか敵が侵攻はしていない。
「しかしこの輸送機には何が入ってるんでしょうか?」
UC-2輸送機の左側を守るアリチェが言う。
「さあな、強力な反撃兵器としか聞いてない。そして俺達には更に不安な事がある。それは・・・謎のAAMが全機についてる事だ!」
そう、結川が使わなかったAAMを、補給の際にゴードンがサザンクロス全機にちゃんと付けてた。当然陸軍に頼んで後で干物にすることにしてる・・・。そういえば
「絶対にこのミサイルは射程圏内に入ったらミサイルを発射しろ。そして発射したら敵と同じ高度には居るなよ!」
そうゴードンが言ってた。どうゆうことだ?
<<こちらウセリル、こちらは丸腰だ。護衛頼んだぞ>>
「サザンクロスより、了解した」
「サザンクロス2より、あと20分で到着予定です」
「了解した。シルバン組も大変なんだな」
「そうですね」
結川の言葉でホークが肯定、レクタの暴走で常に緊張状態の北部、可働機全機スクランブル体制という。
「過剰なまでの護衛機祭りなのに戦闘状態が無いとなんか拍子抜け」
「5より3、それ問題発言です」
「申し訳ないあね・・・おお!干物言ってない!」
グラッドが感激する。
「リーダーより5、3は干物だ」
「了解」
「ちょ!隊長!ふざけるな!そして了承するな!」
グラッドが切れる。ふう、その時
<<平和な会話に失礼、こちらAWACSレリック、我が空軍の防空網抜けて国境線を越えた部隊の一部が貴隊に向かってきてる。機種はF-15s/MTO、6機、方位は貴隊から見て3時方向、高度も貴隊とほぼ同等。距離60マイル、狙いは、ウセリルの積み荷だろう。そして注意、奴らはミサイル装弾数を減らして超高機動中距離AAMを用意してる、早急の迎撃を頼む>>
「了解した。護衛班、迎撃班に分けて事態に対処する。2、4、7、8は護衛に徹しろ!残りは付いて来い!迎撃するぞ!」
「アイ・サー!!」
「サザンクロスリーダーよりウセリル!全力で逃げろ!」
<<了解した!幸運を!>>
結川たち迎撃班が針路を三時方向、レーダー出力最大で敵確認、敵のAAMが推定20マイル、急がなければ、その時・・・
ピーー。
AAM発射可能の電子音、ちょっと待て、長距離ミサイルなんていつ・・・、機体ディスプレイを見ると、8本のAAMの一番右側
「AAMX」
ゴードンが搭載したミサイル、こいつはどんな性能か分からない、信じるべきか、ここまで来たら・・・
「やるしかないだろっ!サザンクロス1!FOX3!!3,5,6!ゴードンの言葉を信じて戦闘機の速度下げろ!」
「「「ヤーー!!」」」
4機は速度を下げる、それに反比例してミサイルの速度は上がる。
<<なんだあのミサイルは?>>
<<長距離か、全機高度を下げ、回避用意>>
F-15S/MTOは高度を下げる、しかしAAMは俊敏な機動で、同高度まで追跡
<<敵AAM、中々の曲者だな、だからといってこの戦闘機なら回避は容易い>>
AAMは接近するそして敵は気付く、なぜミサイルアラートが鳴らない・・・?
<<まさか・・・全機散開!>>
隊長機が叫ぶが遅かった、スピードが速く、AAMとの接近は相対的に早かった。近接信管が作動して
<<!!?、煙幕?!>>
一気に白い幕が展開される。
<<機体が!エンジンが!>>
<<全部のシステムがダウンした!脱出する!>>
<<そうゆうことだ・・・>>
ディスプレイの機体情報のエンジン部分が真っ赤になる、目の前のガラスは粉まみれ、摩擦熱で溶けてキャラメル色に・・・これは・・・
<<砂糖?!しまっ・・うあわ!>>
隊長、ヘリク・アウラは思いだした、砂糖などはエンジン機関に侵入すると熱で溶けてはりつき、エンジンの配線などを駄目にしたりパーツが死んだりすると・・・。がくんと機体は落ちる。
<<くっ、何でこんなAAMが、あり得ないぞ・・・、脱出装置も死んだか・・・好都合だ、こんな惨めな負け方なら死んだ方がましだ。>>
ヘリクは呟き、そして地面に激突する。
同時刻
「なんだったんだ・・・」
「砂糖か、3よりリーダー」
「干物と言えよ」
「この、リーダー意外とS?てかいじめっこ?!」
「いや、俺はどちらかというとMだと思「場所考えて下さい!」スンません」
結川の言葉にアリチェが叱る。
「で、真面目な話、どうゆう仕掛け?」
「ああ、あれは多分砂糖を使用した内燃機関を壊したんだ。飛行機など乗り物のエンジンは砂糖が溶けたものがはりつくとそれだけでシステムが死ぬからな。弾頭に詰められた粉砂糖を吸気口から吸って内燃機関を破壊したんだと思う」
「なるほどな~、よし、コンプリートミッ<<済まないがそう簡単に返してくれそうにない、レリックより、敵増援、今度は8機のF-15S/MTO、しかもオーシアエースと称されるレーパー隊だ>>
「最悪だな、3より、その隊は確かユージア大陸の紛争地帯の死神だ、俺達4機だけでは完全に不利だ」
「サザンクロスリーダーより、こちらの増援は?」
<<貴隊護衛班を除いて難しい、何とかそちらに差し向け・・・来た>>
「誰が?」
<<へーい!死神とのパーティー会場はここか?>>
<<ふっ、だれが一番のF-15使いか知ってもらおう>>
<<エース達の戦いか・・・ウォードック各機、邪魔にならない程度に戦うぞ!>>
<<<イエス!>>>
現場に到着したのは、オーシアのウォードックだった。
その頃、ソーリス・オルトゥス基地では
「ゴードン准尉!勝手に最新鋭AAMに何してるんですか!」
「弾頭の不法改造で話が・・」
「あのAAMの使用で予算が!」
「助けてくれーーー!」
ゴードンは事務、警務隊、整備隊に追いかけられてた、周りの人間はこう思った。
自業自得・・・と