ACECOMBAT if ~全く違うzero~ 作:夕霧彼方
いきなりだった、B7Rで防空任務を行っていた俺はオーシアの攻撃を防いでた。しかし奴らは不思議な事に高度5000フィート以下にとどまっていた。増援も来てたし、潰せる自信があった。
だが奴らは怖いものを使った・・・。
やつらが一気に急上昇して、俺は高い所から迎撃しようと追撃したら突如として大きな火球が表れた、そして5000フィート以下の仲間が落ちていく。
しかもB7R放棄を命令された・・・。
ベルカの誇りが破壊されて私は茫然とした。
ベルカニュースワーク社発行
ベルカ戦争を語る
匿名希望元ベルカパイロットの証言一部抜粋
2月14日
0720hmr
エウレノ空軍基地第二小ブリーフィングルーム
「何が一体どうなってるんだ?!」
「落ち着け、それは俺も知りたい。」
グラッドが声を荒げ、ホークが制止する。突如とした遠距離攻撃で、B7Rに展開してたベルカウスティオ空軍の部隊が壊滅、ベルカに撤退した、この基地のエース部隊ファンタジア隊も8機から2機になるまでやられたらしい。
「とにかく、今は軍事本部の指令を待つしかないし、ディレクタスも気になる・・・。」
「そしてここも敵の前線ですよね。」
アリチェの冷静な言葉と、サルトの言葉で緊張が走る。残念な事に、既にベルカ側にはオーシアが大規模な陸上部隊が動員されたらしく、南ベルカ地域は戦闘状態にあるという。
「集まってるな。報告の時間だ。」
結川が部屋に入る、後ろには・・・・
「誰ですかこの美人、ランクAAA、いや、それ以上!」
長い髪をリボンで結び、そして大人びた風貌、そして胸に「ISAF」の文字。
「まさか・・・。」
グラッドが言葉に詰まる。
「初めまして、私はメビウス1こと、アイノ・リャークス、階級は大尉。よろしく。」
「と、いうことだ、彼女はこの部隊の任務の支援をして下さるそうだ。失礼の無いように!ちなみにサザンクロスに編入というわけでないからメビウス1と呼称しつづける。」
「「「はっ!」」」
全員で敬礼、彼女は微笑みながら。
「いえ、私は一匹狼状態なので、どこかについてないといけなかったので、私はこの部隊を選びました。ユイカワさん、どんどん命令下さい。」
リャークスは謙虚だ、彼女が居れば、一個航空隊は消滅する。
「あり?隊長は中尉、彼女は大尉ということは・・・。」
彼女の方に指揮権あり。
「それはこれで解決した。現在ウスティオ空軍は緊急事態に陥っており、予備兵や、航空学生を召集したりや、慢性的な佐官の数が足りないという事をここで解消するという事で、ここに居るお前ら全員一階級特進、そして俺は二階級特進で少佐だ。」
「「「おおーー。」」」
「ちなみに三つ子たちは正式に少尉、前線に遠慮なく放り出す。」
「了解です。」
「それで、敵はどんなもので攻撃したんだ?」
「ああ、そうだ、これを見てくれ。」
結川がスクリーンを操作する、そこには・・・・。
「何だこれ?!」
平べったいが非常に大きい。どこかの造船場で艤装してるような風景。
「これがユークトバニア海軍中央海軍管区所属シンファクシ級原子力潜水艦シンファクシ、全長300mオーバー、F-35艦載機20機、弾道ミサイル垂直発射20基、魚雷28、SAM8、まさにモンスター。そして2番艦リムファクシ、これはかなりの少人数化に成功した艦。2つとも戦闘能力は化け物だ。」
「こいつがB7Rに?」
「ああ、この弾道ミサイルは散弾式で、破壊力は爆心地から高度5000フィート以下、半径8km以内を破壊するミサイルだ。そしてそのうち数基は戦術核が搭載されてるとみられる。」
「隊長、対策は?」
ホークがすかさず聞く。
「・・・・・、無いに等しい、こいつは非常に高いステルス性、静粛性、最高深度の異常さ。全てにおいて高い。ベルカ海軍の対潜哨戒機を3機飛ばして3機落ちた。」
結川がため息つきながら言う。
「私達ウスティオ空軍は・・・。」
今度はアリチェ・・・。
「こちらはこちらで深刻だ。ディレクタスの部隊が何とか凌いだものの、多方面から来るオーシアユーク軍の攻勢に、陸軍は大慌て、状況は安定しない。ベルカとつなぐ、国境道122号線は封鎖された。そして最悪の話だが・・・、もしかしたらエウレノ防衛は放棄される可能性が出た。」
「どうして!」
アリチェが立ち上がる、納得いかないという顔だ。それもそのはず、ここは彼女の故郷だからだ。
「しかし納得は出来る。ここに味方を割くより、戦線縮小して部隊を整えてディレクタスを集中防衛して、敵軍の攻略隊を漸減(ぜんげん)してから奪われた都市を奪還する。大国と戦うなら、肉を切らせて骨を断つ戦法ですか・・。」
グラッドが大人しく状況分析。結川はうなずき
「そうだ、今、傭兵やエースパイロット揃えてB7Rに突貫しても潜水艦の餌食だ。そしてB7Rが奪還出来ない今、この基地の運用目的の一つが果たせない。」
「隊長、放棄するとしたら、エウレノに居る陸上部隊は・・・。」
タルトが聞く。結川は表情を渋くし
「悪いが、1個旅団ほど居残ってもらう。そうしないと完全放棄は後にどうなるか分からないからな。」
「傭兵達は?」
今度はホークだ。
「部隊は集結を完了させて、続々と最前線に送り込まれるようだ。彼らの腕は信頼できる。」
結川は息を吐き、続ける。
「さて、今はどんな展開になるか分からないが今は事態を注視してはって「発展はある。」いきなりですか。」
扉に立つのはカロン大佐。全員が敬礼。
「発展とは?司令。」
「今秘密通信が入った、こちらに今、オーシアユークから希望の積み荷が来る。」
「希望の・・・積み荷・・。」
「サザンクロス隊に伝える、今すぐ希望の積み荷の護衛を命ず!これは失敗してはならない、行け!」
「は!行くぞみんな!」
「「「了解!!」」」
8人が駆けだす。
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