ACECOMBAT if ~全く違うzero~   作:夕霧彼方

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黒鷹様のご意見を頂いたキャラ。主人公格をガンガン奪ってきます。


因縁を超えた現代海戦2

2/23

1000hrs

ベルカディスマルク空軍基地

「支援爆撃・・・ウスティオレクタ派遣軍ですか」

ヘル・エンジェル隊長、ギュンターが言う。目の前には基地司令フォア・シーガ少将が頷く。

「そうだ。レクタへの侵攻への動員機が足りないウスティオは正式に爆撃に長けた部隊を要請してきた。レクタの防御線が予想以上に高く、またとある理由で君たちを更に推薦してきた」

「推薦?」

「そうだ、きみが経済崩壊時代・・・いや、同郷の大先輩、フェルナンデス元帥からの推薦だ」

「!!!」

ギュンターは驚きで目が一杯に見開く。フォアは続ける。

「彼からのメッセージを頂戴した。「またあの時のように暴れようぜ」だと」

「・・・・フェルナンデス・・・いや「兄貴」・・・」

ふとギュンターは昔の呼び方をする。

「ふっ・・・ヘル・エンジェル隊、命令を受領いたします!」

「よし、それじゃ、護衛部隊を紹介するか・・・入れ」

「はっ!」

入って来たのは

「ヒュウ、天性の美女軍団か・・・」

金に赤が混じった髪色で身長は戦闘機パイロットでは不適格寸前の巨体の美女。ベルカでも試作機と少しの量産機しかない希少なSU-47を操る隊、ヴァルキューレ隊隊長、ジャスミン・ミリディアナ少佐だ。

「話は分かってるな?」

「イエス、大まかな事は中から聞こえました。私はこの地獄部隊を引き連れればいいのですか?」

ジャスミンは少しつまらなそうな声をする。戦いが無いに等しいのに私達を出すなと言ってる感じだ。フォアは苦笑、ギュンターは、おっかねえ姐さんと認識して少し離れる。

「いんや、まだ任務はある。君たちはもう復旧しているエウレノ空軍基地に着陸後、再補給を受けて、ウスティオ空軍、防空管区に居るベルカンエースと共に円卓の完全な制空権を獲得しろ。敵が入り込むなんて考えが出来ないくらい、完璧にな」

フォアの言葉でジャスミンはにやりとする。

「了解、ヴァルキューレ隊、完全に円卓を奪還する」

B7R制空戦、勃発近し

 

2/23

1010hrs

オーシア艦隊側

「敵艦隊からのミサイル!SAMの迎撃で残り20!!」

「CIWSと短SAM、速射砲連射!防げ!!」

<<来たぞ!弾幕を厚くしろ!>>

<<迎撃成功!ざまあみろ!ベルカの二流海軍が!>>

<<くそ!間に合わない!総員退艦!!>>

「損害報告、巡洋艦フォーナー撃沈、駆逐艦レッタ大破、高速駆逐艦スミス・アラン航行不能」

「さらに報告!敵艦隊、前進を開始!」

「予想より損害が少ない。さすがだ。そして・・・ふむ、敵は距離を縮める事で更に対艦弾の命中率上げに専念するか、距離が近くなれば、迎撃率も下がる諸刃の剣だが・・・よかろう、こうなったら迎撃最高精度まで高めて行くぞ!全艦拡散艦隊方式で全力戦速で向かえ!10分後に再度攻撃!今度は様子見でなく、誘導弾をたんまりお見舞いするぞ!!」

「「「<<<YES SIR!!!!>>>」」」」

双方の艦隊は速度を上げて、接敵に入る。

空母ヒューバード艦橋

F/A-18、EA-18、そして最近導入されたF-35が次々と甲板から飛び出す。既に半数。バーベットとヒューバードから半数ずつ前線に派遣されている。

「艦長、イージス、フェニックから緊急連絡、2機のSU-33が低空飛行で接近を探知」

「なんだと?どこに居る?」

通信官の報告を受けて、艦長である、ソナー・ラフ二ア大佐がレーダーを見る。艦隊の目の前で横切ってる2機の戦闘機。こいつらは・・・

「至急空に居る艦載機の迎撃部隊に連絡。落としてこい」

「了解、シナー隊、こちら空母ヒューバード管制(コントロール)至急の迎撃をしてもらいたい、場所は・・・」

通信官の命令で3機のF/A-18、1機のEA-1で構成されるシナー隊が迎撃に向かう。レーダー上には4対2の姿。ソナーはこれは勝ったと思い、耳を傾けると。

<<こちらシナー1、FOX2・・・なっ!>>

「どうしたシナー隊?」

<<なんだ奴ら!早いぞ!くそ、なっ曲芸飛行だと?!そんな馬鹿な・・・ああああああ!!・・・・・>>

「し・・・シナー隊4機、レーダーロスト!敵健在!シナー隊!応答しろシナー隊!!」

慌てる通信官、ソナーは背中に嫌な汗が流れる。

「これが・・・ベルカ空軍並に精強な海軍航空隊の真髄・・・名分も無いただの戦争をしただけの航空部隊と、伝統と騎士道精神を守り抜いた航空部隊の差か・・・」

彼らはまだ過小評価をしていた。これ以上に最強な事をする乱気流コンビを・・・。

1014hrs

トゥルブレンツside

「なんだ?さっきの奴らは?」

「さあ?最初の一機叩き落として全て落ちました」

グレンとエレノアはスピードを上げながら密接編隊飛行をする。さっきの戦闘で、シナー隊がしかけた瞬間、AAMで隊長機撃墜、同時にグレンとエレノアが音速でシナー残党すれすれですれ違い、気流を乱して機体をコントロール不能に、叩き落とした。

