ACECOMBAT if ~全く違うzero~   作:夕霧彼方

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混迷と焔 序章

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1040hrs

アピート国際空港上空

アピート市の空は、戦闘機の代わりに、数十発の巡航ミサイルになり変わっていた。

「隊長!作戦本部から「作戦はアピート市壊滅の裏の意図あり、作戦を中止せよ」と」

エリーゼからの本部から電文

「どの道もう遅いけどな、こう返せ!「時すでに遅し、こちらは全力を以て迎撃を開始する。もう知るか!」と一言一句、悪口付加なら尚可!」

「了解です」

空はミサイルで埋め尽くされる。

「第二波接近!第三波射出準備と思われます!」

「こちらアップルジャックよりサザンリーダー、見つけました。国籍不明、タイプは・・・ニュートラル社地上発射型タイプ!オーシア、FCMBほか北オーシア大陸の軍事大国では一般採用兵器です!」

「こちらサザン6よりリーダー!こちらはベルカ工業廠の地上発射タイプ、しかし型は同じでも、識別には全く一致しません!」

「こちらトゥルより、厄介だな、こりゃサピンが採用しているビッナー型対地攻撃ミサイル艇だ」

「こちらはオーシア沿岸警備隊採用のジューク級特殊戦術艇の巡航ミサイル搭載改造型です」

「どうゆう多国籍軍だよ?!」

「ここで手を取り合って平和でなくアピートフルボっこかよ!」

オリビエ絶叫、ガルシアが突っ込む。

「俺達どっちの味方だろうな?」

ホークが問いかけ

「んなの決まってるだろ!ふざけた行動を取る軍隊が敵!無罪な市民の味方だ!まあそんな綺麗ごと言えない手だけどな」

グラッドが最後は自嘲気味に言う。

「とにもかくにも守りましょう!それだけです!」

「こっちも本体見つけたよ~、私達の偽善を見せつけてボッコボコにしちゃいましょ!」

エレノアとエレナが言う。全く・・・こいつらは・・・

「それじゃ、これより敵を攻撃を開始する!」

「待て!こちらAWACSフェクチャー!目標外攻撃は命令違反だぞ!」

いきなり遮るのは、保守で有名なAWACS

「はあ?!現在アピート国際空港は混乱に陥っており、ここで巡航ミサイルが打ち込まれれば作戦はおろか、国際人道問題は必至だ!」

「貴隊はアピート国際空港破壊支援であって、防衛ではないぞ!分かってるか!これは命令違反だ!第一波撃破は見逃すが、第二からはな・・・」

「いいじゃねえか!作戦は放棄した!軍法でもなんでも来い!ここまで来たらどこまでも偽善を押しつけてやる!全機攻撃開始!」

通信を切ると、その瞬間、目の前まで来てた巡航ミサイル群が消滅する。

「こちら対地攻撃隊、目標、発射兵器!」

対地攻撃隊の仲間達も腹を括って、攻撃を開始する。

<<おい!空港に群がる野郎ども!さっさと別に行きやがれ!行かないと・・・行かないと~・・・>

<<女王がお泣きになる前に貴様ら散れーーー!!>

<<了解です王女様ーーー!!!!>

滑走路に突入した空挺部隊が、避難所へ誘導する。正義感ある懲罰部隊だな・・・。てか避難者もハート洗脳しやがった?!?!

巡航ミサイルは目に見えて減っていく。混線が聞こえる

<<どういう事だ?!何で作戦が・・・>

<<われわ・・せい・・絶対むくわ・・>

<<来た!捨てご・・・御苦労だった!・・これで・・・る>

「エリーゼ!敵の無線拾えないか?!」

「駄目です、暗号コードがどれにも引っかからない・・・こんな高性能、見たことが・・・敵!機影薄い・・・完全ステルスです!」

「こちら対地攻撃、ニット2!目視確認!F-35C、5機編隊!」

「追加情報!サピンから来た部隊で、射程30kmでマッハ4で飛翔するAGM-X搭載機,5機が居なくなったと!さらにオーシア、ユーク空軍増援も接近中!」

エリーゼの情報に思い切り結川は機体を殴りつける。悪いと思っても衝動は止められない。

「くそ!残対空兵装報告!」

結川の号令で、報告するが、あまりにも足りない。結川も空港にまで上手くすりぬけてきたミサイルをAAMで落としてたので、残り2だ。さらに悪いのは、燃料も底を尽いている。このままじゃ・・・

