ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
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0830hrs
レクタ南部戦線
ウスティオ国防陸軍side
「全軍各連隊準備が完了したか!作戦開始10分前から進軍開始!遅刻は許さんぞ!」
「「「YES SIR!!」」」
準備は完了し、全軍攻撃開始の用意をする。0850hrsでベルカ・ウスティオ連合空軍の対地爆撃、0900hrsに堅い防御陣地を破壊作戦を開始する。
「元帥閣下、操縦系統の整備完了しました」
「同じく主砲、機関銃弾薬満載、整備も完了です」
「分かった、よろしく頼むぞ」
「「はい!」」
サーガとウーラコンビが報告をする。フェルナンデスは頷く。
「よし、それでは攻撃開始は予定どお「元帥閣下!」どうした!」
伝令がフェルナンデスの所に走ってくる。
「大変です!レクタ軍の東部軍閥の空軍部隊が接近中!対地ミサイル抱える爆撃機も・・・」
その刹那、いきなりウスティオ陣営から火柱が上がる。
「状況報告!第1重武装師団第8連隊に直撃!死傷者多数!」
「何で今まで分からかなかったんだ!!」
「それが・・・偵察衛星によると、オーシアの新鋭機、B-1Bが数機接近で、低空侵入でレーダーにひっかからず・・」
「くそっ・・・機械化歩兵の対空連隊!対空警戒厳にせよ!敵の攻撃を食らうな!」
「どうします元帥閣下?」
「サーガ君!エンジン起動!もう作戦なんて知るか!3倍にして返す!全軍突撃!突撃!それと空軍の奴らに緊急連絡しろ!至急護衛機と爆撃機で道作れと!」
「はっ!」
サーガとウーラは素早く乗り込むとエンジンを起動する。
「レクタ派遣軍全軍に通達する!これより敵陣に切り込みかかる!遅れるな!」
「元帥閣下に続け!」
「「「YES SIR!!」」」
レクタ派遣軍、進撃開始。
0840hrs
レクタ南部戦線から60マイル地点上空1200フィート
「敵陣営に着弾確認!おい!対地攻撃まだか爆撃部隊!」
「まあまて、JDAM攻撃可能地点まであと20マイルだ。そこから敵陣営に思いっきり爆弾を落とす」
「拍子抜けだな、ウスティオ空軍が弱体化の情報は本当だったんだな」
B-1B8機、F-15E、F-16D、更にオーシア空軍でも導入開始したばかりのF-15SE数機も参戦している。
「油断するな、仮にもベルカの実践豊富な右腕的存在のウスティオだ。何を仕掛けてくるのかは分からない」
「はっ、対地爆撃部隊しか敵さんが用意してないという情報があるんだからそんなこ・・・」
「どうした?」
レクタでもF-15SEを操るエースパイロットの言葉が不意に止まる。その上の隊長格が問う。
「いや・・・なにかレーダーが乱れ「全機!二時下から戦闘機!ブレイク!」!!」
その刹那、一機の戦闘機が下から上へ一機のB-1Bに一閃、尾翼が吹き飛ぶ。SU-47の前進翼をナイフにして体当たりした。
「ああ!こちらセーナ1!!尾翼が吹き飛んだ!戦闘不能・・落ちる!」
「無線封止解除・・・ウスティオが来るまでここで遊んであげるわよ」
「「「Yes Mam」」」
その隊こそ、破壊の女王、コールサインブリュンヒルデこと、ジャスミン・ミリディアナ少佐率いる、ヴァルキューレ隊だ。彼女の部下、荘銀姫・荘錦姫少尉操るSU-47電子戦機のECMで隠れながら突撃してきたのだ。
更に数本のAAM
「なっうわあああ!」
「メーデー!メーデー!」
「B-1B!全速力で目標の地点へ向かえ!」
「可変翼を撃ち抜かれた!どこから!?」
「右だ!右!」
「見えないぞ・・・幽霊か!」
「・・・・・」
無言でレクタの陣営を崩すのは、黒い幽霊こと、コールサイン、シュヴェルトラウテ、アイーシャ・クリシュナム中尉である。
「くっ・・・」
ヴァルキューレ隊の常識人、コールサインロスヴァイセこと、ソーフィヤ・パブロヴナ・カルチェンコ中尉が回避行動を取る。F-15Eに後ろを取られたからだ。
「ハイアー2より後ろを取った、撃墜す・・・あ?」
「2が火を噴いた!!」
「私の目が黒いうちに仲間の後ろを取ることは許さない・・・絶対に・・・」