「さて、そろそろ艦隊の花火の中に突っ込むぞ!行くぞ!」

「アイサー!!」

左へ旋回をして艦隊真正面、空母の敵艦隊から見て左舷側から突っ込んでいく。

マッハ1.7、アフターバーナーを入れる。

<<敵機接近!対艦ミサイルぶらさげてるぞ!>>

<<全艦接近警報!>>

<<短SAM用意!弾幕働け!>>

低高度で艦隊の隙間という隙間を潜り抜ける。

「目の前!駆逐艦だ!ブレイク!」

「Xで行きましょう!」

「ふっ、同意だ!」

<<戦闘機がきたあ!!>>

目の前に急速に接近するオーシア駆逐艦ブラット、その瞬間、

<<!!X飛行?!>>

グレンとエレノアは高速度で翼を傾け、艦の前ギリギリで交差、艦の流線形沿って飛ぶ、そして艦の後方に出るとまた交差、そして編隊を組み直す。

<<なっ・・・・>>

ブラット艦員はただ絶句をするだけだった。

そして左側に空母が見えてきた。

「よし!突貫するぞ!2!来い!」

「言われなくても!」

SU-33は機敏に空母の左舷がわを捉える。

<<?!敵は空母狙いだ!撃て!落とせ!>>

<<多少の損害を気にするな!弾幕を張れ!>>

「いまさら遅い・・・カウント!3(ドライ),2(ツヴァイ),1(アイン)・・・0(ヌル)!!」

「FOX3!!」

2機から合計6発放たれるASM。翼から離れたミサイルは速度を上げて目標に向かう。途中で弾幕にやられて残りの4発、

<<弾幕が利きません!総員衝撃に備え・・・>>

刹那、激しい爆音とともに4発のASMは空母ヒューバードに命中する。トゥルブレンツはコブラ機動を使い上空退避、そして・・・

「もういっかい!少ないが30mm機銃を味わえ!ボロ盾が!」

<<!!イージス、セニア!逃げろ!隊長格が来た!>>

<<無理だ!>>

グレンはあっというまにガンレクティングにセニアを収め、150発の機銃の弾を全て放つ、そしてピンポイントに・・・

<<ああくそ!SPYレーダーがやられた!!これじゃたたの船だ!!>>

イージスの要のレーダーを破壊する。

<<奴らを生きてかえすな!!ヒューバード配下艦隊!全艦撃ち方始め!!>>

<<<<YEahhhhhh!!!>>>>>

次々とあげられていくSAM群

「ここで死ぬわけにはいかないんだ!2!チャフタイム!」

「了解!!」

搭載できるだけ搭載したチャフフレアをばらまきながら2機は空へ急上昇する。チャフが丁度切れたころに、何とかSAMをしのげた。

「ふう、ギリギリだったな」

「無茶しすぎです!」

「済まない、どうしても目に入ってな」

グレンは笑う、しかし、これからが本番だ、艦載機部隊が大挙して来たら、こちらの負けは確実だ・・・どうしようか。

<<空母撃沈良くやった。こちらは海軍総司令、レン・グーファだ>>

「!!?、どうして閣下御自ら・・・」

<<ふ、乱気流部隊か。面白い・・・これからそちらに増援を送る、生きて帰って来い>>

「ありがとうございます!2!突破するぞ!」

「はい!隊長に一生連いていきます!」

2機のSU-33、乱気流部隊は、今後オーシア海軍で語られる三大エースパイロットになる。

1020hrs

空母ヒューバード

「ダメコン失敗!もう駄目です!戦闘機を飛ばす蒸気カタパルトも浸水で機関部が死にました!」

「・・・総員退艦せよ・・・以上だ」

「了解!」

ソナーは被弾した瞬間、膝から崩れおちた。全て終わった・・・。これから軍法会議にかけられるだろう・・・ああ。

「愛しの海は!神は!なぜ自分を見捨てる!ハハハ・・・アハハハハ!!!」

「艦長?!」

「ああ・・・もういい、もういい!ああ!!」

発狂したソナーは、そのまま艦橋で一番やわいガラス部分を突き破り、甲板に落ちて自殺した・・・・。

1025hrs

両艦隊side

「予定変更だ!ベルカ海軍!全艦5~10発ずつ放て!遠慮するな!」

「全艦!ふざけた作戦を展開するベルカに鉄槌を下せ!中距離戦前の総力戦だ!!」

「「「「「YES SIR」」」」」

上がレンで下がフラバーだ。そして艦員の返答はほぼ同時だ。

「対艦戦闘用意!!敵に二流海軍と侮らせた事を後悔させろ!!」

「対艦戦闘用意!!二流海軍に教育的指導をしろ!!」

そしてほぼ同時に・・・

「「VLS開放!放て!!!」」

ほぼ同時に超大規模、濃密なミサイル群が発射される。これが後に歴史書にのる大規模戦となる・・・。

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