「くそ!敵射程までは?!」

「あと2ふ・・・え?」

「どうした?」

エリーゼが詰まり、結川の苛立ちがさらにつのる。

「いえ、IFFアンノウン8機、これもステルス?」

その時F-35の背後には最大最強の部隊が居た。

1050hrs

「イーグルアイより、メビウス中隊、状況を」

「メビウス2、スタンバイ」

「メビウス3から7スタンバイ」

「メビウス8スタンバイ」

8機のF-22、ISAF最強の部隊、

「メビウスリーダー、スタンバイ・・狩りの時間よ、矢を放ちなさい!」

完璧な編隊から超長距離特殊AAMが放たれる。

あっというまにF-35に吸い込まれ

<<おい!これはどうゆう・・・>

5機は全く反撃出来ずに散る。

「こちらサザンクロスリーダー!これは?!」

「あらごきげんよう中佐、ベルカ軍の良識ある方の根回しで、ISAFから追加派遣、各国に散っていた私の元部下を再集結してこちらには空中給油4回して突破してきました」

「なんという無茶苦茶・・・」

結川は苦笑いしか出来ない

「すでに空中給油機を要請しています。無理せず給油していて下さい。このくらいの奴ら、簡単です」

メビウスリーダー、アイノはバイザー越しで妖艶な笑みを浮かべて上唇を舐める。

「・・・了解した、武運を」

「ええ、全機に告ぐ、アピート市に敵を侵入させるな、以上」

「「「了解」」」

編隊が解かれた瞬間、今度はちゃんと要撃体制を取ってる敵部隊を囲む。

<<奴らはISAFのエースどもだ!>

<<もう駄目だ!>

<<怯えるな!敵はたったの8・・・>

<<隊長が落ちた!>

メビウス中隊とオーシア、ユークの戦いの結末なんて、聞かなくても分かるよね?

その時、オーレッド市も大変な事態に陥ってた

1055hrs

「どういうことだ相棒・・」

「俺に聞くな・・」

F-15を操る、ガルム隊は第二波部隊として来た。既に戦闘はほぼ終了して、ハーリングも間もなく空挺部隊の先導でホワイトハウス到着目前だ。

しかし

「おい!爆撃機!既に作戦は最終に入ってる!これ以上の攻撃は許さんぞ!!」

「爆薬は余ってるんだ!俺達の国を徹底的にやろうとした民族だぞ!この鬼畜を生かしておくか!!」

恨みを爆発させた爆撃部隊が独断で市街地爆撃を行う。アピート国際空港の危機、そしてこの暴走。これは偶発的にしても、アピートはさすがにおかしい

F-15Cで敵地上空ながら脅威が無く悠々とフライングパスするピクシーは

「戦争は人格を歪める。予想通りか・・」

むかし魔術師と電話した事を思い出す。これからの悪夢・・・これだけに・・・いや・・・。

「おい、ガルム2、相棒、どうした?」

サイファーから心配の声

「あ、ああ済まない、因果な世界だな・・・」

その言葉は一時的にも取れた、しかし、そのあとがなければ・・・。

オーシア、ハーリング上院議員はホワイトハウスに到着すると、現在までの中央政府を操っていたアップル・ルルースを正式に不信任、暫定政権確立と、全軍に軍備放棄宣言。降伏を促した。

こうして首都の戦闘は終結した。

しかし、北部の軍は、恨みがルルース主導を宣言、攻撃続行をするといい。未だ戦争が続く事が決定した、そしてその決定で

7つの太陽が・・・

オーシア学園都市

ここはハーリングが大統領宣言でアップル・ルルースの圧政にたまりにたまった鬱憤を晴らそうと、そのルルース立てこもる臨時政府に数万の学生、市民が押し掛ける。

正門はもはや限界、というより警察は既に諦めて交通整理くらいだ。

「チャーリー7より、こりゃもう交通整理は無理だ・・・て11?お前なにしてる?!」

「チャーリー11より、これは対戦車ライフルだよ、正門突破に・・・」

わあああああああ!!!

「こりゃ要らないや、正門突破した」

そして数万の民衆は臨時政府の正門を突破、政府内が血まみれになるには時間がかからなかった。

アップル・ルルースは海兵隊のCH-53で既に逃亡をしていた。

「こんなはずじゃ・・・こんなはずじゃ・・・」

ルルースはさっきから繰り返してそんな言葉しか吐かない。政治生命は完全に断たれた、もはや・・・

「ルルースさん!まだチャンスはあります!」

「そうです!我々駐留南オーシア軍はまだ戦えます!」

好戦派は未だにルルースに声をかける。しかし

「え・・・エンジンエラー!システム異常?!」

「どういうこと・・・うわああああああああああ!!!」

CH-53はいきなりエンジンが停止して、そしてローターが吹き飛び、そして落ちた。

アップル・ルルースはあっけなく、学園都市を流れる川に沈んだ・・・。

それを眺めてたのは

「ふふ、成功」

ベニーは双眼鏡を覗きながら言う。すでにアップル・ルルースは処分対象だったので、諜報課は暗殺を決定してた。ベニーはころ合いを見て、スイッチを押す役目だった。

「少佐、お疲れ様です」

「ええ、疲れたわ、北部から首都まで強行進軍だもの・・・」

側近軍曹が少しにやつき

「それと、あなたが救った乱気流隊長、無事任務を終了したらしいですよ」

「ぶっ!」

ベニーは少し戸惑う。まあ仕方ない。彼に好意を持ってるからだ。しかし彼女は

「まあ、とにかく無事で良かった。私はもう入り込める隙は無いわ、遠くから応援して・・・また堕ちたら救ってあげるわよ」

彼女は最後は微笑んで立ち去る。

「素直じゃないですね」

側近たちも笑いながら付いて行く。

こうして序章は幕を閉じた・・・。

 

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