ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
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0608hrs
レピナース空軍基地ブリーフィングルーム
ブリーフィング開始時刻が過ぎている。さっきから基地内の将校は慌ただしい。
首都攻勢は招集などでまだ時間があるのに、早朝からこの基地の、特殊航空団が勢揃いだ。最初はバカップルのトゥルブレンツも、この不可思議な状況に真剣な表情、さすがベルカ海軍航空隊、非常に場慣れが早い。
「隊長、これって・・・」
「緊急事態他無いだろな・・・」
アリチェの言葉に結川が返す。昨日まで哨戒任務しかしてなかった近くの空軍基地では早朝から大規模な空軍演習、さらに哨戒部隊が2倍になった。その時
「集まってくれたな、遅れて済まない」
ミナーが入室する。その顔には疲れと緊張の顔だ。全員起立して敬礼。
「大佐、どうして急な召集を?まさかオーシアがまたぼうそ「そのまさかだ」・・・」
オリビエの初手は肯定を以て砕かれる。
「昨夜から早朝にかけて事態は急転をしている、単刀直入に言おう、オーレッド沿海、サピンまでの海峡に第一国防艦隊、ユージア艦隊他、海軍全戦力30%が集結している。これはサピン海軍の2倍戦力だ、さらに言えば、アピート市の国際空港をはじめ、ほとんどの民間空港に全世界に展開してた好戦派戦闘航空団を集結中との情報が入った」
「「「!!?」」」
ミナーの言葉に全員は一瞬反応出来なかった。
「て、どんな連携ですか?今までに比べモノにならないくらいの集結力・・・」
エレノアが聞く、トゥル、特にエレノアは先の超大規模海戦で、艦隊撤退支援の空軍と海軍航空隊の連携が凄く悪く、追撃が楽だった・・・らしい、彼女はグレンを落とされてキレてたから覚えてない
「簡単に言おう、正式に3軍の総司令が辞任、さらに今まで反戦してた兵士がやめて、そこにカリスマ性ある好戦派が登用されて、今までになくオーシア軍の機動性が上がってる・・・皮肉だがな・・」
「どこからそんな大艦隊が?」
グレンが聞く、大艦隊を運ぶなら世界に情報が走るはずだ。伊達に海軍航空隊を長くやっていない
「本当ならISAF海軍が監視航行してるため、情報が入るはずだが、世界の海軍の圧力で、他国の経済水域、領海を通って来たらしい。精査してないから、推測の域だが。さらに質問が来る前に言うが、陸軍も当然増強されて、事態は悪化のしている。そのため、我が連合軍は先手の総攻撃を決定した」
「総攻撃?その心は?」
「ベルカ、ウスティオ空挺師団を総動員、アピート市、オーレッド各主要地を制圧する。数は・・・8000から12000ぐらいだ」
「ちょっ・・・!」
結川が言いかける、その数を運ぶなんて・・・!
「もちろん状況はひっ迫してるが無策ではない、大演劇下克上作戦」
「下克上?どういうことですか~?」
エレナはいつもどおりにのんびりに見えて・・・のんびりだな・・・。
「簡単な話、今ウスティオに居るハーリング議員をホワイトハウスに置いて、全面的にオーシア降伏、ハーリング議員を大統領にして、未来FCMBとオーシア融和を目指す」
「「「???!!」」」
みなさらに驚きに包まれる。
「それの成功確率が分からなきゃ、うんとは言わせませんぜ姐さん」
珍しく・・・珍しくグラッドの真剣モード。
「そうだな、現在、アップル・ルルース他上層部は、学園都市に退避して、そこから指揮を取っている。今回の制圧作戦は市民被害を最小限に抑えるよう厳命して、無人のホワイトハウスを制圧、国の象徴を占拠されたオーシア国民は反感感情爆発、この瞬間を狙い、ハーリング大統領を立たせて、降伏させる。幸い次期大統領と国民から圧倒的支持を受ける議員なので、かなりの確率で成功すると思われる。さらにうちらの空挺師団を甘く見るな、奴らの猛者具合は、オーシアの首都防衛軍と比肩も出来ない」
ミナーがにやりとする。
「それじゃ、君たちの3隊はアピート国際空港及び、226大隊の輸送機護衛、及び、空港攻撃部隊護衛、極めはアピート市全域の制圧の主役だ」
「・・・・ん?ものすごーーく仕事が多いのですが?」
オリビエが苦笑しながら聞く。
「しょうがない、特殊戦術航空団、圧倒的不利な戦況を覆す部隊なのだから」
「「「「・・・・・ああ~」」」
納得した声しか聞こえない。本気かよ・・・
「そ・・・それで、作戦決行時刻は?」
「今日の1000hrs」
「「「・・・・・・・」」」
今度こそ本気で絶句する。
「それじゃ、作戦は開始される。腹は括っておけ。それでは作戦開始前、8時までは自由行動にする。以上、解散!!」
「「「YES SIR!!!」」」
文句はあってもミナーの圧のある号令には逆らえない。これぞ軍隊効果・・・。いや、見えない上下関係?
