感想貰うと本当に嬉しいんですが返信とかした方が良いのか悩みます。
何も面白いこと言えないし。
とりあえず、感想とか評価とかありがとうございます。
偉い人に呼び出されたオレ。
カウンセリングを覚悟して扉を開けたら、何だか方向性が違ったらしい。
そうだよね、B級になったらチーム組めるよね。
オレの扱い困るよね知ってた。
公 認 ボ ッ チ キ タ
真っ白な部屋のなか、原作キャラとの出会いの可能性が霞のように消えていくのが見えた気がした。
だってコミュ障だからランク戦とか以外で誰かとまともに話せる気がしない。
いや、戦ったからって話せるとは限らないけど。
「……はい」
悲しい。
露骨に凹んでみせたら、原作では見てない良い人そうなおじさんが慌ててフォローしてくれた。
「もちろん永遠に禁止という訳ではない。君がB級でチームに加われる実力をつけたと判断したらこちらからチームを紹介する」
「どれくらいやったら実力がついたってことになるんですか」
食い気味にそう聞いたら、少し困ったような顔になるおじさん。
いい人そうだから困らせる罪悪感が……。
「どうやら君は最近ランク戦に偏っているようだから、ネイバーの討伐数で判断しよう。防衛任務はもちろん個人ではなくどこかのチームに都度都度参加して行う」
「防衛任務やっていいんですか!」
じゃ、なくて!やっぱカウンセリング一歩手前だったじゃないんですかー!
これめっちゃ心配されてたやつだ。
銃握ってハイになっちまったんじゃないか心配されてたに違いない。
最近ランク戦ばかりやっててすみません……。
でも、気になる言葉があったので更に質問する。
「どこかのチームと?」
「まずは個人技ではなくチームでの戦いと言うものをしっかり身につけるんだ」
「はい、わかりました」
原作キャラとの出会いの可能性キタ!
敵として戦うよりも、一緒に戦う方が仲良くなれそうだし良いんじゃないか!?
生駒旋空見たい!防衛任務なら他の支部の人も来るかもしれないから生小南先輩とかも見れるのでは?!
いや、レイジさんが見たい!
天羽氏とかは防衛任務とかやってなさそうだけど、B級のメンバーとなら会えるかもしれない。
基地から出られない為、ランク戦とバムスタータイムアタック以外には過去のランク戦の映像を見るくらいしか娯楽がないので最近のから遡っているオレに死角はない。
話したことないけどB級以上の人は作中でモブ扱いの人ですら顔と名前を一致させられる。
上位陣はトリガーの構成も言える。
くくく……ボーダーオタクとはオレのことだ。
あんまりニヤニヤしていたら不審に思われたらしい。
「やけに嬉しそうだな」
「はい、嬉しいです」
「チームを組むことを禁止した側が言うのもなんだが、不満はないのかい?」
「いいえ。チームを組めないのは残念ですが、色んな人と一緒に戦えるのが嬉しくて」
「……そうか」
目指せ、原作キャラサイン帳コンプリート。
ちなみに今のところ埋まっているのは鬼怒田さんとごり押しした緑川くんだけである。
「辛い境遇の君に、更に孤独を強いるような決定だと思っていたが、そう言ってくれると喜ばしいことだ」
「……オレ、別に辛い境遇とか、思ってないんですけどね」
なんだか勘違いをされているような気がする。
勘違いものか何かなのかこれ。
だって、今生きているだけで儲けもんなのだ。
同時期に洗脳されてた子供とかがボロボロ死んでいく中生き残れたし、今は平和な日本にいるし、暖かい湯船に浸かることができる。
ボーダーに来たいという願いも叶えてもらえた。
飼い殺しか孤児院か悲劇の少年(笑)のどれかだと思っていたので、今が幸せすぎて夢みたいだ。
オレがどれだけワートリのファンだったか語りだしたら一日終わるのは間違いないぞ。
「ボーダー来れてよかったと思っています。ここの人はみんな優しいし、ご飯が美味しい。トリガーがあると安心するし、オレにもなんか出来るんじゃないかって気になる」
と、ここまで言ってから更に勘違いされそうなことを言ったことに気付いた。
あ、やばい、え○えっちけーで感動系のドキュメンタリーとかにされそうなこと言った今。
案の定、おじさんは目頭を押さえていかにも健気で純真な少年(笑)を見るような目でオレを見てる。
や、やめてくれー!オレの良心が……。
これもう何言っても健気(笑)な方向に勘違いされるパターンだ。
勘違いものは本人が気付かないから成立するんだよ!
勘違いされてることに気付いてるのに訂正できないと良心と羞恥心が苛まれる……。
「え、えっともうなにもないなら戻ります!」
もはやここまで来たら三十六計逃げるに限る。
失礼は承知だが、オレはニホンノブンカに疎いので仕方ない。
ゆっくりとドアが閉じきった時、ほっと息を吐いた。
思ったよりもずっと良い子だった。
暗い過去があるのに、それを全く感じさせず、誰かと協力して戦えることに喜ぶような子。
そんな子でも警戒をしなくてはならないのが組織というものだった。
大人になってからというもの、どうしてもこういった事が起きる。
「せめて、このサイドエフェクトさえ無ければな……」
前もって渡されていた資料に書かれたサイドエフェクトは、純真な少年に対して気を緩めるなと戒めるように存在した。
【対人戦闘】
そのサイドエフェクトは本来、ネイバーと戦う上では全く必要のないものだった。