ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
2月12日
1245hmr
B7R近く上空
結川率いるサザンクロス隊が到着する。
「みーつけた。」
結川は不審機2機を見つける。
「よし、俺があいつらの横に行く、2は上を押さえろ、残りは後ろからロックウイングしてくれ。」
「了解。」
全機が高度を下げて近づく。
結川はかなり近づく。
「隊長、近すぎです。異常です。」
「日本では普通だ・・・。あー管制部、不審機国籍オーシア連邦、機種F-16D。」
「了解、こいつらは深くまで侵入してる、警告は従わない場合は・・・・やれ。」
「了解。」
結川は短く返すと、こんどは国際緊急無線。
「こちらはウスティオ国防空軍だ。貴隊は既にウスティオ領空内に居る。至急領空外・・・」
ごと!
あれ?今なに落とした?増槽落とした?てことは・・・・・・
結論
相手殺る気まんまん・・・。
「全機ブレイク!!」
「ほわ!!」
F-16がブレイクする。しかも一機はホークを狙ってる。結川も操縦桿を思いっきり引く・・・。あっ、イーグルの機首急上昇、耐G訓練怠ったらマジ死ねる・・。
「2!逃げろ!」
「大丈夫です隊長!逃げ切ります!」
結川は敵に食らいつく、
「「くそ、こいつ、逃げれない。」」
「「あほか!早く逃げろ。」」
「逃がさないよ、普通に。」
結川が操縦桿を巧みに捌いて敵に食らいつく。航空自衛隊のドSの追い回しっぷりなめんな!
「「くく・・・。」」
敵と俺が水平線上。好機!
「サザンクロス1FOX1!」
手早く発射スイッチ押すと弾が波になって敵機が飲み込まれ
「「ぐわわわ!!」」
爆砕、四散する。
「「おい!くそ!」」
「貴方は油断しすぎです。」
「「え?」」
5のアリチェが後ろに、敵は背筋が凍る、ステルス機でないのに気配が・・・
「5、FOX2」
「「くそ!!」」
敵はスロットルを引き操縦桿引く、
「なっ・・。」
カナーリが敵機を追い越す。しかしアリチェはにやりと不敵の笑み。
「3!」
「了解姐さん。」
「「はっ?」」
敵は気付いた、奴は陽動、本命は接近戦のプロ、グラッド。
「FOX2、大人しく落ちな。」
AAMを一本放つ、逃げられない。敵が最後に聞いたのはミサイルアラート、そして回避不能と知らせる人工音。
「「ああ・・・。」」
ドーーーン!
戦闘機が爆破する。
「任務終了、敵殲滅。」
結川は宣言して、全員が集合するのを見る。
「すみません隊長、油断しました。」
申し訳なさそうに言うのはチュアだ。
「おいホーク、そんな声出すな!なあリュウト!」
「3、ここではコールサイン。」
「お、アリチェちゃんも委員長タイプ?」
「・・・・・。」
「なーに後ろにきてるのかなって・・・マジでロックオンしないで!!」
「おいおい、3、5、落ち着け。そして2、今回は配置がまずかっただけだ。だけど少々後ろ取られ過ぎだ。もっと鋭く行け。こいつの加速力はF-16より遥かに勝るから。」
「はい、了解しました。」
「さて、帰投するか。帰りはゆっくり帰るぞ。」
「「了解。」」
1305hmr
エウレノ空軍基地
サザンクロスの4機の機体がゆっくりと着陸する。そのまま格納庫前で整備士に機体を渡し、先に帰った奴のもとに行く。
「隊長!大変です!」
「どうした?そして落ち着け・・・えーと。」
「サルトです。」
「ああ、すまん、で、どうしたんだ?」
「何だか知りませんが、ベルカ連邦空軍ウスティオ防空管区にあのB7Rのエース部隊ロト隊がディレクタス基地に移籍でここで休憩してるとか。」
「ええ!」
ホークが驚く。
「どうした・・・て、そうか。ホークはロト隊隊長のデトレフ・フレイジャー少佐のファンだな。」
グラッドが言う。
「そうか、ホーク、見に行きたいなら行ってきてもいいぞ。」
「本当ですか。隊長ありがとうございます!」
ホークは走り出す。結川はあたりを見回す。心なしか女性のが居ない。やはりそっちに行ったのか。ゲームでのキャラが現実なら結構女性を惹くよな。
「カナーリはいいのか?」
「隊長。別にアリチェでいいですよ。この隊の雰囲気から姓より名前を使った方がいいです。そして私はあまり興味ありません。」
「了解した。じゃ、この隊は名前で、どうせ三つ子が居るから自然にそうなるが。」
結川が笑う。そして疑問に。あれ、確かエースコンバットの世界ではこのキャラは2005年に教授になったはずじゃ・・・。
「なあ、グラッド。」
「何だい隊長?」
「ああ、ロト隊のフレイジャー少佐って、何歳?」
「ああ、確か29歳・・・。どした。」
「いや、なんでも。」
この世界は都合よくエースをそろえてる。しかも年齢がベルカ戦争当時にするというおまけ付き。そしてメビウスが居ると考えると、無名のウォードッグも居る・・・混乱してきた。
「隊長!」
「どうしたホーク?会えたか?」
「隊長を呼んでくれと。とにかく来てください。」
「え、何で?」
結川は向かう、800m離れた所に赤いタイフーンと女性達が。そこにはフレイジャー少佐。確かに容姿端麗だ。
「初めまして、サザンクロス1、リュウトユイカワです。」
結川が敬礼すると、フレイジャーが見て。
「君が、異世界から来たというのか?」
くそ、相手は声もいい。こりゃ絶対女の取り合いは負ける気がしかしない。[まあありえないが]
「はい。信じてもらえるか分かりませんが。」
「いや、君はこの国でも、他の場所の人間の雰囲気を感じない。ユイカワ中尉もしもの時は愛国心もってウスティオを守ることが出来るか?」
フレイジャーが睨む。ゲームの設定どおり愛国心まんまん。
「ここは第2の祖国です。自衛隊時代に培った守るべき人の為なら命を惜しみません。」
結川の為らざる本心。彼は少し睨みそのあとふっと緩くなると。
「君の本心が聞けた。私もウスティオ防空管区で命をかけよう。よろしく頼む。」
彼が手を差し出す。
「邪魔にならない程度に頑張ります。」
結川がその手を握り握手する。まさかACE COMBATのキャラと握手出来るとは。なんかな~。
1330hmr
基地司令室
「どうしましたか司令?」
「うむ、何故か軍本部から基地都市防空任務部隊を作れと。」
「え?」
「そしてB7R防空部隊も作れと、それでここでは精鋭のファンタジア中隊を動員したい。君たち、サザンクロス隊は戦闘能力は高いと思うが、まだ未熟だ。だから君たちを防空任務部隊に回す。」
「了解しました。しかし何故今になって部隊編成を?」
「これはあくまで推論だ。近日ドでかいことが起きる。」
「確定事項ですか。」
「最近、軍事主導のB7R占領正当性を主張するオーシアアップルルース副大統領が政治力をつけ、最近は大統領のグラン・バッシュが陰に隠れてる。」
アップルルースktkr、大変だ。そしてハーリングが居ない?!これは運命づけられたのか?
「とにかく宜しく頼んだ。ここはベルカの国境近くで、激戦区B7Rに近い。国民を守る砦であることを忘れるな。」
カロン司令が真面目に話す。結川も真面目になり。
「了解しました。命をかけても守ります!」
きれいに敬礼を決める。2月14日、「血のバレンタイン」になることをまだ予測してなかった。