「ありがとう、オルトリンデ」
オルトリンデこと、ステラ・シュテルンブルク・ヴラディレーナ大尉が援護する。
「ふふ!そこの爆撃機落ちなさい!」
「なっ・・・敵が撃墜機に突っ込むぞ!」
コールサイン、グリムゲルデことマリア・カラス少尉が火を噴きながら落ちる爆撃機と戦闘機の隙間ギリギリ潜り抜けるという、恐ろしい空間認識能力の持ち主だ。
<<こちらウスティオ空軍、ベーター隊、フィナール隊だ。遅れて申し訳ない!加勢する!>
「こちらヴァルキューレ隊ブリュンヒルデ、増援感謝します・・ですけど・・・」
<<ですけど?>
「私達が全部弄んで撃墜する予定なのでよろしくお願いします」
<<<・・・・・・>>
ウスティオ空軍サイドは戦慄を覚えた。別の意味で・・・・。
0849hrs
レクタ南部戦線
ウスティオレクタ派遣軍サイド
「ああああ!うざったい!ウーラ君!主砲で狙え!」
「無理です!12.7mm重機関銃も奴では貫けません!」
派遣軍の上を悠々飛び回るのは、アパッチAH-64Dである。
「くそ!歩兵連隊がロケット攻撃で!」
「あのうるさいヘリ黙らせろよ対空部隊!」
「やりたくてもロケット攻撃が降り注いでまともに撃たせてくれねえんだ!」
「役立たず!!くそ!」
「こうなったら・・・」
「何をしますか?!元帥閣下?!」
その時、フェルナンデスはハッチからグレネードを取りだす。
「てか・・・どこから持って来たんですか?」
「気にするなサーガ君!行け!」
「ラジャー!!」
アリエテMk2はスピードを上げる。
<<奴だ!あの戦車が最高指揮官のせてる!>
<<殺せ!殺すんだ!>
AH-64Dから容赦ない攻撃・・しかし当たらない。
<<なっ・・・>
「落ちろ、カス」
にやりとしたフェルナンデスはグレネードを放つ、空に舞ったグレネードはAH-64Dのメインローター部分に近づき、時間きっかりに爆発した。
<<ぐわあああ!!!>
メインローターが破損したAG-64Dはふらふらしながら、逃げようとする。
「逃がすかーー!この携帯対戦車ライフルを喰らえ!!」
「「だからどこからっ!!」」
反転して、もう一つのローターに、対戦車ライフルが当たる。
<<ローター全壊!!ダメだ!落ちる!>
AH-64Dが陸上兵器で撃墜された瞬間だった。
「・・・・・元帥閣下」
「どうした?」
「「あなたはどんなびっくり超人ですか!!」」
サーガとウーラは口をそろえて言った。
0900hrs
エウレノ空軍基地
サザンクロス部隊全員が小ブリーフィングルームに集まる。
今日、電子戦機に改造するコーノの相棒となる人が来る日だ。
「さーて、どんな人が来るんだ?」
「干物、落ち着け、開きにするぞ」
「さりげなくグロイぞ!隊長!!」
「・・・・・」
「コーノ、大丈夫?」
「ええ、アリチェさん、大丈夫です。未だに情報が来ないのは怖いですが」
「「「大丈夫だ!コーノ中尉!」」」
「三つ子のはもりが凄い!」
相も変わらずグダグダな会話が続く。その時、カロンが入ってくる。反射的にサザンクロスメンバーが敬礼する。
「ふむ、楽にしたまえ、さて、ウスティオ空軍から選抜派遣されて、ベルカの電子戦機課程を卒業、若手ながらエースレベルのWSOを配属する。入れ」
「はっ!」
ん?女性の声?アリチェ+女性。そして部屋に入る女性、きれいな茶髪。厳しそうな目をする、アリチェ以上の男女。しかし細くて女性らしさがあり、そこそこ顔もいい。その時、コーノが・・・震えている?!
「姉さん」
「「「はっ?」」」
「久しぶりね、コーノ・・・今度よりサザンクロス4で、電子戦機WSO、エリーゼ・ファルツ、階級は中尉です」
微笑しながら敬礼するエリーゼ、うん、メビウスタイプか。
「初めまして、サザンクロス隊リーダー、リュウト・ユイカワです。階級は少佐です」
「初めまして、あと・・・」
「?」
エリーザは咳払いして
「そこに居る弟、コーノは私の宝物。傷つけたら殺しますので」
「「「は・・・・はあああああああああああ?!?!」」」
エリーゼは実は完全なブラコンだった。
こうしてサザンクロス部隊は全員がそろった。
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