ミナーががブリーフィングルームから出ると
「さ~て、交流の時間は与えた。これからどうしていくんだろうね・・・若き精鋭たち」
彼女は微笑しながらそのまま去っていく。残されたメンバーは
「・・・、いきなりすぎると思ったやつ、手ぇ挙げて」
オリビエの言葉に全員が挙げる
「だよね!やっぱりね!」
彼はそのままグターとなる。
「しかしまあ、こんな場所でぐだるならやはり空だろ!」
「そうです!今こそベルカ海軍航空隊とウスティオ空軍の乱舞の時!」
ロバートとエレノアが同時に言う。
「それじゃ、どんな方針かは、安全生存率100%に近い男、リュウト中佐に決めてもらいますか」
グレンがにやりとしながら結川の方を向く。
「へっ?いやいやいや!それならキャリアの長いそちらで決めるのが・・・」
「ん~、俺は一回落ちてしまってるし・・・」
「俺は酒しか考えられないので」
「「てなわけで!」」
両隊隊長から言われて、他の部下たちも少し笑いを含みながらこちらを向いてくる。くそ、こうなったら
「わかりましたよ、俺の作戦は・・・ガンガン進む!罠や護衛対象が危なくなってから考える!そしてトゥルブレンツは戦場でのバカップル禁止!」
「「「おう!!!」」」
「「?」」
全員が応え、そしてトゥルバカップルは双方何を言ってるのか首をかしげて、みなをズーンとさせた。
そして時間は早く過ぎ・・・
0920hrs
<<コントロールよりサザンクロス、L36から離陸せよ>
<<サザンクロス隊、L36から離陸を開始する>
<<復唱オーライ、方位140、風速4m、後続があるため短距離離陸で頼みます>
<<了解、誘導サンクス>
<<コントロールより、うちらの連合エースのエスコートが出来て光栄だ。グッドラック、サザンクロス>
コントロールからの通信を切り、滑走路に進む結川ほかサザン部隊、他の部隊も後続して、2本の滑走路は完全にてんてこ舞い。しかし疲れを見せず頑張って誘導する管制官に脱帽だ・・・。
さて、それじゃあ
「サザンクロス中隊、これより離陸を開始する!」
地上誘導員が発進合図を確認すると、スロットルを押し込み一気にアフターバーナー、最低離陸速度で機体を浮上させて一気に垂直上昇をはかる。
そして始まる地獄の門、結川の崩壊も始まる・・・。
おまけ、ハートの秘密
ハートには秘密がある。それは深刻な物でなく、この荒くれ部隊をまとめた理由。
ウスティオ空軍主力大型輸送機、UC-2、2機に分乗して、空挺師団226大隊が居る。特殊戦術航空団、サザン他3隊に囲まれてる機体の中で
「私達が、首都でなく、防衛の薄いアピート市・・・うう・・」
[[き・・来てしまった!]]
ハートには目に涙をためて、空挺隊員は一様慌て戸惑う、そして崩壊
「なんでわたしに首都で戦わせないのよ~!なんで後方補給線?!なんでなんでなんでぇ~~!!」
わっと泣き出すハート、そして周りは
「隊長のせいじゃありません!悪いのはベルカの降下猟兵の馬鹿どもが仕事を回さないからですよ!」
「隊長のせいじゃありません!悪いのは俺達です!俺達が不甲斐ないからです!」
「「「隊長は女王様!女神さま!俺達は下僕です!ウジ虫です!国でなく貴方様のために命を喜んで捨てれる奴隷どもです!」」」
空挺隊員は何とかして慰める
「本当に?」
ハートはグスグスと目を腫らして聞く、凄く可愛い
「「「本当ですとも!!!」」」
空挺隊員大唱和。しかも通信機通じて、分乗で分かれた隊員からも唱和・・・馬鹿である。そしてハートは俯き
「ふ・・・ふふ、そうよね、私のせいじゃありませんね。貴様ら!何でアピート市になったか分かるか?!」
「「「我々が不甲斐ないからです!!」」」
「いいだろう、アピートからオーレッドに直行!もし市民に不必要に危害を加えたら・・・もぐぞ」
「「「「YAHHHHHHHH!!!!」」」」
ハート復活!
さて、ここで説明しよう[ここの説明はこの小説オリジナルです。真に受けないでね!]
ハート少佐の秘密・・・それは声である。
f分の1のゆらぎというのをご存じだろうか?
人が心地よく、リラックスできる、人間の特殊音波である。例でいえば、美○ひばりや、ジャパネット社長さん。歌手でもなんでも売れてる人の中に多数存在する。まあ実際全人類の何万分の1だが。
さて、彼女はこの女王様モードのとき、この時彼女の周波数は、男性の脳内刺激ホルモンは興奮作用を覚え、自ずと彼女に従いたくなる。いわゆる潜在的マゾの部分を最大限に増幅させる。
逆に彼女が泣いて甘える時、男性でも女性でも関係なく、赤ちゃんに癒される、または構いたくなる母性本能を最大増幅させる効果がある。
つまり、彼女は自然に先天的なこの素質で、隊員のM部分を最大限増幅させて、女王様の鞭と、泣いた時の母性で構って同時にかなり癒される飴の効果で、全ての隊員の身心全てを彼女漬けにさせたのである。
しかし実力も軍トップクラスなので、どちらにしろ226大隊をまとめ上げただろう・・・。